16 / 81
ロリストーカー 10
しおりを挟む
保健室に入り、女の子は椅子に座る
「あ、あの…お姉ちゃん…」
もじもじとしながら女の子が言う
「ん?」
カードを記入しながら応える
「お手紙…読んでくれた…?」
「全部は読んでないかな」
一つ一つ違うとも思わなかったし。
「あのね、えと…」
頬を赤くし、さらにもじもじする
こんな女の子があんな事する…?
「ねえ、あなた名前は?」
「は、はひっ!」
ビクッと顔を上げる
「佐伯…みか、です…」
「佐伯ちゃんか、あなたは…」
言いかけた所で、みかが言った
「みか、あの、みかでいいです…」
そう言い、俯く
「うん、みかちゃん。」
「みかちゃんは、私達の事知ってるよね?」
「う、うん。」
「あの手紙とかも、みかちゃんが?」
「は、はい…」
「ああいうやり方ってどこで知ったの?」
少しだが躊躇う
「えと、ゆきちゃんが…私の、友達の」
「そうなの?じゃあ全部ゆきちゃんが計画したのかな?」
なるべく優しく尋ねる
「うん、たまにお姉ちゃんの事話すんだ、そしたらゆきちゃん、いい方法知ってるよって言ってくるの。」
「そ、そっかー」
あれ、この子じゃないんだ。
じゃあそのゆきちゃんがあの黒髪の子かな、キー子が強く当たってなきゃいいけど
「それじゃあ、もうこれからはいっぱい話せるからお手紙はなしにしよっか?」
「…め、迷惑、だった……?」
そう言い目を潤ませる
「迷惑じゃないよ!いっぱい気持ち伝わったからね!」
慌てて言う。なんかほんとにあの怯えてた時がバカみたい。
純粋な、こんな可愛い子がしてたんだ。
「それと…もっとお話できる?」
上目遣いに聞いてくる
「うん、これからはもっとお話しようね」
そう言い、みかの手を取る
「じゃあ行こっか!」
「うん!」
「あ、そうだ…えと…」
耳まで顔を真っ赤にし、もじもじする
「私、前お姉ちゃんが学校で先生の体験してた時から…その、お姉ちゃん優しくて、かっこよくて…見ると胸がドキドキして…」
「えっと…」
困ったようにキョロキョロする
そんなみかを黙って微笑みながら見つめる
「これが…恋なのかな…って」
黙って頭を撫でる。ほんと純粋だなぁ
「それとね、お姉ちゃん聞いてもいい?」
「ん?」
「前、あんごう送ったんだけど…」
「暗号?」
もしかして、あの時のやつ?
じゃああの日公園にいたのって…
「ご、ごめん朝忙しくて…」
「昼休みに校門にきてなかったけど?」
困った顔をしている
「えと、その時は図書委員が…」
朝来れなかったら昼休みに来いっても書いてあったのか…
気付かなかった…
「その時の用事はなんだったの?」
そう言うと、目を大きく開き俯いた。
顔は真っ赤だ
「お姉ちゃんに…」
「大好きだって、伝えようと…」
「あ、あの…お姉ちゃん…」
もじもじとしながら女の子が言う
「ん?」
カードを記入しながら応える
「お手紙…読んでくれた…?」
「全部は読んでないかな」
一つ一つ違うとも思わなかったし。
「あのね、えと…」
頬を赤くし、さらにもじもじする
こんな女の子があんな事する…?
「ねえ、あなた名前は?」
「は、はひっ!」
ビクッと顔を上げる
「佐伯…みか、です…」
「佐伯ちゃんか、あなたは…」
言いかけた所で、みかが言った
「みか、あの、みかでいいです…」
そう言い、俯く
「うん、みかちゃん。」
「みかちゃんは、私達の事知ってるよね?」
「う、うん。」
「あの手紙とかも、みかちゃんが?」
「は、はい…」
「ああいうやり方ってどこで知ったの?」
少しだが躊躇う
「えと、ゆきちゃんが…私の、友達の」
「そうなの?じゃあ全部ゆきちゃんが計画したのかな?」
なるべく優しく尋ねる
「うん、たまにお姉ちゃんの事話すんだ、そしたらゆきちゃん、いい方法知ってるよって言ってくるの。」
「そ、そっかー」
あれ、この子じゃないんだ。
じゃあそのゆきちゃんがあの黒髪の子かな、キー子が強く当たってなきゃいいけど
「それじゃあ、もうこれからはいっぱい話せるからお手紙はなしにしよっか?」
「…め、迷惑、だった……?」
そう言い目を潤ませる
「迷惑じゃないよ!いっぱい気持ち伝わったからね!」
慌てて言う。なんかほんとにあの怯えてた時がバカみたい。
純粋な、こんな可愛い子がしてたんだ。
「それと…もっとお話できる?」
上目遣いに聞いてくる
「うん、これからはもっとお話しようね」
そう言い、みかの手を取る
「じゃあ行こっか!」
「うん!」
「あ、そうだ…えと…」
耳まで顔を真っ赤にし、もじもじする
「私、前お姉ちゃんが学校で先生の体験してた時から…その、お姉ちゃん優しくて、かっこよくて…見ると胸がドキドキして…」
「えっと…」
困ったようにキョロキョロする
そんなみかを黙って微笑みながら見つめる
「これが…恋なのかな…って」
黙って頭を撫でる。ほんと純粋だなぁ
「それとね、お姉ちゃん聞いてもいい?」
「ん?」
「前、あんごう送ったんだけど…」
「暗号?」
もしかして、あの時のやつ?
じゃああの日公園にいたのって…
「ご、ごめん朝忙しくて…」
「昼休みに校門にきてなかったけど?」
困った顔をしている
「えと、その時は図書委員が…」
朝来れなかったら昼休みに来いっても書いてあったのか…
気付かなかった…
「その時の用事はなんだったの?」
そう言うと、目を大きく開き俯いた。
顔は真っ赤だ
「お姉ちゃんに…」
「大好きだって、伝えようと…」
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
真夏の温泉物語
矢木羽研
青春
山奥の温泉にのんびり浸かっていた俺の前に現れた謎の少女は何者……?ちょっとエッチ(R15)で切ない、真夏の白昼夢。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
痴漢列車に挑む痴漢Gメン女子高生レイコ
ムーワ
大衆娯楽
朝の通勤電車はラッシュ時はギュウギュウ詰めの混雑状態!
その混雑を利用して女子高生を中心に若い女の子をターゲットに頻繁に痴漢を繰り返す謎の男。
実際に痴漢にあっても怖くて何もいえず、泣きながら鉄道警察隊に相談する女子高生もいて、何度か男性の鉄道警察隊員が変装をして捕まえようとするが捕まえることができず、痴漢被害は増加する一方。
そこで鉄道警察隊はエリート大卒新人のレイコ氏に相談すると、レイコはとんでもない秘策を思いついた。
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる