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第六話 依頼
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「お退きなさい」
ヴェールの女性が一言そう呟くと、騎士団たちはそっと道を空けてその場に片膝をついて畏まった。
それを見たヴェールの女性は、さも当然のように訝しげな視線を向けている四狼に近づいていく。
「貴方が巨人を従える剣士ですか?」
やや険が感じられるヴェールの女性の質問に、四狼は鼻先を親指で弾いて答えた。
「まず人に物を訊くときは自分の名前から名乗るもんだろ?」
その瞬間、騎士団たちに動揺が走った。
いきり立つ者はいなかったが、地面に置いた長剣の柄に手を添える何人かの人間が四狼の目には確認できた。
(なるほどね)
そんな騎士団たちの態度を見ただけで、四狼は少なからずヴェールの女性の素性が分かったような気がした。
だからこそよくわからない。何故、自分の前に騎士団を従わせて現れたのだろう。
ヴェールの女性は右手に持っていた扇を広げ、さらにその扇で顔を隠した。
「さる事情により身分を明かすことはできません。ですが、それでもこうして市井に繰り出したのには相応の理由があります」
嫌な予感がした。
四狼はさりげなく正面にいるヴェールの女性から取り巻きの騎士団の連中、それに屋根の上で気配を殺して隠れている人間たちに注意を払いながら、いつでも戦闘態勢に入れる準備を整えていた。
その間にもヴェールの女性は淡々と言葉を紡いでいく。
「それは巨人を従える貴方に仕事を依頼したいのです。〈剣閃の黒狼〉と恐れられた剣士である貴方に」
嫌な予感が的中した。四狼は頭を掻き毟りながら溜息を漏らした。
「仕事の内容はある盗賊団の壊滅と、その盗賊団に身柄を攫われたこの国の女王を救出すること。報酬は金貨百枚」
「ちょっと待ってくれ!」
ヴェールの女性の言葉を四狼は右手を突き出して制止させた。
「いきなり現れて仕事を依頼されても困る。アンタが口にした〈剣閃の黒狼〉は一時期賞金稼ぎで食っていたときの呼び名だが、俺はもうそういう仕事はしていない。それに盗賊団に連れ攫われた女王の救出? それこそ流れ者に頼むよりこの国の騎士団たちが率先してしなければならない仕事だろ。悪いが他を当たってくれ」
ヴェールの女性に踵を返し、四狼は手を振った。
そして金剛丸に「行こう」と促した瞬間、真横から夕闇を切り裂かんばかりの刺突が放たれてきた。
鋭くて速い見事な突きだった。
だが四狼は身を引いてその突きを難なく避けると、突きを放った人間に瞬時に近づきピタリと身体を合わせた。
刹那、相手の腕を摑みながら足払いを掛けた。
地面に甲冑が衝突する激しい金属音が木霊する。
「いい突きだが次からは直前の殺気は消したほうがいい」
四狼は小さく呻き声を上げて地面に横たわっている騎士団の人間にそう忠告した。
すると周囲にいた騎士団たちからは感嘆の声が沸き起こり、ヴェールの女性は満足そうに頷きながら「素晴らしい」と漏らした。
(――しまった)
咄嗟のことでつい身体が動いてしまったことに四狼は激しく後悔した。
自分のほうから実力を見せては何のために仕事を断ったのか分からない。
「それです。鍛え抜かれた騎士団さえもあっさりと退けるそなたの力なくしてはこの仕事は完遂できない。何せ女王を連れ去った盗賊団はただの盗賊ではないのです。すでに先発隊として一騎士団を向かわせましたが、誰一人として生きて帰ってきませんでした。それほどの相手なのです」
喋る言葉に熱が篭ってきたヴェールの女性だったが、聞いていた四狼はあまり乗る気ではなかった。
当然である。
自分にはこの地で確認したいことがあってきた。
それは断じて傭兵の真似事をするためではない。
「何度も言うがこの仕事は――」
頭を振りながら四狼は依頼された仕事をはっきりと断ろうとした次の瞬間、ヴェールの女性の口から思いもよらぬ言葉が飛び出してきた。
「盗賊団はシュミナール遺跡を占拠地としています」
四狼の目が大きく見開かれた。
「シュミナール遺跡……王家が聖域としている遺跡のことか?」
ヴェールの女性はこくりと頷いた。
「実際には王家が管理しているというだけですが、よりにもよってその遺跡に流れてきた盗賊団が入り込み、隣国に謁見しに行こうとした女王の馬車を襲ったのです。そのときには屈強な騎士団が護衛についていたのですが、抵抗も虚しく返り討ちに遭いました。相手はそれほどの実力を持った盗賊団なのです」
う~ん、と四狼は顎を摩りながら思案した。
どうする。
あまり仕事の依頼を引き受けたくはないが、自分の目指す目的地と討伐すべき対象の占拠地が同じならば一石二鳥ではないか。
いくら盗賊団が強いといっても、それは小国の騎士団相手だからということも考えられる。
そのとき、思案していた四狼の脳裏に一抹の不安が過ぎった。
(まさか、例の奴らが裏で絡んではいないだろうな)
延々と考えを巡らせた四狼。そしてその態度に苛立って声を上げた人物がいた。
「貴様のような下賎な者に女王の救出などできるはずはない!」
甲高い怒声を四狼に浴びせたのはヴェールの女性ではなく、今ほど四狼に投げられた騎士団の一人だった。
上半身をむくりと起こし、被っていた兜をおもむろに外した。
女性だった。
四狼と同じく髪の色は漆黒だったが、兜の中で包んでいた髪が解けて流麗な長髪がばさりと背中に垂れる。
細く尖った目眉にすらっと伸びた鼻梁。肌の色は透き通るほどに白く、無駄な贅肉など欠片もないほどによく引き締まっている。
そして、四狼を見つめる眼光は野生の猛獣を彷彿させるほど鋭く輝いていた。
「はああああ――ッ!」
黒髪の女性は起き上がるなり、四狼に再度攻撃を仕掛けてきた。
鋭い踏み込みから長剣を真横に走らせ、さらに一歩踏み込みながら真下から真上に向けて長剣を跳ね上げる。
虚空に銀の閃光が十字に浮かぶほどの斬撃は威力、速度ともに申し分がなかった。
しかしそれでも四狼には通じない。
真横に薙がれた斬撃は後方に飛ぶことでかわし、真下か顎に向かって跳ね上がってきた斬撃は身体を半身にすることでかわした。
「待て待て! 少し落ち着け!」
相手がまさか女性だとは思わなかった四狼は、明らかに狼狽しながらも黒髪の女性の斬撃を平然とかわしていく。
それが返って黒髪の女性の自尊心を傷つけたのだろう。
黒髪の女性は、瞳の奥に燃えるような闘志を滾らせて四狼に怒涛のような連続攻撃を繰り出してくる。
四狼は相手が女性だと知った途端、もう〈忠吉〉を抜く気にはなれなかった。
徹底的に攻撃をかわし、相手が疲労するのを待つ算段であった。
すると――
「おやめなさい!」
耳朶を叩くような怒声がヴェールの女性の口から発せられた。
ヴェールのせいで表情は見えないが、その声量から唇を震わせるほど怒りが心頭していることは容易に知れた。
黒髪の女性は口をごもらせ、長剣を振るう手を止めた。
険しい表情のままヴェールの女性に顔を向け、止めないでくれと目で訴えかけている。
ヴェールの女性は優雅に首を振った。
「剣を引きなさい、オリビア。斬るのは返事を聞いてからです」
おいおい、と四狼は頭の中でヴェールの女性に突っ込んだ。
ヴェールの女性が一言そう呟くと、騎士団たちはそっと道を空けてその場に片膝をついて畏まった。
それを見たヴェールの女性は、さも当然のように訝しげな視線を向けている四狼に近づいていく。
「貴方が巨人を従える剣士ですか?」
やや険が感じられるヴェールの女性の質問に、四狼は鼻先を親指で弾いて答えた。
「まず人に物を訊くときは自分の名前から名乗るもんだろ?」
その瞬間、騎士団たちに動揺が走った。
いきり立つ者はいなかったが、地面に置いた長剣の柄に手を添える何人かの人間が四狼の目には確認できた。
(なるほどね)
そんな騎士団たちの態度を見ただけで、四狼は少なからずヴェールの女性の素性が分かったような気がした。
だからこそよくわからない。何故、自分の前に騎士団を従わせて現れたのだろう。
ヴェールの女性は右手に持っていた扇を広げ、さらにその扇で顔を隠した。
「さる事情により身分を明かすことはできません。ですが、それでもこうして市井に繰り出したのには相応の理由があります」
嫌な予感がした。
四狼はさりげなく正面にいるヴェールの女性から取り巻きの騎士団の連中、それに屋根の上で気配を殺して隠れている人間たちに注意を払いながら、いつでも戦闘態勢に入れる準備を整えていた。
その間にもヴェールの女性は淡々と言葉を紡いでいく。
「それは巨人を従える貴方に仕事を依頼したいのです。〈剣閃の黒狼〉と恐れられた剣士である貴方に」
嫌な予感が的中した。四狼は頭を掻き毟りながら溜息を漏らした。
「仕事の内容はある盗賊団の壊滅と、その盗賊団に身柄を攫われたこの国の女王を救出すること。報酬は金貨百枚」
「ちょっと待ってくれ!」
ヴェールの女性の言葉を四狼は右手を突き出して制止させた。
「いきなり現れて仕事を依頼されても困る。アンタが口にした〈剣閃の黒狼〉は一時期賞金稼ぎで食っていたときの呼び名だが、俺はもうそういう仕事はしていない。それに盗賊団に連れ攫われた女王の救出? それこそ流れ者に頼むよりこの国の騎士団たちが率先してしなければならない仕事だろ。悪いが他を当たってくれ」
ヴェールの女性に踵を返し、四狼は手を振った。
そして金剛丸に「行こう」と促した瞬間、真横から夕闇を切り裂かんばかりの刺突が放たれてきた。
鋭くて速い見事な突きだった。
だが四狼は身を引いてその突きを難なく避けると、突きを放った人間に瞬時に近づきピタリと身体を合わせた。
刹那、相手の腕を摑みながら足払いを掛けた。
地面に甲冑が衝突する激しい金属音が木霊する。
「いい突きだが次からは直前の殺気は消したほうがいい」
四狼は小さく呻き声を上げて地面に横たわっている騎士団の人間にそう忠告した。
すると周囲にいた騎士団たちからは感嘆の声が沸き起こり、ヴェールの女性は満足そうに頷きながら「素晴らしい」と漏らした。
(――しまった)
咄嗟のことでつい身体が動いてしまったことに四狼は激しく後悔した。
自分のほうから実力を見せては何のために仕事を断ったのか分からない。
「それです。鍛え抜かれた騎士団さえもあっさりと退けるそなたの力なくしてはこの仕事は完遂できない。何せ女王を連れ去った盗賊団はただの盗賊ではないのです。すでに先発隊として一騎士団を向かわせましたが、誰一人として生きて帰ってきませんでした。それほどの相手なのです」
喋る言葉に熱が篭ってきたヴェールの女性だったが、聞いていた四狼はあまり乗る気ではなかった。
当然である。
自分にはこの地で確認したいことがあってきた。
それは断じて傭兵の真似事をするためではない。
「何度も言うがこの仕事は――」
頭を振りながら四狼は依頼された仕事をはっきりと断ろうとした次の瞬間、ヴェールの女性の口から思いもよらぬ言葉が飛び出してきた。
「盗賊団はシュミナール遺跡を占拠地としています」
四狼の目が大きく見開かれた。
「シュミナール遺跡……王家が聖域としている遺跡のことか?」
ヴェールの女性はこくりと頷いた。
「実際には王家が管理しているというだけですが、よりにもよってその遺跡に流れてきた盗賊団が入り込み、隣国に謁見しに行こうとした女王の馬車を襲ったのです。そのときには屈強な騎士団が護衛についていたのですが、抵抗も虚しく返り討ちに遭いました。相手はそれほどの実力を持った盗賊団なのです」
う~ん、と四狼は顎を摩りながら思案した。
どうする。
あまり仕事の依頼を引き受けたくはないが、自分の目指す目的地と討伐すべき対象の占拠地が同じならば一石二鳥ではないか。
いくら盗賊団が強いといっても、それは小国の騎士団相手だからということも考えられる。
そのとき、思案していた四狼の脳裏に一抹の不安が過ぎった。
(まさか、例の奴らが裏で絡んではいないだろうな)
延々と考えを巡らせた四狼。そしてその態度に苛立って声を上げた人物がいた。
「貴様のような下賎な者に女王の救出などできるはずはない!」
甲高い怒声を四狼に浴びせたのはヴェールの女性ではなく、今ほど四狼に投げられた騎士団の一人だった。
上半身をむくりと起こし、被っていた兜をおもむろに外した。
女性だった。
四狼と同じく髪の色は漆黒だったが、兜の中で包んでいた髪が解けて流麗な長髪がばさりと背中に垂れる。
細く尖った目眉にすらっと伸びた鼻梁。肌の色は透き通るほどに白く、無駄な贅肉など欠片もないほどによく引き締まっている。
そして、四狼を見つめる眼光は野生の猛獣を彷彿させるほど鋭く輝いていた。
「はああああ――ッ!」
黒髪の女性は起き上がるなり、四狼に再度攻撃を仕掛けてきた。
鋭い踏み込みから長剣を真横に走らせ、さらに一歩踏み込みながら真下から真上に向けて長剣を跳ね上げる。
虚空に銀の閃光が十字に浮かぶほどの斬撃は威力、速度ともに申し分がなかった。
しかしそれでも四狼には通じない。
真横に薙がれた斬撃は後方に飛ぶことでかわし、真下か顎に向かって跳ね上がってきた斬撃は身体を半身にすることでかわした。
「待て待て! 少し落ち着け!」
相手がまさか女性だとは思わなかった四狼は、明らかに狼狽しながらも黒髪の女性の斬撃を平然とかわしていく。
それが返って黒髪の女性の自尊心を傷つけたのだろう。
黒髪の女性は、瞳の奥に燃えるような闘志を滾らせて四狼に怒涛のような連続攻撃を繰り出してくる。
四狼は相手が女性だと知った途端、もう〈忠吉〉を抜く気にはなれなかった。
徹底的に攻撃をかわし、相手が疲労するのを待つ算段であった。
すると――
「おやめなさい!」
耳朶を叩くような怒声がヴェールの女性の口から発せられた。
ヴェールのせいで表情は見えないが、その声量から唇を震わせるほど怒りが心頭していることは容易に知れた。
黒髪の女性は口をごもらせ、長剣を振るう手を止めた。
険しい表情のままヴェールの女性に顔を向け、止めないでくれと目で訴えかけている。
ヴェールの女性は優雅に首を振った。
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