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其の九 淫獄転生 其の参 稚児愛玩 其の弐
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……処で、そんな都の北には、まるで都の枕の様に東西に小高い山が伸びていて、其の南の斜面の中腹には、有名な京の都の清真水寺の本堂舞台、つまり清真水の舞台の様な木造建築物が、大小無数に建ち並んでいたのです。
……そんな、大小様々な本堂舞台は、全部で数千も有り、建物同士は屋根付きの階段や廊下で縦横無尽に結ばれていて、まるで山の斜面一面に造られた寺院迷宮の様に、南に広がる都を見下ろしていたのでした。
……然も、建物毎に時空間が異なっており、或る舞台からは周囲の舞台を含めて満開の桜に覆われた春の日中の中、全裸の上に半透明の着物を羽織った人の少年少女達が、舞台の板床の上で、素足で優雅に永遠の舞を舞い続けていたのです。
……そして、其の舞台を去って、屋根の有る渡り廊下をミシミシと音を立てて渡り、隣の本堂舞台に移動すると、其の舞台は秋の夕暮れで、周囲は真紅の紅葉に包まれた無数の本堂舞台が見え、其の秋の黄昏の舞台の横から上下に、山の斜面に伸びる屋根付き階段を上がった、上の本堂舞台は春の朧月夜で無数の松明が灯り、微かに桜の香る暖かな風が吹き、逆に屋根付き階段を降りた下の本堂舞台は雪の舞う無音の銀世界が広がっていたのでした。
……そして、そんな四季昼夜晴雨色取り取りの、大小無数の本堂舞台の板床の上では、全裸の上に半透明の着物姿の人の少年少女達が、舞を舞い続けていたのです。
……其れは、寄木時空(モザイク)と呼ばれ、夫々に異なる比較的狭い範囲の、縺(もつ)れ合わせた多数の時空間を、パッチワークかジグソーパズルの様に、無限に組み合わせて、二つの異なる時空間に、同時に並在させていたのでした。
……また、そんな寄木時空構造を、安定的に維持し続ける為に、本堂舞台の下の、山の斜面に垂直に立ち並ぶ木製の太い柱の間には、畳二畳が床の、立方体の透明な結界が無数に浮かんでいて、其の結界内には、一つの透明立方体の中に一人ずつ、全裸の人の少年少女が、畳の上に仰向けに寝かされていたのです。
……そして、そんな稚児達の股間では、人間の幼児に似た尺八小僧(しゃくはちこぞう)と云う妖怪が、仰向けで全裸の稚児の無防備な幼い性器を、淫らに嬲り続けていたのでした。
……妖怪尺八小僧達には、人間の性的快感を増幅したり、幻の性的快感を捏造したり、強制的に性的絶頂させたりする、性的妖力が有って、両足を大きく左右に開かせた全裸の稚児の性器を、執拗に愛撫しては、性的絶頂(オルガスムス)を無限に繰り返させて、其の魔素を集めて寄木時空を維持し続けていたのです。
……本堂舞台の下で、昼夜、数十人から数百人もの全裸の稚児達が、幼い性的絶頂を繰り返しては可愛いらしく身悶え続け、そんな魔素を周囲に放っている全裸の稚児達の裸身は、月の無い深夜でも淡く白く蛍光を放ち、麓の都からでも見える其の無数の白光を、妖怪達は稚児蛍と呼んでいたのでした。
……そして、其の淡い稚児蛍達の白光は、全裸の稚児達が幼い性的絶頂を迎えた時に、一際(ひときわ)美しく、強く輝いたのです。
……幼い稚児蛍達は、飲み食いも排泄もせず、病む事も老いる事も無く、永遠に幼い姿のままで、只(ただ)、可愛らしく性的絶頂を繰り返し続けていたのでした。
……そんな、大小様々な本堂舞台は、全部で数千も有り、建物同士は屋根付きの階段や廊下で縦横無尽に結ばれていて、まるで山の斜面一面に造られた寺院迷宮の様に、南に広がる都を見下ろしていたのでした。
……然も、建物毎に時空間が異なっており、或る舞台からは周囲の舞台を含めて満開の桜に覆われた春の日中の中、全裸の上に半透明の着物を羽織った人の少年少女達が、舞台の板床の上で、素足で優雅に永遠の舞を舞い続けていたのです。
……そして、其の舞台を去って、屋根の有る渡り廊下をミシミシと音を立てて渡り、隣の本堂舞台に移動すると、其の舞台は秋の夕暮れで、周囲は真紅の紅葉に包まれた無数の本堂舞台が見え、其の秋の黄昏の舞台の横から上下に、山の斜面に伸びる屋根付き階段を上がった、上の本堂舞台は春の朧月夜で無数の松明が灯り、微かに桜の香る暖かな風が吹き、逆に屋根付き階段を降りた下の本堂舞台は雪の舞う無音の銀世界が広がっていたのでした。
……そして、そんな四季昼夜晴雨色取り取りの、大小無数の本堂舞台の板床の上では、全裸の上に半透明の着物姿の人の少年少女達が、舞を舞い続けていたのです。
……其れは、寄木時空(モザイク)と呼ばれ、夫々に異なる比較的狭い範囲の、縺(もつ)れ合わせた多数の時空間を、パッチワークかジグソーパズルの様に、無限に組み合わせて、二つの異なる時空間に、同時に並在させていたのでした。
……また、そんな寄木時空構造を、安定的に維持し続ける為に、本堂舞台の下の、山の斜面に垂直に立ち並ぶ木製の太い柱の間には、畳二畳が床の、立方体の透明な結界が無数に浮かんでいて、其の結界内には、一つの透明立方体の中に一人ずつ、全裸の人の少年少女が、畳の上に仰向けに寝かされていたのです。
……そして、そんな稚児達の股間では、人間の幼児に似た尺八小僧(しゃくはちこぞう)と云う妖怪が、仰向けで全裸の稚児の無防備な幼い性器を、淫らに嬲り続けていたのでした。
……妖怪尺八小僧達には、人間の性的快感を増幅したり、幻の性的快感を捏造したり、強制的に性的絶頂させたりする、性的妖力が有って、両足を大きく左右に開かせた全裸の稚児の性器を、執拗に愛撫しては、性的絶頂(オルガスムス)を無限に繰り返させて、其の魔素を集めて寄木時空を維持し続けていたのです。
……本堂舞台の下で、昼夜、数十人から数百人もの全裸の稚児達が、幼い性的絶頂を繰り返しては可愛いらしく身悶え続け、そんな魔素を周囲に放っている全裸の稚児達の裸身は、月の無い深夜でも淡く白く蛍光を放ち、麓の都からでも見える其の無数の白光を、妖怪達は稚児蛍と呼んでいたのでした。
……そして、其の淡い稚児蛍達の白光は、全裸の稚児達が幼い性的絶頂を迎えた時に、一際(ひときわ)美しく、強く輝いたのです。
……幼い稚児蛍達は、飲み食いも排泄もせず、病む事も老いる事も無く、永遠に幼い姿のままで、只(ただ)、可愛らしく性的絶頂を繰り返し続けていたのでした。
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