【R18】超女尊男卑社会〜性欲逆転した未来で俺だけ前世の記憶を取り戻す〜

広東封建

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二章

34-授業中

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「―――それじゃあホームルームを始めるぞ~。
 灰原、号令」

「きりーつ」

 席に着くとすぐさまホームルームが始まった。
 灰原の号令によって挨拶が交わされる。

 こうして日直が号令を掛ける光景を見ていると、前世の記憶が懐かしく思い起こされる。
 そういえば俺が前世で死んだ日も、俺が日直だった。
 俺と同じ日に日直の灰川にドヤされて―――って、ん? そういえば今日の日直は……灰原?

 灰川乙葉とよく似た名を持つ灰原乙音が号令を掛けている姿を見て、恐る恐る前の方を見る。
 すると前方の黒板風スクリーンには、今日の日直を示す欄に灰原の名前とその横に―――

(お、俺も日直!?)

 比留川という名前もそこにしっかり表示されていた。

(ま、マジかよ……)

 昨日禁句のあだ名を口にして以来ずっと無視されている灰原と日直当番が同じであることを知り、俺は冷や汗を垂らしながら灰原の顔色を伺う。
 すると俺の目線に気付いた灰原は『ギロリ』と睨んだ後、またもや「フンッ」とソッポを向いてしまった。
 どうやら昨日のことをまだ怒っているらしい。

(これは中々に心労を抱える一日になりそうだ……)

 茜と学校でセックスした充足感から一点、俺は憂鬱な気持ちに沈んだ―――


「きりーつ、れー」

 先程号令を掛けた乙音と交代し、今度は俺の掛け声で一限目の授業が開始された。

「ふう……」

 初めての日直というのは中々に緊張するものだが、上手くやれたことに俺は安堵の溜息を付いた。

(さて……一限目は社会っと―――んん?)

 席に座ると、足元に何やら変な気配を感じる。怪しみながら机の下を覗くと―――

「シィーーッ」

 なんとそこには茜が小さくしゃがみながら潜り込んでいた。
 ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら、俺が騒がないように唇人差し指を当てている。

 わざわざ聞かずとも、茜が何をしようとしているのかは容易に想像がつく。
 先程空き部屋で遅刻する程に犯してやり、この後3限目から授業をサボッて俺とセックスするつもりでいるのに、今からここで卑猥な行為に及ぼうというのか。

 茜が目をギラつかせながら、俺のスカートの中へと手を伸ばす。
 俺が履いている女子用のパンツは軽々と下ろされ、股間を顕にされる。

(流石にここではマズイだろ……!)

 そう思いながらパンツを戻そうと手を伸ばす。

 だが、ゴムを握った手はそのままパンツを強引に戻すことなく、茜が引く手に身を任せてしまった。


 ここで、今―――茜が俺にスケベな行為に及ぼうとしている。
 授業中、それも他のクラスメイトや教師がいるこの空間で―――

 先程は人気のない空き部屋で行為に及んだが、皆に見つかるかもしれない状況でエロいことをしたら、一体どれほど気持ちいいか―――

 俺の頭の中で劣情が理性をどんどん退けていく。
 頬を一筋の汗が伝うと共に、口角が徐々に上がっていく。

『レロォッ……』

 茜が淫欲に満ちた笑顔を浮かべながら、肉棒をゆっくりと人舐めする。

『ゾクゾクゾクッ』

 俺の身体に快感と興奮が迸る。
 ここでスカーフに隠された首輪をタップすれば、強制的に茜の行為を拒否することが出来る。
 だが俺の手は首元に伸びることなく、茜の頬をいやらしく撫でた。

 もっと肉棒を舐めるよう催促するように―――

 俺の合図を受け取った茜は、『ジュルルッ』と音を立てて俺の肉棒に舌を這わせた。
 一瞬、茜の立てた音にビクッと緊張が走ったが、幸いにも周りの生徒達が気付いている様子はない。
 というより、既に教室のあちこちから『グチュグチュ』『ヌチュヌチュ』といったように、アソコを弄る女子達から放たれる卑猥な音が鳴りまくっていたため、茜のフェラ音が特段目立つこともなかった。

 俺は授業の内容も程々に、女子達のオナニー姿を眺めながら、股間から昇る感覚に集中した。

『ジュルルッジュボッジュボッ』

 ああ、気持ちいい―――

 昨日はこの授業中の光景を悶々とした気持ちで眺めていたが、今は快感と共にそれを愉しむことが出来る。

 時折机の下を覗き込んで茜の様子を伺う。
 すると茜は手で自分の股に挿さるバイブを掻き回しながら、一心不乱に俺の肉棒にしゃぶりついている。

 皆が真面目に授業を―――とは言えないが、授業中にオナニーしているクラスメイト達を他所に、フェラをされながら授業を受ける至福。
 しかもその相手は○学生。

 もし男であることが周知の事実であったら、周りの目などお構いなしにクラスメイトを片っ端から犯して回ることも出来たかもしれない。
 それどころか拒否権を発動しなければ、授業中だろうが寄ってたかって襲われていたかもしれない。

 それも悪くないが、この背徳感は立場を隠しているからこそ味わえる妙味。

 これはこれで悪くない。
 いや、むしろ最高に気持ちいい。

「―――うっ……!」

『ドピュルッドクッドクッ』

「ンンッ! ンッンクッ……」

 快楽に流されるまま精液をぶちまけると、茜は一滴残らず飲み干していく。

「はぁっ……はぁっ……」

 俺は声が漏れないよう机に突っ伏したまま、快感の余韻に浸った。

 ああ、気持ちよかった―――

 この上ない満足感に満たされながら、茜を労おうと下を見ると―――

「んんっ……」

 先程まで俺の股間に顔をうずめていた茜が、今度は手足を地面に着けた状態で尻を俺の方に向けていた。

(嘘だろ……? こいつ……この状態で挿入れるつもりか?)

『クチュッ』

 既に茜の膣からはバイブが抜き取られており、ヨダレを垂らした穴が俺の亀頭にあてがわれる。

 随分と器用な真似をやってのけるものだ。
 こちら側から見ると机の下から桃尻が飛び出すような、なんとも淫猥かつ間抜けな光景が広がっている。
 かなり無理な体勢を取っているように思えるが、本人は全く苦に感じている様子もなく、鼻息荒く俺の股間を見やりながら、必死に狙いを定めている。

『ズブブッ……』

「ンンッ……!」

 そしてとうとう茜のロリマンコが俺の巨根を飲み込んでしまった―――

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