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36.千尋の為に

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朝ごはんを食べ終え、バイトが休みなので今日の予定を考えようとしていたが…

「お家!!」

と、千尋が断固として譲らなかった。

「だって、明日からはこんなにイチャイチャ出来ないでしょ?」
「い、イチャイチャって…!」
「お願い、ハル…」

俺の両手を握って、上目遣いでお願いしてくる。…ズルい。

「わ、わかったよ…」
「ほんと?!嬉しい…」

極上の笑みで微笑む千尋。ほんと、ズルい。千尋が喜んでくれる顔が見たいから、お願いを聞いてしまう。流石に昼間からあんな事はしないだろう。


「…ん…」

俺の考えは甘かった。
千尋は、もう一泊する報告と着替えを取りに一旦家に帰り、戻ってきてから俺を抱きしめキスをして離さない。この2日で、千尋にキスされると下半身が反応してしまう。

「ハル、愛してる」

ドキンと心臓が跳ねる。

「あっ…」
「…今は同じ気持ちじゃないだろうけど、同じ気持ちになったら言ってくれる?」
「うん…約束する。好きだよ、千尋」

俺の気持ちをわかってくれている千尋に、俺からキスをした。

「お、俺の正直な気持ちだから」
「うん、嬉しい」

ギューと抱きしめられる。この手を離したくないなと、心から思った。

「あ、あのさ千尋…ちょっと聞きたいんだけど…」
「何?」
「えっと、その…どうやったら千尋も気持ちよくなるのかなぁって思って…」
「えっ?!」

ガバっと体を離し、顔を真っ赤にしている千尋。俺の顔もかなり赤くなっているだろう。

「いや、その…」
「…めて」
「何?」
「俺のチンポ舐めて欲しい!いや、その、無理ならハルの手でイカせて欲しい…」
「う、うん。わかった…」
「じゃ、今すぐしよう!」
「え、ちょっ…!」

千尋に手を引っ張られ、自室へと連れて行かれた。部屋に入ると、千尋は素早くカーテンを閉めて、俺をベッドに連れて行く。

「ハル、脱がせて?」
「うん…」

ドキドキしながら、千尋のTシャツを脱がせる。何度も見てるが、千尋の引き締まった身体が露わになる。ズボンに手を掛けると、膝を曲げて脱がせやすくしてくれた。パンツの中はすでに膨らんでいた。

「ハルも脱ごうね」

千尋は、俺の服に手を掛けバンザイをさせるように脱がせ、ズボンの後ろに手を入れお尻を撫でる。

「はぁ、お尻カワイイ…」
 「ん…」

しばらくお尻を揉むと、一気にズボンとパンツをずらされ、勃起した陰経が露わになる。

「ハル、立って」

おずおずと立ち上がると、ズボンとパンツは完全に脱がされ、千尋に陰経を舐められた。

「先にハルが気持ちよくなろうね」

そのまま腰を掴まれ、陰茎を咥えられた。ジュポジュポと唇と舌で陰茎を刺激される。立っていられなくなり、千尋の頭を抱え込んだ。

「千尋…だめ…出ちゃう…!」

動きを止めた千尋の口内に、俺は射精してしまった。ゴクンと千尋は嬉しそうに精液を飲み込んだ。

「次はハルの番だよ」
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