【R18】超女尊男卑社会〜性欲逆転した未来で俺だけ前世の記憶を取り戻す〜

広東封建

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四章

70-計画

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「いやー、にしてもSラン奴隷さいっこーだなー」

「マジそれ。麻央達、宝クジ当たるよりラッキーだよねー」

 放課後―――優希、実羽、麻央の3人は楽しく語らいながら街を歩いていた。
 Sランクの奴隷を犯す日々に、退屈な日常から充実の学校生活に様変わりした幸運を喜び合っている。

「せやけどなぁ~、昼休みだけやとちょびーっと物足りひんな~」

「ほんとほんとー。
 他の休み時間も交代で相手させちゃうー?」

「うーん、そうしたいんは山々やけどな~。一人の時に抵抗しよったら面倒やないか~?
 相手は拒否権もある訳やし、便所の奴隷とちご自我もある訳やし~」

 少女達は早くも不満を口にし始めている。
 授業中にセックスを求める茜もそうだが、JCの性欲はとてつもない。
 常に、貪欲に、より多くの快楽を味わうことだけに思考が働いているようだ。

「奴隷が女に逆らうとかマジあり得なさ気なんだけどー。
 そんなの正体バラすって脅せば良さ気じゃなーい?」

「せやけどなー、ウチらもあのSランチンポの味覚えてしもうたからなー。
 ボッチん時にチンポ見せ付けられて『言うこと聞けー』言われたら、麻央なんか絶対服従してまうやろ?」

「そっそれはぁ~……確かにぃ」

「もしそないなったら、茜やら他の女に混ざって順番待ちせなあかんのやで~?
 ほんだらウチら一生奴隷の言いなりやー」

 どうやらあくまで自分達の思うがままに、Sランク奴隷を手中に収めたいという腹積もりのようだ。

「―――フッフッフ。
 実はあーしに良い考えがあるんだよ」

「ほんまか優希!?」

「教えて教えてー!」

 突然不敵な笑みを溢す優希に、実羽と麻央が目を輝かせながら顔を近付ける。

「実はあーしのかーちゃんがこの前仕事で、便所行き用の薬を手に入れたんだよ!
 それ使ってあーしらに従順なペットにしてやろーぜ!」

「そ、それ流石にヤバないか……?
 あれ使うと子供出来ひんようなるらしいし……」

「それってかなり危なくなーい?」

 優希のとんでもない提案に、流石の2人も気が引ける様子だ。
 だが優希は興奮した様子で言葉を続けた。

「大丈夫だって! 飲み物にでも混ぜて薄めりゃ大したことないって!
 それよりあいつが快楽中毒になってあーしらに縋り付く姿、見てみたくねーか?」

「た、確かにSラン奴隷がウチらの虜になんのも、悪ぅないな……」

「Sランをキメセク中毒にしちゃうんだぁ……
 すっごぉい、想像したら麻央濡れてきちゃったぁ」

 実羽と麻央が徐々にその気になっていく。

「だろ? そしたらさ、週明けに林間学校あんじゃん?
 確か5、6人で班作れって姫香先生言ってたから、あいつをあーしらの班に入れよーぜ。
 そんでどっかであいつに薬飲ませてさ、なんならあーしらも大人しか使っちゃダメなヤツ飲んでさ―――

 4人で朝までぶっ通しでキメセクしよーぜ!」

「それめっちゃ楽しそーやん!」

「うわぁ~! 麻央達ガチ不良~!」

 3人は快楽を求める余り、完全に不良少女の道を突き進もうとしている。
 この時代においてセックスは最大の娯楽であるため、薬を使ったキメセクは法で認められた、ポピュラーな大人の嗜みとなっていた。
 酒の需要も残ってはいるが、大人達は酒以上にセックスで気持ち良くなれる媚薬類を好み、コンビニに陳列された数多の薬でこの上ない性の快楽を誰でも簡単に味わうことが出来る。
 勿論未成年は禁止されており、購入時は酒タバコ同様に年齢確認が必須。
 だが女性向けのドラッグは何処でも簡単に手に入る故、不良少女達は未成年のうちから手に染める者も少なくない。
 それどころか、かつては「親父から一口飲ませてもらった」などと言って飲酒を自慢するような少年が居たように、親に勧められて家の奴隷とキメセク遊びを経験しているような子もザラだ。

 とはいえ、大人の目を盗んで学校行事中にそれをしようなどという者達は、完全に不良と言って差し支えない。

 そんな不良の卵達を『元は良い子達』などと甘く見ていた俺は、彼女らの企みなど露知らず、間もなく林間学校を迎えようとしていた。


 そして時を同じくして―――

『ガラッ』

「失礼しまーす」

「お、どうした芹川。
 お前が職員室に来るなんて珍しいな」

 放課後俺と別れた後、茜は一人職員室を訪れていた。

「えっとぉ~、圓先生はいますかぁ?」

「櫻川先生ならそこにいるぞ」

 姫華先生が親指で後ろを指す。
 するとそこには席に座ってホロをタイプする圓の姿があった。

「圓先生ぇ~、ちょっといいですか~?」

「あら? 茜ちゃん。どうしたの?」

「えっとぉ……実は、圓先生に相談したいことがあって……」

「相談……?」

 茜が神妙な面持ちで視線を逸らすと、何かを悟った圓はすぐにホロを閉じる。そして―――

「良かったら、外で話そっか」

 圓はニコリと微笑み、職員室の外へと茜を促した―――



「それで―――相談っていうのは、游助君のこと?」

 屋上へと続く階段の最上階で、二人は向き合っていた。

「は、はい……」

「そう……游助君との間に何かあったの?」

 中々切り出し難そうな茜に対し、游助に関する相談であることに察しが付いていた圓が膝を曲げ、優しく問い掛ける。
 すると圓の教師らしい振る舞いに気が軽くなったのか、暗い顔で俯いていた茜が意を決したように頭を上げた。

「じ、実は最近、こんなことがあって―――」

 茜は游助の身に起こった事の顛末を、一つずつ、声を震わせながら語り始めた―――
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