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第2話 メルヴィの初体験 改
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オリビアは朝早くから用意していた弁当や荷物をエルヴィーノとメルヴィに渡し、メルヴィに「頑張れ!」と応援していた。
家を出るときオリビアが涙ぐみ、隣で横向きだが頬を伝う雫の後が輝いて見えるデイビット。
対照的なリーゼロッテは笑顔で手を振っていた。
エルヴィーノはメルヴィの手をしっかりと握りしめ歩いていた。
ふとメルヴィの気持ちを知りたくて聞いてみた。
「メルヴィ?」
「なぁに?」
「俺の事どう思っているんだ?」
「好きよ!」
間髪いれずに答えてきた。
「私は小さい時から両親に大きくなったらエルのお嫁さんになって沢山子供を作って役にたちなさいって言われてきたの!だからじゃ無いけど、二人で魔法の修行をしたり、秘密を持ったりした頃かな?どんどん好きになっていったのが分かっていたの」
そうかと思いながらあの頃は可愛いい妹としか思ってなかった事を思い出す。
「そして、エルが王宮に奉公に出ると聞かされた時、私は凄いショックでね布団にくるまって沢山泣いたのよ!」
エルヴィーノは何も知らなかったと言うよりも、妹がそんなに自分の事を思っていたとは知らなかった。
「ゴメンよ」と頭を撫でながら山を登って行った。
二時間ほど歩いたら休憩小屋の場合に着いた。
外は小屋の周りに木材が沢山積んであり、小屋は見えなくしてあった。
エルヴィーノはそこに認識阻害の魔法と結界の魔法をかけた。
小屋の中は小綺麗にされてベッドに布団に枕、タオルとか保存食などが整理されてあった。
メルヴィが「この小屋は両親が私を作るために作った小屋なんだって!」
(おいおいそんな事を娘に言うのか、お二人さん!)
荷物を片付け、二人でベッドに座っているとメルヴィが「用意するね」と言って立ち上がる。
小屋の中は仕切りの奥にベッド。
入口側に調理台と大きなタライがある。
魔法でタライに水をはり温める。
エルヴィーノはてっきり夜に始めるものだと思っていたが、両親になんと教えられたのかメルヴィが準備を初めて、仕方なく部屋中に温度調節の魔法をかける。
カーテンを締め魔法の明かりをつけて光度調節する。
エルヴィーノはあの時の事を思い出していた。
(何も分からず成すがままだった初体験の時、ロザリーは大分痛がっていたよなぁ。クラールを何度も使っていたし・・・出血もあったなぁ)
エルヴィーノはあの日を思いだしタオルを数枚ベッドの上に敷いた。
雰囲気が出てきたらメルヴィがタオル1枚巻いてベッドに腰かけた。
「じゃ俺も」と服を脱ぎタライの中へ魔法で汗や汚れを取り、お湯で身体を拭いた。
そして(今日は頑張れよ!) と自らの相棒を綺麗に拭いてやる。
まだ相棒は解っていないのか、半分しか血液が流れていなかった。
(大丈夫かな・・・妹と思っていたからな~反応が・・・誤動作してるようだ・・・)
身体を洗いベッドの横に立とメルヴィはすでにベッドの中にいた。
エルヴィーノはタオルを腰に巻いたままベッドの中へ入る。
布団をめくった時にメルヴィの白い肌と思っていた以上に大きな双丘に驚いた。
張りの有る双丘がそそり立っていて凄い。
まだ子供だから痩せているからか? 双丘がデカスギル!ロザリーの少女版みたいな感じだ。
エルヴィーノはメルヴィの首に腕を回し、顔を近づけメルヴィに告げる。
「メルヴィお前は今日から俺の女になる。心も身体も一生だ!!」
するとメルヴィが考えていた言葉を口にした。
「不束者ですが一生添い遂げますので宜しくお願い申し上げます」
ゆっくりと抱きしめるように唇を重ねた。
そして、メルヴィの唇の奥に自らの舌を入れるとメルヴィが「ウゥッ」と声に鳴らない声を漏らしメルヴィの舌が自分の口の中に入ってきた。
そして、エルヴィーノを力強く抱き締めて荒々しく舌を動かし腰をグイグイ押し当ててくる。
まるで、あの時の再現のようだった・・・
×××××××Dangerous erotic zone Start×××××××
メルヴィの鼻息が荒く強烈に吸われるエルヴィーノの舌。
タオルを取って押し付けてくるメルヴィの股間に反応した相棒。
メルヴィの股間は既にネットリと濡れていた。
それは、まるであの時の再現のようだった。
暫くして力が抜けてエルの舌は解放された。
すると、メルヴィが言い放つ。
「凄い!電気が走った!」
「頭から子宮にか?」
「何で分かるの?」
まだ、余韻の残るメルヴィの身体を見ながら掌からあふれる双丘を優しく揉みだし、その桜色の先端を舐め回した。
メルヴィの手がエルヴィーノの頭を押さえつけ荒い吐息が聞こえてくる。
双丘の後にもう一度唇を楽しんだ後、残してあったお楽しみの場所に向う宣言をした。
「じゃメルヴィの大事な所を見るよ」
メルヴィが頷き両膝裏を手で押し上げ、股間がエルヴィーノとメルヴィの目の前に晒される。
「恥ずかしいよ~」と言うが笑って誤魔化しじっくりと見て、匂いを嗅ぎ、そして舌で味わい始めた。
ビクンッと動くが両足を押さえつけられて身動き出来ないメルヴィはエルヴィーノが秘部を舐める顔を震えながら気持ち良さそうに見ていた。
そしてロザリーを毎回昇天させる秘部の突起を攻め回す。
大した時間もかからず2度目が来た。
「はぁ~もうダメ~!!おかしくなる~!!」
顔が高揚し、目が潤み、荒い吐息で、両手を使いエルヴィーノの頭を秘部に押し付けていた。
すると、物凄い力で足を伸ばそうとしてきた。
それを更に力を入れて押さえつけると、エルヴィーノの鼻に温かい聖水が飛んで来た。
ゆっくり両足を元に戻しメルヴィの顔に近づくと真っ赤な顔に涙が流れていた。
エルヴィーノは変な質問をした。
「痛かったか?」
首を振って答えたメルヴィに再度問いかける。
「じゃ気持ち良かったか?」
メルヴィの両手がエルヴィーノの頭を掴み唇へといざなった。
唇を離すと透明な分泌液が糸を引き「愛してるよ」と伝えると「私も愛してる」と答えるメルヴィ。
そしてもう一度両足を持ち上げ、まだかまだかと待ちくたびれていた相棒をメルヴィ
の股間に当てて、股間の回りにある分泌液を相棒に絡ませた。
メルヴィが相棒を見て「無理。入らないよ」と言われないよう見せずにしていた。
そして先端をあてがい、ゆっくりとメルヴィの中へ入って行く。
暫くすると痛がるメルヴィ。
「痛かったら言えよ。クラールをかけるからな」
頷くメルヴィに覆い被さるようにして耳元に唇を近づけ、こう言い続けた・・・
「愛してるよメルヴィこれから一つになるぞ。頑張れ、お前は俺の女だ。愛してる」
何度も何度も耳元で言ってやる。
メルヴィの手は、エルヴィーノの背中を掴むように爪を立てて我慢していると「痛いよ」と小さな声が聞こえあわててクラールを股間にかける。
「どうだ?」
「ウン、痛く無くなった」
そう聞き、ゆっくりと押し込める。
後3分の1位で「痛い!」
「わかった、クラール!大丈夫か?」
「ウン」
そして最後は強く残りを押し込んだ。
「メルヴィ、全部入ったよ」
「嬉しい、一つになったのね」
「あぁ俺達は一つだ」
「もう一度クラールかけて」
「わかった・・・」
クラールをかけてやり2人は唇を絡ませだした。
そしてゆっくりとエルヴィーノは上半身を起こし動きだすと、メルヴィの眉間にシワが寄る。
1往復してクラール。
2往復してクラール・・・
次第に往復の回数が多くなる中、気が付いたがメルヴィの下腹部がエルの相棒に合わせて盛り上がったり凹んだりと、それを見てエルは欲情した。
自分の新しい欲情方法を発見した瞬間だった。
双丘を揉んだり下腹部を見たり、舌を絡ませたりしていると、メルヴィの顔が恍惚へと変貌していった。
しばらくずっと舌を絡ませながら往復運動していたが、もう何度目のクラールか分からなくなった時にメルが唇を離して叫んだ。
「あぁ~~!!ダメ~~!!」
エルヴィーノはパンパンと音を立ててメルヴィを攻め立てた。
「あぁぁぁぁお兄ちゃぁぁぁん!!」
絶叫と共にメルヴィの両手がエルの背中を爪でカキムシリ、ロザリー以上の圧力で相棒を締め付けた。
メルヴィには長い長い一瞬の絶頂・・・約30秒ほどか・・・息が止まるほどの快感が襲っていた。
その間もエルヴィーノはゆっくりと腰を動かしていた。
力強く何度も引っ掻かれる背中。
”男の勲章”を増やしながらメルヴィのイキ顔を荒い吐息で観察していた。
ずっと目線を合わせながら、いつものようにお互いの魂に刻む言葉を連呼して!
メルヴィに力が無くなると、エルヴィーノは優しく抱きしめた。
言葉無く涙するメルヴィを見つめながら唇を重ねて動かないでいた。
今日の相棒は逞しい!昨日ロザリーにさんざん絞り取られたが、まだまだ大丈夫だ。
「痛くないか?」
「・・・少し」
「クラール」
エルヴィーノはメルヴィの痛みをとってやり、ゆっくりと動き出した。
暫くするとメルヴィの吐息も荒くなりエルの首に手をかけ、唇を求めて来た。
今度はメルヴィから舌を入れてきた。
お互いの舌と分泌液を絡ませ・・・2人は時間を忘れ求めあった。
エルヴィーノは”もう良いだろう”と相棒の長さに合わせた長距離往復を始めた。
ゆっくりと音立てながらリズミカルに。すると
「お兄ちゃん!また、おかしくなってきた!」
「メルヴィ、俺も我慢出来なくなったよ!」
「お兄ちゃん、一緒に!」
「あぁメルヴィ。愛してるよ!」
"肌の弾ける間隔"がだんだん早くなる。
「あああぁぁぁ、もうダメェ!!」
メルヴィが絶頂に達した時強烈な締め付けが相棒を襲い、それに耐えきれず快楽の波が来た。
背中を掻きむしられながら絶叫する。
「メルヴィの中に出すぞぉぉ!!」
「来てぇぇ!!」
渾身の力を込めてメルヴィの中に突撃し、両肩を押さえながらグイグイ股間を押し付ける二人。
メルヴィの中で激しく脈打つ相棒から大量の魔精が飛び出して行った。
メルヴィはまた涙している。
一つになりながら相棒はビクンビクンと引き攣り、メルヴィのお腹はヒクヒクと痙攣している。
エルヴィーノは何も聞かずクラールをかけメルヴィにキスをした。
何度も何度も。
「メルヴィが重かったら離れるけど・・・」
「ダメ!ずっとこのままでいて!!」
「わかったよ」
エルヴィーノは布団を頭までかけて、暫く一つになっていた。
ずっと舌を絡めながら・・・
どの位時間が経ったのかエルヴィーノは小便をしたくなりメルヴィに告げると、「じゃ抜くぞ」と言って二人で結合部分を見るとかなり血だらけになっていた。
想像以上の流血にビックリして「大丈夫か?痛くないか?」と問いただす。
「痛くないよ」と可愛く答えた。
そして、ゆっくりと抜いて行く。
「こんなに太かったの?痛いハズだよぉ~!」
メルヴィはエルヴィーノと相棒を交互に見る。
全部出て立ち上がるとメルヴィが凝視してきた。
まだ元気な相棒を色んな角度から見るメルヴィ。
最後に鮮血に染まった相棒に優しくキスをしてくれた。
「メルヴィ!洗って来なさい」
「一緒に!」
メルヴィがエルヴィーノの手を引きタライへ入る。
冷めた水を温め身体を拭こうとして止めた。
「ちょっと待ってメルヴィ」
エルヴィーノは洗浄の魔法をかけた。
すると汗だくだった身体と髪や血も綺麗になり、始める前のようなサラリとした状態になった。
「凄いよ!お兄ちゃんは何でも出来るんだね」
「じゃ後でこの魔法を教えてやるよ」
「やったぁ!」
跳び跳ねて抱きつくメルヴィだが、タライの水が跳ねて掃除することになる。
「所で、またお兄ちゃんに戻ったのか?」
「へへっ、なんか自然に出ちゃった・・・ダメだった?」
「お前の好きに呼べば良いよ」
(なんか、お兄ちゃんって呼ばれた方がゾクゾクするから良いけど・・・)
ベッドに引いたタオルも意味がなく大量の血がタオルの下まで染み付いていた。
エルヴィーノは直ぐに洗浄の魔法をかけた。
ベッド全体が綺麗になり、2人はベッドに腰かける。
全裸のままメルヴィの肩を抱き愛を確かめた。
「メルヴィ!愛してるよ」
「私も愛してる」
そしてまた唇を求め会う。
ハッと気が付き唇を離す。
「オシッコ忘れてた!」
メルヴィが笑いだす。
小屋の外で用を足し、再び布団の中に戻る。
ここでどうしても聞きたい事がありメルヴィに聞いてみる。
「メル?」
「なぁに?」
「どうだった?」
「・・・・・痛かったけど気持ち良かった」
顔を赤らめ恥ずかしそうに答えるメルヴィを見て満足感を味わう。
「でもお兄ちゃんの最初のキスが凄かった」
「電気が走ったやつか?」
「そう!あれでもう身体が言う事聞かない感じになってさ、その後にお兄ちゃんが私のあそこを・・・」
メルヴィが恥ずかしそうにしてるのでエルヴィーノ代わりに答える。
「同じ気持ち良さで股間がキュンとしたんだろ?」
頷きエルヴィーノの肩に頭を乗せる。
「でも一番驚いたのはコレよ」
そう言って相棒を掴む。
綺麗になった相棒を両手でもてあそぶメルヴィ。
「なぁメルヴィ?」
「なぁに?」
「まだコイツの感覚がお前の中に有るだろ?」
メルヴィはビックリした顔で問いかけた。
「何でわかるの?」
「しかもジンジンしてないか?」
「ウン!」
自らの下腹部をさする。
「まだお兄ちゃんが入ってる感じが残ってるよ!この辺り全体がモワーッとジンジンして・・・」
再度唇を重ねメルヴィを押し倒そうとした時に警告音が鳴った。
「ぐるぐるぐるぐる~~!!」
エルヴィーノのお腹が鳴り出した。
それを聞いてメルヴィは吹き出して笑い始めた。
「もう、お昼も大分過ぎたよね?」
「そうだなメルヴィが夢中になってたからなぁ」
「お兄ちゃんのせいだよ!」
「メルヴィが可愛くてさ」
顔を赤らめ黙り込むメルヴィに問いかける。
「弁当食べようか?」
「ウン!」
元気良くうなづくメルヴィが弁当を広げる。
母娘が作ってくれた弁当を「私が食べさせてあげるね」と微笑ましく仕切りだすメルヴィにやれやれと思いながら言われる通りにする。
メルヴィはエルヴィーノと離れていた30年を取り戻そうと必至だった。
ダークエルフの親同士は2人を結婚させたがっていたが、エルヴィーノはすでに魔性の女に捕まり子供まで出来ている。
メルヴィはエルヴィーノを取り戻そうと何でもエルヴィーノの言う事を聞いた。
と、言っても布団の中の事だけしかエルヴィーノはメルヴィに無茶は言わない。
そして、その夜も、次の日の朝、昼、晩と何度も何度も二人は求め合った。
エルヴィーノが130歳でメルヴィが丁度100歳を迎えた記念すべき春先の事であった。
☆
妹キャラのメルヴィです。処女・・・頂きました。
次回は本編の流れで、次の町に着いた時の多人数での戦闘になります。
家を出るときオリビアが涙ぐみ、隣で横向きだが頬を伝う雫の後が輝いて見えるデイビット。
対照的なリーゼロッテは笑顔で手を振っていた。
エルヴィーノはメルヴィの手をしっかりと握りしめ歩いていた。
ふとメルヴィの気持ちを知りたくて聞いてみた。
「メルヴィ?」
「なぁに?」
「俺の事どう思っているんだ?」
「好きよ!」
間髪いれずに答えてきた。
「私は小さい時から両親に大きくなったらエルのお嫁さんになって沢山子供を作って役にたちなさいって言われてきたの!だからじゃ無いけど、二人で魔法の修行をしたり、秘密を持ったりした頃かな?どんどん好きになっていったのが分かっていたの」
そうかと思いながらあの頃は可愛いい妹としか思ってなかった事を思い出す。
「そして、エルが王宮に奉公に出ると聞かされた時、私は凄いショックでね布団にくるまって沢山泣いたのよ!」
エルヴィーノは何も知らなかったと言うよりも、妹がそんなに自分の事を思っていたとは知らなかった。
「ゴメンよ」と頭を撫でながら山を登って行った。
二時間ほど歩いたら休憩小屋の場合に着いた。
外は小屋の周りに木材が沢山積んであり、小屋は見えなくしてあった。
エルヴィーノはそこに認識阻害の魔法と結界の魔法をかけた。
小屋の中は小綺麗にされてベッドに布団に枕、タオルとか保存食などが整理されてあった。
メルヴィが「この小屋は両親が私を作るために作った小屋なんだって!」
(おいおいそんな事を娘に言うのか、お二人さん!)
荷物を片付け、二人でベッドに座っているとメルヴィが「用意するね」と言って立ち上がる。
小屋の中は仕切りの奥にベッド。
入口側に調理台と大きなタライがある。
魔法でタライに水をはり温める。
エルヴィーノはてっきり夜に始めるものだと思っていたが、両親になんと教えられたのかメルヴィが準備を初めて、仕方なく部屋中に温度調節の魔法をかける。
カーテンを締め魔法の明かりをつけて光度調節する。
エルヴィーノはあの時の事を思い出していた。
(何も分からず成すがままだった初体験の時、ロザリーは大分痛がっていたよなぁ。クラールを何度も使っていたし・・・出血もあったなぁ)
エルヴィーノはあの日を思いだしタオルを数枚ベッドの上に敷いた。
雰囲気が出てきたらメルヴィがタオル1枚巻いてベッドに腰かけた。
「じゃ俺も」と服を脱ぎタライの中へ魔法で汗や汚れを取り、お湯で身体を拭いた。
そして(今日は頑張れよ!) と自らの相棒を綺麗に拭いてやる。
まだ相棒は解っていないのか、半分しか血液が流れていなかった。
(大丈夫かな・・・妹と思っていたからな~反応が・・・誤動作してるようだ・・・)
身体を洗いベッドの横に立とメルヴィはすでにベッドの中にいた。
エルヴィーノはタオルを腰に巻いたままベッドの中へ入る。
布団をめくった時にメルヴィの白い肌と思っていた以上に大きな双丘に驚いた。
張りの有る双丘がそそり立っていて凄い。
まだ子供だから痩せているからか? 双丘がデカスギル!ロザリーの少女版みたいな感じだ。
エルヴィーノはメルヴィの首に腕を回し、顔を近づけメルヴィに告げる。
「メルヴィお前は今日から俺の女になる。心も身体も一生だ!!」
するとメルヴィが考えていた言葉を口にした。
「不束者ですが一生添い遂げますので宜しくお願い申し上げます」
ゆっくりと抱きしめるように唇を重ねた。
そして、メルヴィの唇の奥に自らの舌を入れるとメルヴィが「ウゥッ」と声に鳴らない声を漏らしメルヴィの舌が自分の口の中に入ってきた。
そして、エルヴィーノを力強く抱き締めて荒々しく舌を動かし腰をグイグイ押し当ててくる。
まるで、あの時の再現のようだった・・・
×××××××Dangerous erotic zone Start×××××××
メルヴィの鼻息が荒く強烈に吸われるエルヴィーノの舌。
タオルを取って押し付けてくるメルヴィの股間に反応した相棒。
メルヴィの股間は既にネットリと濡れていた。
それは、まるであの時の再現のようだった。
暫くして力が抜けてエルの舌は解放された。
すると、メルヴィが言い放つ。
「凄い!電気が走った!」
「頭から子宮にか?」
「何で分かるの?」
まだ、余韻の残るメルヴィの身体を見ながら掌からあふれる双丘を優しく揉みだし、その桜色の先端を舐め回した。
メルヴィの手がエルヴィーノの頭を押さえつけ荒い吐息が聞こえてくる。
双丘の後にもう一度唇を楽しんだ後、残してあったお楽しみの場所に向う宣言をした。
「じゃメルヴィの大事な所を見るよ」
メルヴィが頷き両膝裏を手で押し上げ、股間がエルヴィーノとメルヴィの目の前に晒される。
「恥ずかしいよ~」と言うが笑って誤魔化しじっくりと見て、匂いを嗅ぎ、そして舌で味わい始めた。
ビクンッと動くが両足を押さえつけられて身動き出来ないメルヴィはエルヴィーノが秘部を舐める顔を震えながら気持ち良さそうに見ていた。
そしてロザリーを毎回昇天させる秘部の突起を攻め回す。
大した時間もかからず2度目が来た。
「はぁ~もうダメ~!!おかしくなる~!!」
顔が高揚し、目が潤み、荒い吐息で、両手を使いエルヴィーノの頭を秘部に押し付けていた。
すると、物凄い力で足を伸ばそうとしてきた。
それを更に力を入れて押さえつけると、エルヴィーノの鼻に温かい聖水が飛んで来た。
ゆっくり両足を元に戻しメルヴィの顔に近づくと真っ赤な顔に涙が流れていた。
エルヴィーノは変な質問をした。
「痛かったか?」
首を振って答えたメルヴィに再度問いかける。
「じゃ気持ち良かったか?」
メルヴィの両手がエルヴィーノの頭を掴み唇へといざなった。
唇を離すと透明な分泌液が糸を引き「愛してるよ」と伝えると「私も愛してる」と答えるメルヴィ。
そしてもう一度両足を持ち上げ、まだかまだかと待ちくたびれていた相棒をメルヴィ
の股間に当てて、股間の回りにある分泌液を相棒に絡ませた。
メルヴィが相棒を見て「無理。入らないよ」と言われないよう見せずにしていた。
そして先端をあてがい、ゆっくりとメルヴィの中へ入って行く。
暫くすると痛がるメルヴィ。
「痛かったら言えよ。クラールをかけるからな」
頷くメルヴィに覆い被さるようにして耳元に唇を近づけ、こう言い続けた・・・
「愛してるよメルヴィこれから一つになるぞ。頑張れ、お前は俺の女だ。愛してる」
何度も何度も耳元で言ってやる。
メルヴィの手は、エルヴィーノの背中を掴むように爪を立てて我慢していると「痛いよ」と小さな声が聞こえあわててクラールを股間にかける。
「どうだ?」
「ウン、痛く無くなった」
そう聞き、ゆっくりと押し込める。
後3分の1位で「痛い!」
「わかった、クラール!大丈夫か?」
「ウン」
そして最後は強く残りを押し込んだ。
「メルヴィ、全部入ったよ」
「嬉しい、一つになったのね」
「あぁ俺達は一つだ」
「もう一度クラールかけて」
「わかった・・・」
クラールをかけてやり2人は唇を絡ませだした。
そしてゆっくりとエルヴィーノは上半身を起こし動きだすと、メルヴィの眉間にシワが寄る。
1往復してクラール。
2往復してクラール・・・
次第に往復の回数が多くなる中、気が付いたがメルヴィの下腹部がエルの相棒に合わせて盛り上がったり凹んだりと、それを見てエルは欲情した。
自分の新しい欲情方法を発見した瞬間だった。
双丘を揉んだり下腹部を見たり、舌を絡ませたりしていると、メルヴィの顔が恍惚へと変貌していった。
しばらくずっと舌を絡ませながら往復運動していたが、もう何度目のクラールか分からなくなった時にメルが唇を離して叫んだ。
「あぁ~~!!ダメ~~!!」
エルヴィーノはパンパンと音を立ててメルヴィを攻め立てた。
「あぁぁぁぁお兄ちゃぁぁぁん!!」
絶叫と共にメルヴィの両手がエルの背中を爪でカキムシリ、ロザリー以上の圧力で相棒を締め付けた。
メルヴィには長い長い一瞬の絶頂・・・約30秒ほどか・・・息が止まるほどの快感が襲っていた。
その間もエルヴィーノはゆっくりと腰を動かしていた。
力強く何度も引っ掻かれる背中。
”男の勲章”を増やしながらメルヴィのイキ顔を荒い吐息で観察していた。
ずっと目線を合わせながら、いつものようにお互いの魂に刻む言葉を連呼して!
メルヴィに力が無くなると、エルヴィーノは優しく抱きしめた。
言葉無く涙するメルヴィを見つめながら唇を重ねて動かないでいた。
今日の相棒は逞しい!昨日ロザリーにさんざん絞り取られたが、まだまだ大丈夫だ。
「痛くないか?」
「・・・少し」
「クラール」
エルヴィーノはメルヴィの痛みをとってやり、ゆっくりと動き出した。
暫くするとメルヴィの吐息も荒くなりエルの首に手をかけ、唇を求めて来た。
今度はメルヴィから舌を入れてきた。
お互いの舌と分泌液を絡ませ・・・2人は時間を忘れ求めあった。
エルヴィーノは”もう良いだろう”と相棒の長さに合わせた長距離往復を始めた。
ゆっくりと音立てながらリズミカルに。すると
「お兄ちゃん!また、おかしくなってきた!」
「メルヴィ、俺も我慢出来なくなったよ!」
「お兄ちゃん、一緒に!」
「あぁメルヴィ。愛してるよ!」
"肌の弾ける間隔"がだんだん早くなる。
「あああぁぁぁ、もうダメェ!!」
メルヴィが絶頂に達した時強烈な締め付けが相棒を襲い、それに耐えきれず快楽の波が来た。
背中を掻きむしられながら絶叫する。
「メルヴィの中に出すぞぉぉ!!」
「来てぇぇ!!」
渾身の力を込めてメルヴィの中に突撃し、両肩を押さえながらグイグイ股間を押し付ける二人。
メルヴィの中で激しく脈打つ相棒から大量の魔精が飛び出して行った。
メルヴィはまた涙している。
一つになりながら相棒はビクンビクンと引き攣り、メルヴィのお腹はヒクヒクと痙攣している。
エルヴィーノは何も聞かずクラールをかけメルヴィにキスをした。
何度も何度も。
「メルヴィが重かったら離れるけど・・・」
「ダメ!ずっとこのままでいて!!」
「わかったよ」
エルヴィーノは布団を頭までかけて、暫く一つになっていた。
ずっと舌を絡めながら・・・
どの位時間が経ったのかエルヴィーノは小便をしたくなりメルヴィに告げると、「じゃ抜くぞ」と言って二人で結合部分を見るとかなり血だらけになっていた。
想像以上の流血にビックリして「大丈夫か?痛くないか?」と問いただす。
「痛くないよ」と可愛く答えた。
そして、ゆっくりと抜いて行く。
「こんなに太かったの?痛いハズだよぉ~!」
メルヴィはエルヴィーノと相棒を交互に見る。
全部出て立ち上がるとメルヴィが凝視してきた。
まだ元気な相棒を色んな角度から見るメルヴィ。
最後に鮮血に染まった相棒に優しくキスをしてくれた。
「メルヴィ!洗って来なさい」
「一緒に!」
メルヴィがエルヴィーノの手を引きタライへ入る。
冷めた水を温め身体を拭こうとして止めた。
「ちょっと待ってメルヴィ」
エルヴィーノは洗浄の魔法をかけた。
すると汗だくだった身体と髪や血も綺麗になり、始める前のようなサラリとした状態になった。
「凄いよ!お兄ちゃんは何でも出来るんだね」
「じゃ後でこの魔法を教えてやるよ」
「やったぁ!」
跳び跳ねて抱きつくメルヴィだが、タライの水が跳ねて掃除することになる。
「所で、またお兄ちゃんに戻ったのか?」
「へへっ、なんか自然に出ちゃった・・・ダメだった?」
「お前の好きに呼べば良いよ」
(なんか、お兄ちゃんって呼ばれた方がゾクゾクするから良いけど・・・)
ベッドに引いたタオルも意味がなく大量の血がタオルの下まで染み付いていた。
エルヴィーノは直ぐに洗浄の魔法をかけた。
ベッド全体が綺麗になり、2人はベッドに腰かける。
全裸のままメルヴィの肩を抱き愛を確かめた。
「メルヴィ!愛してるよ」
「私も愛してる」
そしてまた唇を求め会う。
ハッと気が付き唇を離す。
「オシッコ忘れてた!」
メルヴィが笑いだす。
小屋の外で用を足し、再び布団の中に戻る。
ここでどうしても聞きたい事がありメルヴィに聞いてみる。
「メル?」
「なぁに?」
「どうだった?」
「・・・・・痛かったけど気持ち良かった」
顔を赤らめ恥ずかしそうに答えるメルヴィを見て満足感を味わう。
「でもお兄ちゃんの最初のキスが凄かった」
「電気が走ったやつか?」
「そう!あれでもう身体が言う事聞かない感じになってさ、その後にお兄ちゃんが私のあそこを・・・」
メルヴィが恥ずかしそうにしてるのでエルヴィーノ代わりに答える。
「同じ気持ち良さで股間がキュンとしたんだろ?」
頷きエルヴィーノの肩に頭を乗せる。
「でも一番驚いたのはコレよ」
そう言って相棒を掴む。
綺麗になった相棒を両手でもてあそぶメルヴィ。
「なぁメルヴィ?」
「なぁに?」
「まだコイツの感覚がお前の中に有るだろ?」
メルヴィはビックリした顔で問いかけた。
「何でわかるの?」
「しかもジンジンしてないか?」
「ウン!」
自らの下腹部をさする。
「まだお兄ちゃんが入ってる感じが残ってるよ!この辺り全体がモワーッとジンジンして・・・」
再度唇を重ねメルヴィを押し倒そうとした時に警告音が鳴った。
「ぐるぐるぐるぐる~~!!」
エルヴィーノのお腹が鳴り出した。
それを聞いてメルヴィは吹き出して笑い始めた。
「もう、お昼も大分過ぎたよね?」
「そうだなメルヴィが夢中になってたからなぁ」
「お兄ちゃんのせいだよ!」
「メルヴィが可愛くてさ」
顔を赤らめ黙り込むメルヴィに問いかける。
「弁当食べようか?」
「ウン!」
元気良くうなづくメルヴィが弁当を広げる。
母娘が作ってくれた弁当を「私が食べさせてあげるね」と微笑ましく仕切りだすメルヴィにやれやれと思いながら言われる通りにする。
メルヴィはエルヴィーノと離れていた30年を取り戻そうと必至だった。
ダークエルフの親同士は2人を結婚させたがっていたが、エルヴィーノはすでに魔性の女に捕まり子供まで出来ている。
メルヴィはエルヴィーノを取り戻そうと何でもエルヴィーノの言う事を聞いた。
と、言っても布団の中の事だけしかエルヴィーノはメルヴィに無茶は言わない。
そして、その夜も、次の日の朝、昼、晩と何度も何度も二人は求め合った。
エルヴィーノが130歳でメルヴィが丁度100歳を迎えた記念すべき春先の事であった。
☆
妹キャラのメルヴィです。処女・・・頂きました。
次回は本編の流れで、次の町に着いた時の多人数での戦闘になります。
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王立大学のメイド、レナは、毎晩、天才教授、アーキス・トレボーの教授室に、コーヒーを届ける。
そして毎晩、教授からレッスンを受けるのであった……誰にも知られてはいけないレッスンを。
神の教えに背く、禁断のレッスンを。
R18です。長編『僕は彼女としたいだけ』のヒロインが書いた異世界恋愛小説を抜き出しました。
独立しているので、この話だけでも楽しめます。
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