199 / 430
第7章 レース編
第199話 ドス・パラ・ドスの準備
しおりを挟む
アンドレアとプリマベラに連絡した。
(妻達の戦い振りを2人にお見せしますので、日時を決めてください)
母娘の間では内密に話してあるそうで、事前に相談していたので簡単に視察の日が決まった。
先日と同じ場所に五人で転移して義母たちに説明した。
「そのラナ・デプレタドルと言うのは大丈夫なのですか?」
アンドレアからの質問だ。
「非常に危険です。ですが、強さでは妻達の方が遥かに危険です。因みにアギラ族の長老が大昔の口伝を知っていますから聞いてください。力説されますよ!」
「そうなの? 帰ったら呼んでみます」
アンドレアに長老にはどこまで話しても良いか説明し妻達に準備させた。
二度目の練習だが妻達にはアレグリアの闘技場を視察させ大きさを体感してもらってあった。
「じゃ始めてくれ」
義母たちは、お互いの娘が魔法で変わって行く姿を見て驚いている。
アンドレアはロリのサント・アルマドゥラを見た事は有るが遠目だったので、間近で見る姿はまさしく神々しい姿だった。
一方のプリマベラは初めて見る神獣降臨を見てロリ同様に”凄い”を連呼する。
お互いの娘達を見て互いに褒め合う母達だ。
そんな事はどうでも良いが口は出さないエルヴィーノだ。
女性の自慢話に割り込むと後々面倒なので、そのようなミスは妻達だけで十分だと思っている。
切りの良い所で「はじめてくれ」と再度指示を出す。
空を駆ける2人が闘技場を想定した巨大な防護壁サントゥアリオ・ディオスを展開しエルヴィーノが義母たちに説明する。
折角なので2人の義母を特等席に案内した。
特等席とは黒い毛布だ。
上空から観覧した方が良いと思ったのだ。
「じゃ、召喚するぞ!」
サントゥアリオ・ディオスの圏外から召還し、中心に現われたのは4~5mの魔物が10体だ。
「黒竜王、アレが?」
「ええ、屈強な獣人の戦士が100人居ても一体を倒せるか分からない強力な魔物です」
「ねぇ、大丈夫なの国王」
アンドレアがその大きさに驚きエルヴィーノが再度説明しプリマベラが実物を見ると不安がる。
「何度か練習しましたから、安心して見てください」
するとパウリナが鳴いて辺りが雷光で光、バチィィィン。
バババンッと魔物が破裂して行った。
「「凄い」」
2人の義母の率直な意見だ。
だが、物言いが有った。
神獣降臨したままで問いかけた。
「パウリナ、魔法を唱える時に何と言ったの?」
(しまったぁ! やはりそこを突っ込まれたか!)
パウリナは「グルグルグルにゃー!」(イラ・デ・ディオス!) と言っているが義母たちには鳴き声だけがした。
「「・・・」」
「いいのよパウリナ。私は凄く好き。ただね、可愛すぎて威厳が無いの」
パウリナの表情が面白い。
ガーンって顔を巨大な猫が口を開けて固まっている。
「パウリナは可愛くて良いの。黒龍王! 何とかして」
あぁあ、義母からの無茶な要望が出ました。
「じゃ観客に分かりやすくロリが指示するのはどうだろう?」
「それよ!」
決まりました。
他の母娘は傍観しているが、エルヴィーノの意見を受け入れてくれたようだ。
(良かった)
「それでですね、再度お二人に相談と協力が有ります」
「「何でしょうか?」」
「では続きは応接室で」
確認を取り転移した。
「視察はどうでしたか?」
「「凄かったわ」」
そして交互に話し出す。
自分の娘を褒めちぎるのだ。
しかし、話しを折るようにして割って入る。
「だが、魔物がどの位強いのか解らないでしょ?」
「「それは・・・」」
口を閉ざした2人の義母。
「俺が説明した魔物一体で獣人100人を簡単に倒すと言うのは冗談で無いのです」
難しい顔するアンドレア。
「だから、一般獣人達にも分かりやすく実演する事でどうでしょうか?」
「どうやって?」
ニヤリと笑う黒龍王。
「それぞれの街には死刑囚や囚人たちが居ますよねぇ。奴らを使うのですよ」
「あぁ、解かったわ。死刑囚に戦わせるのね」
「仰る通りです」
「囚人が沢山居ると国の財源が無駄になりますからねぇ。彼らには戦って勝利すれば釈放と言えばやる気が出るでしょう」
「国王も人が悪いわねぇ」
(プリマベラに言われたけど俺、人じゃ無いし)
「全て妻達と国庫の為です!」
「「それで行きましょう!」」
間髪入れずに義母たちの快諾を得た。
2人の義母が承認したら、怖いものなしだ。
全て滞りなく進んでゆく。
誰に何を言われても義母の指示と言えば問題無かった。
国王に力が無いのではなく、実務は義母たちが裏で糸を引いているからだ。
妻達もまだ若いので、実際の王国運営は義母だと言っても過言では無い。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
アンドレアがアギラ族の長老を王宮に呼び出した。
黒龍王や前獣王であれば分かるが前王妃なので真意が解らなかった長老だ。
例え部族長でも国の運営を王妃の母が舵を取っているとは本人も言えないのだ。
だから全部黒龍王の指示になっている。
「長老、これが何か分かりますか?」
対面でソファに腰かける長老は、誰が書いたのか解らない下手くそな絵(アンドレア作)を見た。
「こっ、これは!」
下手くそでも理解してしまった長老。
「知っているのね」
うなずく長老。
「一体これは誰が書いたのですか!」
「何故そんな事を知りたいの?」
「これは我が種族に伝わる口伝でのみ知る事が出来る魔物です」
「そうですか。ですが、私はデプレタドルが成す統べも無く無残に殺されて行く様をこの目で見ました」
「そっ、それは! 黒龍王様が処理されたのですか?」
「いいえ違います。この国最強の獣人にです」
「おおおおっ!」
「ですが、あの魔物がそんなに恐ろしい魔物に見えないのです」
「そのような事は有りません。あの魔物は本当に恐ろしいヤツらです」
「それでね、族長。あなたに協力して欲しい事が有るの」
余り良い流れでは無いと察した長老だが、最初から逃げ場は無くアンドレアの計画に組み込まれて行った。
アンドレアとプリマベラにエルヴィーノが密かに計画したのは、黒龍杯闘技大会で優勝した2人と黒龍王が召喚する大陸最強の2人の戦いでお仕置きを実行。
成す統べも無く痺れて退場させてから、アギラ族の長老に昔話をしてもらう。
そして、囚人達を入場させ強さを証明すれば解放と言う特典を目指し戦わせる。
対戦相手は召喚された古代の魔物達だ。
囚人達には本人の防具に武器を持たせ魔法も許可する。
だから先の戦いで使用したサントゥアリオ・ディオスはそのまま使い、国民に危害が出無い様に配慮する。
ここでロリの事を褒めてもらう。
そして古代の魔物を召喚する。
予定は10体だ。
囚人は50人から100人を予定している。
獣人だけでは無く、アルモニアからも掻き集める予定だ。
武器も持たないし魔法も使わない魔物に大勢の囚人が抵抗も虚しく食い殺されれば、国民の恐怖を煽る事が出来るだろう。
そこに現れる先程の2人だ。
囚人は全員喰われても構わないが、後の宣伝の為に1人か2人程度は生きていた方が使えるかもと3人で考えていた。
勿論、使えるとはロリとパウリナの為に”悔い改めて”信者となり2人を称える事だ。
入場者は成人以上で、高齢もダメだろう。
招待は一般獣人と人族(主に教会関係者)を予定している。
特に獣人は全ての族長に観覧させて、パウリナの強さを見せつける事が重要だ。
空を駆け、直接攻撃するのはパウリナだが、全ての観客を守る強大な魔法防御壁を随時展開するロリも称えられるだろう。
全てがそれを目的にしているからだ。
☆
ドス・パラ・ドス(2対2)
(妻達の戦い振りを2人にお見せしますので、日時を決めてください)
母娘の間では内密に話してあるそうで、事前に相談していたので簡単に視察の日が決まった。
先日と同じ場所に五人で転移して義母たちに説明した。
「そのラナ・デプレタドルと言うのは大丈夫なのですか?」
アンドレアからの質問だ。
「非常に危険です。ですが、強さでは妻達の方が遥かに危険です。因みにアギラ族の長老が大昔の口伝を知っていますから聞いてください。力説されますよ!」
「そうなの? 帰ったら呼んでみます」
アンドレアに長老にはどこまで話しても良いか説明し妻達に準備させた。
二度目の練習だが妻達にはアレグリアの闘技場を視察させ大きさを体感してもらってあった。
「じゃ始めてくれ」
義母たちは、お互いの娘が魔法で変わって行く姿を見て驚いている。
アンドレアはロリのサント・アルマドゥラを見た事は有るが遠目だったので、間近で見る姿はまさしく神々しい姿だった。
一方のプリマベラは初めて見る神獣降臨を見てロリ同様に”凄い”を連呼する。
お互いの娘達を見て互いに褒め合う母達だ。
そんな事はどうでも良いが口は出さないエルヴィーノだ。
女性の自慢話に割り込むと後々面倒なので、そのようなミスは妻達だけで十分だと思っている。
切りの良い所で「はじめてくれ」と再度指示を出す。
空を駆ける2人が闘技場を想定した巨大な防護壁サントゥアリオ・ディオスを展開しエルヴィーノが義母たちに説明する。
折角なので2人の義母を特等席に案内した。
特等席とは黒い毛布だ。
上空から観覧した方が良いと思ったのだ。
「じゃ、召喚するぞ!」
サントゥアリオ・ディオスの圏外から召還し、中心に現われたのは4~5mの魔物が10体だ。
「黒竜王、アレが?」
「ええ、屈強な獣人の戦士が100人居ても一体を倒せるか分からない強力な魔物です」
「ねぇ、大丈夫なの国王」
アンドレアがその大きさに驚きエルヴィーノが再度説明しプリマベラが実物を見ると不安がる。
「何度か練習しましたから、安心して見てください」
するとパウリナが鳴いて辺りが雷光で光、バチィィィン。
バババンッと魔物が破裂して行った。
「「凄い」」
2人の義母の率直な意見だ。
だが、物言いが有った。
神獣降臨したままで問いかけた。
「パウリナ、魔法を唱える時に何と言ったの?」
(しまったぁ! やはりそこを突っ込まれたか!)
パウリナは「グルグルグルにゃー!」(イラ・デ・ディオス!) と言っているが義母たちには鳴き声だけがした。
「「・・・」」
「いいのよパウリナ。私は凄く好き。ただね、可愛すぎて威厳が無いの」
パウリナの表情が面白い。
ガーンって顔を巨大な猫が口を開けて固まっている。
「パウリナは可愛くて良いの。黒龍王! 何とかして」
あぁあ、義母からの無茶な要望が出ました。
「じゃ観客に分かりやすくロリが指示するのはどうだろう?」
「それよ!」
決まりました。
他の母娘は傍観しているが、エルヴィーノの意見を受け入れてくれたようだ。
(良かった)
「それでですね、再度お二人に相談と協力が有ります」
「「何でしょうか?」」
「では続きは応接室で」
確認を取り転移した。
「視察はどうでしたか?」
「「凄かったわ」」
そして交互に話し出す。
自分の娘を褒めちぎるのだ。
しかし、話しを折るようにして割って入る。
「だが、魔物がどの位強いのか解らないでしょ?」
「「それは・・・」」
口を閉ざした2人の義母。
「俺が説明した魔物一体で獣人100人を簡単に倒すと言うのは冗談で無いのです」
難しい顔するアンドレア。
「だから、一般獣人達にも分かりやすく実演する事でどうでしょうか?」
「どうやって?」
ニヤリと笑う黒龍王。
「それぞれの街には死刑囚や囚人たちが居ますよねぇ。奴らを使うのですよ」
「あぁ、解かったわ。死刑囚に戦わせるのね」
「仰る通りです」
「囚人が沢山居ると国の財源が無駄になりますからねぇ。彼らには戦って勝利すれば釈放と言えばやる気が出るでしょう」
「国王も人が悪いわねぇ」
(プリマベラに言われたけど俺、人じゃ無いし)
「全て妻達と国庫の為です!」
「「それで行きましょう!」」
間髪入れずに義母たちの快諾を得た。
2人の義母が承認したら、怖いものなしだ。
全て滞りなく進んでゆく。
誰に何を言われても義母の指示と言えば問題無かった。
国王に力が無いのではなく、実務は義母たちが裏で糸を引いているからだ。
妻達もまだ若いので、実際の王国運営は義母だと言っても過言では無い。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
アンドレアがアギラ族の長老を王宮に呼び出した。
黒龍王や前獣王であれば分かるが前王妃なので真意が解らなかった長老だ。
例え部族長でも国の運営を王妃の母が舵を取っているとは本人も言えないのだ。
だから全部黒龍王の指示になっている。
「長老、これが何か分かりますか?」
対面でソファに腰かける長老は、誰が書いたのか解らない下手くそな絵(アンドレア作)を見た。
「こっ、これは!」
下手くそでも理解してしまった長老。
「知っているのね」
うなずく長老。
「一体これは誰が書いたのですか!」
「何故そんな事を知りたいの?」
「これは我が種族に伝わる口伝でのみ知る事が出来る魔物です」
「そうですか。ですが、私はデプレタドルが成す統べも無く無残に殺されて行く様をこの目で見ました」
「そっ、それは! 黒龍王様が処理されたのですか?」
「いいえ違います。この国最強の獣人にです」
「おおおおっ!」
「ですが、あの魔物がそんなに恐ろしい魔物に見えないのです」
「そのような事は有りません。あの魔物は本当に恐ろしいヤツらです」
「それでね、族長。あなたに協力して欲しい事が有るの」
余り良い流れでは無いと察した長老だが、最初から逃げ場は無くアンドレアの計画に組み込まれて行った。
アンドレアとプリマベラにエルヴィーノが密かに計画したのは、黒龍杯闘技大会で優勝した2人と黒龍王が召喚する大陸最強の2人の戦いでお仕置きを実行。
成す統べも無く痺れて退場させてから、アギラ族の長老に昔話をしてもらう。
そして、囚人達を入場させ強さを証明すれば解放と言う特典を目指し戦わせる。
対戦相手は召喚された古代の魔物達だ。
囚人達には本人の防具に武器を持たせ魔法も許可する。
だから先の戦いで使用したサントゥアリオ・ディオスはそのまま使い、国民に危害が出無い様に配慮する。
ここでロリの事を褒めてもらう。
そして古代の魔物を召喚する。
予定は10体だ。
囚人は50人から100人を予定している。
獣人だけでは無く、アルモニアからも掻き集める予定だ。
武器も持たないし魔法も使わない魔物に大勢の囚人が抵抗も虚しく食い殺されれば、国民の恐怖を煽る事が出来るだろう。
そこに現れる先程の2人だ。
囚人は全員喰われても構わないが、後の宣伝の為に1人か2人程度は生きていた方が使えるかもと3人で考えていた。
勿論、使えるとはロリとパウリナの為に”悔い改めて”信者となり2人を称える事だ。
入場者は成人以上で、高齢もダメだろう。
招待は一般獣人と人族(主に教会関係者)を予定している。
特に獣人は全ての族長に観覧させて、パウリナの強さを見せつける事が重要だ。
空を駆け、直接攻撃するのはパウリナだが、全ての観客を守る強大な魔法防御壁を随時展開するロリも称えられるだろう。
全てがそれを目的にしているからだ。
☆
ドス・パラ・ドス(2対2)
0
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
性欲排泄欲処理系メイド 〜三大欲求、全部満たします〜
mm
ファンタジー
私はメイドのさおり。今日からある男性のメイドをすることになったんだけど…業務内容は「全般のお世話」。トイレもお風呂も、性欲も!?
※スカトロ表現多数あり
※作者が描きたいことを書いてるだけなので同じような内容が続くことがあります
小学6年生、同級生30人全員を殺した日本の歴史史上最凶最悪の少年殺人鬼が、異世界の12歳に乗り移り、異世界を駆ける!
yuraaaaaaa
ファンタジー
1998年7月、とある小学校で凄惨な立て籠もり事件が発生した。犯人の要求は国会議員全員の処刑だった。到底受け入れる事が出来ない内容だった。
犯人は、10分毎に生徒を殺していくと発言し、本当に10分毎に生徒が殺されていった。外に向けて死体を吊り下げたり、生首だけが見えるうように置かれていた。
その死体には目がなかった。
もう待てないと判断した特殊部隊が小学校に乗り込んだ。
クラスには既に息絶えた30人分の死体と、犯人だと思われていた担任の死体がそこにはあった。床が血まみれの中で、一人の少年が目玉を食べていた。
真犯人は、そのクラスの一員の生徒だった。
日本中で話題になり、少年法を顧みるきっかけになった事件で、犯人の少年は、超特例として12歳ではあったが、処刑を言い渡される事となった。
本名は笹野蔵ゆうた。偽名はももたろう
死刑執行された瞬間に意識がなくなる。
死んだと確信したはずが、何故か知らない場所で目が覚める。
知らない場所に知らない服。そして頭に違った人格の声が聞こえる。
その声と体の主の名前は、ジャン・アウル。ジャンという名前の子供にゆうたは乗り移る。年齢は同じ12歳。
その世界は地球とは全く異なる世界で、魔法が存在する世界なのだという。
ジャンはその世界の貴族で、初等部に通っているそうだ。ゆうたは訳が分からなかった。そして同時にジャンも訳が分からなかった。
昔は名家と呼ばれていたジャンの家は、今では落ちぶれていじめの対象になっていた。
そんなジャンの身体に入ったゆうたは、いじめっ子を退治する。
ジャンの身体には、殺人鬼ゆうたとジャンの人格が同時に混雑する事に。
ジャンは名家復活の為に、ゆうたは自分の快楽の為に力を合わせる。
サイコパス殺人鬼と名家復活の為に動く男が織り成す、新感覚ファンタジー作品。
※他の投稿サイトにも掲載しております。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる