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第五章 ~邂逅、いずれ世界に知れ渡る将来の三拳姫~
道場訓 三十九 将来の三拳姫の入門式
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【神の武道場】。
それは俺が師匠であった祖父から継承されたスキルであり、一般的なスキルとは違って生物収納系と呼ばれる希少なスキルだ。
何が希少かと言うと、まずスキルの中に入れることだろうか。
気力を一定まで練り上げた状態で、かつ特定の所作をすることでスキルの中へと入れる次元の扉が開かれ、発動した本人と本人が許可した者たちと一緒にスキルの中へと入ることができる。
そして【神の武道場】と呼ばれていることもあって、次元の扉を抜けた先に現れる最初の場所は武道を稽古する武道場だ。
成人した大人が100人以上は入れるほど広い畳敷きの床。
正面の壁の前にはヤマト国の神棚が置かれ、その神棚の右隣の壁には「闘神流空手指南所 拳心館」とヤマト語で書かれた看板が掛かっている。
「こ、ここがスキルの中なのか……」
そんな道場の中を見渡しながら、驚いた声を上げたのはキキョウだった。
「あのときは動揺していてよく見ていませんでしたが、こうして見ると本当にスキルの中とは思えないほどですね」
二度目の来訪だったエミリアも初めて見たように目を輝かせる。
「ホンマでんな。お祖父さまから話は聞いてましたが、こうして中に入らせてもらうとその凄さが改めて分かります。けれどケンシンさま、この【神の武道場】というスキル……居れるのはこの道場だけやないですやろ?」
「分かるのか?」
こくり、とリゼッタは頷く。
「何かしらの条件を満たせば、こことは別な場所へも行けるんとちゃいますか?」
さすがは大教皇の孫娘であるリゼッタだった。
スキルの中にいるというのに、他の2人と違ってまったく動揺していない。
それはなぜか?
俺の祖父から聞いた話によると、リゼッタの祖父である大教皇――エディス・ハミルトンも生物収納系の継承スキルを持っているという。
俺はまだ一度も入ったことはないが、孫娘であるリゼッタならば一度や二度くらい自分の祖父の継承スキルの中に入ったことがあるはずだ。
それゆえの余裕なのだろう。
しかもリゼッタは道場以外の場所へ行くための条件も的確に言い当てた。
これはおそらく、エディス・ハミルトンの継承スキルの中にも同じような条件があったからに違いない。
などと俺が思っていると、3人の中で心身の異常を訴えた者が現れた。
キキョウだ。
がっくりと片膝をつくと、右手で頭を押さえて苦悶の表情を浮かべる。
「おい、大丈夫か?」
俺はキキョウへ駆け寄って声をかけた。
「へ、平気です……ちょっと目眩がしただけですから」
キキョウは笑いながらそう答えたが、どう見ても我慢を誤魔化すための笑みにしか見えなかった。
これはキキョウの魔力に【神の武道場】が反応しているからであり、このまま悪戯に時間が過ぎればキキョウの身体にもっと悪影響が出てくるはずだ。
それに何もせずに時間を浪費すればキキョウだけではなく、他の2人も【神の武道場】からの強制排除の対象になってしまう。
さっさと済ませたほうがよさそうだな。
俺はとりあえずキキョウの身体を優しく起こすと、他の2人にも神棚の前に移動するように言った。
そして神棚の前に移動したあと、上座である神棚を背にするように俺が立ち、その俺の数メートル前に3人を横一列に並ぶように立たせる。
「よし、まずは3人とも俺と同じように正座してくれ」
俺の言うことに素直に従う3人。
そんな3人に俺はこれから行う入門式の手順をざっくりと説明した。
神棚への一礼、道場長である俺への一礼、弟子になる者同士の一礼、そして道場訓の唱和などだ。
ちなみに道場訓が筆記された木版は、神棚の左隣の壁に掛けられている。
その後、神棚への一礼から弟子同士の一礼までを済ませると、一番重要な道場訓の唱和に移った。
「いいか? 道場訓の唱和のさいには滑舌よく、心の底から闘神流空手を学びたいという気概を胸に唱和してくれ。分かったか?」
「はい、分かりました」とエミリア。
うん、いい返事だ。
「はっ、委細承知しました」とキキョウ。
おお、良い目をしているぞ。
「もちろんですわ。何ならケンシンさまへの愛も言いましょうか?」とリゼッタ。
それはいらん。
俺は居住まいを正すと、一つだけ大きな咳払いをして喉の調子を整える。
そして――。
「一つ、我々は――」
俺が道場訓の唱和を始めると、他の3人も同じように続く。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
一つ、我々は空手によって心身を錬磨し 、信実の精神を養うこと。
(空手を真剣に修行することによって心と身体を鍛え抜き、打算がなく誠実な人間になる)
一つ、我々は空手の真髄を極め 、人格形成に努めること。
(空手の道を深く追求することで、人間性の向上発展に努力する)
一つ、我々は質実剛健を以て 、空手の道を突き進むこと。
(飾ることなく真面目に逞しく空手の修行をする)
一つ、我々は空手の修行によって礼節を磨き 、血気の勇を戒めること。
(空手の修行によって礼儀を身につけ、些細なことで怒らず空手家の名に恥じぬようにする)
一つ、我々は生涯の修行を空手の道に捧げ 、人としての道も全うすること。
(生涯において空手の修行を続けていくことで、人間としても完成するような生き方をする)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
これらの道場訓をすべて唱和した直後、神棚に祭られていた円形の鏡から眩い光球が現れた。
やがてその光球は3つに分かれてエミリア、キキョウ、リゼッタの目の前の床に飛んでいく。
3人はあまりの驚きに息を呑む。
なぜなら、自分たちの目の前に飛んできた光球が〝純白の空手着と真っ白な一本の帯〟になったからだ。
「ケンシン師匠……こ、これは?」
エミリアの質問に俺はありのまま答えた。
「空手着と帯だ。それ以外に何に見える?」
それは俺が師匠であった祖父から継承されたスキルであり、一般的なスキルとは違って生物収納系と呼ばれる希少なスキルだ。
何が希少かと言うと、まずスキルの中に入れることだろうか。
気力を一定まで練り上げた状態で、かつ特定の所作をすることでスキルの中へと入れる次元の扉が開かれ、発動した本人と本人が許可した者たちと一緒にスキルの中へと入ることができる。
そして【神の武道場】と呼ばれていることもあって、次元の扉を抜けた先に現れる最初の場所は武道を稽古する武道場だ。
成人した大人が100人以上は入れるほど広い畳敷きの床。
正面の壁の前にはヤマト国の神棚が置かれ、その神棚の右隣の壁には「闘神流空手指南所 拳心館」とヤマト語で書かれた看板が掛かっている。
「こ、ここがスキルの中なのか……」
そんな道場の中を見渡しながら、驚いた声を上げたのはキキョウだった。
「あのときは動揺していてよく見ていませんでしたが、こうして見ると本当にスキルの中とは思えないほどですね」
二度目の来訪だったエミリアも初めて見たように目を輝かせる。
「ホンマでんな。お祖父さまから話は聞いてましたが、こうして中に入らせてもらうとその凄さが改めて分かります。けれどケンシンさま、この【神の武道場】というスキル……居れるのはこの道場だけやないですやろ?」
「分かるのか?」
こくり、とリゼッタは頷く。
「何かしらの条件を満たせば、こことは別な場所へも行けるんとちゃいますか?」
さすがは大教皇の孫娘であるリゼッタだった。
スキルの中にいるというのに、他の2人と違ってまったく動揺していない。
それはなぜか?
俺の祖父から聞いた話によると、リゼッタの祖父である大教皇――エディス・ハミルトンも生物収納系の継承スキルを持っているという。
俺はまだ一度も入ったことはないが、孫娘であるリゼッタならば一度や二度くらい自分の祖父の継承スキルの中に入ったことがあるはずだ。
それゆえの余裕なのだろう。
しかもリゼッタは道場以外の場所へ行くための条件も的確に言い当てた。
これはおそらく、エディス・ハミルトンの継承スキルの中にも同じような条件があったからに違いない。
などと俺が思っていると、3人の中で心身の異常を訴えた者が現れた。
キキョウだ。
がっくりと片膝をつくと、右手で頭を押さえて苦悶の表情を浮かべる。
「おい、大丈夫か?」
俺はキキョウへ駆け寄って声をかけた。
「へ、平気です……ちょっと目眩がしただけですから」
キキョウは笑いながらそう答えたが、どう見ても我慢を誤魔化すための笑みにしか見えなかった。
これはキキョウの魔力に【神の武道場】が反応しているからであり、このまま悪戯に時間が過ぎればキキョウの身体にもっと悪影響が出てくるはずだ。
それに何もせずに時間を浪費すればキキョウだけではなく、他の2人も【神の武道場】からの強制排除の対象になってしまう。
さっさと済ませたほうがよさそうだな。
俺はとりあえずキキョウの身体を優しく起こすと、他の2人にも神棚の前に移動するように言った。
そして神棚の前に移動したあと、上座である神棚を背にするように俺が立ち、その俺の数メートル前に3人を横一列に並ぶように立たせる。
「よし、まずは3人とも俺と同じように正座してくれ」
俺の言うことに素直に従う3人。
そんな3人に俺はこれから行う入門式の手順をざっくりと説明した。
神棚への一礼、道場長である俺への一礼、弟子になる者同士の一礼、そして道場訓の唱和などだ。
ちなみに道場訓が筆記された木版は、神棚の左隣の壁に掛けられている。
その後、神棚への一礼から弟子同士の一礼までを済ませると、一番重要な道場訓の唱和に移った。
「いいか? 道場訓の唱和のさいには滑舌よく、心の底から闘神流空手を学びたいという気概を胸に唱和してくれ。分かったか?」
「はい、分かりました」とエミリア。
うん、いい返事だ。
「はっ、委細承知しました」とキキョウ。
おお、良い目をしているぞ。
「もちろんですわ。何ならケンシンさまへの愛も言いましょうか?」とリゼッタ。
それはいらん。
俺は居住まいを正すと、一つだけ大きな咳払いをして喉の調子を整える。
そして――。
「一つ、我々は――」
俺が道場訓の唱和を始めると、他の3人も同じように続く。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
一つ、我々は空手によって心身を錬磨し 、信実の精神を養うこと。
(空手を真剣に修行することによって心と身体を鍛え抜き、打算がなく誠実な人間になる)
一つ、我々は空手の真髄を極め 、人格形成に努めること。
(空手の道を深く追求することで、人間性の向上発展に努力する)
一つ、我々は質実剛健を以て 、空手の道を突き進むこと。
(飾ることなく真面目に逞しく空手の修行をする)
一つ、我々は空手の修行によって礼節を磨き 、血気の勇を戒めること。
(空手の修行によって礼儀を身につけ、些細なことで怒らず空手家の名に恥じぬようにする)
一つ、我々は生涯の修行を空手の道に捧げ 、人としての道も全うすること。
(生涯において空手の修行を続けていくことで、人間としても完成するような生き方をする)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
これらの道場訓をすべて唱和した直後、神棚に祭られていた円形の鏡から眩い光球が現れた。
やがてその光球は3つに分かれてエミリア、キキョウ、リゼッタの目の前の床に飛んでいく。
3人はあまりの驚きに息を呑む。
なぜなら、自分たちの目の前に飛んできた光球が〝純白の空手着と真っ白な一本の帯〟になったからだ。
「ケンシン師匠……こ、これは?」
エミリアの質問に俺はありのまま答えた。
「空手着と帯だ。それ以外に何に見える?」
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