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雌伏する大毒
2 ウィンタナへ-3-
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「南に回れ! 囲まれてるぞ!」
「お前たち、前に出すぎだ! 死にてえのか!?」
ひっきりなしに交差する銃声の隙間を縫うように、怒声が飛ぶ。
倒壊したビルに身を潜め、彼らは劣勢を覆そうと懸命に戦っていた。
「我々はいい。民間人に負傷者を出すな」
「しかし隊長。彼らは自ら前線に出てきます」
「それを押さえるのも我々の任務だ。いいか? この戦いに市民は関係ない。気持ちだけもらっておくと伝えろ」
ミュラシティの戦いは始まる前から優劣が明らかだった。
起こりは反政府勢力の蜂起。
ならず者集団は政府の敵を掲げながら、市民を巻き込む無差別の攻撃を開始した。
もっともらしい理由をつけて、ただ暴れたいだけの有象無象。
誰もがそう思っていた。
だがそれにしては規模が大きい。
装備も整っている。
鎮圧に向かった政府軍は、彼らの裏に何者かの供与があるとにらんだ。
それは間もなく明らかになった。
政府軍の一部がならず者集団についたのだ。
大量の手土産を持参して。
武器兵器が敵に渡ったことで、政府軍は窮地に立たされた。
この時、民間人の多くが立ち上がった。
皇帝がシェイドに代わり、ようやく平和な世の中が訪れると希望を抱いた彼らは、反政府勢力に強い憤りを感じていた。
自分たちの生活は自分たちで守る!
そんな気概が、ろくに武器も持たない脆弱な勢力となって政府軍を支えた。
「キイル隊長! 07ポイントの防衛線、突破されました!」
「まずいぞ。奥は居住区だ。人民に被害が出る」
「敵、侵攻中!」
「偽兵を使え! 主力がいると思わせて足止めするよう伝えろ! その間にお前たちは居住区に回って防衛線を敷け!」
隊長が命じたとき、彼らの頭上を砲弾が通り過ぎた。
赤と白が等しく混じった光球がはるか後方に落ち、一瞬遅れて爆音が轟く。
裏切者たちは装甲車と航空兵器を持ち出していた。
おかげでキイルたちは正規軍といっても、残り物の貧弱な武装と兵器で応戦せざるを得なかった。
「ここはどうします!?」
「我々で食い止める! 急げ!」
持ち出されたのは武器だけではない。
兵士の多くも武装勢力側に回ってしまっている、
戦況は日に日に悪化し、ミュラシティが制圧されるのも時間の問題となっていた。
隊長はわずかな手勢を引き連れて前線に出た。
とうに住民が避難したあとの市街地は、活気のある廃墟だ。
銃弾がひっきりなしに飛び交い、誰かが倒れ、誰かが死ぬ。
絶え間ない光と音の隙間を縫うようにして、キイルたちは敵陣に向かった。
「…………!!」
その接近に敵が気付く。
しかしそれより早くキイルは懐に飛び込み、腕にはめた装具を起動した。
装具中央にはめこまれた石からミストが供給される。
それは一瞬もしないうちに凝集し、50センチほどの光るブレードを形成した。
青白い光が一閃!
斜め上に振り上げられた刃は、敵兵士の腹から肩を装備ごと斬りはらう!
キイルはさらに返す刃で近くにいた二人を斬り伏せた。
「隊長!」
堆くなった瓦礫の向こうから新手が現れる。
間髪入れず放たれた銃弾がキイルの脇腹をかすった。
部下たちが素早く彼の前に躍り出て撃ち返す。
「隊長、しっかり!」
数秒の銃撃戦を制したのはキイルたちだった。
「情けない声を出すな。かすった程度だ」
心配を叱責で返した彼は、ほのかに青く光る掌を傷口に押し当てた。
淡い輝きが銃創を覆い隠す。
しばらくすると傷口はふさがり、出血の跡だけを残した。
「魔法だ。使えると便利だぞ」
中央とちがい、地方の役人や軍人には魔法を使えない者も多い。
かつてはその差は埋められないほど大きなものだったが、現代ではミストを利用した武器や兵器が普及し、魔法の才能は特技や個性の一部となりつつある。
とはいえ魔法が使えるということは、それだけで使えない者に比べて優位であるため、要職に就きやすい、昇格しやすいなどの利点はある。
「…………?」
複数の足音がした。
ガラス片や小石を乱暴に踏み砕くように。
足の置き場を選んでいないような音が繰り返し、繰り返し、風に乗って流れてくる。
「ドールだ。身を隠せ」
キイルたちは廃ビルに隠れた。
命令を送れば瞬時に敵にも味方にもなるドールは、こういう時には厄介な存在だ。
一見するだけでは政府軍の所属なのか、離叛者が持ち出してプログラムを書き換えた個体なのかが分からない。
味方であればいいが、そうでなければ視認された瞬間に撃たれる。
今回は足音のした方向から、どうやら敵のものであるらしいと分かる。
部下たちは壁に張りつき、そっと窓から外を見やる。
割れた窓の向こう。
数体のドールが廃ビルを横切ろうとしている。
キイルは音を立てないよう、部下に指で合図した。
意図を理解した彼は身を屈めると、向かい側にあるビルの窓に銃口を向けた。
一秒……二秒……。
足音はどんどん大きくなる。
ドールたちは彼らに気づいていない。
銃口を上に向け、中層階の窓に狙いをつける。
前を歩くドールがキイルたちの前を通り過ぎようとしている。
――今だ、撃て!
無言の合図を受け、彼は引き金を引いた。
放たれた光弾がビルの窓を吹き飛ばす。
破砕音とともにガラス片が飛び散る。
一瞬遅れてドールたちがビルを見上げる。
キイルたちが躍り出る!
陽光を受けてきらきらと輝くガラス片が降り注ぐ、その隙間を――。
光刃と光弾が入り乱れた。
中空を仰いでいたドールがカメラを水平に向けたとき、すでにその頭部と胴体は斬り離されていた。
わずかに反応が早かった個体が迫りくる一団に銃口を向けるも、キイルたちの行動のほうがずっと速い。
ほんの数秒の一方的な奇襲は、彼らに無傷の勝利をもたらした。
「隊長、通信です!」
キイルは嫌な予感がした。
居住区が攻撃を受けたのでは……?
じわりと浮かんだ汗が頬をつたう。
「良い報せです! 間もなく援軍が到着します!」
不安を吹き飛ばすように、部下が明るい声で言った。
「お前たち、前に出すぎだ! 死にてえのか!?」
ひっきりなしに交差する銃声の隙間を縫うように、怒声が飛ぶ。
倒壊したビルに身を潜め、彼らは劣勢を覆そうと懸命に戦っていた。
「我々はいい。民間人に負傷者を出すな」
「しかし隊長。彼らは自ら前線に出てきます」
「それを押さえるのも我々の任務だ。いいか? この戦いに市民は関係ない。気持ちだけもらっておくと伝えろ」
ミュラシティの戦いは始まる前から優劣が明らかだった。
起こりは反政府勢力の蜂起。
ならず者集団は政府の敵を掲げながら、市民を巻き込む無差別の攻撃を開始した。
もっともらしい理由をつけて、ただ暴れたいだけの有象無象。
誰もがそう思っていた。
だがそれにしては規模が大きい。
装備も整っている。
鎮圧に向かった政府軍は、彼らの裏に何者かの供与があるとにらんだ。
それは間もなく明らかになった。
政府軍の一部がならず者集団についたのだ。
大量の手土産を持参して。
武器兵器が敵に渡ったことで、政府軍は窮地に立たされた。
この時、民間人の多くが立ち上がった。
皇帝がシェイドに代わり、ようやく平和な世の中が訪れると希望を抱いた彼らは、反政府勢力に強い憤りを感じていた。
自分たちの生活は自分たちで守る!
そんな気概が、ろくに武器も持たない脆弱な勢力となって政府軍を支えた。
「キイル隊長! 07ポイントの防衛線、突破されました!」
「まずいぞ。奥は居住区だ。人民に被害が出る」
「敵、侵攻中!」
「偽兵を使え! 主力がいると思わせて足止めするよう伝えろ! その間にお前たちは居住区に回って防衛線を敷け!」
隊長が命じたとき、彼らの頭上を砲弾が通り過ぎた。
赤と白が等しく混じった光球がはるか後方に落ち、一瞬遅れて爆音が轟く。
裏切者たちは装甲車と航空兵器を持ち出していた。
おかげでキイルたちは正規軍といっても、残り物の貧弱な武装と兵器で応戦せざるを得なかった。
「ここはどうします!?」
「我々で食い止める! 急げ!」
持ち出されたのは武器だけではない。
兵士の多くも武装勢力側に回ってしまっている、
戦況は日に日に悪化し、ミュラシティが制圧されるのも時間の問題となっていた。
隊長はわずかな手勢を引き連れて前線に出た。
とうに住民が避難したあとの市街地は、活気のある廃墟だ。
銃弾がひっきりなしに飛び交い、誰かが倒れ、誰かが死ぬ。
絶え間ない光と音の隙間を縫うようにして、キイルたちは敵陣に向かった。
「…………!!」
その接近に敵が気付く。
しかしそれより早くキイルは懐に飛び込み、腕にはめた装具を起動した。
装具中央にはめこまれた石からミストが供給される。
それは一瞬もしないうちに凝集し、50センチほどの光るブレードを形成した。
青白い光が一閃!
斜め上に振り上げられた刃は、敵兵士の腹から肩を装備ごと斬りはらう!
キイルはさらに返す刃で近くにいた二人を斬り伏せた。
「隊長!」
堆くなった瓦礫の向こうから新手が現れる。
間髪入れず放たれた銃弾がキイルの脇腹をかすった。
部下たちが素早く彼の前に躍り出て撃ち返す。
「隊長、しっかり!」
数秒の銃撃戦を制したのはキイルたちだった。
「情けない声を出すな。かすった程度だ」
心配を叱責で返した彼は、ほのかに青く光る掌を傷口に押し当てた。
淡い輝きが銃創を覆い隠す。
しばらくすると傷口はふさがり、出血の跡だけを残した。
「魔法だ。使えると便利だぞ」
中央とちがい、地方の役人や軍人には魔法を使えない者も多い。
かつてはその差は埋められないほど大きなものだったが、現代ではミストを利用した武器や兵器が普及し、魔法の才能は特技や個性の一部となりつつある。
とはいえ魔法が使えるということは、それだけで使えない者に比べて優位であるため、要職に就きやすい、昇格しやすいなどの利点はある。
「…………?」
複数の足音がした。
ガラス片や小石を乱暴に踏み砕くように。
足の置き場を選んでいないような音が繰り返し、繰り返し、風に乗って流れてくる。
「ドールだ。身を隠せ」
キイルたちは廃ビルに隠れた。
命令を送れば瞬時に敵にも味方にもなるドールは、こういう時には厄介な存在だ。
一見するだけでは政府軍の所属なのか、離叛者が持ち出してプログラムを書き換えた個体なのかが分からない。
味方であればいいが、そうでなければ視認された瞬間に撃たれる。
今回は足音のした方向から、どうやら敵のものであるらしいと分かる。
部下たちは壁に張りつき、そっと窓から外を見やる。
割れた窓の向こう。
数体のドールが廃ビルを横切ろうとしている。
キイルは音を立てないよう、部下に指で合図した。
意図を理解した彼は身を屈めると、向かい側にあるビルの窓に銃口を向けた。
一秒……二秒……。
足音はどんどん大きくなる。
ドールたちは彼らに気づいていない。
銃口を上に向け、中層階の窓に狙いをつける。
前を歩くドールがキイルたちの前を通り過ぎようとしている。
――今だ、撃て!
無言の合図を受け、彼は引き金を引いた。
放たれた光弾がビルの窓を吹き飛ばす。
破砕音とともにガラス片が飛び散る。
一瞬遅れてドールたちがビルを見上げる。
キイルたちが躍り出る!
陽光を受けてきらきらと輝くガラス片が降り注ぐ、その隙間を――。
光刃と光弾が入り乱れた。
中空を仰いでいたドールがカメラを水平に向けたとき、すでにその頭部と胴体は斬り離されていた。
わずかに反応が早かった個体が迫りくる一団に銃口を向けるも、キイルたちの行動のほうがずっと速い。
ほんの数秒の一方的な奇襲は、彼らに無傷の勝利をもたらした。
「隊長、通信です!」
キイルは嫌な予感がした。
居住区が攻撃を受けたのでは……?
じわりと浮かんだ汗が頬をつたう。
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