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1.新しい生活
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「ふ~っ、とりあえずこんなもんかな?」
俺、青野 樹。この春から大学生になる18歳。
今は一人暮らしとなるマンションで、引っ越しの片づけがひと段落したところだ。
「もうこんな時間か・・・。お腹すいたし、何か食べにでも行こうかな」
時計の針はすでに19時を回っていた。
春とはいえ、夜はまだ肌寒い。俺は上着を羽織、部屋を出た。
「何食べよっかな~」
とりあえず駅へと向かう。
すると、駅前に本屋さんを発見した。
「やっぱり、本屋さんはチェックしないとな♪」
俺は、ご飯を後回しにして本屋さんへと入った。
(へぇ~。なかなか良い品揃え♪)
俺は心の中でニンマリしながら、横目であるコーナーを見る。
そう『BL』のコーナーだ。
男が好きなわけではない。恋愛対象は女性だ。
しかし、一度女友達から借りた漫画にBLが混ざっていてハマってしまった。
あの、切なさやエロさに衝撃を受けたのは言うまでもない。
それからというもの、こっそりとBL本を買うようになった。
エロ本のように(ある意味エロ本か)親にばれないように隠すのは至難の業だった。
(おっ!あの絵好みだな~。後でネットで確認しよう)
最近は、電子書籍で購入したりもするが、お気に入りは紙ベースも買う。
やっぱり手に取って読むのは違うんだよな~。
何冊か目星の新刊をチェックして本屋さんを出る。ファミレスを見つけたので、とりあえず今日はそこで済ます事にした。
運ばれてきた食事を食べながら、さっきチェックした本を探して内容を確認する。
(やったね、俺好み!購入っと!)
俺は早く読みたくて、残りを急いで食べあげ店を出る。途中コンビニに立ち寄り、飲み物とスナック菓子を買って家に帰る。
(今日からベッドの中で隠れて読まなくていいんだもんな~)
少し浮かれた足取りで部屋の鍵を開けてると、隣の部屋の扉が開いた。
「樹?」
名前を呼ばれ顔を向けると、そこには俺の親友がいた。
俺、青野 樹。この春から大学生になる18歳。
今は一人暮らしとなるマンションで、引っ越しの片づけがひと段落したところだ。
「もうこんな時間か・・・。お腹すいたし、何か食べにでも行こうかな」
時計の針はすでに19時を回っていた。
春とはいえ、夜はまだ肌寒い。俺は上着を羽織、部屋を出た。
「何食べよっかな~」
とりあえず駅へと向かう。
すると、駅前に本屋さんを発見した。
「やっぱり、本屋さんはチェックしないとな♪」
俺は、ご飯を後回しにして本屋さんへと入った。
(へぇ~。なかなか良い品揃え♪)
俺は心の中でニンマリしながら、横目であるコーナーを見る。
そう『BL』のコーナーだ。
男が好きなわけではない。恋愛対象は女性だ。
しかし、一度女友達から借りた漫画にBLが混ざっていてハマってしまった。
あの、切なさやエロさに衝撃を受けたのは言うまでもない。
それからというもの、こっそりとBL本を買うようになった。
エロ本のように(ある意味エロ本か)親にばれないように隠すのは至難の業だった。
(おっ!あの絵好みだな~。後でネットで確認しよう)
最近は、電子書籍で購入したりもするが、お気に入りは紙ベースも買う。
やっぱり手に取って読むのは違うんだよな~。
何冊か目星の新刊をチェックして本屋さんを出る。ファミレスを見つけたので、とりあえず今日はそこで済ます事にした。
運ばれてきた食事を食べながら、さっきチェックした本を探して内容を確認する。
(やったね、俺好み!購入っと!)
俺は早く読みたくて、残りを急いで食べあげ店を出る。途中コンビニに立ち寄り、飲み物とスナック菓子を買って家に帰る。
(今日からベッドの中で隠れて読まなくていいんだもんな~)
少し浮かれた足取りで部屋の鍵を開けてると、隣の部屋の扉が開いた。
「樹?」
名前を呼ばれ顔を向けると、そこには俺の親友がいた。
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