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13.イケメンだらけ
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約束の時間まで周辺を探索した。美味しそうなパン屋さんを見つけたので、帰りに買って帰ることにした。
「そろそろ時間だね」
「う~緊張してきた・・・」
カフェ「pour toujours(プール・トゥジュール)」に着いた。
新呼吸をして、お店のドアを開けた。チリンチリンとドアに付けられた鈴が鳴る。
「いっらしゃませ。お二人ですか?」
「いえ、面接の約束でお伺いした刑部です」
「同じく、青野です」
「あ、お伺いしてます。こちらへどうぞ」
背の高いイケメンなウエイターさんは、ニコッと笑い奥へと案内してくれた。
店内は、平日なのに女性客で埋め尽くされていた。
案内されてる間も、なんか視線が痛いんですけど・・・。
「private」と書かれた扉を開け、中に通される。
中には、さらにイケメンな男性二人が、俺たちを迎え入れた。双子?しかも若い!!
「こんにちは。どうぞお掛けください」
「「失礼します」」
三人掛けのソファーに腰を下ろす。・・埋もれそうなくらいフカフカ!
「初めまして。オーナーの、神宮司 颯一です」
「同じく、神宮司 征二です」
「刑部 快斗です。お願いします」
「青野 樹です。お願いします」
自己紹介をして、軽く頭を下げる。苗字が同じだからやっぱり双子なんだろうな。こんなイケメンの双子っているんだな~。
「刑部君に確認したけど、この春から大学生の友達同士って認識でいいかな?」
「はい。高校からの友達で、大学に通うためにこちらに越してきました」
「住所も同じだったけど、よっぽど仲良しなんだね」
「たまたまだったんですけど、隣に住んでるのがわかって心強かったです」
それからもオーナーの二人とは世間話のような話をした。面接だよな・・?
「じゃ、二人とも採用ってことで良いかな?」
「「はい。ありがとうございます」」
「OK。じゃ、契約書持ってくるね」
征二さんが席を立つと、さっきのウエイターさんがドリンクを運んできてくれた。
「どうぞ、喉乾いたでしょ。うちのオリジナルのアイスティーなんだ」
「「ありがとうございます。いただきます」」
一口飲んでみると、さっぱりしてるのに全然渋みとかなくて後味も最高だった。
「おいしい・・・」
「クスクス。ありがとう」
思わず漏れた言葉に、颯一さんが笑っていた。免疫のないイケメンの笑顔は心臓に悪いです・・・。
「さ、よく読んでここにサインしてくれ」
征二さんに契約書を渡され、契約事項を読む。
「あ、うちは学業優先だからシフトは自由制なんだ。入れる日時を事前にこのアプリに登録だけしておいて。もちろん、急な変更でも気にしなくていいよ。連絡さえくれれば大丈夫だから。こっちからお願いする時もあるけどね」
「さっそくで申し訳ないが、入学式までに何日か入れるかな?マネージャーが、仕事の流れを教えておきたいそうなんだが・・」
「あ、はい。大丈夫です」
「良かった。日程は後でさっきのマネージャーと打ち合わせしておいて。今日はお疲れ様。頑張ってね」
「「はい。ありがとうございました。よろしくお願いします」」
俺たちは立ち上がって頭を下げた。
無事にバイト決まって良かった~。オーナーさんもいい人だし言うこと無しだな!!
「そろそろ時間だね」
「う~緊張してきた・・・」
カフェ「pour toujours(プール・トゥジュール)」に着いた。
新呼吸をして、お店のドアを開けた。チリンチリンとドアに付けられた鈴が鳴る。
「いっらしゃませ。お二人ですか?」
「いえ、面接の約束でお伺いした刑部です」
「同じく、青野です」
「あ、お伺いしてます。こちらへどうぞ」
背の高いイケメンなウエイターさんは、ニコッと笑い奥へと案内してくれた。
店内は、平日なのに女性客で埋め尽くされていた。
案内されてる間も、なんか視線が痛いんですけど・・・。
「private」と書かれた扉を開け、中に通される。
中には、さらにイケメンな男性二人が、俺たちを迎え入れた。双子?しかも若い!!
「こんにちは。どうぞお掛けください」
「「失礼します」」
三人掛けのソファーに腰を下ろす。・・埋もれそうなくらいフカフカ!
「初めまして。オーナーの、神宮司 颯一です」
「同じく、神宮司 征二です」
「刑部 快斗です。お願いします」
「青野 樹です。お願いします」
自己紹介をして、軽く頭を下げる。苗字が同じだからやっぱり双子なんだろうな。こんなイケメンの双子っているんだな~。
「刑部君に確認したけど、この春から大学生の友達同士って認識でいいかな?」
「はい。高校からの友達で、大学に通うためにこちらに越してきました」
「住所も同じだったけど、よっぽど仲良しなんだね」
「たまたまだったんですけど、隣に住んでるのがわかって心強かったです」
それからもオーナーの二人とは世間話のような話をした。面接だよな・・?
「じゃ、二人とも採用ってことで良いかな?」
「「はい。ありがとうございます」」
「OK。じゃ、契約書持ってくるね」
征二さんが席を立つと、さっきのウエイターさんがドリンクを運んできてくれた。
「どうぞ、喉乾いたでしょ。うちのオリジナルのアイスティーなんだ」
「「ありがとうございます。いただきます」」
一口飲んでみると、さっぱりしてるのに全然渋みとかなくて後味も最高だった。
「おいしい・・・」
「クスクス。ありがとう」
思わず漏れた言葉に、颯一さんが笑っていた。免疫のないイケメンの笑顔は心臓に悪いです・・・。
「さ、よく読んでここにサインしてくれ」
征二さんに契約書を渡され、契約事項を読む。
「あ、うちは学業優先だからシフトは自由制なんだ。入れる日時を事前にこのアプリに登録だけしておいて。もちろん、急な変更でも気にしなくていいよ。連絡さえくれれば大丈夫だから。こっちからお願いする時もあるけどね」
「さっそくで申し訳ないが、入学式までに何日か入れるかな?マネージャーが、仕事の流れを教えておきたいそうなんだが・・」
「あ、はい。大丈夫です」
「良かった。日程は後でさっきのマネージャーと打ち合わせしておいて。今日はお疲れ様。頑張ってね」
「「はい。ありがとうございました。よろしくお願いします」」
俺たちは立ち上がって頭を下げた。
無事にバイト決まって良かった~。オーナーさんもいい人だし言うこと無しだな!!
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