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16.黒い想い side蒼生

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この日、僕は初めてオナニーをした。もちろんしょうくんを犯す想像をしてだ。そして、しょうくんのかわいいおちんちんを自分のアナルに入れる想像もした。
小学生にストーカーまがいのことをして、エッチな想像をするなんて、自分でも変態だと思った。けど、この思いは止まらなかった。

中学生になったしょうくんは、更に格好良くなって、色んな女の子と歩くのを見かけた。そして、ついに見てしまった。夕方のいつかの雑木林で、しょうくんと女の子が立ったままセックスをしてるのを。初めて見たしょうくんのおちんちん。想像よりも大きくて、すでに男だった。僕のチンポがガチガチに硬くなった。ああ、あのおちんちんに犯されたい。あのお尻に僕のチンポを入れたい。気がつけば、僕は草むらに精液を飛ばしていた。


中学を卒業すると、僕は施設を出て一人暮らしを始めた。定時制高校に通いながら働いた。でも、しょうくんの事は諦められず、時々見かけてはオナニーをしていた。
働いたお金で職場の人と共同投資を始めた。運が良かったのか順調に資産は増え、18歳になる頃にはビルを持つ程の資産を経た。
でも、僕の中身はあの頃のままで、ずっとしょうくんに捕らわれている。常にしょうくんの情報を取得する。彼女はいないが、セフレが多数いることも把握済みだ。しょうくんに抱かれる女達が羨ましい。けど僕はしょうくんを抱きたい。あの笑顔が快楽に墜ちた顔が見たい。僕は、どちらでもいいように自分を自分で開発する。

「あぁ、しょうくん、いつかは…」


しょうくんの進学する大学の情報を得た。同級生になりたくて僕も受験した。問題なく合格した。
入学式で、しょうくんを見つけた。のしょうくんは物凄く格好良かった。どうやったらしょうくんに近づけるか考えないと…。
しかし、その時はすぐにやって来た。駅までの道で僕は道に迷っていた。

(この地図分かりにくい!)

秘書から渡された地図が、もの凄く見づらくてウロウロしていたら、しょうくんが声を掛けてくれた。名前を呼びそうになるのを必死で抑えて、平静を装う。でも、心臓はバクバクしてしょうくんに聞こえてないか気になった。
特に会話もなく、あっけなく駅に着いた。頭を下げて改札を通る。ホームへは上がらずいったんトイレへ入った。車を待たせてあるので電車に乗る予定は無いが、しょうくんの前で乗り込むわけにはいかない。それよりも、僕のチンポが限界だった。声だけでこんなに興奮するなんて。こんなとこで抜くわけにもいかず、心を落ち着かせる。ああ、早く家に帰って、耳に残ってるしょうくんの声で抜かないともったいない。


    
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