退廃芸術 大展覧会

淀川 乱歩

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第二章 密林の奥、秘密の花園 

魔族の捕虜

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 ……真っ暗な地下迷宮の石畳(いしだたみ)の通路を、白い褌(ふんどし)だけの僕は四つん這いで、ゆっくりと歩いていた。
 ……急に、小便(おしっこ)がしたくなったんだ。

 ……便所(トイレ)の有る部屋へ、四つん這いで向かっていたら、勃起(ぼっき)した僕の仮性包茎(タートルネック)の先端(さき)の、半分露出した亀頭粘膜(グランズ)が褌(ふんどし)と擦(こす)れ続けて、其の刺激(かいかん)で性的絶頂(オーガズム)して仕舞った。
 ……僕は、裸の四つん這いで、褌の中に放尿するのを止(や)められ無かった。

 ……そして、そんな様子を魔物達に見物されて、笑われていたんだ。
 ……ううっ、死にたい。
(魔族の捕虜・肆拾漆)

 ……其の、地下の大迷宮の捕虜の、裸の少年少女達(こどもたち)の為の便所(トイレ)の石畳(いしだたみ)の床の所々には、永遠に燃える小さな炎が燃えていたのです。
 ……そして、そんな性錬金魔術(シャクティ)で不老不死化されて、飲み食いも排泄もし無くなった裸の少年少女達(こどもたち)が、時々、少年も少女も迷宮の魔物達に命じられて、白い薄布の褌(ふんどし)を素っ裸の腰に締(し)めさせられたのでした。

 ……そして、魔物の魔術師が、性錬金魔術(シャクティ)の真水錬成(クリエイト・ウォーター)の真言(マントラ)を唱(とな)えたのです。
 ……すると、素っ裸の腰に褌だけの、其の少年や少女の膀胱(ぼうこう)を見る見る限界まで丸く、大きく真水が膨(ふく)らませたのでした。

 ……そして、そんな素っ裸に褌だけの少年や少女は、地下迷宮の厠(トイレ)の有る部屋まで、回廊の石畳(いしだたみ)の上を、四つん這いで這(は)って行く様(よう)に命令されたのです。
 ……素っ裸の腰に褌だけの少年や少女は、自然に裸の胸の両乳首と、少年は陰茎(ペニス)、少女は陰核亀頭(クリトリス)を固く勃起(ぼっき)させて仕舞い、真っ暗な地下の冷たい石畳の上を、ゆっくりと四つん這いで這って行ったのでした。

 ……しかし、必ず途中で、尿失禁(おもらし)して仕舞(しま)ったのです。
 ……そんな、地下迷宮の廁(かわや)の石畳(いしだたみ)の床には、所々に小さな炎が燃えていて、少年少女達(こどもたち)が其の温かな炎の前で両足を大きく開いて、お小水(おしっこ)に濡(ぬ)れた褌(ふんどし)を乾かしていたのでした。
(魔族の捕虜・伍拾参)

 ……裸マントの元王子の少年。
(魔族の捕虜・伍拾肆)

 ……暗い、地下の迷宮の石畳(いしだたみ)の部屋の中で、夢中になって自慰(マスターベーション)をしていた。
 ……ふと、気付くと、僕の左右の背後から幼い男の子達に見られていた。

 ……でも、性的絶頂(オルガスムス)が近かった僕は、扱(しご)いている手を止められ無かった。
 ……そして、性的絶頂(オーガズム)に痙攣している裸の僕は、小さな男の子達に拍手されて仕舞ったんだ。
(魔族の捕虜・肆拾陸)


 ……其の素っ裸の少年は、西の国の元王子で、黒髪に小麦色(こむぎいろ)の肌の十二歳の少年だったのです。
 ……そして、そんな黒髪の少年を、先日、精通(せいつう)させたのは、黒髪に褐色の肌の十四歳の南の国の元王子と、金髪に乳白色の肌の十歳の北の国の元王子でした。

 ……実は、三人の常に素っ裸の少年達は、地下の大迷宮の石畳(いしだたみ)と石壁の部屋の一つに、冒険者への生き餌と人質として、魔物達に飼育されていたのです。
 ……そして、そんな少年達は、記憶を消され、幼(おさな)い子供の姿で不老不死化されて、常に素っ裸で地下迷宮の部屋の一つの中に捕えられていたのでした。

 ……そんな、真っ暗な部屋の灯りは、広い室内に数個だけ有る、小さな角灯(ランタン)の中で燃えている、蝋燭(ろうそく)の小さな炎だけだったのです。
 ……しかも、其の蝋燭は永遠に燃え続ける魔法の蝋燭で、炎の甘い香りには強い催淫効果が有ったのでした。

 ……真っ暗な石畳(いしだたみ)と石壁の室内で、素っ裸の少年達の周囲にだけ、其の角灯(ランタン)が床に置かれたり、壁に吊るされていて、素っ裸の三人の少年達の裸身を暗い室内に、明るく目立たせていたのです。
そして、そんな冷たい石畳(いしだたみ)の上に、素っ裸で仰向(あおむ)けに寝た小麦色(こむぎいろ)の肌の少年の裸の胸の乳首を、白い肌の素っ裸の少年が乳児の様に吸って、小麦色の肌の少年を勃起(ぼっき)させたのです。
 ……そして、そんな素っ裸の子供の勃起させられた陰茎(おちんちん)を、褐色の肌の素っ裸の少年の尺八(フェラチオ)で、小麦色の肌の少年の仮性包茎(タートルネック)の包茎(ほうけい)の陰茎(おちんちん)の包皮(ほうひ)は、褐色の肌の少年の唇(くちびる)で大きく剥(む)かれ、未精通(おぼこ)だった小麦色の肌の少年は、鋭敏(えいびん)な薔薇色(ピンク)の亀頭(きとう)の粘膜(ねんまく)を、褐色の肌の少年の舌先で擽(くすぐ)られ続けて、やがて精通(せいつう)させられて仕舞(しま)ったのでした。
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