【完結】婚約破棄からの絆

 アデリーナ=ヴァレンティーナ公爵令嬢は、王太子アルベールとの婚約者だった。

 しかし、彼女には王太子の傍にはいつも可愛がる従妹のリリアがいた。

 アデリーナは王太子との絆を深める一方で、従妹リリアとも強い絆を築いていた。

 ある日、アデリーナは王太子から呼び出され、彼から婚約破棄を告げられる。

 彼の隣にはリリアがおり、次の婚約者はリリアになると言われる。

 驚きと絶望に包まれながらも、アデリーナは微笑みを絶やさずに二人の幸せを願い、従者とともに部屋を後にする。

 しかし、アデリーナは勘当されるのではないか、他の貴族の後妻にされるのではないかと不安に駆られる。

 婚約破棄の話は進まず、代わりに王太子から再び呼び出される。

 彼との再会で、アデリーナは彼の真意を知る。

 アデリーナの心は揺れ動く中、リリアが彼女を支える存在として姿を現す。

 彼女の勇気と言葉に励まされ、アデリーナは再び自らの意志を取り戻し、立ち上がる覚悟を固める。

 そして――。
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