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第13章 建国
第359話 築城開始2
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アルセ・ティロとヴィオレタが現れた事で城の装飾が始まるらしい。
前回はエルヴィーノの要望で棘の模様が多用されたが今回は特に指定は無かったのでコラソンに聞いて見た。
「ところで、この城はどんな装飾にするんだ?」
「今回はメルヴィさんの要望を取り入れて、外見は簡素で美しく。内装は豪華な作りにする予定ですから期待してくださいね」
「豪華な内装って・・・」
余計な事は言わず口を閉じるエルヴィーノだ。
何故ならメルヴィから助言された事は多岐に渡ったからだ。
その中でも絵画だ。
他の国には当たり前のように、至る所に肖像画や風景画が飾られている。
そして助言通りに肖像画を手配した。
依頼したのはリーゼロッテの肖像画とエルヴィーノの肖像画、オリビアとデイビットにメルヴィとアロンソの肖像画。
そして家族全員の肖像画だ。
メルヴィとアロンソの肖像画の依頼は既にメルヴィがしたらしい。
(自分達だけちゃっかりと・・・)
それぞれの絵画は既に飾る場所を決めているらしい。
その辺を含めて妻に全部丸投げのエルヴィーノだから文句は言えないのだ。
コラソン達と食材や食べ物の話をしていると城下街は出来上がり、ラソンとインスティントが仕上げの水車と汲上げる桶を設置しに行った。
するとバレンティアは港町に向って魔法を使った。
港町は低層の建物が多いので城下町よりも早く出来上がっていった。
陸の建物よりも港と桟橋の方がより多くの石塊を多用し、波けしにも多く使われていた。
既に日は傾き始めた頃、バレンティアがこちらにやって来た。
「お疲れさま」
「やぁモンドリアンさん。今日はもう少し石畳を作って終わりますが、どうですか?」
「素晴らしい出来だよ」
「ええ、見事な物だわ」
「はっ、ハイ!! 恐縮です!!」
何故かメルヴィに緊張するバレンティアだった。
「どうでしょうモンドリアンさん。今日はこの辺にして、明日残りの開墾など終わらせてから城内と街中を視察するのは」
「ああ、是非そうさせて欲しい」
「視察中に変更も出来るわよね?」
「お前なぁ、折角みんなが協力してくれてんだぞぉぉ!!」
メルヴィの何気ない言動に注意する夫だ。
「御2人共大丈夫ですよ」
「すまんコラソン。良く言い聞かせておくから」
「ははは、本当に大丈夫ですから何でも言ってください」
そこからほんの少しだが、”龍も犬も食わない喧嘩”をした2人だった。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
翌日。
昨日、帰ってからもメルヴィと喧嘩からの・・・夫婦の営みに発展し、夜遅くまでお詫びの腰を振ったエルヴィーノは前日同様にコラソンに叩き起こされた。
「メルヴィ起きろ・・・起きないなら先に行くぞ」
「・・・うん・・・行ってて」
寝坊助の妻を置き去りにして1人で用意を済ませて転移したエルヴィーノだった。
コラソン達が待っていたのは城下町の入口で港側寄りの場所だ。
城下街の入口には転移施設を作ってもらった。
そして街の最奥に高級旅館を作ってもらった。
旅館の名前はまだ決めて無いが、他の建物と同じ高さで統一し横長になっている。
高級旅館を作る為に、ベンダラマの超高級旅館エスピナへ内緒でコラソンとバレンティアを招待して、過去に作った”作品”がどのようにして使われているのか再確認してもらい、改めて細部の仕様を拘ってもらったのだ。
もっともゲレミオの運営する旅館なので、移民後に他の者が作る普通の宿も期待できるだろう。
転移施設とは、個人の魔素の替わりに大地の魔素を使い転移魔法を実行出来る優れものだ。
これはコラソンの提案で作ってもらった物だ。
そして、誰もが何処でも転移してこない様に制限をする警備的な名目も有る。
因みにペンタガラマは出来ないと言う。
理由は大地の魔素が少ないからだそうだ。
城に掛かる石橋から突きあたるT字路に大聖堂が有り、更に山手側まで街並みは続き緩やかな傾斜になっていて、ゆっくりと水が流れる程度なので歩くにも負担にならない。
街の作りは単純で湖に沿って真っ直ぐな道が数本あり同じ建物が並んでいる。
街の規模はハッキリ言ってペンタガラマの三分の一程度だ。
港町を足しても半分よりも少ないくらいと言った所だろうか。
もっとも同族のダークエルフの人数から言えばかなりの大きく、街の大きさはエルヴィーノに家族も望んでいた程度の大きさだ。
小さくも無く大きくも無い丁度良い街だ。
「おはようコラソンにみんな」
「モンドリアンさん、まずは城下町を歩いて大聖堂まで行きましょうか。そのあと開墾の場所へ行きましょう」
エルヴィーノに反対する理由も無く後に続いた。
大通りをエルヴィーノとコラソンに五人の龍人が歩いて行った。
「しかし、やっぱバレンティアの魔法は凄いよなぁ」
「いやぁ、今回はちょっと頑張りましたよぉ。全ての石は縦横に揺れてもビクともしない様に組み込みましたからねぇ、絶対の強度が有りますよぉ」
「へぇ流石バレンティアだ」
多少大げさに褒め称えながらも街並みを見ながら歩いて行くとインスティントから中も見て欲しいと要望が有った。
基本的な作りは全部同じなので五階建ての建物に入り五階まで登った。
部屋の広さはペンタガラマの妻達専用部屋の倍以上は有るだろうからかなりの広さだ。
部屋の天上はかなり高く、その天井近くに横に細長い窓が取り付けられて、湖からの湿気を逃がす工夫がされている。
湖に接しているので風景が良く、窓からは湖面に浮かぶ城が神秘的に見えた。
「綺麗だ・・・」
エルヴィーノのその一言がバレンティアとカマラダの心に充実感と達成感を与え満足した表情だった。
「ねぇ、こっちも見てよ」
インスティントに案内されると、小さな調理台から水が流れていた。
「これずっと流れているのか?」
「今はね。管理するなら魔導具が必要だし水は自然に流れて来るからね。だけど便所は貯めて出す仕様にしたわ」
一応五階を確認すれば全て同じ作りなので、とても清潔で素晴らしく画期的な作りだと感心して協力してくれたインスティントとラソンを褒めた。
ここで女性達を褒めておかなければ後々面倒になるからだ。
その程度の気配りは出来るエルヴィーノだった。
広い大通りを歩き正面には城へと続く曲がり角と大聖堂が見えた。
今回大聖堂には魔法の鍵は付けない予定だ。
(やっぱ付けた方が良いかなぁ・・・でもなぁ・・・良し、中の小部屋にロリ専用の部屋を作ってそこに魔法の鍵を付けよう。これで勘弁してもらおう・・・)
心の中で問題提議を自己完結し、颯爽と大聖堂の中に入った。
「やっぱ誰も居ないけど荘厳だなぁ」
ペンタガラマの大聖堂と同じ作りだが多少異なる部分が有る。
それは、龍の彫像の場所だ。
今まではラソンが中心だったのだが今回は何と、あの黒い人が中心に来ているではないか!!
「ええっとラソン、良いのかアレで」
「勿論よ」
満面の笑みで返されても困ってしまうエルヴィーノだ。
エルフ国メディテッラネウスでは、ひっそりと隠れる様に小さな石像が置いて有るが、ここではどうだろう、威風堂々たる巨大な石像が聖堂最奥の壁面に鎮座しているではないか!!
そして気になる他の石像は、建物の中心の左右にラソンとインスティントの石像と、入口の左右にカマラダとバレンティアの石像が配置されていた。
それぞれが本来の姿だろうと、改めて眺めるエルヴィーノだった。
取りあえず確認を踏まえ聖堂内を散策し、適度な広さの部屋を見つけたのでロリの呪文を付与した。
☆
妻に文句を言われる前に自らの保身に抜かりはない。
前回はエルヴィーノの要望で棘の模様が多用されたが今回は特に指定は無かったのでコラソンに聞いて見た。
「ところで、この城はどんな装飾にするんだ?」
「今回はメルヴィさんの要望を取り入れて、外見は簡素で美しく。内装は豪華な作りにする予定ですから期待してくださいね」
「豪華な内装って・・・」
余計な事は言わず口を閉じるエルヴィーノだ。
何故ならメルヴィから助言された事は多岐に渡ったからだ。
その中でも絵画だ。
他の国には当たり前のように、至る所に肖像画や風景画が飾られている。
そして助言通りに肖像画を手配した。
依頼したのはリーゼロッテの肖像画とエルヴィーノの肖像画、オリビアとデイビットにメルヴィとアロンソの肖像画。
そして家族全員の肖像画だ。
メルヴィとアロンソの肖像画の依頼は既にメルヴィがしたらしい。
(自分達だけちゃっかりと・・・)
それぞれの絵画は既に飾る場所を決めているらしい。
その辺を含めて妻に全部丸投げのエルヴィーノだから文句は言えないのだ。
コラソン達と食材や食べ物の話をしていると城下街は出来上がり、ラソンとインスティントが仕上げの水車と汲上げる桶を設置しに行った。
するとバレンティアは港町に向って魔法を使った。
港町は低層の建物が多いので城下町よりも早く出来上がっていった。
陸の建物よりも港と桟橋の方がより多くの石塊を多用し、波けしにも多く使われていた。
既に日は傾き始めた頃、バレンティアがこちらにやって来た。
「お疲れさま」
「やぁモンドリアンさん。今日はもう少し石畳を作って終わりますが、どうですか?」
「素晴らしい出来だよ」
「ええ、見事な物だわ」
「はっ、ハイ!! 恐縮です!!」
何故かメルヴィに緊張するバレンティアだった。
「どうでしょうモンドリアンさん。今日はこの辺にして、明日残りの開墾など終わらせてから城内と街中を視察するのは」
「ああ、是非そうさせて欲しい」
「視察中に変更も出来るわよね?」
「お前なぁ、折角みんなが協力してくれてんだぞぉぉ!!」
メルヴィの何気ない言動に注意する夫だ。
「御2人共大丈夫ですよ」
「すまんコラソン。良く言い聞かせておくから」
「ははは、本当に大丈夫ですから何でも言ってください」
そこからほんの少しだが、”龍も犬も食わない喧嘩”をした2人だった。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
翌日。
昨日、帰ってからもメルヴィと喧嘩からの・・・夫婦の営みに発展し、夜遅くまでお詫びの腰を振ったエルヴィーノは前日同様にコラソンに叩き起こされた。
「メルヴィ起きろ・・・起きないなら先に行くぞ」
「・・・うん・・・行ってて」
寝坊助の妻を置き去りにして1人で用意を済ませて転移したエルヴィーノだった。
コラソン達が待っていたのは城下町の入口で港側寄りの場所だ。
城下街の入口には転移施設を作ってもらった。
そして街の最奥に高級旅館を作ってもらった。
旅館の名前はまだ決めて無いが、他の建物と同じ高さで統一し横長になっている。
高級旅館を作る為に、ベンダラマの超高級旅館エスピナへ内緒でコラソンとバレンティアを招待して、過去に作った”作品”がどのようにして使われているのか再確認してもらい、改めて細部の仕様を拘ってもらったのだ。
もっともゲレミオの運営する旅館なので、移民後に他の者が作る普通の宿も期待できるだろう。
転移施設とは、個人の魔素の替わりに大地の魔素を使い転移魔法を実行出来る優れものだ。
これはコラソンの提案で作ってもらった物だ。
そして、誰もが何処でも転移してこない様に制限をする警備的な名目も有る。
因みにペンタガラマは出来ないと言う。
理由は大地の魔素が少ないからだそうだ。
城に掛かる石橋から突きあたるT字路に大聖堂が有り、更に山手側まで街並みは続き緩やかな傾斜になっていて、ゆっくりと水が流れる程度なので歩くにも負担にならない。
街の作りは単純で湖に沿って真っ直ぐな道が数本あり同じ建物が並んでいる。
街の規模はハッキリ言ってペンタガラマの三分の一程度だ。
港町を足しても半分よりも少ないくらいと言った所だろうか。
もっとも同族のダークエルフの人数から言えばかなりの大きく、街の大きさはエルヴィーノに家族も望んでいた程度の大きさだ。
小さくも無く大きくも無い丁度良い街だ。
「おはようコラソンにみんな」
「モンドリアンさん、まずは城下町を歩いて大聖堂まで行きましょうか。そのあと開墾の場所へ行きましょう」
エルヴィーノに反対する理由も無く後に続いた。
大通りをエルヴィーノとコラソンに五人の龍人が歩いて行った。
「しかし、やっぱバレンティアの魔法は凄いよなぁ」
「いやぁ、今回はちょっと頑張りましたよぉ。全ての石は縦横に揺れてもビクともしない様に組み込みましたからねぇ、絶対の強度が有りますよぉ」
「へぇ流石バレンティアだ」
多少大げさに褒め称えながらも街並みを見ながら歩いて行くとインスティントから中も見て欲しいと要望が有った。
基本的な作りは全部同じなので五階建ての建物に入り五階まで登った。
部屋の広さはペンタガラマの妻達専用部屋の倍以上は有るだろうからかなりの広さだ。
部屋の天上はかなり高く、その天井近くに横に細長い窓が取り付けられて、湖からの湿気を逃がす工夫がされている。
湖に接しているので風景が良く、窓からは湖面に浮かぶ城が神秘的に見えた。
「綺麗だ・・・」
エルヴィーノのその一言がバレンティアとカマラダの心に充実感と達成感を与え満足した表情だった。
「ねぇ、こっちも見てよ」
インスティントに案内されると、小さな調理台から水が流れていた。
「これずっと流れているのか?」
「今はね。管理するなら魔導具が必要だし水は自然に流れて来るからね。だけど便所は貯めて出す仕様にしたわ」
一応五階を確認すれば全て同じ作りなので、とても清潔で素晴らしく画期的な作りだと感心して協力してくれたインスティントとラソンを褒めた。
ここで女性達を褒めておかなければ後々面倒になるからだ。
その程度の気配りは出来るエルヴィーノだった。
広い大通りを歩き正面には城へと続く曲がり角と大聖堂が見えた。
今回大聖堂には魔法の鍵は付けない予定だ。
(やっぱ付けた方が良いかなぁ・・・でもなぁ・・・良し、中の小部屋にロリ専用の部屋を作ってそこに魔法の鍵を付けよう。これで勘弁してもらおう・・・)
心の中で問題提議を自己完結し、颯爽と大聖堂の中に入った。
「やっぱ誰も居ないけど荘厳だなぁ」
ペンタガラマの大聖堂と同じ作りだが多少異なる部分が有る。
それは、龍の彫像の場所だ。
今まではラソンが中心だったのだが今回は何と、あの黒い人が中心に来ているではないか!!
「ええっとラソン、良いのかアレで」
「勿論よ」
満面の笑みで返されても困ってしまうエルヴィーノだ。
エルフ国メディテッラネウスでは、ひっそりと隠れる様に小さな石像が置いて有るが、ここではどうだろう、威風堂々たる巨大な石像が聖堂最奥の壁面に鎮座しているではないか!!
そして気になる他の石像は、建物の中心の左右にラソンとインスティントの石像と、入口の左右にカマラダとバレンティアの石像が配置されていた。
それぞれが本来の姿だろうと、改めて眺めるエルヴィーノだった。
取りあえず確認を踏まえ聖堂内を散策し、適度な広さの部屋を見つけたのでロリの呪文を付与した。
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妻に文句を言われる前に自らの保身に抜かりはない。
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