【R18】超女尊男卑社会〜性欲逆転した未来で俺だけ前世の記憶を取り戻す〜

広東封建

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二章

20-プレイルーム

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「こちらが礼子様の寝室です。そしてあちらが―――」

 その後もメイド長の美香の案内で、俺は礼子の広い屋敷をくまなく見て回った。
 風呂は屋内、屋外、寝室、メイド用、奴隷用と5つの風呂場に加え、高温サウナ、ミストサウナまである。
 庭も先程通った表の庭以外に、和風な中庭、そしてプール付きの裏庭がどれも広々と用意されていた。
 また、シアタールームやジム、テニスコート、バー等様々な娯楽用の設備も完備されている。
 だが中でも一番凄かったのは―――

「ここが礼子様のプレイルームです」

 無表情で説明する美香の口調からは想像もつかないほど、淫靡な空間がそこに広がっていた。

 ピンクのカーテンに包まれた大きなベッド。
 そこには天井から吊るすための金具とロープが括り付けられている。
 ベッドの背には一面鏡張りの壁が広がっており、室内をくまなく映し出している。
 更に横の壁には女が男を犯している様子を描かれた絵画がデカデカと飾られ、その下に置かれる棚には太いバイブ、ローター、アナルプラグ、コックリング、鞭、手錠、蝋燭、縄、注射器、錠剤、粉末、薬瓶、浣腸器、ペニスバンド等……性行為を愉しむための玩具や道具が無数に置かれていた。
 天井を見上げると至るところにカメラが設置されており、常にプレイを撮影出来るようになっている。

 その他にも人を固定するような機械仕掛けの謎の椅子が2台向き合った状態で置かれており、試しにスイッチを押して見ると―――

『ガシュンガシュンガシュンガシュンッ!』

 突然椅子が前後に高速で動き出した。
 この動きから察するに、恐らく身体を動かさずとも永遠に挿入時のピストン運動を続けられる仕組みになっているのだろう。

 先程見た薬物を投与された奴隷が、同じく薬を摂取して興奮と感覚が最高潮に高まった礼子のアソコの中で永遠に果て続ける姿を想像し、俺はブルッと身震いした。
 それにしても―――

「この器具はこのように使います」

 美香が涼しい顔で一つ一つの器具の使い方を説明してくるのには、どうにも居心地の悪い感覚を覚えてしまう。

(この人は何にも思わないのだろうか……)

 俺が不思議そうに美香の顔をジロジロ見ていると―――

「―――如何なさいましたか? 游助様」

「い、いや別に! 何でも……!」

 美香に視線がバレてしまい、俺は慌てて何事もないかのよう振る舞った。

(にしてもこの人……メチャメチャ美人だな)

 改めてよく見ると美香は他のメイド達と比べても、一つ飛び抜けた美貌を有している。

 銀髪の長い髪は後ろで丁寧に結ばれ、無表情ながらに大きな目と小さな口、そして可憐な佇まいは思わず目を惹きつけられる。
 更にメイド服も相まって、まるで西洋の人形のように美しく、気品がある。

(こんな人でも奴隷とセックスするのだろうか……)

「み、美香さんはこの部屋を見てても、その……変な気持ちになったりしないの?」

 素朴な疑問から、俺は思わず不躾な質問を口に出していた。

「はい。先程奴隷と行為を済ませてきましたので。ですが―――」

「ブッ―――」

 まだ説明の途中だったようだが、美香からの予想だにしない回答に、俺は勢いよく吹き出してしまった。

(や、やっぱ美香さんみたいな人でもセ、セックスするのか……)

 その可憐な姿からは想像もつかない淫乱な姿を思い浮かべ、何やら悶々とした感情が沸き起こってくる。

「ていうかさっきから、この部屋凄い甘い匂いがするんだけど……
 匂いを嗅いでると……なんだか……」

 何やらその悶々とした感情が徐々に高まってくることに、俺は妙な違和感を覚える。

「ええ、この部屋には常に性欲と性感を高めるお香が焚かれておりますので」

「ま、マジで……?」

 部屋の匂いが催淫のお香のものだったと知り狼狽えるが、お香のせいで妙に思考がボンヤリしてきてしまう。

「じゃあ……美香さんも興奮してるの……?」

「はい、しております」

 言葉の割に先程までの無表情と冷静な口調は変わっていないが、よく見ると美香の頬が赤らみ、呼吸が早くなっているようだ。

「そっか……セックスしたいの?」

「はい、したいです」

 色味のない返事だが、姿勢を崩さない美香の足には液体が伝い始めていた。
 そして俺の目を真っ直ぐに見るその瞳には、無愛想な中に情欲に満ちた渇望が垣間見える。

「じゃあ……セックスする?」

「っ……それは……礼子様専用のお部屋なので……」

 一瞬、美香の眉毛がピクリと動いたが、すぐさま事務的な対応に切り替わる。
 だが先程とは比べ、ピクピクと身体が小刻みに動き、股の前でギュッと強く手を握っている。

 そんなお人形のように綺麗な美香が情欲を堪える姿に、俺は堪らない興奮を覚えた。

「そっか……でもこの部屋は俺が使っても良いんだよね……?」

「はい。礼子様のお申し付け通り、游助様はどのお部屋をお使いいただいても構いません」

「じゃあ……俺がここでセックスしたくなったら、メイドとセックスして良いんだよね……?」

「……はいっ……っ結構で、ございます」

 俺の言葉に美香も期待が高まっているのか、どんどん息が荒くなっていく。
 徐々に目が潤み、無表情だった顔がトロンと蕩けていく。

「そっかぁ……じゃあ、今から俺とここでセックスしよう、美香さん」

「―――はい。します……してください」

『シュルツ』

 俺の誘いの言葉を受けた瞬間、美香は迷わず服を脱ぎ捨てた―――


『パンパンパンパンッ!』

 プレイルームのベッドの上で、俺は卑猥な音を鳴り響かせていた。

「ああぁあっ! いっイイですっ! とてもイイです游助様っ! すっ素晴らしい快感がっ次々に、おっ襲……ぉおおお!」

 先程まであんなに無愛想だった美香が、俺にバックから責められ喘ぎまくっている。
 妙に説明じみたその口調は変わっていないが、いちいち快感を説明してくる美香の言葉に新鮮な興奮を覚え、更にはお香の効果で股間も普段より敏感になり、俺は無我夢中で腰を振りまくった。

 まるでドールのような、アニメの世界からそのまま出てきたような銀髪の美女が快楽に悦び狂うギャップには、思わず凌辱的な欲求が沸き起こる。

「―――はぁっはあっ、な、なあっ! 美香さんは一日に何回セックスしてるんだ!?」

『ズチュッグチュッズニュッ』

 美香のアソコを肉棒で掻き回しながら、俺は質問を投げる。

「あぁん! ああぁん! わっ……分かりませんんっっ!」

「分からないって……そんなこたねえだろっ!」

『パァンッ!』

 俺の恥ずかしい質問にはぐらかそうとしているのか、答えない美香の尻を強く叩いて責め立てた。

「ああっ! すっすみませんんっ……! ほ、本当に分からないんですっ!
 あぁん! ……お、お仕事のない時間は、ず、ずっと……ずっとしておりますので!」

「ずっと!? ずっとって何をだよ! セックスする暇もなく何か別の仕事をしてるのか!?」

『ズパンッズパンッズパンッ!』

 尚もちゃんと答えようとしない美香に対し、子宮の奥を我武者羅に打ち付けまくる。

「ああーーーっ! あぁあーーー!! セ、セックスですぅ!! ずぅっとセックスしてますうぅぅーーーーっ!!」

「は!? ずっと!? おま……暇な時はずっとセックスしてんのか!?」

「はいぃーーーっ! イッイグッ! イグウゥーーーッ!」

 美香の口から予想外の回答が飛び出し、美香はそのまま激しく絶頂した。

「―――ははっ! お前、そんな真面目そうな顔してとんだドスケベかよ! そんなんでよくメイド長が務まるな!」

『パンパンパンパンッ!』

 美香の淫乱な本性に興奮し、俺は美香がイッても尚アソコを責め続けた。

「んあぁっ! す、少しでも長くセックスがしたくて、む、無心で仕事を終わらせていたら……! き、気付いたら誰よりも仕事が早くなって……!
 そ、それでメイド長となりましたぁあああーーーっ!」

 なんと。美香が無表情のまま淡々と仕事を行っていたのは、一秒でも長くセックスをしていたかったからだとは。

「はははマジかよ! なら今は仕事中なのにセックスが出来て最高だな!」

「は、はいっ! 最高です! 最高ですうぅーーっ!」

「そんじゃあ後の部屋は全部セックスしながら回るぞ!
 喜べこの淫乱女!」

「ああーーーっ! ありがとうございますっ游助様あぁーーーっ!」

先程までの可憐な姿とは似ても似つかぬ様相で、美香が悦びの声を響かせた―――
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