ご主人様を慰めたい!~猫の僕が出来ることありますか?

syouki

文字の大きさ
上 下
27 / 30

26. side 瞬⑥

しおりを挟む
ちょうどピザが到着したので、一先ず食事にする。レオンにはミルク。俺は缶ビールを手にテーブルへと戻る。
お皿にピザをとりわけレオンに渡すと、ハフハフしながら食べていた。…カワイイ。

そして、レオンに男と女のこと。人間のセックスの事。そして、ゲイである俺の事を順番に話した。

「じゃあ、僕もゲイニャ!ご主人様の事、大好きニャ!」

そんな一言で、俺の心はかなり揺らいだ。勘違いするな。レオンはの俺が好きなんだ…。
レオンに説明するも、レオンは俺の事が好きだと何度も伝えてくる。

「何でダメニャ?好きな気持ちはダメなのかニャ?僕はご主人様が大好きニャ!人間になってからご主人様にドキドキするニャ!ずっと一緒にいたいニャ!」
「僕は、ご主人様が好きニャ!ご主人様の言うレンアイはわからないけど、僕はご主人様が一番ニャ!ご主人様にドキドキしたから僕はハツジョウしたニャ!だから、だから僕もゲイニャ!!」

ポロポロと涙を流すレオン。あぁ…こんなに純粋に俺を思ってくれているんだ。レオンが猫に戻った時に悲しい思いをさせたくなくて説得していたけど、俺はレオンの気持ちを無視していたんだな。…レオンと一緒にいたい。俺も素直になろう―――。

「――――俺はレオンと一緒にいたいよ」

何度もキスを繰り返し、レオンを堪能する。猫に戻ったらと不安にになるレオンを、安心させる。離したりしない。
キスを繰り返すうちに、レオンの蕩けた顔が俺を煽る。

―――レオンを―――

実際、俺はだった。けど、好きになった人がノンケだとそうもいかなかった。そんなことが続き、いつの間にかになっていた。レオンとも初めはネコとしてセックスしたけど、今のレオンには抱きたいという感情が湧きあがってくる。俺のペニスで、蕩けるレオンが見たい。レオンをベッドへと連れて行き、



と、自分にも言い聞かせるように、レオンに伝える。一晩中レオンを堪能したい。愛したい。愛されたい。
レオンにキスをしながら、俺はその手を服の服の中に滑り込ませる。すでに乳首は立っていて先を摘まむと、レオンの体はビクンと跳ねた。服を脱がして、そのカワイイ乳首にむしゃぶりつく。レオンから、荒い呼吸とが漏れ出す。

ペニスに手を伸ばすと、すでにカチカチだった。ズボンとパンツをずらすと、カウパー液に濡れたペニスが俺を誘う。口に入りきらないだろうそのペニスを口入れ、ゆっくりと舐め上げる。レオンは感じだしたのか、カワイイ声で鳴きだした。ペニスが更に硬く大きくなる。

「あっ!あっ!オシッコ出ちゃう~!!」

その瞬間、口の中にレオンの精液が勢いよく流れ込んでくる。こぼさないようにゴクリと飲み込み、先に溢れてくる精液を丁寧に舐め取る。レオンはまだオシッコと思っているので、精液だと教えた。そして、意地悪な事を言って、そのままレオンの体を折るように脚を持ち上げ、アナルを俺に丸見えの状態にした。カワイイピンク色のレオンのアナル。ゴクリと唾を飲み込み、舌先でその無垢な蕾を舐め上げ、たっぷりの唾液を残す。

「ひゃっ…!」
「レオン、今からセックスするための準備するからね。痛かったら言ってね」
「うん…あっ!」

つぷっと指先をアナルに入れる。まずは1本。思ったよりも柔らかいレオンのアナルは、俺の指を飲み込んだ。

(指だけでもこの気持ち良さ…)

探るように中で動かすと、レオンの足先がピクピクしていた。

「レオン、何度でも出して良いよ」
「い…いいの?あ~っ!だめ!出ちゃう!!」

中でぐりっと動かすと、レオンは射精した。ぽたぽたと胸に落ちる精液。その精液を指ですくい、口にする。

「レオン、大丈夫?痛くない?」
「はぁ、はぁ…大丈夫…」
「もう少し我慢してね」

そして、レオンのアナルにもう1本指を入れる。






※※※※※

瞬が長くなりすみません。どうしても、レオンではエッチシーンの説明が中途半端だったもので・・・。

そして、だんだん瞬が変態じみてきて・・・。

あと少しの予定なので、最期までお付き合いしていただけたらと思います<(_ _)>












しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

イケメンチート王子に転生した俺に待ち受けていたのは予想もしない試練でした

和泉臨音
BL
文武両道、容姿端麗な大国の第二皇子に転生したヴェルダードには黒髪黒目の婚約者エルレがいる。黒髪黒目は魔王になりやすいためこの世界では要注意人物として国家で保護する存在だが、元日本人のヴェルダードからすれば黒色など気にならない。努力家で真面目なエルレを幼い頃から純粋に愛しているのだが、最近ではなぜか二人の関係に壁を感じるようになった。 そんなある日、エルレの弟レイリーからエルレの不貞を告げられる。不安を感じたヴェルダードがエルレの屋敷に赴くと、屋敷から火の手があがっており……。 * 金髪青目イケメンチート転生者皇子 × 黒髪黒目平凡の魔力チート伯爵 * 一部流血シーンがあるので苦手な方はご注意ください

虐げられている魔術師少年、悪魔召喚に成功したところ国家転覆にも成功する

あかのゆりこ
BL
主人公のグレン・クランストンは天才魔術師だ。ある日、失われた魔術の復活に成功し、悪魔を召喚する。その悪魔は愛と性の悪魔「ドーヴィ」と名乗り、グレンに契約の代償としてまさかの「口づけ」を提示してきた。 領民を守るため、王家に囚われた姉を救うため、グレンは致し方なく自分の唇(もちろん未使用)を差し出すことになる。 *** 王家に虐げられて不遇な立場のトラウマ持ち不幸属性主人公がスパダリ系悪魔に溺愛されて幸せになるコメディの皮を被ったそこそこシリアスなお話です。 ・ハピエン ・CP左右固定(リバありません) ・三角関係及び当て馬キャラなし(相手違いありません) です。 べろちゅーすらないキスだけの健全ピュアピュアなお付き合いをお楽しみください。 *** 2024.10.18 第二章開幕にあたり、第一章の2話~3話の間に加筆を行いました。小数点付きの話が追加分ですが、別に読まなくても問題はありません。

獣人将軍のヒモ

kouta
BL
巻き込まれて異世界移転した高校生が異世界でお金持ちの獣人に飼われて幸せになるお話 ※ムーンライトノベルにも投稿しています

拝啓お父様。私は野良魔王を拾いました。ちゃんとお世話するので飼ってよいでしょうか?

ミクリ21
BL
ある日、ルーゼンは野良魔王を拾った。 ルーゼンはある理由から、領地で家族とは離れて暮らしているのだ。 そして、父親に手紙で野良魔王を飼っていいかを伺うのだった。

【完結】相談する相手を、間違えました

ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。 自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・ *** 執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。 ただ、それだけです。 *** 他サイトにも、掲載しています。 てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。 *** エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。 ありがとうございました。 *** 閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。 ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*) *** 2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。

胸キュンシチュの相手はおれじゃないだろ?

一ノ瀬麻紀
BL
今まで好きな人どころか、女の子にも興味をしめさなかった幼馴染の東雲律 (しののめりつ)から、恋愛相談を受けた月島湊 (つきしま みなと)と弟の月島湧 (つきしまゆう) 湊が提案したのは「少女漫画みたいな胸キュンシチュで、あの子のハートをGETしちゃおう作戦!」 なのに、なぜか律は湊の前にばかり現れる。 そして湊のまわりに起こるのは、湊の提案した「胸キュンシチュエーション」 え?ちょっとまって?実践する相手、間違ってないか? 戸惑う湊に打ち明けられた真実とは……。 DKの青春BL✨️ 2万弱の短編です。よろしくお願いします。 ノベマさん、エブリスタさんにも投稿しています。

当て馬系ヤンデレキャラになったら、思ったよりもツラかった件。

マツヲ。
BL
ふと気がつけば自分が知るBLゲームのなかの、当て馬系ヤンデレキャラになっていた。 いつでもポーカーフェイスのそのキャラクターを俺は嫌っていたはずなのに、その無表情の下にはこんなにも苦しい思いが隠されていたなんて……。 こういうはじまりの、ゲームのその後の世界で、手探り状態のまま徐々に受けとしての才能を開花させていく主人公のお話が読みたいな、という気持ちで書いたものです。 続編、ゆっくりとですが連載開始します。 「当て馬系ヤンデレキャラからの脱却を図ったら、スピンオフに突入していた件。」(https://www.alphapolis.co.jp/novel/239008972/578503599)

処理中です...