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第20話 禁断のお宝 改
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全裸で魅力全開のエルヴィーノは逸る気持ちを抑えて指示を出した。
「シーラ、お前に命令する。俺と結婚する気持ちが有れば俺に抱き着け。俺が嫌いで結婚したく無ければ部屋の外に出るが良い。決めるのはお前だ、好きにしろ」
シーラは迷う事無く立ち上がりエルの首に両腕を撒きつけて来た。
「魅力の力では無くお前の意思で俺の女になるんだな」
「ええ、私の身体であなたを夢中にしてみせるわ」
女の意地が強いのか大胆な発言と霊峰を押し付けられて相棒はMAX状態だ。
するとゆっくりと瞼を閉じるシーラ。
目を瞑るシーラの口の中に舌を入れ重ねた瞬間、閉じた目がカッと見開き抱き付く腕にグッと力が入る。
そして腰をグイグイ動かして股間を擦り付けてくるのだ。
(ああああっ凄い。何なのコレ。やっぱりこの男は違うわ)
シーラの臀部を両手で押しつけながら舌を絡ませるエルヴィーノ。
腰をグイグイと押し付けながらエルヴィーノの頭を両腕で固定して離さないシーラ。
どれだけの時間が経っただろうか。
ゆっくりと糸を引きながら離れるシーラが言い放つ。
「凄いわ、あなた。私だけの男にする。絶対他の女には渡さない」
鼻先を付けてそんな事を言われても、既に三人も嫁が居る身にもなって欲しいと心で叫ぶエルヴィーノだった。
初めての口づけで子宮を直撃した快楽信号がシーラの身も心も変えた瞬間だった。
「そんなに唇を重ねただけで絶頂に達した事が良かったのか?」
初めての口づけで、しかも立ったまま”果てた事”がばれてしまった事に恥ずかしさが倍増し、真っ赤な顔で否定してきた。
「ナッナッ何を言っているのだ、お前は!」
誤魔化そうと思っても経験者にはお見通しだ。
相棒には擦られた際に付着した分泌液が全てを物語っていた。
エルヴィーノは何も言わずシーラを抱きかかえてベッドに入った。
そして二つしかない布を取りはらうと両腕で霊峰を隠した。
普通は股間も隠すはずだが、何故霊峰だけを隠すのか疑問に思った。
「シーラのモノを全部俺に見せて」
「見ても笑わない?」
何の事か分からないが返事をした。
「絶対に笑わない?」
「ああ」
「絶対に絶対だよ」
「お前の全てを俺のモノにするから笑う訳ないだろ」
恥ずかしそうにゆっくりと腕を動かすと現れた霊峰。
“あるモノ”がエルヴィーノの目に飛び込んで来た。
「これはっ! 何て事だ」
驚愕のエルヴィーノだ。
「俺は、俺はとんでもないモノを手に入れてしまったぁぁ!」
横を向いて恥ずかしがるシーラと対照的に欲情の導火線に火が付いたエルヴィーノだ。
目の前の霊峰の先端には”ハート形の乳輪”が有った。
しかも左右同じだ。
若干色はくすんでいるが寝ている間に色を変えようと思ったエルヴィーノだ。
乳輪の大きさは普通だ。
先端はやや小さい。
「いやああああん」
無言でむしゃぶりつくエルヴィーノの頭を押さえ気持ち良さを我慢するシーラだ。
左右のハートをムシャブリながら両手で揉みしだく。
霊峰を味わった後はお楽しみの場所だ。
両足を開くと分泌液が溢れだしていた。
両膝裏に手を添えてググッと霊峰の横まで押し上げるとシーラの秘部が全開でエルヴィーノの目の前に姿を現した。
「見ちゃいやあああ」
昨日までとは別人の様な声に驚くが、無視して秘部を味わう事に専念する。
溢れ出した蜜を掃除するように舌全体で丁寧に舐めると卑猥な声が出た。
「あひっ」
ビクンッとして硬直している。
ピチャピチャとワザと音を立てながら舐める、吸う、唇で咬むを繰り返す。
そして一番敏感な突起を攻め立てる。
「だめええええっ」
無視して舌で嬲っているとシーラの足に力が入り腰をガクガク動かした。
「あぐううっ」
ヒクヒクする秘部から溢れる分泌液を相棒に絡ませて、小さな洞窟にあてがう。
シーラの足は自身の腕で押さえるようにさせる。
「シーラ。入るよ」
「はい」
潤んだ目は全てを受け入れる事を望んでいた。
今回エルヴィーノは一気に根元まで入れる予定だ。
過去は少しづつ入れて回復魔法を使い、痛みを抑える事を考えた方法だったが、女族長ペルフメとの体験で一気に押し込んで回復させた方が痛がる時間も少なかったので、今回も同様に考えていた。
侵入する場所と角度を調整して、まずは先端をゆっくり入れた。
「つっ、大きいぃぃ」
「一瞬だから我慢して俺の顔を見ろ」
先端だけでも痛がるシーラに視線を合わせて確認する。
「いくぞ」
ぐぐぐぐいっと、小さな洞窟の中に”巨大な角”が勢い良く突入した。
「いったぁぁぁぁぁぁぁい!」
エルヴィーノの背中には例によって爪が突き刺さり相棒も結構痛い。
しかしその甲斐あって根元まで入ったので、すかさず回復魔法を使う。
初めての時は、裂傷と擦り切れなので普通にクラールで治るのだ。
シーラと初めて1つになった瞬間の顔はバッチリ記憶した。
妻達には初めての時をたまに話して話題にする。
すると例外無く襲われるのだが、それも面白く楽しんでいるエルヴィーノだ。
「シーラ、痛く無いか?」
「うん、もう大丈夫」
「動くとまた痛くなるから言えよ」
「ウン」
可愛い。
本当にそう思ったエルヴィーノだ。
昨日の態度と目の前の違いに、洞窟で宝箱を開けたら途轍もない財宝を見つけた様な驚きと満足感に優越感と”萌え”を与えてくれるシーラの乳輪。
(ああ、早く激しく突きまくって揺らしたい)
逸る気持ちを抑えながらゆっくりと腰を動かしてゆく。
「あっ、んんっ・・・ちょっと痛い」
痛いと言う単語に反応し回復魔法を使いながら、腰の動きは止まらない。
少しづつ距離を取り、テンポ良く、リズミカルに相棒が出入りして行くと、両腕を首に絡ませて唇を押し当てて来た。
求められれば、それに応えるエルヴィーノだ。
舌を絡ませて頭を掴み相棒の動きが早くなる。
息苦しくなってお互いの顔を見ながら2人の周りには、ハアハアハアハアハアハアとパンパンパンパンパンの音しか聞こえなくなった。
するとシーラが宣言する。
「あああっこの角に負けたのね。この角は私のモノよ」
エルヴィーノの黒光りした二本の角を両手で握って来た。
そんなに角が好きなのかと思い、同じ様にシーラの二本の角を握り絞める。
「だめえええっ、角は感じるのおおおおっ」
驚きの告白だった。
(それってパウリナの尻尾と同じ原理か? でも硬いぞ?)
などと考えながら角を先端から擦ってやる。
「あああぁぁぁん、それも良いぃぃぃ」
エルヴィーノの角は魔法の角だから特に気持ち良くは無いが、変わった性癖のシーラが面白かった。
「じゃこれはどうだ?」
そう言って唇を押し当て、意図的に角と角をブツケテ擦り合わせた。
「ああああっそれ良いぃぃぃぃ!」
シーラは首を動かしガンガン角を当てたり擦らせたりしている。
何とも感じないエルヴィーノはチョット呆れていた。
(そこまでするか。解からん。種族の性癖は変わっているなぁ。俺もそろそろ楽しもうかな)
上体をお越しシーラ全体を見ながら「シーラ、見てみな」相棒が出入りする様子を見せた。
「凄いっあんなおっきいのが入ってるぅぅ」
頃合いになったので、最長距離での腰使いに変わる。
「うっ、うっ、うっ、はっ、はっ、はっ」
シーラの吐息が相棒の出入りと合わせて来た。
そして見たかった光景が目の前で揺れていた。
霊峰が暴れると二つのハートが揺れるのだ。
エルヴィーノはその光景を直視し欲情していた。
その真剣な表情を見てシーラも欲情され、2人の性感帯は爆発寸前にまで上り詰めて行った。
シーラの目は潤み、無言で全てを受け入れていた。
エルヴィーノは念の為、魅力の二度掛けをすることにした。
「もう我慢出来ない」
「一緒にぃ!」
シーラの角を握りしめ魅力全開で「お前は俺の女だ。俺の言う事を聞けぇ」と叫んだ。
相棒の激しい突き上げと種族特有である角からの快感でシーラの意識は快楽と魅力が混ざり合ったモノとなっていた。
「はい、あなたのモノですぅぅあああああああっ」
絶叫と共に相棒に圧力が襲い掛かる。
と同時に背中に激痛が襲うが、ハートの影響で我慢できずに渾身の一撃と共に大量の魔精がシーラの体内に放出される。
お互いの顔を見つめ合って”同時に果てた事”を知るシーラ。
「私の中で熱いのが弾けた」
体内に放出された魔精を感じ取ったのか、涙目で恍惚の表情を見せるシーラの顔は一生忘れないだろう。
唇でシーラの唇を摘み、嬲っていると頭に腕を撒きつけて舌を絡めてきた。
まだ、余韻が残っているだろうに、情熱的な子だとエルヴィーノは感心していた。
すると
「私はアナタのモノよ。何でも言う事を聞くわ。だから他の女としたらダメよ」
(これはっ・・・魅力が効いているのか? だが後のセリフはどういう事だ。・・・俺には既に妻が居る事を知っているからかな)
それにしても女の嫉妬は恐ろしいと思ったエルヴィーノだ。
その後は体位を変えて愛してやったが、やはり一番のお気に入りはシーラが上で飛び跳ねたり、顔の近くでハートが揺れる姿が一番欲情したエルヴィーノだった。
ぐったりしたシーラを休ませる間に指令を出した。
「シーラ。俺の頼みを聞いてくれるか?」
言葉を変えたが命令に変わり無い。
横になった状態で「なぁに」と答えて来た。
「シーラの親兄弟をシーラの命令に従うように魅力を使ってくれ」
「うん」
”魔王”への反撃だ。
その時の注意事項も話した。
「魅力は自在に操れるのか?」
「普段は発生させない魔導具を付けているの」
「見せてみな」
隠しておいた耳に付ける魔道具を渡した。
それを複製して1つは効果を無くして渡す。
もう1つはエスパシオ・ボルザに入れた。
注意するのはジャンドール王が対抗手段を持っているかどうかだ。
後は1人づつ魔法を掛けた方が良いし言葉もそうだ。
まずは軽くお願いとして、効果を確認してから二度掛けの命令をさせよう。
その時はシーラとエルヴィーノに従えと命じる。
対象はジャンドール王に三兄弟とシーラの召使い達もだ。
この事をシーラに説明し、数日の間に実行しろと指令を出す。
「はいっ分かりました。あなた!」
元気良く飛び上がり返事をして近づいて来る。
「あなたの命令は全て聞くわ。だから・・・ねぇ」
そう言って相棒に手を添えておねだりして来るシーラ。
本当に魅力が効いているのか心配になったエルヴィーノだった。
勿論、絶頂と眠気で失神した後でスプレモ・デセオ・マヒアのスプレモ・デセオ・ウノで皮膚の活性化を行ない、くすんだハートをピンクにして、秘部も同様にしてあげた。
(クククッ鏡を見て驚くだろう)
☆
パンパンの最中に魅力を使うなんて初めてだから効果がイマイチ分からなかった。
しかし、”魔王”め。
戻って来た時が楽しみだ。
「シーラ、お前に命令する。俺と結婚する気持ちが有れば俺に抱き着け。俺が嫌いで結婚したく無ければ部屋の外に出るが良い。決めるのはお前だ、好きにしろ」
シーラは迷う事無く立ち上がりエルの首に両腕を撒きつけて来た。
「魅力の力では無くお前の意思で俺の女になるんだな」
「ええ、私の身体であなたを夢中にしてみせるわ」
女の意地が強いのか大胆な発言と霊峰を押し付けられて相棒はMAX状態だ。
するとゆっくりと瞼を閉じるシーラ。
目を瞑るシーラの口の中に舌を入れ重ねた瞬間、閉じた目がカッと見開き抱き付く腕にグッと力が入る。
そして腰をグイグイ動かして股間を擦り付けてくるのだ。
(ああああっ凄い。何なのコレ。やっぱりこの男は違うわ)
シーラの臀部を両手で押しつけながら舌を絡ませるエルヴィーノ。
腰をグイグイと押し付けながらエルヴィーノの頭を両腕で固定して離さないシーラ。
どれだけの時間が経っただろうか。
ゆっくりと糸を引きながら離れるシーラが言い放つ。
「凄いわ、あなた。私だけの男にする。絶対他の女には渡さない」
鼻先を付けてそんな事を言われても、既に三人も嫁が居る身にもなって欲しいと心で叫ぶエルヴィーノだった。
初めての口づけで子宮を直撃した快楽信号がシーラの身も心も変えた瞬間だった。
「そんなに唇を重ねただけで絶頂に達した事が良かったのか?」
初めての口づけで、しかも立ったまま”果てた事”がばれてしまった事に恥ずかしさが倍増し、真っ赤な顔で否定してきた。
「ナッナッ何を言っているのだ、お前は!」
誤魔化そうと思っても経験者にはお見通しだ。
相棒には擦られた際に付着した分泌液が全てを物語っていた。
エルヴィーノは何も言わずシーラを抱きかかえてベッドに入った。
そして二つしかない布を取りはらうと両腕で霊峰を隠した。
普通は股間も隠すはずだが、何故霊峰だけを隠すのか疑問に思った。
「シーラのモノを全部俺に見せて」
「見ても笑わない?」
何の事か分からないが返事をした。
「絶対に笑わない?」
「ああ」
「絶対に絶対だよ」
「お前の全てを俺のモノにするから笑う訳ないだろ」
恥ずかしそうにゆっくりと腕を動かすと現れた霊峰。
“あるモノ”がエルヴィーノの目に飛び込んで来た。
「これはっ! 何て事だ」
驚愕のエルヴィーノだ。
「俺は、俺はとんでもないモノを手に入れてしまったぁぁ!」
横を向いて恥ずかしがるシーラと対照的に欲情の導火線に火が付いたエルヴィーノだ。
目の前の霊峰の先端には”ハート形の乳輪”が有った。
しかも左右同じだ。
若干色はくすんでいるが寝ている間に色を変えようと思ったエルヴィーノだ。
乳輪の大きさは普通だ。
先端はやや小さい。
「いやああああん」
無言でむしゃぶりつくエルヴィーノの頭を押さえ気持ち良さを我慢するシーラだ。
左右のハートをムシャブリながら両手で揉みしだく。
霊峰を味わった後はお楽しみの場所だ。
両足を開くと分泌液が溢れだしていた。
両膝裏に手を添えてググッと霊峰の横まで押し上げるとシーラの秘部が全開でエルヴィーノの目の前に姿を現した。
「見ちゃいやあああ」
昨日までとは別人の様な声に驚くが、無視して秘部を味わう事に専念する。
溢れ出した蜜を掃除するように舌全体で丁寧に舐めると卑猥な声が出た。
「あひっ」
ビクンッとして硬直している。
ピチャピチャとワザと音を立てながら舐める、吸う、唇で咬むを繰り返す。
そして一番敏感な突起を攻め立てる。
「だめええええっ」
無視して舌で嬲っているとシーラの足に力が入り腰をガクガク動かした。
「あぐううっ」
ヒクヒクする秘部から溢れる分泌液を相棒に絡ませて、小さな洞窟にあてがう。
シーラの足は自身の腕で押さえるようにさせる。
「シーラ。入るよ」
「はい」
潤んだ目は全てを受け入れる事を望んでいた。
今回エルヴィーノは一気に根元まで入れる予定だ。
過去は少しづつ入れて回復魔法を使い、痛みを抑える事を考えた方法だったが、女族長ペルフメとの体験で一気に押し込んで回復させた方が痛がる時間も少なかったので、今回も同様に考えていた。
侵入する場所と角度を調整して、まずは先端をゆっくり入れた。
「つっ、大きいぃぃ」
「一瞬だから我慢して俺の顔を見ろ」
先端だけでも痛がるシーラに視線を合わせて確認する。
「いくぞ」
ぐぐぐぐいっと、小さな洞窟の中に”巨大な角”が勢い良く突入した。
「いったぁぁぁぁぁぁぁい!」
エルヴィーノの背中には例によって爪が突き刺さり相棒も結構痛い。
しかしその甲斐あって根元まで入ったので、すかさず回復魔法を使う。
初めての時は、裂傷と擦り切れなので普通にクラールで治るのだ。
シーラと初めて1つになった瞬間の顔はバッチリ記憶した。
妻達には初めての時をたまに話して話題にする。
すると例外無く襲われるのだが、それも面白く楽しんでいるエルヴィーノだ。
「シーラ、痛く無いか?」
「うん、もう大丈夫」
「動くとまた痛くなるから言えよ」
「ウン」
可愛い。
本当にそう思ったエルヴィーノだ。
昨日の態度と目の前の違いに、洞窟で宝箱を開けたら途轍もない財宝を見つけた様な驚きと満足感に優越感と”萌え”を与えてくれるシーラの乳輪。
(ああ、早く激しく突きまくって揺らしたい)
逸る気持ちを抑えながらゆっくりと腰を動かしてゆく。
「あっ、んんっ・・・ちょっと痛い」
痛いと言う単語に反応し回復魔法を使いながら、腰の動きは止まらない。
少しづつ距離を取り、テンポ良く、リズミカルに相棒が出入りして行くと、両腕を首に絡ませて唇を押し当てて来た。
求められれば、それに応えるエルヴィーノだ。
舌を絡ませて頭を掴み相棒の動きが早くなる。
息苦しくなってお互いの顔を見ながら2人の周りには、ハアハアハアハアハアハアとパンパンパンパンパンの音しか聞こえなくなった。
するとシーラが宣言する。
「あああっこの角に負けたのね。この角は私のモノよ」
エルヴィーノの黒光りした二本の角を両手で握って来た。
そんなに角が好きなのかと思い、同じ様にシーラの二本の角を握り絞める。
「だめえええっ、角は感じるのおおおおっ」
驚きの告白だった。
(それってパウリナの尻尾と同じ原理か? でも硬いぞ?)
などと考えながら角を先端から擦ってやる。
「あああぁぁぁん、それも良いぃぃぃ」
エルヴィーノの角は魔法の角だから特に気持ち良くは無いが、変わった性癖のシーラが面白かった。
「じゃこれはどうだ?」
そう言って唇を押し当て、意図的に角と角をブツケテ擦り合わせた。
「ああああっそれ良いぃぃぃぃ!」
シーラは首を動かしガンガン角を当てたり擦らせたりしている。
何とも感じないエルヴィーノはチョット呆れていた。
(そこまでするか。解からん。種族の性癖は変わっているなぁ。俺もそろそろ楽しもうかな)
上体をお越しシーラ全体を見ながら「シーラ、見てみな」相棒が出入りする様子を見せた。
「凄いっあんなおっきいのが入ってるぅぅ」
頃合いになったので、最長距離での腰使いに変わる。
「うっ、うっ、うっ、はっ、はっ、はっ」
シーラの吐息が相棒の出入りと合わせて来た。
そして見たかった光景が目の前で揺れていた。
霊峰が暴れると二つのハートが揺れるのだ。
エルヴィーノはその光景を直視し欲情していた。
その真剣な表情を見てシーラも欲情され、2人の性感帯は爆発寸前にまで上り詰めて行った。
シーラの目は潤み、無言で全てを受け入れていた。
エルヴィーノは念の為、魅力の二度掛けをすることにした。
「もう我慢出来ない」
「一緒にぃ!」
シーラの角を握りしめ魅力全開で「お前は俺の女だ。俺の言う事を聞けぇ」と叫んだ。
相棒の激しい突き上げと種族特有である角からの快感でシーラの意識は快楽と魅力が混ざり合ったモノとなっていた。
「はい、あなたのモノですぅぅあああああああっ」
絶叫と共に相棒に圧力が襲い掛かる。
と同時に背中に激痛が襲うが、ハートの影響で我慢できずに渾身の一撃と共に大量の魔精がシーラの体内に放出される。
お互いの顔を見つめ合って”同時に果てた事”を知るシーラ。
「私の中で熱いのが弾けた」
体内に放出された魔精を感じ取ったのか、涙目で恍惚の表情を見せるシーラの顔は一生忘れないだろう。
唇でシーラの唇を摘み、嬲っていると頭に腕を撒きつけて舌を絡めてきた。
まだ、余韻が残っているだろうに、情熱的な子だとエルヴィーノは感心していた。
すると
「私はアナタのモノよ。何でも言う事を聞くわ。だから他の女としたらダメよ」
(これはっ・・・魅力が効いているのか? だが後のセリフはどういう事だ。・・・俺には既に妻が居る事を知っているからかな)
それにしても女の嫉妬は恐ろしいと思ったエルヴィーノだ。
その後は体位を変えて愛してやったが、やはり一番のお気に入りはシーラが上で飛び跳ねたり、顔の近くでハートが揺れる姿が一番欲情したエルヴィーノだった。
ぐったりしたシーラを休ませる間に指令を出した。
「シーラ。俺の頼みを聞いてくれるか?」
言葉を変えたが命令に変わり無い。
横になった状態で「なぁに」と答えて来た。
「シーラの親兄弟をシーラの命令に従うように魅力を使ってくれ」
「うん」
”魔王”への反撃だ。
その時の注意事項も話した。
「魅力は自在に操れるのか?」
「普段は発生させない魔導具を付けているの」
「見せてみな」
隠しておいた耳に付ける魔道具を渡した。
それを複製して1つは効果を無くして渡す。
もう1つはエスパシオ・ボルザに入れた。
注意するのはジャンドール王が対抗手段を持っているかどうかだ。
後は1人づつ魔法を掛けた方が良いし言葉もそうだ。
まずは軽くお願いとして、効果を確認してから二度掛けの命令をさせよう。
その時はシーラとエルヴィーノに従えと命じる。
対象はジャンドール王に三兄弟とシーラの召使い達もだ。
この事をシーラに説明し、数日の間に実行しろと指令を出す。
「はいっ分かりました。あなた!」
元気良く飛び上がり返事をして近づいて来る。
「あなたの命令は全て聞くわ。だから・・・ねぇ」
そう言って相棒に手を添えておねだりして来るシーラ。
本当に魅力が効いているのか心配になったエルヴィーノだった。
勿論、絶頂と眠気で失神した後でスプレモ・デセオ・マヒアのスプレモ・デセオ・ウノで皮膚の活性化を行ない、くすんだハートをピンクにして、秘部も同様にしてあげた。
(クククッ鏡を見て驚くだろう)
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しかし、”魔王”め。
戻って来た時が楽しみだ。
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