これって普通じゃないの?~お隣の双子のお兄ちゃんと僕の関係~

syouki

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13.あれから

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「颯ちゃん、征ちゃん、朝ごはん作れない~」
「「亜樹食べるからいらない」」
「あんっ!だめ~~」

あの日から数年。
僕は大学も無事に卒業し、今は3人で暮らしている。

父さんの海外勤務が、僕の卒業まで伸びてしまったので
帰ってくるまで、僕の家に颯ちゃんと征ちゃんが一緒に住むようになった。
学校があるからって、普段は週末しかエッチしてくれなくなった。
もう!せっかく一緒に住んでるのに、変なとこ真面目なんだから!

でも、その間に颯ちゃん達は会社を作ってお金を貯めて、
三人で暮らす家を準備をしてくれてた。
なんと、マンションの最上階!さすがだよね!
そして、一緒に暮らす前にちゃんとお互いの両親に僕たちの関係も話したよ。
嘘はつきたくなっかたからね。
父さん達はかなり驚いて、すごく動揺してたけど、
母さん達は「「やっぱりね」」って、お互いでグーサインしてた。
えっ?!ばれてたの??母のカンて怖い・・・。
みんな、「幸せになりなさい」って言って、認めてくれた。
ありがとう、父さん母さん。

「あぁん、だめだって~~あっ、あっ!」
「あぁ、亜樹、気持ちいいよ」
「亜樹、ミルクだして」
「あっ、んん~~!出ちゃう~~!」

やっぱり、裸にエプロンは無敵だね。今しかできないもんね!

僕だって将来のことは考えてる。
そのうち、お互い年をとったら、セックスが出来ない日々が来るのもわかってる。
だから、今を思いっきり楽しむ事にしてる。
セックスだけが愛情表現じゃないこともわかってるけど、男同士のハードルは高い。
愛の結晶は産めないからね。
だから、僕は最上級の愛情表現をセックスで表してる。
もちろん、毎日「愛してる」も忘れてないよ。これ絶対!!
でも、僕だっていつずっと待ってたんだから、
少しの意地悪くらい許されるよね!

「もう、颯ちゃんと征ちゃんのバカ~~」
「「ごめん、亜樹のお尻が可愛くて・・」」
「仕方ないな~。許してあげる」

いつもの仲直りのチュー。

「「亜樹、愛してる」」
「颯ちゃん。征ちゃん。僕も愛してる」

これが僕たちの普通。

颯ちゃん!征ちゃん!ず~~~っと一緒だよ!




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これにて完結です。

お付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>

初めての連載でかなり緊張しましたが、

たくさんの方に読んでいただけて嬉しい限りです。

皆さん思うところはあると思いますが、何せ小心者なので・・・。

次回は、もう少しエロが少なめの方がいいのか悩んでますww

次も読んでいただけるように頑張ります!

ありがとうございました。<(_ _)>








    
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