5 / 115
序章篇
2 罪なき人々の嘆き-3-
しおりを挟む
重くなった袋を担いで町に戻ると、広場に人だかりができていた。
たまに地方の珍しいものを売りに来る行商がいて、お金にゆとりのある層で混雑することがあるが、この日は様子がちがっていた。
「言い訳は無用だ! お前たちは規律違反を犯した!」
軍服を来た数人の男が、若い女性と少女を取り囲んでいた。
「どうか……もう少しだけ待っていただけませんか! 不足分は必ずお納めします!」
つくばった女性が落涙しながら懇願した。
「滞納はいかなる場合でも許されない」
だが男たちは訴えに取り合おうとはしない。
周囲の者は気の毒そうに様子を見守っているが、割って入ろうとはしなかった。
「あの、何があったんですか?」
シェイドは衆人に小声で問うた。
「税金が払えないから財産の差し押さえがあったの。だけど、それでも足りないからって連れて行かれるのよ。かわいそうに……家財全部取り上げられたうえに連行だなんて……お役人もそこまで厳しくしなくてもねえ……」
最後のほうはほとんど聞き取れない声だった。
もし彼らの耳に入ってしまったら政道批判として咎は免れない。
「あいつら、好き勝手しやがって……!」
遠目で観ていたソーマが道具を投げ捨て、飛び出そうとした。
「なにするつもりさ!?」
シェイドが慌てて袖をつかんで制止する。
「決まってんだろ。あの人たちを助けに行くんだよ」
「だめだよ! そんなことしたら僕たちまで捕まっちゃう!」
小声で叫んでからシェイドはちらりと輪の中を見た。
幸い、役人たちはこちらには気付いていない。
「なら見殺しにするのかよ!」
「そうは言ってない!」
シェイドはソーマの肩を掴んでかがませた。
「お前は知らないんだよ。あいつらに連れて行かれた人がどうなるか」
シェイドは現場から目を背けた。
見なかったことにすれば、このまま静かに立ち去れば、何も問題はない、と彼は思った。
(助けられるのなら、とっくに誰かがやってるよ。大人がいっぱいいるのに……)
どうして誰も助けないんだ、とシェイドは思った。
「さあ、来るんだ!」
役人が女性の腕を掴んで無理やり立たせた。
「やめてください」
そばにいた少女が凛とした声で言った。
何度も繕われたようなぼろぼろの服を着ているが、よく通る声と伸ばした背筋が勇ましさを感じさせる。
「私には母しかいません。ここで連行されれば私はどうして生きていけますか? お願いですから、もう少しだけ待ってください」
「生意気なガキだな。お前のことなど知るか。さあ来い!」
男たちは少女をはねのけ、女性を連れ出そうとする。
「ソーマ、だめだって!」
いよいよ我慢できなくなったソーマが衆人を押しのけて前に出た。
「お前はここにいろ」
「待って! 僕も許せないよ。でもやり方がちがう!」
今のソーマは冷静ではない。
後先も考えずに飛び出し、強権的な彼らを殴りつけてしまうかもしれない。
「僕が……行く」
言いながら彼はそうしていた。
「なんだ貴様?」
屈強な男が低い声で言った。
「あ、の……」
シェイドは勇気を出せ、と自分に言い聞かせる。
足は震えているし、極度の緊張と恐怖がまともな発声を許してくれない。
目の前の男の、今日まで何人も殺してきたような視線が少年を竦ませた。
「用がないなら早々と失せろ。それとも死にたいか?」
男は腰にぶらさげた銃をちらつかせた。
政府の威光を振りかざす彼らは、いつでも発砲を許可されている。
理由は後でいくらでもとってつければいい。
「つ、連れて……連れて行くのはやめてください!」
もうどうにでもなれ、とシェイドは思った。
今さら引き返しはできない。
「おい、こいつ死にたいらしいぞ」
役人たちは品のない笑い声で言った。
徴税は役人の中でも低級の者があたる。
初めて手にする権力に振り回されてか、あるいは上級職から受ける重圧を発散するためか、この職位にある連中は品行卑しい者が多い。
シェイドは担いでいた麻袋をおろし、中を彼らに見せた。
「小さいけど5キログラムはあります!」
アメジストの輝きが役人たちを照らした。
(なにやってんだ、あいつ……?)
見守っていたソーマは、彼に危険が迫ればいつでも飛び出せるよう準備していた。
「何の真似だ?」
「この人たちに譲ります。それで……なんとかなりませんか?」
「きみ、どういうつもりなの?」
袖を引っ張られてシェイドが振り向くと、少女が困惑したような顔で言った。
質問に答えている余裕はない。
これは最初で最後の交渉になるかもしれないのだ。
「なんだ? これは何の騒ぎだ?」
不意に野次馬の一角が崩れ、そこから長身の女性が姿を現した。
男たちと同じ軍服姿だが、色合いと胸の記章が異なっている。
「官長!」
対応に困っていた男たちは一転、すがるように女の元へ駆けた。
闖入者が上級役人だと分かると、場はさらに緊張感に包まれた。
「――というワケでして。たしかにガキの持っている分があれば足りますが、期限は過ぎているんです。かまわず連行しましょう」
男たちから事情を聞いている間、官長はじっとシェイドを睨みつけていた。
旗色が悪いと感じたソーマは、いよいよ出番かとシェイドの元へ向かおうとした。
だが、彼が一歩を踏み出したとき、
「黙れ、この件が問題かどうかはお前らごときが判断することじゃない」
役人としての威厳や風格をまるで感じさせない彼らに失望したように、女は一蹴した。
一方でシェイドは彼女の威圧的な視線に今にも気を失いそうだった。
「話は聞いたが、お前からも確認しておく。その石はお前のものだな?」
「え……? あ、の……あの……」
「どうなんだ?」
「は、はい! そうです……じゃない、そうでした! でもこの人たちに譲りました!」
かろうじて受け答えはできているが、今の彼は顔面蒼白で全身は滑稽なほど震えている。
「なるほど――」
小さく息を吐き、官長は連行される予定の二人を見た。
母親は恐怖に支配されているようだったが、娘のほうは毅然とした姿勢を崩していない。
「お前たち、テスタ家を支局に連行する途中だったな?」
「は、はい!」
さんざん権威を振りかざしていた役人たちは、彼らが横暴に振る舞ってきた相手と同じように上ずった声で答えた。
「途中であればテスタ家の連行は完了していない。よってこの子が所有する石の所有権移転を認め、当該財産をテスタ家より差し押さえる。連行は中止だ。いいか、中止だ!」
こういった騒動はいつも政府側が法や規則を盾に強引に収束させる。
意外な顛末に場は静まり返っていた。
「この量なら不足分を補うどころか超過が出るな。そこのお前、先に没収した資産は返してやれ。ただし超過した分の石は遅延に対する追徴とする」
シェイドは倒れ込むようにして跪いた。
「あの、ありがとうございます! 本当にありがとうございました!」
テスタ家の二人もその場に膝をついて拝むように謝した。
「次はないと思え」
官長は群衆にも聞こえるように言った後、三人に顔を近づけ、
「お前たちは運が良かっただけだ。二度とこんな真似はするな。いいか、絶対にだぞ」
そう囁き、男たちを伴って引き上げていった。
彼らの姿が見えなくなると、間もなく拍手が巻き起こった。
「信じられない! 役人が黙って帰って行ったぞ!」
脅威が去ってしまえば、野次馬の多くは一種の興奮状態に陥る。
「無茶しやがって。ひやひやしたぜ」
ソーマは不機嫌そうに安堵した。
「僕も、だよ。もう全身汗びっしょりだ……」
気力を使い果たしたシェイドは荒い呼吸を整えるのに必死だ。
「あの、本当にありがとうございます。なんとお礼を言ったらいいか……あなたのおかげで助かりました。先ほどの石は一生かけてもお返しします!」
命を救われた女性は先ほど役人にしたように、卑屈なほど頭を下げた。
「いいですよ、お礼なんて。黙っていられなかっただけですから」
照れ笑いを浮かべた彼は、釈然としない様子の少女と目が合った。
「余計なことをしなくてよかったのに。でもあなたたちに助けられたのは事実だから、お礼は言っておくわ。ありがと」
シェイドたちより少し年長のこの少女は、二人を交互に見ながら言った。
彼女は騒動の中で一歩退いた場所にいたため、最初はソーマが割って入ろうとしていたのを見ていた。
「おいおい、それはないだろ。俺はともかくこいつは命懸けだったんだぜ?」
「だからお礼を言ったんじゃないの」
その後、お礼をしたいと言い張る女性とそれを断るシェイドの間で10分ほど押し問答が続いたが結局、彼女が折れるかたちで終わった。
結果として母娘が救われただけで彼にとっては十分な報酬だった。
たまに地方の珍しいものを売りに来る行商がいて、お金にゆとりのある層で混雑することがあるが、この日は様子がちがっていた。
「言い訳は無用だ! お前たちは規律違反を犯した!」
軍服を来た数人の男が、若い女性と少女を取り囲んでいた。
「どうか……もう少しだけ待っていただけませんか! 不足分は必ずお納めします!」
つくばった女性が落涙しながら懇願した。
「滞納はいかなる場合でも許されない」
だが男たちは訴えに取り合おうとはしない。
周囲の者は気の毒そうに様子を見守っているが、割って入ろうとはしなかった。
「あの、何があったんですか?」
シェイドは衆人に小声で問うた。
「税金が払えないから財産の差し押さえがあったの。だけど、それでも足りないからって連れて行かれるのよ。かわいそうに……家財全部取り上げられたうえに連行だなんて……お役人もそこまで厳しくしなくてもねえ……」
最後のほうはほとんど聞き取れない声だった。
もし彼らの耳に入ってしまったら政道批判として咎は免れない。
「あいつら、好き勝手しやがって……!」
遠目で観ていたソーマが道具を投げ捨て、飛び出そうとした。
「なにするつもりさ!?」
シェイドが慌てて袖をつかんで制止する。
「決まってんだろ。あの人たちを助けに行くんだよ」
「だめだよ! そんなことしたら僕たちまで捕まっちゃう!」
小声で叫んでからシェイドはちらりと輪の中を見た。
幸い、役人たちはこちらには気付いていない。
「なら見殺しにするのかよ!」
「そうは言ってない!」
シェイドはソーマの肩を掴んでかがませた。
「お前は知らないんだよ。あいつらに連れて行かれた人がどうなるか」
シェイドは現場から目を背けた。
見なかったことにすれば、このまま静かに立ち去れば、何も問題はない、と彼は思った。
(助けられるのなら、とっくに誰かがやってるよ。大人がいっぱいいるのに……)
どうして誰も助けないんだ、とシェイドは思った。
「さあ、来るんだ!」
役人が女性の腕を掴んで無理やり立たせた。
「やめてください」
そばにいた少女が凛とした声で言った。
何度も繕われたようなぼろぼろの服を着ているが、よく通る声と伸ばした背筋が勇ましさを感じさせる。
「私には母しかいません。ここで連行されれば私はどうして生きていけますか? お願いですから、もう少しだけ待ってください」
「生意気なガキだな。お前のことなど知るか。さあ来い!」
男たちは少女をはねのけ、女性を連れ出そうとする。
「ソーマ、だめだって!」
いよいよ我慢できなくなったソーマが衆人を押しのけて前に出た。
「お前はここにいろ」
「待って! 僕も許せないよ。でもやり方がちがう!」
今のソーマは冷静ではない。
後先も考えずに飛び出し、強権的な彼らを殴りつけてしまうかもしれない。
「僕が……行く」
言いながら彼はそうしていた。
「なんだ貴様?」
屈強な男が低い声で言った。
「あ、の……」
シェイドは勇気を出せ、と自分に言い聞かせる。
足は震えているし、極度の緊張と恐怖がまともな発声を許してくれない。
目の前の男の、今日まで何人も殺してきたような視線が少年を竦ませた。
「用がないなら早々と失せろ。それとも死にたいか?」
男は腰にぶらさげた銃をちらつかせた。
政府の威光を振りかざす彼らは、いつでも発砲を許可されている。
理由は後でいくらでもとってつければいい。
「つ、連れて……連れて行くのはやめてください!」
もうどうにでもなれ、とシェイドは思った。
今さら引き返しはできない。
「おい、こいつ死にたいらしいぞ」
役人たちは品のない笑い声で言った。
徴税は役人の中でも低級の者があたる。
初めて手にする権力に振り回されてか、あるいは上級職から受ける重圧を発散するためか、この職位にある連中は品行卑しい者が多い。
シェイドは担いでいた麻袋をおろし、中を彼らに見せた。
「小さいけど5キログラムはあります!」
アメジストの輝きが役人たちを照らした。
(なにやってんだ、あいつ……?)
見守っていたソーマは、彼に危険が迫ればいつでも飛び出せるよう準備していた。
「何の真似だ?」
「この人たちに譲ります。それで……なんとかなりませんか?」
「きみ、どういうつもりなの?」
袖を引っ張られてシェイドが振り向くと、少女が困惑したような顔で言った。
質問に答えている余裕はない。
これは最初で最後の交渉になるかもしれないのだ。
「なんだ? これは何の騒ぎだ?」
不意に野次馬の一角が崩れ、そこから長身の女性が姿を現した。
男たちと同じ軍服姿だが、色合いと胸の記章が異なっている。
「官長!」
対応に困っていた男たちは一転、すがるように女の元へ駆けた。
闖入者が上級役人だと分かると、場はさらに緊張感に包まれた。
「――というワケでして。たしかにガキの持っている分があれば足りますが、期限は過ぎているんです。かまわず連行しましょう」
男たちから事情を聞いている間、官長はじっとシェイドを睨みつけていた。
旗色が悪いと感じたソーマは、いよいよ出番かとシェイドの元へ向かおうとした。
だが、彼が一歩を踏み出したとき、
「黙れ、この件が問題かどうかはお前らごときが判断することじゃない」
役人としての威厳や風格をまるで感じさせない彼らに失望したように、女は一蹴した。
一方でシェイドは彼女の威圧的な視線に今にも気を失いそうだった。
「話は聞いたが、お前からも確認しておく。その石はお前のものだな?」
「え……? あ、の……あの……」
「どうなんだ?」
「は、はい! そうです……じゃない、そうでした! でもこの人たちに譲りました!」
かろうじて受け答えはできているが、今の彼は顔面蒼白で全身は滑稽なほど震えている。
「なるほど――」
小さく息を吐き、官長は連行される予定の二人を見た。
母親は恐怖に支配されているようだったが、娘のほうは毅然とした姿勢を崩していない。
「お前たち、テスタ家を支局に連行する途中だったな?」
「は、はい!」
さんざん権威を振りかざしていた役人たちは、彼らが横暴に振る舞ってきた相手と同じように上ずった声で答えた。
「途中であればテスタ家の連行は完了していない。よってこの子が所有する石の所有権移転を認め、当該財産をテスタ家より差し押さえる。連行は中止だ。いいか、中止だ!」
こういった騒動はいつも政府側が法や規則を盾に強引に収束させる。
意外な顛末に場は静まり返っていた。
「この量なら不足分を補うどころか超過が出るな。そこのお前、先に没収した資産は返してやれ。ただし超過した分の石は遅延に対する追徴とする」
シェイドは倒れ込むようにして跪いた。
「あの、ありがとうございます! 本当にありがとうございました!」
テスタ家の二人もその場に膝をついて拝むように謝した。
「次はないと思え」
官長は群衆にも聞こえるように言った後、三人に顔を近づけ、
「お前たちは運が良かっただけだ。二度とこんな真似はするな。いいか、絶対にだぞ」
そう囁き、男たちを伴って引き上げていった。
彼らの姿が見えなくなると、間もなく拍手が巻き起こった。
「信じられない! 役人が黙って帰って行ったぞ!」
脅威が去ってしまえば、野次馬の多くは一種の興奮状態に陥る。
「無茶しやがって。ひやひやしたぜ」
ソーマは不機嫌そうに安堵した。
「僕も、だよ。もう全身汗びっしょりだ……」
気力を使い果たしたシェイドは荒い呼吸を整えるのに必死だ。
「あの、本当にありがとうございます。なんとお礼を言ったらいいか……あなたのおかげで助かりました。先ほどの石は一生かけてもお返しします!」
命を救われた女性は先ほど役人にしたように、卑屈なほど頭を下げた。
「いいですよ、お礼なんて。黙っていられなかっただけですから」
照れ笑いを浮かべた彼は、釈然としない様子の少女と目が合った。
「余計なことをしなくてよかったのに。でもあなたたちに助けられたのは事実だから、お礼は言っておくわ。ありがと」
シェイドたちより少し年長のこの少女は、二人を交互に見ながら言った。
彼女は騒動の中で一歩退いた場所にいたため、最初はソーマが割って入ろうとしていたのを見ていた。
「おいおい、それはないだろ。俺はともかくこいつは命懸けだったんだぜ?」
「だからお礼を言ったんじゃないの」
その後、お礼をしたいと言い張る女性とそれを断るシェイドの間で10分ほど押し問答が続いたが結局、彼女が折れるかたちで終わった。
結果として母娘が救われただけで彼にとっては十分な報酬だった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
異世界に転生したので、とりあえず戦闘メイドを育てます。
佐々木サイ
ファンタジー
異世界の辺境貴族の長男として転生した主人公は、前世で何をしていたかすら思い出せない。 次期領主の最有力候補になるが、領地経営なんてした事ないし、災害級の魔法が放てるわけでもない・・・・・・ ならばっ! 異世界に転生したので、頼れる相棒と共に、仲間や家族と共に成り上がれっ!
実はこっそりカクヨムでも公開していたり・・・・・・
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
乙女ゲームの世界だと、いつから思い込んでいた?
シナココ
ファンタジー
母親違いの妹をいじめたというふわふわした冤罪で婚約破棄された上に、最北の辺境地に流された公爵令嬢ハイデマリー。勝ち誇る妹・ゲルダは転生者。この世界のヒロインだと豪語し、王太子妃に成り上がる。乙女ゲームのハッピーエンドの確定だ。
……乙女ゲームが終わったら、戦争ストラテジーゲームが始まるのだ。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる