11 / 37
第十一話 道中
しおりを挟む
アッシリアの街を出てからどれくらいの時間が経っただろうか。
案内役のパーカスを先頭にオリビア、四狼、金剛丸の四人は舗装されていない密林の中を延々と歩いていた。
起伏が激しく、緩やかに上がる坂に差し掛かったと思えば急斜面に変わる道なき道。
太い樹木が所狭しと立ち並び、もう日が真上に来る時間だというのにあまりその陽光が地面に届かない。
屋根のように生い茂る枝葉に遮られているのである。
「そろそろ休憩しましょうか?」
先頭を歩いていたパーカスが、振り向きながら三人にそう言った。
「賛成だ」
答えたのはオリビアである。
オリビアは周囲を見渡して地形を確認すると、近くに大きな岩場が見えた。
その下は砂利や木の根が少なく、柔らかそうな草が絨毯のように茂っているので人間の五、六人が腰を下ろして休めそうだった。
岩場の下に腰を下ろすなり、オリビアは腰に巻きつけていた革の水筒を手に取った。
水筒に溜めた水で喉の渇きを潤す。
「おい、案内人。目的地まであとどれくらいだ?」
一息ついたオリビアが目の前に座っているパーカスに問いかける。
常日頃から野山を駆け回っているパーカスも長距離の移動に喉がからからだったのだろう。
携帯していた革の水筒に溜めた水をがぶ飲みしている。
ふう、と喉の渇きを潤したパーカスは、口元の水気を手の甲で拭った。
「そうですね。もう半分は来ています」
そう言うとパーカスは、隣に降ろした荷物袋の中から一枚の地図を取り出した。
その地図をさっと広げると、ある一点に人差し指を置いた。
パーカスの人差し指は、アッシリアから北北東の位置に書かれていた山間部を指している。
「この山間部の奥地に目的地のシュミナール遺跡があります。そして現在の私たちの場所がアッシリアとシュミナール遺跡の中間部にある樹海の中ですから、ちょうどこの辺りですかね」
シュミナール遺跡があろう場所からつつと人差し指を動かしたパーカスは、地図の中に黒い塊として書かれていた場所を指し示した。
「なるほど。となるとこの樹海を抜ければ当面は見晴らしが利く場所に出るな。そうすれば今よりも幾分かはマシになるだろう」
男のように胡坐を掻いていたオリビアは、顎先を擦りながらパーカスが広げた地図を食い入るように見つめた。
オリビアとパーカスは口には出さずとも、実のところ荒くなる呼吸を抑えるのに必死だった。
それはそうである。
いくら日頃から身体を鍛えている騎士や獲物を追い求めるために野山を駆け回っている狩人とはいえ、足場が不安定な樹海の中を歩き回れば疲れないはずがない。
しかも、いつどこから盗賊団が現れるかわからない状況である。
その精神的重圧がより一層肉体に溜まる疲労を促進させていくのだ。
だがここまでは順調に来ている。オリビアはふむ、と息を漏らした。
パーカスが正規の道程を迂回してくれているお陰か、今まで一度も盗賊団の連中には遭遇しなかった。
しかしその代わりに案内役がいなければ一発で迷ってしまうほどの樹海の中を進むことになったのだが、それくらいは何とか我慢できる。
幸い恐れていた肉食獣との遭遇もなく、唯一見つけた動物は狐や鹿くらいのものだった。
もうすぐだ。
もうすぐ目的地の遺跡に辿り着ける。オリビアは脇に置いていた長剣の柄にそっと手を添えた。
そのときである。
地図を眺めていたパーカスが、オリビアの顔を覗き込むようにしながら問いかけてきた。
「一つ訊きたいのですが、どうしてオリビア様は今回の仕事に加わったのですか?」
「どういうことだ?」
質問の意味がわからないという顔つきをしたオリビアに対して、パーカスは横目でちらりと後方を振り返った。
どうやらパーカスは四狼と金剛丸を気にしている。
オリビアはパーカスから目線を外してパーカスの後方を見た。
四狼と金剛丸の二人は岩場から少し離れた位置にいた。
しかも四狼は金剛丸の肩の上に二本足で立っており、ずっと樹海の奥の様子を眺めている。
そのときにふとオリビアは目を細めた。
四狼の背中が不自然に膨らんでいる。
何やら背中に棒のような物を背負っているのだろうか。
だが深く考えなかったオリビアは、再び視線をパーカスに戻した。
パーカスは近くに四狼たちがいないことを気にしたのだろう。
四狼たちが話を聞き取れない位置にいることがわかると、「ここだけの話なんですが」ともったいぶった言い方をしてきた。
「実はですね、シュミナール遺跡に案内するのはこれで六度目なんですよ」
パーカスの話は続く。
「最初に案内したのは貴方様と同じ近衛騎士団の方たちです。十数人規模の小隊でしたがどの方も精強そうな騎士様たちばかりでした」
知っている。
セシリア様が盗賊団に連れ攫われた直後、宮廷はすぐさま救出部隊を編成した。
しかしそこで問題になったのは、どうやって盗賊団からセシリアを救出するかということであった。
何せ相手は人里離れた山間部の地形を十分に熟知しており、下手に騎士団を向かわせても返り討ちに遭いかねないほどの猛者揃いなのである。
そもそも甲冑を着込んだ騎士は平地において軍馬に跨り、突撃槍を持って戦うことで本領が発揮される。
それが山の中では馬にも乗れないためどうしても実力が半減されてしまう。
そこで近衛騎士団の中でも特に剣術の腕前に優れ、隠密行動に適した人間が救出に向かうことになった。
部隊は少数精鋭。
重い甲冑を外し、今のオリビアのように軽甲と長剣を携えて救出に向かった。
もちろん、そのときはオリビアも参加を希望した。
剣術にも男の騎士に負けない自信があったし、子供の頃は小さな山村に住んでいたので山道の行動も慣れていた。
何より、一刻も早くセシリアを救出したい。
それがオリビアの救出部隊に志願した一番の理由だった。
しかしオリビアは救出部隊には選ばれなかった。
近衛騎士団の団長であったヘイルダムが、救出部隊には女性騎士は同行させないと決めたからだ。
理由は吐き気が覚えるほどわかっていた。
元々、近衛騎士団は女人禁止であり、どんなに知性や剣術の腕前が卓越していようと女性というだけで騎士団選抜試験では撥ねられていた。
だが近年になって男尊女卑を無くそうという声が民衆や宮廷内で高まり、先代国王であったアガト・リズムナリ・バルセロナは、優秀な者ならば女性でも近衛騎士団に選抜されるよう特例を出したのだ。
オリビアは思い出したように唇を激しく噛み締めた。
先代国王の特例措置により、女性でも近衛騎士団に入団することは確かに可能になった。
だが長年の慣習とは恐ろしく、女性が騎士というだけで仲間であるはずの男たちは不気味な目つきをオリビアたち女性騎士に向けてくる。
それだけならまだいい。
中には不純な動機で近づいてくる輩もおり、それが原因で今まで五人ほどの女性騎士が近衛騎士団から退団している。
皆、言葉では出さないが態度で示していたのだ。
女が騎士などとはおこがましい、と。
近衛騎士団の団長であったヘイルダムもそんな女性を卑下する輩の一人だった。
だからこそヘイルダムは、オリビアの救出部隊希望もあっさりと跳ね除けた。
しかも、「近衛騎士団に置いてやってるだけでもありがたいと思え」と付け加えて。
しかし、そのヘイルダムももう近衛騎士団にはいない。
自分自身が救出部隊の一人であったため、選んだ部下とともにセシリアの救出に向かったのだ。
そして帰ってこなかった。引き連れた部下も誰一人として。
それからだろうか。
宮廷内では波紋が起こり、このまま盗賊団にセシリアを奪われたままでは他国に示しがつかないから騎士団をすべて動員してでも救出しろという一派と、たかが盗賊団にすべての騎士団を動員すればそれこそ他国に自国の弱さを晒すだけだという一派に二分した。
結局はすべての騎士団を動員するのは最終手段としておき、まずは使い捨てができる傭兵を使って救出に向かわせるということで事態は沈静した。
パーカスが六度も道案内をしたというのは、一時期高額な報酬で雇った傭兵たちのことを言っているのだろう。
「最初に案内した騎士団の方たちの次からは打って変わって盗賊団と区別がつかないほどの傭兵たちだったんですけど、案内を頼まれたときの騎士様に尋ねたらもう騎士団は関わらないと仰っていましたので――」
その言葉を聞いた瞬間、オリビアは激昂した。
瞬時に鞘から刀身を引き抜き、その切っ先をパーカスの喉元に突きつけた。
案内役のパーカスを先頭にオリビア、四狼、金剛丸の四人は舗装されていない密林の中を延々と歩いていた。
起伏が激しく、緩やかに上がる坂に差し掛かったと思えば急斜面に変わる道なき道。
太い樹木が所狭しと立ち並び、もう日が真上に来る時間だというのにあまりその陽光が地面に届かない。
屋根のように生い茂る枝葉に遮られているのである。
「そろそろ休憩しましょうか?」
先頭を歩いていたパーカスが、振り向きながら三人にそう言った。
「賛成だ」
答えたのはオリビアである。
オリビアは周囲を見渡して地形を確認すると、近くに大きな岩場が見えた。
その下は砂利や木の根が少なく、柔らかそうな草が絨毯のように茂っているので人間の五、六人が腰を下ろして休めそうだった。
岩場の下に腰を下ろすなり、オリビアは腰に巻きつけていた革の水筒を手に取った。
水筒に溜めた水で喉の渇きを潤す。
「おい、案内人。目的地まであとどれくらいだ?」
一息ついたオリビアが目の前に座っているパーカスに問いかける。
常日頃から野山を駆け回っているパーカスも長距離の移動に喉がからからだったのだろう。
携帯していた革の水筒に溜めた水をがぶ飲みしている。
ふう、と喉の渇きを潤したパーカスは、口元の水気を手の甲で拭った。
「そうですね。もう半分は来ています」
そう言うとパーカスは、隣に降ろした荷物袋の中から一枚の地図を取り出した。
その地図をさっと広げると、ある一点に人差し指を置いた。
パーカスの人差し指は、アッシリアから北北東の位置に書かれていた山間部を指している。
「この山間部の奥地に目的地のシュミナール遺跡があります。そして現在の私たちの場所がアッシリアとシュミナール遺跡の中間部にある樹海の中ですから、ちょうどこの辺りですかね」
シュミナール遺跡があろう場所からつつと人差し指を動かしたパーカスは、地図の中に黒い塊として書かれていた場所を指し示した。
「なるほど。となるとこの樹海を抜ければ当面は見晴らしが利く場所に出るな。そうすれば今よりも幾分かはマシになるだろう」
男のように胡坐を掻いていたオリビアは、顎先を擦りながらパーカスが広げた地図を食い入るように見つめた。
オリビアとパーカスは口には出さずとも、実のところ荒くなる呼吸を抑えるのに必死だった。
それはそうである。
いくら日頃から身体を鍛えている騎士や獲物を追い求めるために野山を駆け回っている狩人とはいえ、足場が不安定な樹海の中を歩き回れば疲れないはずがない。
しかも、いつどこから盗賊団が現れるかわからない状況である。
その精神的重圧がより一層肉体に溜まる疲労を促進させていくのだ。
だがここまでは順調に来ている。オリビアはふむ、と息を漏らした。
パーカスが正規の道程を迂回してくれているお陰か、今まで一度も盗賊団の連中には遭遇しなかった。
しかしその代わりに案内役がいなければ一発で迷ってしまうほどの樹海の中を進むことになったのだが、それくらいは何とか我慢できる。
幸い恐れていた肉食獣との遭遇もなく、唯一見つけた動物は狐や鹿くらいのものだった。
もうすぐだ。
もうすぐ目的地の遺跡に辿り着ける。オリビアは脇に置いていた長剣の柄にそっと手を添えた。
そのときである。
地図を眺めていたパーカスが、オリビアの顔を覗き込むようにしながら問いかけてきた。
「一つ訊きたいのですが、どうしてオリビア様は今回の仕事に加わったのですか?」
「どういうことだ?」
質問の意味がわからないという顔つきをしたオリビアに対して、パーカスは横目でちらりと後方を振り返った。
どうやらパーカスは四狼と金剛丸を気にしている。
オリビアはパーカスから目線を外してパーカスの後方を見た。
四狼と金剛丸の二人は岩場から少し離れた位置にいた。
しかも四狼は金剛丸の肩の上に二本足で立っており、ずっと樹海の奥の様子を眺めている。
そのときにふとオリビアは目を細めた。
四狼の背中が不自然に膨らんでいる。
何やら背中に棒のような物を背負っているのだろうか。
だが深く考えなかったオリビアは、再び視線をパーカスに戻した。
パーカスは近くに四狼たちがいないことを気にしたのだろう。
四狼たちが話を聞き取れない位置にいることがわかると、「ここだけの話なんですが」ともったいぶった言い方をしてきた。
「実はですね、シュミナール遺跡に案内するのはこれで六度目なんですよ」
パーカスの話は続く。
「最初に案内したのは貴方様と同じ近衛騎士団の方たちです。十数人規模の小隊でしたがどの方も精強そうな騎士様たちばかりでした」
知っている。
セシリア様が盗賊団に連れ攫われた直後、宮廷はすぐさま救出部隊を編成した。
しかしそこで問題になったのは、どうやって盗賊団からセシリアを救出するかということであった。
何せ相手は人里離れた山間部の地形を十分に熟知しており、下手に騎士団を向かわせても返り討ちに遭いかねないほどの猛者揃いなのである。
そもそも甲冑を着込んだ騎士は平地において軍馬に跨り、突撃槍を持って戦うことで本領が発揮される。
それが山の中では馬にも乗れないためどうしても実力が半減されてしまう。
そこで近衛騎士団の中でも特に剣術の腕前に優れ、隠密行動に適した人間が救出に向かうことになった。
部隊は少数精鋭。
重い甲冑を外し、今のオリビアのように軽甲と長剣を携えて救出に向かった。
もちろん、そのときはオリビアも参加を希望した。
剣術にも男の騎士に負けない自信があったし、子供の頃は小さな山村に住んでいたので山道の行動も慣れていた。
何より、一刻も早くセシリアを救出したい。
それがオリビアの救出部隊に志願した一番の理由だった。
しかしオリビアは救出部隊には選ばれなかった。
近衛騎士団の団長であったヘイルダムが、救出部隊には女性騎士は同行させないと決めたからだ。
理由は吐き気が覚えるほどわかっていた。
元々、近衛騎士団は女人禁止であり、どんなに知性や剣術の腕前が卓越していようと女性というだけで騎士団選抜試験では撥ねられていた。
だが近年になって男尊女卑を無くそうという声が民衆や宮廷内で高まり、先代国王であったアガト・リズムナリ・バルセロナは、優秀な者ならば女性でも近衛騎士団に選抜されるよう特例を出したのだ。
オリビアは思い出したように唇を激しく噛み締めた。
先代国王の特例措置により、女性でも近衛騎士団に入団することは確かに可能になった。
だが長年の慣習とは恐ろしく、女性が騎士というだけで仲間であるはずの男たちは不気味な目つきをオリビアたち女性騎士に向けてくる。
それだけならまだいい。
中には不純な動機で近づいてくる輩もおり、それが原因で今まで五人ほどの女性騎士が近衛騎士団から退団している。
皆、言葉では出さないが態度で示していたのだ。
女が騎士などとはおこがましい、と。
近衛騎士団の団長であったヘイルダムもそんな女性を卑下する輩の一人だった。
だからこそヘイルダムは、オリビアの救出部隊希望もあっさりと跳ね除けた。
しかも、「近衛騎士団に置いてやってるだけでもありがたいと思え」と付け加えて。
しかし、そのヘイルダムももう近衛騎士団にはいない。
自分自身が救出部隊の一人であったため、選んだ部下とともにセシリアの救出に向かったのだ。
そして帰ってこなかった。引き連れた部下も誰一人として。
それからだろうか。
宮廷内では波紋が起こり、このまま盗賊団にセシリアを奪われたままでは他国に示しがつかないから騎士団をすべて動員してでも救出しろという一派と、たかが盗賊団にすべての騎士団を動員すればそれこそ他国に自国の弱さを晒すだけだという一派に二分した。
結局はすべての騎士団を動員するのは最終手段としておき、まずは使い捨てができる傭兵を使って救出に向かわせるということで事態は沈静した。
パーカスが六度も道案内をしたというのは、一時期高額な報酬で雇った傭兵たちのことを言っているのだろう。
「最初に案内した騎士団の方たちの次からは打って変わって盗賊団と区別がつかないほどの傭兵たちだったんですけど、案内を頼まれたときの騎士様に尋ねたらもう騎士団は関わらないと仰っていましたので――」
その言葉を聞いた瞬間、オリビアは激昂した。
瞬時に鞘から刀身を引き抜き、その切っ先をパーカスの喉元に突きつけた。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる