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二章
18-カーセックス
しおりを挟む「礼子、たくやの件についてだけど―――」
「分かっておりますわ。
今後たくやさんには游助様とご一緒にわたくしの自宅で過ごしていただきますが、游助様と同様、丁重にもてなすよう、使用人達へ指示いたしますわ。
そして抗精神薬による薬物中毒の治療と、それまでの間の性的なお相手も、わたくしの使用人達が丁寧に行うよう取り計らいますわ」
俺の意図を全て汲み取った礼子の言葉に、俺はホッと安堵する。
これからひとまず俺達は礼子の家で世話を受けることになった。
はじめは俺とたくや、そして俺に付いてくるという礼子の3人が住める家を何処かで借りようと思ったが、Sランクの奴隷が住んでいると知れればどんな輩が襲ってくるかも分からない。
更に狭い家でたくやの介抱をするというのも中々に困難であるということで、セキュリティの万全な礼子の自宅で厄介になることとなった。
こう考えると、礼子が突然俺の目の前に現れ俺と交わることとなったのは、かなり幸運なことだったと、今更ながらに思う。
「色々ありがとうな、礼子」
ふと気付けば、礼子への謝辞が自然に漏れていた。
「~~~~ッッ! そ、そんな! 游助様にお喜びいただけるだけでわたくしにとっては至福の極みですわ!」
礼子が身を抱えながら、喜びにうち震えている。
つい先程まで奴隷に鎖を付けて引き連れていた女が、こうも変わってしまうとは……
礼子が俺とのセックスを通して感じた幸福感とは、一体どれ程のものだったのか。
あくまで俺が取った、言葉で褒めちぎりながら全身を愛撫するという作戦が、礼子にとっては想像以上にどハマリしたというだけだが、女の価値観を180度変えてしまう自分の性技に我ながら恐ろしくなる。
とはいえ他の女にも俺のテクが通用するのか、試したい気持ちも湧いてくる。
これから通う学園では、女子生徒達に囲まれながら一体どんなプレイで全員堕としてやろうか―――
そんな卑猥な妄想を膨らませていると―――
「で、でも……もし可能であれば、その……ご、ご褒美を頂ければ……」
礼子が顔を赤らめながら、身体をモジモジと揺する。
どうやらまた発情しているようだ。
そういえばと、ふと周りの景色を見渡すと、前後左右を走る車の窓から見える女達は、皆裸になりながら激しく腰を振っている。
車の中では皆好き放題に快楽を楽しんでいるようだ。
中には車を外から丸見えの状態にし、車内で奴隷とセックスする姿を公衆の面前に晒しながら走っている者さえいる。
外からだとまるで骨組みだけの車体の上で男女が入り乱れているように見え、実に間抜けな光景だ。
とはいっても個人で奴隷を連れているのは極わずかのように見受けられる。
窓からチラリと見えた他の車内は、立体的なホログラムに映し出されるAVをオカズに、壁や床から飛び出したアームのようなものでアソコを掻き回されながら喘いでいる女達が殆どだった。
道端でも一人の奴隷を寄ってたかって犯している女達の集団がそこかしこにいる。
男が少ない世の中であるため、礼子のように個人で奴隷を連れ歩けるのはよほど裕福な者だけなのだろう。
その代わり女達はいつでもどこでもオナニーに励み、奴隷がいれば集団で犯しまくるのが当たり前の光景となっている。
そのような中では、何もしていない自分達の方がまるでおかしな存在のように思えてきてしまう。
礼子の我慢もそろそろ限界といったところか―――
「そうだな―――なぁ礼子、車のボディをを外から見えるように出来るか?」
俺は先程見かけた透明カーのように、車の外観を変更するよう命じた。
「は、はい! あの、もしや……道行く者らの面前でわたくしを可愛がってくださるのですか……!?」
礼子が空中に操作面を浮かばせ、逸る気持ちを抑えられない様子で車を操作する。
すると中からの様子は何も変化はないが、外を歩く者達がチラリとこちらに目を向けてくる。
俺が歩く女に目を向けると、車越しなのに相手も俺の目線に気付いたようで、口元を押さえながら隣の女と俺を指差し、キャッキャと騒いでいる。
どうやら車が外からも丸見えとなったようだ。準備完了だ―――
「―――さぁ、俺が女を無茶苦茶に犯しまくる様子を皆に見せつけるぞ、礼子」
先程のような甘いセックスをしてやるつもりは微塵もない。
俺はただひたすら自分が気持ちよくなるためだけに奴隷が女を犯す様を道行く女達に見せてやろうと、礼子の腕を取りその身を強く引き寄せた―――
『パンッパンッパンッパンッ!』
「ああぁああん! ぎもぢいいぃん! ぎもぢイィーーーっ!」
『ドピュッ! ドクッッ!』
それから車に乗っている間、俺はひたすら礼子の膣を責め立てていた。
隣ではたくやが眠っていたが、調教場を出る前に飲まされた眠剤のお陰で目を覚ます心配はなかったため、礼子の尻を嫌というほど突きまくってやった。
「あ、ああ……ゆ、游助様……き、きもち……きもちひいぃ……」
調教場では俺の褒め言葉と愛撫、そしてスローセックスに心を堕とされた礼子だったが、既に俺に心酔し切っているためか、激しい責めにも涙を流しながら悦んでいる。
というよりむしろ肉体的快楽という点では、先程よりも強い快感を味わえているようだ。
俺のモノとなって心が満たされ、そこに強烈な肉体的快楽が合わさり、人智を超えた快感を礼子の身体にもたらしていた。
『グリュッグリュッグニュニュッ』
「んごっ……んぉおおっ! んおぉおおんほおおん!」
『プシュッ! プシャッ!』
膣壁や子宮口を肉棒でえぐると、礼子は目を裏返して潮を噴く。
その様子を道行く者達が、口と股からヨダレを垂らしながら凝視する。
そして狂ったように股を弄り始める。
幼い娘と手を繋いだ優しそうな母親も、俺のセックスに我を忘れ、目口を大きく開きながら子供の手を振りほどいて股を滅茶苦茶に掻き回す。
学校帰りにアイスを食べながら談笑するJKの集団が、俺の荒々しいプレイを見た途端食べかけのアイスを投げ捨てて、車を追い掛けてくる。
その様子にこの上ない優越感と興奮が沸き起こり、俺の股間にも異常な快感が駆け巡った。
(そうだ……礼子と同じように犯されたくて堪らないだろ……
犯してやる……全員犯しまくってやる……ヤッてヤッてヤりまくって、全員俺の肉便器にしてやる……!)
『キィッ』
礼子の家に車が到着してもそのことに気付かぬまま、俺は礼子の身体を乱暴に責め続けた―――
長い行為を終えた後、俺は礼子の屋敷へと案内された。
立派な門構えがまず俺達を出迎え、一体どこまで続いているのか分からない程長い門壁が横に伸びている。
門の前に車が着くと頑丈な扉が自動で開き、中へと進んでいく。
するとそこにはどこぞの貴族の庭園かと見違う程の広大な庭が広がっていた。
綺麗に剪定された木々や芝生、色とりどりの花が咲き乱れる。
その奥には城のような洋風の豪邸が、野に立つ宮殿のように聳え立っている。
「着きましたわ」
礼子に促され、眠ったままのたくやを背に抱えて車を降りると、突如地面が口を開け、車体を飲み込んでいく。
「あ、いけませんわ! すぐに使用人を呼び、たくやさんを代わりにお連れするよういたしますわ!」
「い、いや良いよ! たくやは俺が担いでるから!」
まだ幼い俺の体にはたくやの体が重く伸し掛かるが、親友の体を会ったこともない人間に任せたくない。
とは言っても、予想を超える大豪邸に困惑し、思わず断ってしまったというのが正直なところではあるが。
「そうですか……ではこのまま進みましょう」
『ウイィーーン……」
すると突然床が動き始め、歩くことなく俺達の体が屋敷へと運ばれていく。
(ど、どこまでハイテクなんだよ……)
礼子のVIPさに末恐ろしさを感じながらその背を眺める。
風に髪とファーを靡かせながら、豪華な耳飾りにキラキラと反射する光をその裸体に映し、草花の間を優雅に佇む礼子の姿。
それはまるで天上の楽園に住まい、瑞雲に運ばれ神々の宮殿へと帰趨する女神のように、俺の目に映った。
思えば、礼子程の美人な年上と性的な関係になれるなんて、前世では考えられないような話だ。
俺は目の前に揺れる桃尻に思わず手が伸びそうになるのを堪え、たくやの体をしっかり背負いながら礼子の宅邸へと迎え入れられた―――
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