【R18】超女尊男卑社会〜性欲逆転した未来で俺だけ前世の記憶を取り戻す〜

広東封建

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三章

43-教育実習生

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「―――それじゃあ来週から教育実習の先生が来るからな~。
 皆しっかり言うことを聞くんだぞー」

「「はーい」」

 その日のHRで、姫華先生の口から教育実習なる懐かしい言葉が飛び出した。

(教育実習か~。てことは現役大学生が学校に来るのか……
 昔は美人な先生が来ないかワクワクしてたなぁ~)

 かつて高校生だった頃を思い出しながら、俺は思わずニヤニヤと笑みを溢した。
 今の時代は美人ばかり故、教育実習生も皆美人揃いであることが確定的だ。
 そんな教育実習生を眺めながら授業を受けられるとは、何とも幸せなことだろうか。

 だがここで一つ、俺の中で気掛かりなことが脳裏に過ぎった。

(あれ……てことは、常に2人の先生が授業に付くのか……?
 しかも教育実習生って大体……教室の後ろに立ってたよな……?)

 俺の顔がみるみる焦りに染まっていく。
 今までは一番後ろの席ということで、周りの目を気にせず好き放題なことが出来ていた。
 だが後ろに教育実習生がいるとなる、迂闊なことは出来なくなってしまう。

 恐る恐る右隣に目を向けると、そこには先程まで精液の残り香に幸せそうな表情を浮かべていた茜が一転、今にも泣き出しそうな顔でこちらを見ていた―――



「ど、どうしよう~~~!
 教育実習生なんて来たら、授業中にエッチ出来なくなっちゃう~~~!」

「こ、声が大きいって……!」

 誰も居なくなった放課後の教室で、俺と茜は今後に向けて話し合いの場を設けていた。
 今日まであんなに性を謳歌していたのに、それをいきなり奪われてしまうとなると、動揺するのも当然だった。
 慌てふためく茜を何とか宥めてはいるものの、俺だって茜とセックス出来なくなるのは嫌だ。
 茜の学力の方も気になるが、今はそんなことよりもいつでもセックス出来る自由を奪われることの方が問題だ。

「と、とにかく来週になってみないと分からない!
 ひょっとしたら教室の前に居るかもしれないし、来週になってから対策を考えよう……!」

「そんなぁ~~~! 来週になってやっぱり出来ないってなったら、あたし死んじゃうよぉ~~~!」

 茜が大袈裟に嘆きながら、わんわんと涙を溢す。

 死ぬというのは流石に言い過ぎだが、それでもその悲しみは想像に難くない。
 俺達のように性欲盛んな少年少女がこの上ない快楽を知った後では、その悦びを奪われるのは耐え難い苦痛だ。

「ああもう泣くなよ茜……
 今からチンポ入れてやるから、セックスしながら考えよう、な?」

「うん……グスッ……来週も一杯してくれる?」

「ああ、勿論だよ。来週も学校でハメまくってやるから」

 俺達は不安な気持ちを掻き消すように唇を重ね、誰も居ない教室で身体を交わらせた。


『パンッパンッパンッパンッ』


「ああっ! ぜ、絶対だよ!? 絶対一杯エッチしてよ!?」

「ああっ! 絶対に辞めるもんかっ!
 何が何でもセックスしてやるっ! こんなっ気持ちいいこと……辞められる訳ねえだろ!」

「無理! ぜぇっっったい辞めらんない!
 こんなにすんっっごい気持ちいいこと我慢なんてっ、無理いぃぃーーーっ!」

「絶対セックスしてやる……! 」

「絶対セックスッ……するぅーーー!」

 セックス、セックス、セックス……

 この快楽が奪われる不安から、俺達は狂ったように互いの身体を打ち付け合った。

 だが、俺達は残酷な形で現実を迎えることとなった―――



 ―――翌週、教育実習生が学園に訪れる日がやって来た。
 あれから俺と茜は毎日ひたすらヤりまくり、今日という日に備えた。

 皆が楽しそうに談笑する中、俺と茜は緊張した面持ちで席に座っている。

「ちょっと游子~?
 今日はなんだか元気無さそうね~。それに茜まで」

「そ、そんなことないよ」

「べ、別にぃ~? いつも通りだよー?」

 心配そうに声を掛ける乙音に対し、俺と茜は無理矢理平然を装う。
 だがその顔は明らかに引きつっており、乙音は怪訝そうに俺達の顔を見やる。

『ガラッ』

 すると姫華先生が教室へと入ってきた。
 いよいよ運命の時が来た。

「おはようお前らぁ! HRを始めるぞー!」

「きりーつ」

 日直の号令により朝の挨拶が交わされる。
 既に慣れてきた光景だが、今日の皆は教育実習生が来ることへの期待からか、いつもより声が高い。

「それじゃあ以前にも説明した通り、今日から教育実習の先生が来られる。
 櫻川先生ー! こちらへどうぞ!」

『パチパチパチ』

 姫華が教育実習生を招くと、誰からともなく教室が温かい拍手に包まれる。
 すると教室の扉が開き、一人の女性が姿を現した。

「皆ー! この方が教育実習の櫻川先生だ!
 しっかり言うことを聞くように!」

櫻川 圓さくらがわ まどかと申します。皆さん仲良くして下さいね」

 教育実習生が丁寧に挨拶をすると、生徒達からの大きな拍手で迎えられた。

 小麦色の髪が肩上をふわりと舞う。
 優しげな垂れ目の下には涙ボクロが添えられ、小さな唇に塗られたピンクのルージュが妖艶に光る。
 教育実習生らしいスカートタイプのスーツを着込んでいるが、豊満な胸、括れた腰、突き出た尻とその下に伸びる細い足は、今まで見てきたどの教育実習生よりも際立っている。
 背丈は皆より少し高い程度だが、上から下まで抜群のプロポーションは、かつての学校ならば男子生徒全員が一目で恋に落ちていただろう。

 笑顔が輝く小悪魔系美女―――

 そのようなキャッチフレーズが実に似合う、超ド級の魅惑美人に、俺は一瞬にして目が奪われた。
 だが、その浮ついた気持ちも、次に発せられた姫華先生の言葉によってドン底へと突き落とされた。

「それじゃあ櫻川先生には教室の後ろで授業を見学して貰うから、お前ら気を抜くんじゃねーぞー!」



 終わった―――



 僅かな可能性に賭けてみたものの、その希望はあっさりと崩れ落ちた。

 後ろで見張られていては、変なことなど出来ようもない。
 いや、皆オナニー程度なら当たり前にヤッているが、俺は圓先生の前で股間を曝け出す訳にはいかない。
 そして茜も、自慰すら出来ない俺と同じ――いや、それ以上の絶望に打ちひしがれていた。

 仕方ない……こうなったら休み時間にヤりまくるしかない。

 そう覚悟を決め、俺と茜は深く溜息をついた。

 そしてそんな俺の様子を、圓がにこやかに見つめていることに、その時の俺は微塵も気付いていなかった―――
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