2 / 13
2.思い出①~颯ちゃんと征ちゃんとの出会い
しおりを挟む
記憶の始まり、僕はすでに二人の間にいた。
「「あき、カワイイ!!」」
二人に、ギュってされて、僕はニコニコする。
「そーたん、せーたん、だいしゅき~」
覚えたての言葉で大好きを伝えて、お返しにギュっとする。
「「ぼくも、大好きだよ!!」」
こんなやり取りを、お互いの両親はニコニコと見ていた。
「ほんとに、颯一と征二は亜樹君が大好きね」
「亜樹もお兄ちゃんが出来て嬉しそうでなによりだわ」
僕の両親と颯ちゃん達の両親は、高校時代からの親友なんだって。
颯ちゃん達の両親は、大学卒業後すぐに結婚したけど、
父さんが、なかなか勇気が出せずにプロポーズできなくて4年もかかったみたい。
母さんもよく待ったよねww
で、それを機にお隣同で住むことにしたんだって。
一年後に僕が生まれた。
「”あき”っていうのよ。仲良くしてあげてね」
僕を見に来た二人に、母さんが告げた。
「「うん!!あきちゃん、よろしくね」」
それから僕は、ずっと二人と一緒に過ごしてきた。
二人が学校に行ってる間は、寂しくて泣いたりした時もあった。
「「あき!!ただいま!!」」
学校が終わると、すぐに僕のところに駆けつけてくれた。
「そーちゃん!せーちゃん!」
二人の声に、僕は走って駆け寄る。ギュってしてもらいたくて。
「颯君、征君。ランドセルを置いてからいらっしゃい」
「「…はーい」」
そして、毎日僕の母さんに怒られる。
僕が小学校に入るまで、このやり取りは続いていた。
「どっちの子か分かんないわねww」
って、母さんたちは呆れていたらしい。
3歳あたりから、颯ちゃんと征ちゃんがお風呂に入れてくれてた。
「あき、ちゃんと目つむるんだよ」
「うん」
颯ちゃんが頭を洗ってくれる。
「あき、からだ洗うよー」
「はーい」
僕は、椅子から立って征ちゃんに体を洗ってもらう。
「おちんちんキレイにしようね~」
そう言って、おちんちんは手で丁寧に洗ってくれた。
毎日二人は交代で洗ってくれる。
ピカピカになったら3人で湯船につかり、
僕が10まで数える。
「…9~10!」
「「良く出来ました~」」
二人が頭を撫でてくれる。
お風呂からあがると、頭と体を拭いてくれる。
「くすぐった~い」
「だ~め。あき、じっとして」
「は~い」
フワフワのタオルで優しく拭いてくれる。
髪の毛は、ドライヤーで乾かしてもらう。
「はい出来たよ」
「ありがとう!そーちゃん、せーちゃん!」
「あき、おやすみのチューは?」
「おやすみ、そーちゃん」
チュ♡
「おやすみ、せーちゃん」
チュ♡
二人の口にチューをする。
チューするのは、兄弟だと普通なんだよって教えてもらったんだ。
でも、内緒だよって言われた。なんでかな?
「「あき、カワイイ!!」」
二人に、ギュってされて、僕はニコニコする。
「そーたん、せーたん、だいしゅき~」
覚えたての言葉で大好きを伝えて、お返しにギュっとする。
「「ぼくも、大好きだよ!!」」
こんなやり取りを、お互いの両親はニコニコと見ていた。
「ほんとに、颯一と征二は亜樹君が大好きね」
「亜樹もお兄ちゃんが出来て嬉しそうでなによりだわ」
僕の両親と颯ちゃん達の両親は、高校時代からの親友なんだって。
颯ちゃん達の両親は、大学卒業後すぐに結婚したけど、
父さんが、なかなか勇気が出せずにプロポーズできなくて4年もかかったみたい。
母さんもよく待ったよねww
で、それを機にお隣同で住むことにしたんだって。
一年後に僕が生まれた。
「”あき”っていうのよ。仲良くしてあげてね」
僕を見に来た二人に、母さんが告げた。
「「うん!!あきちゃん、よろしくね」」
それから僕は、ずっと二人と一緒に過ごしてきた。
二人が学校に行ってる間は、寂しくて泣いたりした時もあった。
「「あき!!ただいま!!」」
学校が終わると、すぐに僕のところに駆けつけてくれた。
「そーちゃん!せーちゃん!」
二人の声に、僕は走って駆け寄る。ギュってしてもらいたくて。
「颯君、征君。ランドセルを置いてからいらっしゃい」
「「…はーい」」
そして、毎日僕の母さんに怒られる。
僕が小学校に入るまで、このやり取りは続いていた。
「どっちの子か分かんないわねww」
って、母さんたちは呆れていたらしい。
3歳あたりから、颯ちゃんと征ちゃんがお風呂に入れてくれてた。
「あき、ちゃんと目つむるんだよ」
「うん」
颯ちゃんが頭を洗ってくれる。
「あき、からだ洗うよー」
「はーい」
僕は、椅子から立って征ちゃんに体を洗ってもらう。
「おちんちんキレイにしようね~」
そう言って、おちんちんは手で丁寧に洗ってくれた。
毎日二人は交代で洗ってくれる。
ピカピカになったら3人で湯船につかり、
僕が10まで数える。
「…9~10!」
「「良く出来ました~」」
二人が頭を撫でてくれる。
お風呂からあがると、頭と体を拭いてくれる。
「くすぐった~い」
「だ~め。あき、じっとして」
「は~い」
フワフワのタオルで優しく拭いてくれる。
髪の毛は、ドライヤーで乾かしてもらう。
「はい出来たよ」
「ありがとう!そーちゃん、せーちゃん!」
「あき、おやすみのチューは?」
「おやすみ、そーちゃん」
チュ♡
「おやすみ、せーちゃん」
チュ♡
二人の口にチューをする。
チューするのは、兄弟だと普通なんだよって教えてもらったんだ。
でも、内緒だよって言われた。なんでかな?
50
お気に入りに追加
178
あなたにおすすめの小説
僕の知ってるお兄ちゃんはこんなえっちな事しない!
沼田桃弥
BL
【ざっくり内容紹介】
終始えっち、イケメンリーマン兄×お兄ちゃん大好きな弟、溺愛、らぶえっち、ブラコン、ネクタイ拘束
【詳細なあらすじ】
お母さんが再婚して、僕に出来た初めてのお兄ちゃん。二十八歳で僕と十歳違い。僕よりも背が高くて、何でも出来て、スーツがとっても似合う男女問わず、モテモテな自慢のお兄ちゃん。すらっとした体型に茶髪で、いつもギュッとすると甘いムスクの香水の香りがした。
今日は、僕が遅くに帰ってくると、玄関で大好きなお兄ちゃんが待っていた。今日はお母さんが帰って来ないんだって! まさか、二人きり!?
でも、なんだかお兄ちゃんの元気が無さそう……だから、僕は膝枕をしてあげた!お兄ちゃんの柔らかい髪、綺麗な顔……見ているだけでドキドキする!
え? お兄ちゃん、なんだか様子がおかしい? え、嘘でしょ? 今、お兄ちゃんのお仕置きが始める――。
◆この作品は「小説家になろう」にも同タイトルで掲載しています
【R18】双子の弟に寝取られたと思ったら二人に溺愛された
白井由貴
BL
ある日、自室に向かおうとしたら何やら声が聞こえてきた。喘ぎ声の様な声に部屋を覗くと、そこには恋人に跨って喘ぐ双子の弟の姿。恋人を弟に寝取られたと絶望し、悩んだ末に別れたいと告げる。しかし恋人である浩介は別れたくないと言い、双子の弟である晴人と共に自室に連れて行かれてしまう。そこで知った事実とは───
恋人と双子の弟に溺愛される双子の兄のお話。
【絶倫攻め、敏感受け】
※3P、近親相姦、無理矢理、軽い拘束、潮吹きなどの要素があります。
※内容がほぼ全てに性的表現があります。
苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズさんでも公開しています。
G.Wに旅行先で彼女にフラれて、気付いたらパリピ達に女の子のキモチを体験させられてた件。
ピピテラ
BL
ゴールデンウィークに彼女と旅行に行ったけど「あんたってほんとどんくさい」と言われてフラれた俺の話。
彼女はそのままイケメンの腕を引いて姿を消し、傷心のまま宿に戻った俺はヤケ酒をしていて寝落ちした。目が覚めると俺はパリピ達に囲まれていて、気付いたらおいしくいただかれてしまった。
野暮ったくて流されやすい主人公が、旅行の間中パリピ達に好き勝手されちゃう話。
複数輪姦、無理矢理、巨根
召喚された美人サラリーマンは性欲悪魔兄弟達にイカされる
KUMA
BL
朱刃音碧(あかばねあおい)30歳。
ある有名な大人の玩具の開発部門で、働くサラリーマン。
ある日暇をモテ余す悪魔達に、逆召喚され混乱する余裕もなく悪魔達にセックスされる。
性欲悪魔(8人攻め)×人間
エロいリーマンに悪魔達は釘付け…『お前は俺達のもの。』
浮気をしたら、わんこ系彼氏に腹の中を散々洗われた話。
丹砂 (あかさ)
BL
ストーリーなしです!
エロ特化の短編としてお読み下さい…。
大切な事なのでもう一度。
エロ特化です!
****************************************
『腸内洗浄』『玩具責め』『お仕置き』
性欲に忠実でモラルが低い恋人に、浮気のお仕置きをするお話しです。
キャプションで危ないな、と思った方はそっと見なかった事にして下さい…。
悪役の弟に転生した僕はフラグをへし折る為に頑張ったけど監禁エンドにたどり着いた
霧乃ふー 短編
BL
「シーア兄さまぁ♡だいすきぃ♡ぎゅってして♡♡」
絶賛誘拐され、目隠しされながら無理矢理に誘拐犯にヤられている真っ最中の僕。
僕を唯一家族として扱ってくれる大好きなシーア兄様も助けに来てはくれないらしい。
だから、僕は思ったのだ。
僕を犯している誘拐犯をシーア兄様だと思いこめばいいと。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる