166 / 430
第6章 棘城編2
第166話 言い訳
しおりを挟む
巨大な龍が一万の敵を焼き滅ぼした事を遠いとは言え目の前で見ていたから国中の者が喜んでいたが、浮かれてばかりも居られないのでアポストルに指示を出し戦場の確認をさせた。
戦意の無い者は手厚く看護し国に送らせる様にするのだ。
助かりそうも無い者には慈悲の死を与え全て集めて弔ってやる。
戦後の処理を任せた。
案の定、引き返してきた逃げ出し組は重臣からのお達しで二拓を迫られていた。
地位と財産の没収か他国に行くかだ。
全員が没収を選んだので地位は剥奪。
一般国民として許され財産は五分の一にされ家も一般人の住む家に変えられた。
それでも普通の暮らしが出来るだけマシだと仲間だった重臣から慰められる。
敗戦国に行けば、どんな目に合うか解らないからだ。
”あの時”の選択が間違っていたと後悔するが時既に遅し。
宴会は遅くまで盛り上がっている。
途中フロルと抜け出して約束の物をもらう為に宝物庫へ向かった。
(コレです)
(じゃ貰うよ)
何の変哲も無い黒い石だ。
(じゃ)
(待って、あのぉ、もう一度だけ子種をください)
可愛い女の子にそんな事を言わせて帰る訳にもいかなかった。
(じゃ夜中に帰るからね)
頷いたフロルに数回、お望みの物を与えて深夜に転移して戻った。
2人の妻が息子のエアハルトと娘のクララ四人で仲良く寝ているのだ。
そこに割り込むのは気が引けたのでソファに横になる。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
翌朝、気持ち良く寝ていたフロルが起きた。
誰も居ない部屋。
昨日までの事が夢だったのかも知れないと起きて顔洗いに行こうとしたら机の上にキラキラ輝く物が目に入った。
それは短剣で、周りに宝石が散りばめられていて龍の紋章も入っている。
エルヴイーノはこの短剣に細工をした。
それはオスクロ・マヒアが使える者でしか鞘から抜けなくしたのだ。
もしも、万が一自分の子が出来て、魔法が使えるなら鞘から抜いた時にオスクロ・マヒアの扱い方が分かるように魔法を付与したのだ。
その短剣を抱きしめてすすり泣くフロル。
そこにリサが新しい時代の幕開けを伝えに来た。
「女王様ぁ朝ですよぉ起きてくださぁーい」
その後、正式に女王へと戴冠しフロル・イスラと名乗る。
フロルには黒髪黒目の男の子が生まれボノス・M・イスラと名付けた。
その地域に存在しない魔法を使える子として国を統合し沢山の子孫を残す。
フロルは生涯独身を通し子孫にはMを名前に付けた。
(Mはモンドリアンの血族を表す)
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
一方のエルヴイーノは
「お父様、こんな所で寝てたら風邪ひくよ」
「パブ!」
エアハルトとクララにバシッバシッと頬を叩かれている。
「あなた、いい加減に起きてください」
眠い目を擦りながら朝食の待つ場所へ移動する。
「おはよう、あなた。それともお帰りなさいかしら?」
思いっきり嫌味を放ってくる第一夫人だ。
エルヴイーノは無言で食べようとすると第二夫人からの質問が来た。
「それで、昨日はいつ戻って来たの?」
「遅かったから覚えて無いよ。みんな寝てたから邪魔しない様にしたのさ」
子供たちが来ているとは知らなかったし、赤ん坊のクララには専用の寝床が有るからだ。
「それで、研究の方はどうなの?」
なんとか疑いを抜け出せたようだ。
「うん、大分、法則が分かったから今日仕上げをしようと思ってね。完成したら皆に渡すよ」
内心ホッとして食事を終わらせたら第二夫人が食後の文句を言ってきた。
「どんな理由が有るにせよ二日も私達と離れていた訳だから、その分は今夜キッチリと償ってもらいますからね」
当然の様にニコニコと微笑んでいる第一夫人だ。
「はい、分かりました」
力無く答えるエルヴイーノだが、バレて無くて安心した。
必要な材料が手に入ったのでコラソンに連絡する。
(コラソン、聞こえる?)
(ああ、モンドリアンさん)
何故か元気が無い返事だ。
(どうかしたの? 材料が手に入ったよ)
(知っています。知っていますが・・・モンドリアンさんの浮気がバレてしまいました)
(えっ誰に?)
(ヴィオレタ・ルルディにです。今日は来ないでください、危険ですから)
(わっ分かった。じゃ明日?)
(そうですね。その方が良いと思います)
(あの、コラソン)
(はい、何でしょう)
(ありがとう。それと苦労かけてゴメン)
(良いのですよ、では明日お待ちしています)
んーんーと縛られているヴィオレタが唸っている。
「しょうがないでしょう。まずは正妻達が鬱憤を晴らした後で貴女の番ですよ、ルルディ。本当にあなた達ときたら、モンドリアンさんは1人しか居ないのですからね。順番、順番」
エルヴイーノはあのヴィオレタがコラソンの手を焼くほど怒っている姿が想像出来なかった。
しかし、コラソンが言うのだから言われた通りにしようと思った。
目的地をペンタガラマの街中に変更して転移した。
数件ある馴染みの串焼き屋に顔を出して注文する。
「今回は500本だから20件位回るか」
約束の串を用意して昼前には監視室に転移した。
「おーい、来たぞぉ」
声を掛けて歩いて行くと三人居た。
そして黒い人が機嫌悪そうだ。
「やぁカマラダ、久しぶり」
「お久しぶりですね、モンドリアンさん」
「今日はどうしたの?」
「私の管轄で知り合いが暴れていたものですから、どうしたのか理由を聞きに来たのですよ」
「だから何度も説明しただろう」
フィドキアが珍しく説明したと言う。
「私はモンドリアンさんから直接聞きたいのですよ」
ピンと来たエルヴイーノは、昨日居た地域はカマラダ管轄でフィドキアが成龍状態でブレス攻撃をした土着民族が問題だったのだと思った。
「ゴメン、カマラダ。あの地域の事件に巻き込まれてさぁ」
「知っていますよ」
「えっ」
「何度も丁寧に、普段は決して説明などしないのにねぇ」
クククッと笑っているラソン。
「じゃ何?」
「それはそうと、何か飲み物が欲しいですねぇラソン」
カマラダが飲み物を催促した。
「あら、ごめんなさい」
そそくさと用意するラソン。
「あの国は今後どうなるかな?」
「大丈夫ですよ、モンドリアンさんの子供がしっかりとやるでしょう」
「なんか適当だなぁ」
「産まれて来るのは、きっと人族です。魔力は他の者よりも多いですが、短命です」
フィドキアは黙ったままだ。
「モンドリアンさんも含めて我らの中では直ぐに死んでしまう小さな命ですからねぇ、気が付くと曾孫の代になっていますよ」
「さぁ、入れたての紅茶を召し上がれ」
ラソンが美味しい紅茶を持って来てくれた。
そうなればアレだ。
持って来た物も出さなければなるまい。
「ラソン、大皿を」
「馬鹿! それを言うな」
フィドキアが叫んだ。
「なんで大皿を持って来てはいけないのですか?」
カマラダが追及する。
なるほど。
エルヴイーノは理解した。
(カマラダは自分の管轄にフィドキアが来て驚いたのだろう。ここへは遊びに来たのかな? そして今日俺が来る事を知っているのはフィドキアとラソンだ。ラソンは余計な事は言わないだろう。そして、フィドキアの恐れている事は自分の串が減る事だ。カマラダが居ると確実に減るだろう。ラソンとなら半分でも250本。三人だと中途半端な数だ。確かにフィドキアならば腹の足しにもならないだろう)
エルヴイーノは念話で
(分かったよ。明日又持ってくるから、今日は少なくなるけど三人で仲良く食べたら?)
(むむっ)
黙り込むフィドキアだ。
それって良いって事だと解釈してラソンの持って来た大皿に500本の串を出した。
「おおっ久しぶりの串ですねぇ。私の管轄にも似たような物が有りますが、味付けはこちらの方が好きですよ私は」
大喜びのカマラダだ。
どこで感づいたのか解らないが、エルヴイーノが来た事でバレたのかも知れない。
フィドキアとカマラダは美味しそうに食べている。
ラソンは相変わらず上品な食べ方だ。
「所で、そろそろ生まれるのではないか?」
フィドキアがパウリナを心配してくれたとは珍しい事も有る物だと思い
「そうだな、”今まで”よりお腹が大きくなってるから心配だよ。獣人って子供は大きいのかな?」
ロザリーやロリの時よりも明らかに大きいのだ。
周りの者は育ちすぎじゃないかと心配しているようだった。
「違う。お前の子では無い」
「はぁ? じゃ誰の子だよ?」
「プテオサウラに決まっているだろう」
「はぁ? 何も聞いていないぞ! 何で教えてくれないんだ」
「アレでも出産は恥ずかしいのだろう」
立ち上がり現場(プテオサウラ達の住家兼隊員の施設が有る城の五階)に向おうとしたが気づいた事が有った。
「フィドキア、彼らは一度に何匹産むんだ?」
そう人族とは違いプテオサウラは卵だろうと勝手に思っていた。
「うむ、個体にもよるが大体三個だろう。最低でも二個。多い者では五個産む者も中には居るからな」
「子育てに必要な物は有るか?」
「特には要らんがヤツラに聞いた方が早いだろう」
「分かった、ありがとうフィドキア」
あとがき
緊急事態発生。
戦意の無い者は手厚く看護し国に送らせる様にするのだ。
助かりそうも無い者には慈悲の死を与え全て集めて弔ってやる。
戦後の処理を任せた。
案の定、引き返してきた逃げ出し組は重臣からのお達しで二拓を迫られていた。
地位と財産の没収か他国に行くかだ。
全員が没収を選んだので地位は剥奪。
一般国民として許され財産は五分の一にされ家も一般人の住む家に変えられた。
それでも普通の暮らしが出来るだけマシだと仲間だった重臣から慰められる。
敗戦国に行けば、どんな目に合うか解らないからだ。
”あの時”の選択が間違っていたと後悔するが時既に遅し。
宴会は遅くまで盛り上がっている。
途中フロルと抜け出して約束の物をもらう為に宝物庫へ向かった。
(コレです)
(じゃ貰うよ)
何の変哲も無い黒い石だ。
(じゃ)
(待って、あのぉ、もう一度だけ子種をください)
可愛い女の子にそんな事を言わせて帰る訳にもいかなかった。
(じゃ夜中に帰るからね)
頷いたフロルに数回、お望みの物を与えて深夜に転移して戻った。
2人の妻が息子のエアハルトと娘のクララ四人で仲良く寝ているのだ。
そこに割り込むのは気が引けたのでソファに横になる。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
翌朝、気持ち良く寝ていたフロルが起きた。
誰も居ない部屋。
昨日までの事が夢だったのかも知れないと起きて顔洗いに行こうとしたら机の上にキラキラ輝く物が目に入った。
それは短剣で、周りに宝石が散りばめられていて龍の紋章も入っている。
エルヴイーノはこの短剣に細工をした。
それはオスクロ・マヒアが使える者でしか鞘から抜けなくしたのだ。
もしも、万が一自分の子が出来て、魔法が使えるなら鞘から抜いた時にオスクロ・マヒアの扱い方が分かるように魔法を付与したのだ。
その短剣を抱きしめてすすり泣くフロル。
そこにリサが新しい時代の幕開けを伝えに来た。
「女王様ぁ朝ですよぉ起きてくださぁーい」
その後、正式に女王へと戴冠しフロル・イスラと名乗る。
フロルには黒髪黒目の男の子が生まれボノス・M・イスラと名付けた。
その地域に存在しない魔法を使える子として国を統合し沢山の子孫を残す。
フロルは生涯独身を通し子孫にはMを名前に付けた。
(Mはモンドリアンの血族を表す)
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
一方のエルヴイーノは
「お父様、こんな所で寝てたら風邪ひくよ」
「パブ!」
エアハルトとクララにバシッバシッと頬を叩かれている。
「あなた、いい加減に起きてください」
眠い目を擦りながら朝食の待つ場所へ移動する。
「おはよう、あなた。それともお帰りなさいかしら?」
思いっきり嫌味を放ってくる第一夫人だ。
エルヴイーノは無言で食べようとすると第二夫人からの質問が来た。
「それで、昨日はいつ戻って来たの?」
「遅かったから覚えて無いよ。みんな寝てたから邪魔しない様にしたのさ」
子供たちが来ているとは知らなかったし、赤ん坊のクララには専用の寝床が有るからだ。
「それで、研究の方はどうなの?」
なんとか疑いを抜け出せたようだ。
「うん、大分、法則が分かったから今日仕上げをしようと思ってね。完成したら皆に渡すよ」
内心ホッとして食事を終わらせたら第二夫人が食後の文句を言ってきた。
「どんな理由が有るにせよ二日も私達と離れていた訳だから、その分は今夜キッチリと償ってもらいますからね」
当然の様にニコニコと微笑んでいる第一夫人だ。
「はい、分かりました」
力無く答えるエルヴイーノだが、バレて無くて安心した。
必要な材料が手に入ったのでコラソンに連絡する。
(コラソン、聞こえる?)
(ああ、モンドリアンさん)
何故か元気が無い返事だ。
(どうかしたの? 材料が手に入ったよ)
(知っています。知っていますが・・・モンドリアンさんの浮気がバレてしまいました)
(えっ誰に?)
(ヴィオレタ・ルルディにです。今日は来ないでください、危険ですから)
(わっ分かった。じゃ明日?)
(そうですね。その方が良いと思います)
(あの、コラソン)
(はい、何でしょう)
(ありがとう。それと苦労かけてゴメン)
(良いのですよ、では明日お待ちしています)
んーんーと縛られているヴィオレタが唸っている。
「しょうがないでしょう。まずは正妻達が鬱憤を晴らした後で貴女の番ですよ、ルルディ。本当にあなた達ときたら、モンドリアンさんは1人しか居ないのですからね。順番、順番」
エルヴイーノはあのヴィオレタがコラソンの手を焼くほど怒っている姿が想像出来なかった。
しかし、コラソンが言うのだから言われた通りにしようと思った。
目的地をペンタガラマの街中に変更して転移した。
数件ある馴染みの串焼き屋に顔を出して注文する。
「今回は500本だから20件位回るか」
約束の串を用意して昼前には監視室に転移した。
「おーい、来たぞぉ」
声を掛けて歩いて行くと三人居た。
そして黒い人が機嫌悪そうだ。
「やぁカマラダ、久しぶり」
「お久しぶりですね、モンドリアンさん」
「今日はどうしたの?」
「私の管轄で知り合いが暴れていたものですから、どうしたのか理由を聞きに来たのですよ」
「だから何度も説明しただろう」
フィドキアが珍しく説明したと言う。
「私はモンドリアンさんから直接聞きたいのですよ」
ピンと来たエルヴイーノは、昨日居た地域はカマラダ管轄でフィドキアが成龍状態でブレス攻撃をした土着民族が問題だったのだと思った。
「ゴメン、カマラダ。あの地域の事件に巻き込まれてさぁ」
「知っていますよ」
「えっ」
「何度も丁寧に、普段は決して説明などしないのにねぇ」
クククッと笑っているラソン。
「じゃ何?」
「それはそうと、何か飲み物が欲しいですねぇラソン」
カマラダが飲み物を催促した。
「あら、ごめんなさい」
そそくさと用意するラソン。
「あの国は今後どうなるかな?」
「大丈夫ですよ、モンドリアンさんの子供がしっかりとやるでしょう」
「なんか適当だなぁ」
「産まれて来るのは、きっと人族です。魔力は他の者よりも多いですが、短命です」
フィドキアは黙ったままだ。
「モンドリアンさんも含めて我らの中では直ぐに死んでしまう小さな命ですからねぇ、気が付くと曾孫の代になっていますよ」
「さぁ、入れたての紅茶を召し上がれ」
ラソンが美味しい紅茶を持って来てくれた。
そうなればアレだ。
持って来た物も出さなければなるまい。
「ラソン、大皿を」
「馬鹿! それを言うな」
フィドキアが叫んだ。
「なんで大皿を持って来てはいけないのですか?」
カマラダが追及する。
なるほど。
エルヴイーノは理解した。
(カマラダは自分の管轄にフィドキアが来て驚いたのだろう。ここへは遊びに来たのかな? そして今日俺が来る事を知っているのはフィドキアとラソンだ。ラソンは余計な事は言わないだろう。そして、フィドキアの恐れている事は自分の串が減る事だ。カマラダが居ると確実に減るだろう。ラソンとなら半分でも250本。三人だと中途半端な数だ。確かにフィドキアならば腹の足しにもならないだろう)
エルヴイーノは念話で
(分かったよ。明日又持ってくるから、今日は少なくなるけど三人で仲良く食べたら?)
(むむっ)
黙り込むフィドキアだ。
それって良いって事だと解釈してラソンの持って来た大皿に500本の串を出した。
「おおっ久しぶりの串ですねぇ。私の管轄にも似たような物が有りますが、味付けはこちらの方が好きですよ私は」
大喜びのカマラダだ。
どこで感づいたのか解らないが、エルヴイーノが来た事でバレたのかも知れない。
フィドキアとカマラダは美味しそうに食べている。
ラソンは相変わらず上品な食べ方だ。
「所で、そろそろ生まれるのではないか?」
フィドキアがパウリナを心配してくれたとは珍しい事も有る物だと思い
「そうだな、”今まで”よりお腹が大きくなってるから心配だよ。獣人って子供は大きいのかな?」
ロザリーやロリの時よりも明らかに大きいのだ。
周りの者は育ちすぎじゃないかと心配しているようだった。
「違う。お前の子では無い」
「はぁ? じゃ誰の子だよ?」
「プテオサウラに決まっているだろう」
「はぁ? 何も聞いていないぞ! 何で教えてくれないんだ」
「アレでも出産は恥ずかしいのだろう」
立ち上がり現場(プテオサウラ達の住家兼隊員の施設が有る城の五階)に向おうとしたが気づいた事が有った。
「フィドキア、彼らは一度に何匹産むんだ?」
そう人族とは違いプテオサウラは卵だろうと勝手に思っていた。
「うむ、個体にもよるが大体三個だろう。最低でも二個。多い者では五個産む者も中には居るからな」
「子育てに必要な物は有るか?」
「特には要らんがヤツラに聞いた方が早いだろう」
「分かった、ありがとうフィドキア」
あとがき
緊急事態発生。
0
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説
前世は最悪だったのに神の世界に行ったら神々全員&転生先の家族から溺愛されて幸せ!?しかも最強➕契約した者、創られた者は過保護すぎ!他者も!?
a.m.
ファンタジー
主人公柳沢 尊(やなぎさわ たける)は最悪な人生だった・・耐えられず心が壊れ自殺してしまう。
気が付くと神の世界にいた。
そして目の前には、多数の神々いて「柳沢尊よ、幸せに出来なくてすまなかった転生の前に前の人生で壊れてしまった心を一緒に治そう」
そうして神々たちとの生活が始まるのだった...
もちろん転生もします
神の逆鱗は、尊を傷つけること。
神「我々の子、愛し子を傷つける者は何であろうと容赦しない!」
神々&転生先の家族から溺愛!
成長速度は遅いです。
じっくり成長させようと思います。
一年一年丁寧に書いていきます。
二年後等とはしません。
今のところ。
前世で味わえなかった幸せを!
家族との思い出を大切に。
現在転生後···· 0歳
1章物語の要点······神々との出会い
1章②物語の要点······家族&神々の愛情
現在1章③物語の要点······?
想像力が9/25日から爆発しまして増えたための変えました。
学校編&冒険編はもう少し進んでから
―――編、―――編―――編まだまだ色んなのを書く予定―――は秘密
処女作なのでお手柔らかにお願いします。文章を書くのが下手なので誤字脱字や比例していたらコメントに書いていただけたらすぐに直しますのでお願いします。(背景などの細かいところはまだ全く書けないのですいません。)主人公以外の目線は、お気に入り100になり次第別に書きますのでそちらの方もよろしくお願いします。(詳細は200)
感想お願いいたします。
❕只今話を繋げ中なためしおりの方は注意❕
目線、詳細は本編の間に入れました
2020年9月毎日投稿予定(何もなければ)
頑張ります
(心の中で読んでくださる皆さんに物語の何か案があれば教えてほしい~~🙏)と思ってしまいました。人物、魔物、物語の流れなど何でも、皆さんの理想に追いつくために!
旧 転生したら最強だったし幸せだった
冷遇ですか?違います、厚遇すぎる程に義妹と婚約者に溺愛されてます!
ユウ
ファンタジー
トリアノン公爵令嬢のエリーゼは秀でた才能もなく凡庸な令嬢だった。
反対に次女のマリアンヌは社交界の華で、弟のハイネは公爵家の跡継ぎとして期待されていた。
嫁ぎ先も決まらず公爵家のお荷物と言われていた最中ようやく第一王子との婚約がまとまり、その後に妹のマリアンヌの婚約が決まるも、相手はスチュアート伯爵家からだった。
華麗なる一族とまで呼ばれる一族であるが相手は伯爵家。
マリアンヌは格下に嫁ぐなんて論外だと我儘を言い、エリーゼが身代わりに嫁ぐことになった。
しかしその数か月後、妹から婚約者を寝取り略奪した最低な姉という噂が流れだしてしまい、社交界では爪はじきに合うも。
伯爵家はエリーゼを溺愛していた。
その一方でこれまで姉を踏み台にしていたマリアンヌは何をしても上手く行かず義妹とも折り合いが悪く苛立ちを抱えていた。
なのに、伯爵家で大事にされている姉を見て激怒する。
「お姉様は不幸がお似合いよ…何で幸せそうにしているのよ!」
本性を露わにして姉の幸福を妬むのだが――。
アメイジングノービス ~異世界でチートツールが使えたけど物理法則さんが邪魔をする~
逢須 かた丸
ファンタジー
VRゲームから異世界に飛ばされてみたら、最大の敵は魔王でも邪神でもなくて『物理法則』だった。
チートスキルでステータスやパラメーターを自由に変えることが出来るのに『慣性』『摩擦』『反作用』『熱』の物理法則四天王が手ごわすぎて倒せない。
敏捷が上げれば滑って転ぶ。 筋力を上げても吹き飛ばされる。 それならばと武器の攻撃力を上げたら、でかく重くなりすぎて扱えない。
ステータスが急に変わるとものすごい筋肉痛や頭痛などに襲われ、すごく苦しいので、怖くてステータスが変わってしまう転職もできない。
それなのに、魔法とかいう謎の不思議パワーが存在していて、不条理を被ってしまう。
それでも、ゲームで使っていたチートツールがそのままスキルになっているので、ボスを瞬殺し、お金やアイテムを無尽蔵に増やし、じりじりレベルとステータスを上げて、最強目指して頑張っているはずが、あげたアイテムとかで周りの仲間の方がむしろチート化されていくお話。
R15は保険です。難しい計算式等や論文的なものは出てきません。肩の力を抜いて御覧ください。
-----------------------------------------------------------------------------------
※実在のゲーム等でのチートによる迷惑行為を推奨するものではありません。(ここ重要)
-----------------------------------------------------------------------------------
毎週金曜日更新、時間は不定期です(書き上がり次第?)余裕があったら火曜日にも更新します。
ツイッター http://twitter.com/katamaru_ice
2016/9/5 [女の子に助けられた]に表紙絵の大きい版を挿絵としてアップしました。
2016/9/12 [何か柔らか物が顔に]にイーリスの挿絵をアップしました。
2016/9/17 [奥さん登場、その姿は……] にドワーフ一家の挿絵を追加しました。左下がオットー君11歳です
2016/10/10 [アリーセの実演]にコリンナ、エーリカの挿絵を追加しました。
お気に入り5 00オーバーありがとうございます!
24h ファンタジージャンル40位代に入れました。ありがとうございます! 急に何があった!?
更新頑張ります。
こちらの作品は なろうの方にも掲載をしています。
当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
異世界日帰りごはん【料理で王国の胃袋を掴みます!】
ちっき
ファンタジー
異世界に行った所で政治改革やら出来るわけでもなくチートも俺TUEEEE!も無く暇な時に異世界ぷらぷら遊びに行く日常にちょっとだけ楽しみが増える程度のスパイスを振りかけて。そんな気分でおでかけしてるのに王国でドタパタと、スパイスってそれ何万スコヴィルですか!
小型オンリーテイマーの辺境開拓スローライフ~小さいからって何もできないわけじゃない!~
渡琉兎
ファンタジー
◆『第4回次世代ファンタジーカップ』にて優秀賞受賞!
◆05/22 18:00 ~ 05/28 09:00 HOTランキングで1位になりました!5日間と15時間の維持、皆様の応援のおかげです!ありがとうございます!!
誰もが神から授かったスキルを活かして生活する世界。
スキルを尊重する、という教えなのだが、年々その教えは損なわれていき、いつしかスキルの強弱でその人を判断する者が多くなってきた。
テイマー一家のリドル・ブリードに転生した元日本人の六井吾郎(むついごろう)は、領主として名を馳せているブリード家の嫡男だった。
リドルもブリード家の例に漏れることなくテイマーのスキルを授かったのだが、その特性に問題があった。
小型オンリーテイム。
大型の魔獣が強い、役に立つと言われる時代となり、小型魔獣しかテイムできないリドルは、家族からも、領民からも、侮られる存在になってしまう。
嫡男でありながら次期当主にはなれないと宣言されたリドルは、それだけではなくブリード家の領地の中でも開拓が進んでいない辺境の地を開拓するよう言い渡されてしまう。
しかしリドルに不安はなかった。
「いこうか。レオ、ルナ」
「ガウ!」
「ミー!」
アイスフェンリルの赤ちゃん、レオ。
フレイムパンサーの赤ちゃん、ルナ。
実は伝説級の存在である二匹の赤ちゃん魔獣と共に、リドルは様々な小型魔獣と、前世で得た知識を駆使して、辺境の地を開拓していく!
異世界二度目のおっさん、どう考えても高校生勇者より強い
八神 凪
ファンタジー
旧題:久しぶりに異世界召喚に巻き込まれたおっさんの俺は、どう考えても一緒に召喚された勇者候補よりも強い
【第二回ファンタジーカップ大賞 編集部賞受賞! 書籍化します!】
高柳 陸はどこにでもいるサラリーマン。
満員電車に揺られて上司にどやされ、取引先には愛想笑い。
彼女も居ないごく普通の男である。
そんな彼が定時で帰宅しているある日、どこかの飲み屋で一杯飲むかと考えていた。
繁華街へ繰り出す陸。
まだ時間が早いので学生が賑わっているなと懐かしさに目を細めている時、それは起きた。
陸の前を歩いていた男女の高校生の足元に紫色の魔法陣が出現した。
まずい、と思ったが少し足が入っていた陸は魔法陣に吸い込まれるように引きずられていく。
魔法陣の中心で困惑する男女の高校生と陸。そして眼鏡をかけた女子高生が中心へ近づいた瞬間、目の前が真っ白に包まれる。
次に目が覚めた時、男女の高校生と眼鏡の女子高生、そして陸の目の前には中世のお姫様のような恰好をした女性が両手を組んで声を上げる。
「異世界の勇者様、どうかこの国を助けてください」と。
困惑する高校生に自分はこの国の姫でここが剣と魔法の世界であること、魔王と呼ばれる存在が世界を闇に包もうとしていて隣国がそれに乗じて我が国に攻めてこようとしていると説明をする。
元の世界に戻る方法は魔王を倒すしかないといい、高校生二人は渋々了承。
なにがなんだか分からない眼鏡の女子高生と陸を見た姫はにこやかに口を開く。
『あなた達はなんですか? 自分が召喚したのは二人だけなのに』
そう言い放つと城から追い出そうとする姫。
そこで男女の高校生は残った女生徒は幼馴染だと言い、自分と一緒に行こうと提案。
残された陸は慣れた感じで城を出て行くことに決めた。
「さて、久しぶりの異世界だが……前と違う世界みたいだな」
陸はしがないただのサラリーマン。
しかしその実態は過去に異世界へ旅立ったことのある経歴を持つ男だった。
今度も魔王がいるのかとため息を吐きながら、陸は以前手に入れた力を駆使し異世界へと足を踏み出す――
錬金術師カレンはもう妥協しません
山梨ネコ
ファンタジー
「おまえとの婚約は破棄させてもらう」
前は病弱だったものの今は現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられた、Fランク錬金術師のカレン。
病弱な頃、支えてあげたのは誰だと思っているのか。
自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。
それは『血筋の祝福』という、受け継いだ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。
依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。
王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。
前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。
ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。
仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。
錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
※小説家になろうにも投稿中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる