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3.同志!
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ドリンクバーでコップに飲み物を注ぎ、指定された部屋に入った。
(勢いでついて来ちゃったけど、急に緊張してきた~~~!)
L字ソファーの端と端に少し離れて座った。
「さすがに、BLの話をカフェで話すのもあれかと思ってここにしたけど・・・」
「あっ、うん!そうだよな!さすがにまずいよな・・///」
「あ~・・ごめんね。青野とそんなに話した事無いのに、いきなり二人きりとか
嫌だったよね・・・?」
イケメンが申し訳なさそうな顔してる!!
「ちっ、違う!違う!人とBLの話するの初めてで緊張してるだけだから!」
全力で否定して、コップのジュースを一気に飲み干した。
「クスクス。そんなに緊張しないでよ。初対面じゃないんだしw」
「そ、そうだよな~!クラスメイトだもんな・・・」
俺は深呼吸を2、3回して、気持ちを落ち着かせた。・・・よし。
「ごめん、もう大丈夫!」
「無理しなくていいよ?」
「いや、ほんと、BLの話が出来るのが嬉しくて興奮してただけだから!」
「フフッ。青野って面白いね!」
間近で見たイケメンの笑顔の破壊力、恐るべし!!
「お、刑部はいつから?」
「ん~、中3かな~。受験勉強の息抜きにたまたま読んだのがきっかけ。青野は?」
「俺は、去年友達から借りた本の中に混じってて、それからハマった」
それから、お互い好きな作家さんや、好きなストーリーについて語り合った。
「あ、今気になってる作家さんがこの人なんだけど!」
「あ、この人いいよね~」
刑部が俺の横に移動して、スマホを覗き込む。
フワッと香る匂いに、少しドキッとした。イケメンは匂いまで良いのか!!
「あ、もうこんな時間。そろそろ出ようか?」
「そうだな。あっという間だったな!」
「あ、連絡先教えてもらっていい?」
「もちろん!」
お互いの連絡先を交換して、俺たちは別れた。
(まさか刑部がBL読んでるとはな~。
好みも似てるし、良い友達になれそううだな~)
BLの話が出来る友達が出来て、俺は浮かれ足で帰路に着いた。
(勢いでついて来ちゃったけど、急に緊張してきた~~~!)
L字ソファーの端と端に少し離れて座った。
「さすがに、BLの話をカフェで話すのもあれかと思ってここにしたけど・・・」
「あっ、うん!そうだよな!さすがにまずいよな・・///」
「あ~・・ごめんね。青野とそんなに話した事無いのに、いきなり二人きりとか
嫌だったよね・・・?」
イケメンが申し訳なさそうな顔してる!!
「ちっ、違う!違う!人とBLの話するの初めてで緊張してるだけだから!」
全力で否定して、コップのジュースを一気に飲み干した。
「クスクス。そんなに緊張しないでよ。初対面じゃないんだしw」
「そ、そうだよな~!クラスメイトだもんな・・・」
俺は深呼吸を2、3回して、気持ちを落ち着かせた。・・・よし。
「ごめん、もう大丈夫!」
「無理しなくていいよ?」
「いや、ほんと、BLの話が出来るのが嬉しくて興奮してただけだから!」
「フフッ。青野って面白いね!」
間近で見たイケメンの笑顔の破壊力、恐るべし!!
「お、刑部はいつから?」
「ん~、中3かな~。受験勉強の息抜きにたまたま読んだのがきっかけ。青野は?」
「俺は、去年友達から借りた本の中に混じってて、それからハマった」
それから、お互い好きな作家さんや、好きなストーリーについて語り合った。
「あ、今気になってる作家さんがこの人なんだけど!」
「あ、この人いいよね~」
刑部が俺の横に移動して、スマホを覗き込む。
フワッと香る匂いに、少しドキッとした。イケメンは匂いまで良いのか!!
「あ、もうこんな時間。そろそろ出ようか?」
「そうだな。あっという間だったな!」
「あ、連絡先教えてもらっていい?」
「もちろん!」
お互いの連絡先を交換して、俺たちは別れた。
(まさか刑部がBL読んでるとはな~。
好みも似てるし、良い友達になれそううだな~)
BLの話が出来る友達が出来て、俺は浮かれ足で帰路に着いた。
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