4 / 430
第1章 エルフ国編
第4話 魔法習得の準備期間
しおりを挟む
エルヴィーノは幼いころ大人3人の真似をして、こっそりと魔法を使っていた。
デイビットを見て。
ゴミの焼却で使っていたフエゴ・マヒアや、重い石や切り株を退かす時のグラビダッド。
狩りの時に使うネグロ・グロボの魔法と操作、平らな台に使え、物理攻撃に対する防御にも使えるネグロ・タブラの魔法と操作。
畑を耕す時に使っていたティエラ・マヒアの魔法と操作など。
オリビアを見て。
家の片付けや掃除で使っていた、手が離せない時に物を浮かせておく浮遊魔法(デイビットが使う魔法と違い、グラビダッドの簡易版だ)、食材や大切な物を保管して置くエスパシオ・ボルサ、料理や風呂に使うアグア・マヒアなどだ。
母親のリーゼロッテを見て。
身体や衣服が汚れたらリンピエサで綺麗にし、部屋が暑くなると涼しくしたり、寒くなると温かくしたり、水の温冷をテンペラトラで調節した。
暑い日に冷たい水を飲む時に入れる氷を作るグラキエース・マヒアで全員の飲み物を作る。
あの頃エルヴィーノは、それらの魔法がほとんど家の中で使うモノだと思っていた。
唯一、デイビットと狩りに行った時に遠くから隠れて見ていたのを思い出しオスクロ・マヒアのネグロ・グロボを試していた。
細分化された魔法は魔力の抑えられている今のダークエルフ一族が使いやすい低級の魔法だった。
自宅にはエルヴィーノのために母親が用意してくれた魔導書や本が沢山あった。
その中には冒険譚の本も含まれていた。
エルフの世界紀行や、冒険譚、人族の物語など、少年の心をくすぐられる物ばかりだった。
まさか、将来自らが執筆するなどとはこの頃のエルヴィーノには夢にも思わなかった。
それらを読み40歳位の時に1人森の中で魔法の練習をしていた。
以前デイビットに聞いた事を思いだす。
自分と回りの魔素を感じとり、頭の中で魔法を想像する。
そして体の中の魔素を感じとり放出したい場所に集中する。
手のひらや指先など。集中した先に体から魔素が出てくる。
それを攻撃対象にブッ飛すわけだが、回りの魔素を感じていた方が命中しやすい。生物の魔素は自然の植物などより魔素が強いので命中しやすくなる。
魔物となればなおさらだ。
ただし、上級の魔物になれば魔素を抑え弱く見せて、油断させてから襲いかかる怖い魔物もいるから注意しろとデイビットに言われたのを思いだす。
エルヴィーノは一本の木に目印を付け、離れた場所から目印に集中する。
右手を前に出しネグログロボを想像する。
体の中で何かが反応し肩から腕を通り手のひらに8cm位の黒い塊が出来る。
確認して木の目印に飛んで行けと念じると、ヒュンッと飛んで行き目印の木に当たりはじけた。
「何か・・・イマイチ」
エルヴィーノは首輪を外し、もう一度ネグロ・グロボと念じる。
すると、パッと40cm位の大きさで黒い玉が右手に浮かぶ。
あの木にぶつかれと思ったとん!バキバキッって音がして70cmはある木の幹に穴があり、木が倒れてきた。
エルヴィーノはもうビックリしてその場を離れた。
木が倒れてから木の側に行き確認すると、丸くえぐりとられた後があった。
「ちょっとまずいな・・・」しばしば考えて、首輪をつけて最初からやり直した。
要するに首輪を取れば普通に魔法は使えるが強弱のコントロールがまだできないので、首輪を付けたまましばらく練習してみる。今は家族に見つからないのが重要だと思った。
エルヴィーノはオスクロ・マヒアの練習ばかりしていたので、たまに野生動物を見つけると魔法で仕留めていた。
オスクロ・マヒアは5cmのネグロ・グロボを1度に3個出して対象物に飛ばせ、幹が50cm位の木なら貫通出来る。
また、放つと直ぐに連続して使える。そして形状も変えるようになる。
初めはデイビットが使っていた槍のように先が三角の形。
ただし、これは大きな猪など大物は致命傷にならないので更なる進化をさせる。
そしてオリビアが夕食の準備している時、エルヴィーノは天啓を受けた!・・・気がした。
包丁で肉や野菜を切っていたエルヴィーノは手伝いをやめて便所に入る。
便所で1人妄想する。ネグロ・グロボやイランサよりも威力のある魔法!包丁のように薄く平らで長さもいる。
「包丁は切るけど、魔法だとどうしよう?推進力だけで大丈夫かな?」
答えは出ず、自室に入って本を見ていたら「ご飯が出来たわよ!」
リーゼロッテの声がしたので、立ち上がり本を本棚に差し込んだ時に目に入ったある物!
エルヴィーノは一瞬固まり「これだ!」っと、叫ぶ!そこにあったのはデイビットが昔作ってくれた木トンボだった。
「そうだ!回転させれば良いんだ!」
そう思いデイビットに抱きついて「ありがとうデイビット!」と言うと頭を傾げながら「どうした?」と聞いてくるが新しい魔法の参考になったとは言えないので「木トンボありがとう!」と言う。
訳がわからないデイビットは「そんな事より夕飯食べるぞ」
その日は明日の練習の事でなかなか眠れないのであった。
翌日午後から山に入り魔法の練習をする。
横向きで薄く平で長い黒い板をつくる長さ50cm位、幅10cm位。
あとはこれを回転させる・・・回らない。
飛んで行け!と念じるとヒュンってカンッみたいに木に刺さり大木の半分ほどで止まる。
「やっぱり回転だな」
とりあえず小さな楕円形のネグロ・グロボを作りイロイロやってみた。
あまりイメージ出来ず、終日練習したがうまくいかない。
翌日リーゼロッテが魚を食べたいと言うので、釣りに行く。
しばらく川を下り。デイビットから聞いていた釣り場に到着。
釣りを初めて回転魔法の事を考えていた。
すると、落葉が流れてきて大きな岩の流に入りくるくると渦を巻いていた。
エルヴィーノはしばし呆けて眺めていたりするといくつか落葉が集まり、落葉の塊がスッと渦に飲み込まれて行くのを見て閃いた。
1枚の落葉。
1度の回転魔法・・・
「フッ、俺って」
辺りを警戒し釣竿を置き、ネグロ・タブラを作り出す。
そして、回転、強く回転と念じる。
ゆっくりと回りだす。
「よし!」
続けて回転、回転、回転・・・と更に同じ魔法をかけると回転が早くなり、川の向こう岸に行けと念じると、ヒュンって見えなくなると同時に木がバサバサ倒れて行く。
「これはかなり危険だ。練習しよう」
釣りを再開しリーゼロッテのおみやげを5匹釣り帰宅する。
練習は明日だ。
次の日から何度回転させれば良いかの実験を、回転回数を増やしながら試して見る。
石を貫通もしくは斬るには回転を5度重複させる必要があった。
エルヴィーノは更に工夫して回転させる魔法を5度かける魔法を1度にする魔法を考えだした。
名前はロタシオン。
更に回転数は名称の後に数字。
ロタシオン5とかロタシオン10とか。
回数が多くなると魔力を消費する。
首輪をしている状態では、ネグロ・タブラ1枚にロタシオン5が限度。
首輪無しだとネグロ・タブラが8位出た時はビックリした。
それぞれにロタシオン20が出来た。
我ながら凄いと思ったが、作り出したネグロタブラをどうするか困った。
暫く考えて魔力が無くなると消滅すると思い空に向かって打ち上げた。
43歳の頃に使えた魔法。()は首輪無し状態
ネグロ・グロボ、一度に出せる数と大きさは3個5cm(10個10cm)
ネグロ・タブラ、一度に出せる数と大きさは1枚10cm×30cm(20cm×60cmを8枚)
ネグロ・ラミナ、一度に出せる数と大きさは1枚5cm×40cm(10cm×70cmを8枚)
タシオン、ロタシオン5(ロタシオン20)
フエゴ・グロボ、一度に出せる数と大きさは2個10cm(10個80cm)
アグア・グロボ、一度に出せる数と大きさは2個10cm(10個80cm)
グラビダッド、飛行、回転操作。
リンピエサ、身体、衣服の乾燥、清浄。
クラール、擦り傷、切り傷、骨折、疲労回復。
そしてサント・マヒア操作、首輪の開錠操作だけ。
デイビットに言わせるとエルヴィーノの技量はオスクロ・エチセロとして「駆け出しの新人」(多少狩りをしていたので)だそうだ。
50歳になるとデイビットが武器の使い方と補助魔法を教えてくれた。
剣と槍、素手の戦い方を教えてくれるが、エルヴィーノは嫌で逃げていた。
基本的に痛いのは嫌だし、デイビットと二人だと緊張感が無いとか言い訳をして逃げていた。
なのでエルヴィーノは武器による戦いが弱い。
デイビットに教えてもらったアウクシリアル・デ・コンバッテは参考になった。
カパシダ・フィジィカ・メホラに、敵からの物理攻撃や魔法攻撃を無効化させる魔法の、アタッケ・フィジィコ・デサティバドと、マヒア・デ・アタッケ・デサティバドは一生使う魔法だと言われた。
特にアタッケ・フィジィコ・デサティバドと、ベロシダ・スビール、アウメンタール・ラ・フォルサ・ムスクラールの魔法は面白かった。
山を駆け廻ったりして遊ぶ中で魔法を使いこなしていった。
調子に乗って木の根や、枝に躓て派手に転んだ事は何度もあった。
エルヴィーノがアウクシリアル・デ・コンバッテを使いこなし森の中を駆け巡るようになった事にデイビットが気付いた時には魔法の熟練度がかなり上がっていた。
あとがき
もう少し魔法関係続きます。
木トンボ=竹トンボと同意。Cm=センチメートルでは無くセムと言い同意。M=メートルでは無くメトロと言い同意。
デイビットを見て。
ゴミの焼却で使っていたフエゴ・マヒアや、重い石や切り株を退かす時のグラビダッド。
狩りの時に使うネグロ・グロボの魔法と操作、平らな台に使え、物理攻撃に対する防御にも使えるネグロ・タブラの魔法と操作。
畑を耕す時に使っていたティエラ・マヒアの魔法と操作など。
オリビアを見て。
家の片付けや掃除で使っていた、手が離せない時に物を浮かせておく浮遊魔法(デイビットが使う魔法と違い、グラビダッドの簡易版だ)、食材や大切な物を保管して置くエスパシオ・ボルサ、料理や風呂に使うアグア・マヒアなどだ。
母親のリーゼロッテを見て。
身体や衣服が汚れたらリンピエサで綺麗にし、部屋が暑くなると涼しくしたり、寒くなると温かくしたり、水の温冷をテンペラトラで調節した。
暑い日に冷たい水を飲む時に入れる氷を作るグラキエース・マヒアで全員の飲み物を作る。
あの頃エルヴィーノは、それらの魔法がほとんど家の中で使うモノだと思っていた。
唯一、デイビットと狩りに行った時に遠くから隠れて見ていたのを思い出しオスクロ・マヒアのネグロ・グロボを試していた。
細分化された魔法は魔力の抑えられている今のダークエルフ一族が使いやすい低級の魔法だった。
自宅にはエルヴィーノのために母親が用意してくれた魔導書や本が沢山あった。
その中には冒険譚の本も含まれていた。
エルフの世界紀行や、冒険譚、人族の物語など、少年の心をくすぐられる物ばかりだった。
まさか、将来自らが執筆するなどとはこの頃のエルヴィーノには夢にも思わなかった。
それらを読み40歳位の時に1人森の中で魔法の練習をしていた。
以前デイビットに聞いた事を思いだす。
自分と回りの魔素を感じとり、頭の中で魔法を想像する。
そして体の中の魔素を感じとり放出したい場所に集中する。
手のひらや指先など。集中した先に体から魔素が出てくる。
それを攻撃対象にブッ飛すわけだが、回りの魔素を感じていた方が命中しやすい。生物の魔素は自然の植物などより魔素が強いので命中しやすくなる。
魔物となればなおさらだ。
ただし、上級の魔物になれば魔素を抑え弱く見せて、油断させてから襲いかかる怖い魔物もいるから注意しろとデイビットに言われたのを思いだす。
エルヴィーノは一本の木に目印を付け、離れた場所から目印に集中する。
右手を前に出しネグログロボを想像する。
体の中で何かが反応し肩から腕を通り手のひらに8cm位の黒い塊が出来る。
確認して木の目印に飛んで行けと念じると、ヒュンッと飛んで行き目印の木に当たりはじけた。
「何か・・・イマイチ」
エルヴィーノは首輪を外し、もう一度ネグロ・グロボと念じる。
すると、パッと40cm位の大きさで黒い玉が右手に浮かぶ。
あの木にぶつかれと思ったとん!バキバキッって音がして70cmはある木の幹に穴があり、木が倒れてきた。
エルヴィーノはもうビックリしてその場を離れた。
木が倒れてから木の側に行き確認すると、丸くえぐりとられた後があった。
「ちょっとまずいな・・・」しばしば考えて、首輪をつけて最初からやり直した。
要するに首輪を取れば普通に魔法は使えるが強弱のコントロールがまだできないので、首輪を付けたまましばらく練習してみる。今は家族に見つからないのが重要だと思った。
エルヴィーノはオスクロ・マヒアの練習ばかりしていたので、たまに野生動物を見つけると魔法で仕留めていた。
オスクロ・マヒアは5cmのネグロ・グロボを1度に3個出して対象物に飛ばせ、幹が50cm位の木なら貫通出来る。
また、放つと直ぐに連続して使える。そして形状も変えるようになる。
初めはデイビットが使っていた槍のように先が三角の形。
ただし、これは大きな猪など大物は致命傷にならないので更なる進化をさせる。
そしてオリビアが夕食の準備している時、エルヴィーノは天啓を受けた!・・・気がした。
包丁で肉や野菜を切っていたエルヴィーノは手伝いをやめて便所に入る。
便所で1人妄想する。ネグロ・グロボやイランサよりも威力のある魔法!包丁のように薄く平らで長さもいる。
「包丁は切るけど、魔法だとどうしよう?推進力だけで大丈夫かな?」
答えは出ず、自室に入って本を見ていたら「ご飯が出来たわよ!」
リーゼロッテの声がしたので、立ち上がり本を本棚に差し込んだ時に目に入ったある物!
エルヴィーノは一瞬固まり「これだ!」っと、叫ぶ!そこにあったのはデイビットが昔作ってくれた木トンボだった。
「そうだ!回転させれば良いんだ!」
そう思いデイビットに抱きついて「ありがとうデイビット!」と言うと頭を傾げながら「どうした?」と聞いてくるが新しい魔法の参考になったとは言えないので「木トンボありがとう!」と言う。
訳がわからないデイビットは「そんな事より夕飯食べるぞ」
その日は明日の練習の事でなかなか眠れないのであった。
翌日午後から山に入り魔法の練習をする。
横向きで薄く平で長い黒い板をつくる長さ50cm位、幅10cm位。
あとはこれを回転させる・・・回らない。
飛んで行け!と念じるとヒュンってカンッみたいに木に刺さり大木の半分ほどで止まる。
「やっぱり回転だな」
とりあえず小さな楕円形のネグロ・グロボを作りイロイロやってみた。
あまりイメージ出来ず、終日練習したがうまくいかない。
翌日リーゼロッテが魚を食べたいと言うので、釣りに行く。
しばらく川を下り。デイビットから聞いていた釣り場に到着。
釣りを初めて回転魔法の事を考えていた。
すると、落葉が流れてきて大きな岩の流に入りくるくると渦を巻いていた。
エルヴィーノはしばし呆けて眺めていたりするといくつか落葉が集まり、落葉の塊がスッと渦に飲み込まれて行くのを見て閃いた。
1枚の落葉。
1度の回転魔法・・・
「フッ、俺って」
辺りを警戒し釣竿を置き、ネグロ・タブラを作り出す。
そして、回転、強く回転と念じる。
ゆっくりと回りだす。
「よし!」
続けて回転、回転、回転・・・と更に同じ魔法をかけると回転が早くなり、川の向こう岸に行けと念じると、ヒュンって見えなくなると同時に木がバサバサ倒れて行く。
「これはかなり危険だ。練習しよう」
釣りを再開しリーゼロッテのおみやげを5匹釣り帰宅する。
練習は明日だ。
次の日から何度回転させれば良いかの実験を、回転回数を増やしながら試して見る。
石を貫通もしくは斬るには回転を5度重複させる必要があった。
エルヴィーノは更に工夫して回転させる魔法を5度かける魔法を1度にする魔法を考えだした。
名前はロタシオン。
更に回転数は名称の後に数字。
ロタシオン5とかロタシオン10とか。
回数が多くなると魔力を消費する。
首輪をしている状態では、ネグロ・タブラ1枚にロタシオン5が限度。
首輪無しだとネグロ・タブラが8位出た時はビックリした。
それぞれにロタシオン20が出来た。
我ながら凄いと思ったが、作り出したネグロタブラをどうするか困った。
暫く考えて魔力が無くなると消滅すると思い空に向かって打ち上げた。
43歳の頃に使えた魔法。()は首輪無し状態
ネグロ・グロボ、一度に出せる数と大きさは3個5cm(10個10cm)
ネグロ・タブラ、一度に出せる数と大きさは1枚10cm×30cm(20cm×60cmを8枚)
ネグロ・ラミナ、一度に出せる数と大きさは1枚5cm×40cm(10cm×70cmを8枚)
タシオン、ロタシオン5(ロタシオン20)
フエゴ・グロボ、一度に出せる数と大きさは2個10cm(10個80cm)
アグア・グロボ、一度に出せる数と大きさは2個10cm(10個80cm)
グラビダッド、飛行、回転操作。
リンピエサ、身体、衣服の乾燥、清浄。
クラール、擦り傷、切り傷、骨折、疲労回復。
そしてサント・マヒア操作、首輪の開錠操作だけ。
デイビットに言わせるとエルヴィーノの技量はオスクロ・エチセロとして「駆け出しの新人」(多少狩りをしていたので)だそうだ。
50歳になるとデイビットが武器の使い方と補助魔法を教えてくれた。
剣と槍、素手の戦い方を教えてくれるが、エルヴィーノは嫌で逃げていた。
基本的に痛いのは嫌だし、デイビットと二人だと緊張感が無いとか言い訳をして逃げていた。
なのでエルヴィーノは武器による戦いが弱い。
デイビットに教えてもらったアウクシリアル・デ・コンバッテは参考になった。
カパシダ・フィジィカ・メホラに、敵からの物理攻撃や魔法攻撃を無効化させる魔法の、アタッケ・フィジィコ・デサティバドと、マヒア・デ・アタッケ・デサティバドは一生使う魔法だと言われた。
特にアタッケ・フィジィコ・デサティバドと、ベロシダ・スビール、アウメンタール・ラ・フォルサ・ムスクラールの魔法は面白かった。
山を駆け廻ったりして遊ぶ中で魔法を使いこなしていった。
調子に乗って木の根や、枝に躓て派手に転んだ事は何度もあった。
エルヴィーノがアウクシリアル・デ・コンバッテを使いこなし森の中を駆け巡るようになった事にデイビットが気付いた時には魔法の熟練度がかなり上がっていた。
あとがき
もう少し魔法関係続きます。
木トンボ=竹トンボと同意。Cm=センチメートルでは無くセムと言い同意。M=メートルでは無くメトロと言い同意。
0
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
ラストで死ぬ主人公に転生したけど死なないから!!
as
ファンタジー
前世で読んだ「孤高の女王」の小説の主人公ユーリアシェに転生した飛鳥。妹のリーシェ姫を溺愛しユーリアシェを空気扱いする両親である王や王妃、王太女であるユーリアシェを軽んじる家臣達。婚約者までリーシェに奪われ最後は国が滅び1人城で死ぬーーーそんな死に方あるかー!?こっちから捨ててやる!
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる