8 / 75
初依頼
しおりを挟む
僕はギルドの壁に貼ってある依頼を見る。
僕の冒険者ランクは新人のEランクだ。
受けられる依頼は薬草採取とスライムかウルフの討伐、それから街の中の雑用だ。
「薬草の採取とスライムかウルフ討伐をするとお金がもらえるんだって。どっちがいいかな?」
僕はみんなに聞く。街の雑用はこの世界の事をよく知らないので、今は選択肢にいれなかった。
薬草は僕でも探すことは出来る。
見つかるかは分からないけど……
スライムとかウルフと戦うことは出来ないと思う。
みんなに任せることになってしまう。
「薬草ならユメのスキルで出せるにゃ」
「ただのウルフに我は負けないワン。臭いで探すことも出来るワン」
「どちらも妾に任せるのじゃ」
「みんなには簡単すぎるみたいだね。もしかしたらクロとシロとも話が出来るようになるかもしれないし、スライムとウルフ討伐にしようか」
僕はギルマスに討伐依頼を受けると報告してから、街の外へと出る。
「シンク、スライムの臭いがしたら教えてね」
シンクのおかげでスライムもウルフも見つけることが出来た。
街から歩きで結構離れた為、夜になってしまい、外で寝てから街に戻り、翌日に依頼報告の為にギルドに戻る。
今日は受付にギルマスはおらず、どこの受付も並んでいたので少し待って女性の受付の人に対応してもらう。
僕が女性の所をわざわざ選んだのではなく、ギルマスが特殊なだけで他の受付は皆女性だっただけだ。
「依頼の報告に来ました」
僕はお姉さんにギルドカードを渡す。
「はい、マオさんですね。受注されていた依頼はスライム及びウルフの討伐ですね。では討伐証明を出してください」
魔物を討伐したら討伐証明部位を専用カウンターに持ち込んで証明書をもらう必要がある。
ただ、僕は持っていない。
「依頼は失敗してしまいました」
「それは残念ですね。まだ期間はありますので頑張って下さい」
お姉さんに言われた通り、まだ依頼の期間は10日程残っている。
この依頼はギルドが出している初心者用の依頼なので緊急性はなく、期間は長めに設定されているからだ。
「依頼失敗の報告に来ました。僕にはあの依頼は無理でした。代わりに薬草は採取してきたんですが、どうしたらいいですか?」
「失敗の理由を聞いてもいいですか?言いにくいのですが、あの依頼は初心者の為の練習用依頼になります。その依頼を失敗されますと理由によっては今後の討伐依頼の受注を制限させていただく必要があります」
「あの……スライムもウルフも見つけたんですけど、殺すのが可哀想になってしまいました。可愛すぎるのがいけないです」
盗むのスキルを使うことは出来たけど、命を奪うことが出来なかった。
みんなが戦ってくれると言っていたけど、止めてしまった。
そしてやっぱりスライムから言語は盗めなかった。
「……実力が足りなかったわけではなく、魔物に情が湧いてしまったということですか?」
お姉さんに呆れられた様子で聞かれる。
「そうです。誰かを襲っていたのなら別ですが、何もしてない子の命を奪うことは出来ませんでした」
「失礼ですが、冒険者に向いていないのではないでしょうか?」
厳しい事を言われてしまう。
「動物みたいな見た目じゃなければ大丈夫です。オーガとかなら倒せます。たぶん……」
生活する為に魔物を討伐しないといけないというのは分かっている。
ウルフもオーガも1つの命なのはわかるけど、どうしてもウルフとかは動物をいじめている気がしてしまう。
「新人にオーガ討伐をさせるわけにはいきません。一応、失敗理由は把握しました。今後は躊躇する魔物の討伐依頼は受けないようにして下さい」
「わかりました」
「それで薬草を採取してきたんですよね?証明書はお持ちですか?」
「はい」
薬草をシンクの背中に乗せて運んできたら周りの人達に奇異の目で見られたけどなんだったんだろうか……。
「……これは全てマオさんが採取してきたということで間違いはありませんか?」
お姉さんが証明書を見て驚き、聞かれる。
「みんなと手分けして探しました」
僕はユメ達に手伝ってもらったことを伝える。
ちなみにユメのスキルは使っていない。使うとただの猫になってしまうと言っていたからだ。
「……その子達はとても優秀なのですね。それでは依頼12回分としてカウントしておきます。……こちらが報酬です」
僕は銀貨3枚と銅貨を6枚貰う。
12回分ということは、普通よりもかなり多かったのだろう。
だからみんな見ていたんだな。
「ありがとうございます。次も薬草採取の依頼を受けたいです」
「……薬草以外も探すことは出来ますか?」
お姉さんが少し考える素振りをした後、聞いてきた。
「何を探せばいいですか?」
「解毒草が現在不足しています。本来であればDランクの依頼てすが、受けていただけるというのであれば、ギルマスに許可を頂いてきます。生息地が少し森の中になりますが、オーガと戦える実力があるということであれば問題はないかと思います」
「みんな、解毒草は探せるかな」
「大丈夫だにゃ。スキルで出すことも出来るにゃ」
「妾に任せるのじゃ」
「任せるワン」
「解毒草も探せると思います」
「……それじゃあギルマスに聞いてくるわね」
なんだか痛い目で見られた気がする。
「ギルマスから許可が下りました。それでは解毒草の採取をお願いします」
解毒草探しは明日にして、僕は街でご飯を買うことにする。
「みんなのおかげでご飯を買うお金を稼げたよ。何が食べたい?」
「魚が食べたいにゃ」
「肉が欲しいワン」
「お肉がいいのじゃ」
「それじゃあ買いに行こうか」
僕は屋台でみんなが食べたいものは買う。
「おいしいにゃ」
「生の魚は売ってなかったね」
干物や加工された魚しか売ってなかった。
「贅沢は言わないにゃ。ご主人様からもらっただけで幸せにゃ」
僕も適当にご飯を食べて、街の中をぶらついた後、適当な路地の裏側で寝ることにする。
翌朝、目を覚ますと知らない男が3人倒れていた。
え……死んでる?
「ご主人様を襲おうとしたので捕まえたにゃ」
「もしかして殺しちゃった?」
「まだ殺してないにゃ。息の根を止めるにゃ?」
「殺さないでいいよ。衛兵さんを呼んでくるから、ユメとオボロでその人達を見ておいて。シンク、付いてきてね」
僕は衛兵所に行って衛兵さんを連れてくる。
男達は衛兵さんに連れて行かれた。
そして僕は、危ないから路地裏で寝ないように注意された。
危ない他に、治安が悪くなるので路上で寝ることは禁止されているとも言われた。
そう言われても宿には泊めてもらえないし、何か考えないといけない。
僕の冒険者ランクは新人のEランクだ。
受けられる依頼は薬草採取とスライムかウルフの討伐、それから街の中の雑用だ。
「薬草の採取とスライムかウルフ討伐をするとお金がもらえるんだって。どっちがいいかな?」
僕はみんなに聞く。街の雑用はこの世界の事をよく知らないので、今は選択肢にいれなかった。
薬草は僕でも探すことは出来る。
見つかるかは分からないけど……
スライムとかウルフと戦うことは出来ないと思う。
みんなに任せることになってしまう。
「薬草ならユメのスキルで出せるにゃ」
「ただのウルフに我は負けないワン。臭いで探すことも出来るワン」
「どちらも妾に任せるのじゃ」
「みんなには簡単すぎるみたいだね。もしかしたらクロとシロとも話が出来るようになるかもしれないし、スライムとウルフ討伐にしようか」
僕はギルマスに討伐依頼を受けると報告してから、街の外へと出る。
「シンク、スライムの臭いがしたら教えてね」
シンクのおかげでスライムもウルフも見つけることが出来た。
街から歩きで結構離れた為、夜になってしまい、外で寝てから街に戻り、翌日に依頼報告の為にギルドに戻る。
今日は受付にギルマスはおらず、どこの受付も並んでいたので少し待って女性の受付の人に対応してもらう。
僕が女性の所をわざわざ選んだのではなく、ギルマスが特殊なだけで他の受付は皆女性だっただけだ。
「依頼の報告に来ました」
僕はお姉さんにギルドカードを渡す。
「はい、マオさんですね。受注されていた依頼はスライム及びウルフの討伐ですね。では討伐証明を出してください」
魔物を討伐したら討伐証明部位を専用カウンターに持ち込んで証明書をもらう必要がある。
ただ、僕は持っていない。
「依頼は失敗してしまいました」
「それは残念ですね。まだ期間はありますので頑張って下さい」
お姉さんに言われた通り、まだ依頼の期間は10日程残っている。
この依頼はギルドが出している初心者用の依頼なので緊急性はなく、期間は長めに設定されているからだ。
「依頼失敗の報告に来ました。僕にはあの依頼は無理でした。代わりに薬草は採取してきたんですが、どうしたらいいですか?」
「失敗の理由を聞いてもいいですか?言いにくいのですが、あの依頼は初心者の為の練習用依頼になります。その依頼を失敗されますと理由によっては今後の討伐依頼の受注を制限させていただく必要があります」
「あの……スライムもウルフも見つけたんですけど、殺すのが可哀想になってしまいました。可愛すぎるのがいけないです」
盗むのスキルを使うことは出来たけど、命を奪うことが出来なかった。
みんなが戦ってくれると言っていたけど、止めてしまった。
そしてやっぱりスライムから言語は盗めなかった。
「……実力が足りなかったわけではなく、魔物に情が湧いてしまったということですか?」
お姉さんに呆れられた様子で聞かれる。
「そうです。誰かを襲っていたのなら別ですが、何もしてない子の命を奪うことは出来ませんでした」
「失礼ですが、冒険者に向いていないのではないでしょうか?」
厳しい事を言われてしまう。
「動物みたいな見た目じゃなければ大丈夫です。オーガとかなら倒せます。たぶん……」
生活する為に魔物を討伐しないといけないというのは分かっている。
ウルフもオーガも1つの命なのはわかるけど、どうしてもウルフとかは動物をいじめている気がしてしまう。
「新人にオーガ討伐をさせるわけにはいきません。一応、失敗理由は把握しました。今後は躊躇する魔物の討伐依頼は受けないようにして下さい」
「わかりました」
「それで薬草を採取してきたんですよね?証明書はお持ちですか?」
「はい」
薬草をシンクの背中に乗せて運んできたら周りの人達に奇異の目で見られたけどなんだったんだろうか……。
「……これは全てマオさんが採取してきたということで間違いはありませんか?」
お姉さんが証明書を見て驚き、聞かれる。
「みんなと手分けして探しました」
僕はユメ達に手伝ってもらったことを伝える。
ちなみにユメのスキルは使っていない。使うとただの猫になってしまうと言っていたからだ。
「……その子達はとても優秀なのですね。それでは依頼12回分としてカウントしておきます。……こちらが報酬です」
僕は銀貨3枚と銅貨を6枚貰う。
12回分ということは、普通よりもかなり多かったのだろう。
だからみんな見ていたんだな。
「ありがとうございます。次も薬草採取の依頼を受けたいです」
「……薬草以外も探すことは出来ますか?」
お姉さんが少し考える素振りをした後、聞いてきた。
「何を探せばいいですか?」
「解毒草が現在不足しています。本来であればDランクの依頼てすが、受けていただけるというのであれば、ギルマスに許可を頂いてきます。生息地が少し森の中になりますが、オーガと戦える実力があるということであれば問題はないかと思います」
「みんな、解毒草は探せるかな」
「大丈夫だにゃ。スキルで出すことも出来るにゃ」
「妾に任せるのじゃ」
「任せるワン」
「解毒草も探せると思います」
「……それじゃあギルマスに聞いてくるわね」
なんだか痛い目で見られた気がする。
「ギルマスから許可が下りました。それでは解毒草の採取をお願いします」
解毒草探しは明日にして、僕は街でご飯を買うことにする。
「みんなのおかげでご飯を買うお金を稼げたよ。何が食べたい?」
「魚が食べたいにゃ」
「肉が欲しいワン」
「お肉がいいのじゃ」
「それじゃあ買いに行こうか」
僕は屋台でみんなが食べたいものは買う。
「おいしいにゃ」
「生の魚は売ってなかったね」
干物や加工された魚しか売ってなかった。
「贅沢は言わないにゃ。ご主人様からもらっただけで幸せにゃ」
僕も適当にご飯を食べて、街の中をぶらついた後、適当な路地の裏側で寝ることにする。
翌朝、目を覚ますと知らない男が3人倒れていた。
え……死んでる?
「ご主人様を襲おうとしたので捕まえたにゃ」
「もしかして殺しちゃった?」
「まだ殺してないにゃ。息の根を止めるにゃ?」
「殺さないでいいよ。衛兵さんを呼んでくるから、ユメとオボロでその人達を見ておいて。シンク、付いてきてね」
僕は衛兵所に行って衛兵さんを連れてくる。
男達は衛兵さんに連れて行かれた。
そして僕は、危ないから路地裏で寝ないように注意された。
危ない他に、治安が悪くなるので路上で寝ることは禁止されているとも言われた。
そう言われても宿には泊めてもらえないし、何か考えないといけない。
1
お気に入りに追加
96
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~
春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。
冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。
しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。
パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。
そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
ボッチはハズレスキル『状態異常倍加』の使い手
Outlook!
ファンタジー
経緯は朝活動始まる一分前、それは突然起こった。床が突如、眩い光が輝き始め、輝きが膨大になった瞬間、俺を含めて30人のクラスメイト達がどこか知らない所に寝かされていた。
俺達はその後、いかにも王様っぽいひとに出会い、「七つの剣を探してほしい」と言われた。皆最初は否定してたが、俺はこの世界に残りたいがために今まで閉じていた口を開いた。
そしてステータスを確認するときに、俺は驚愕する他なかった。
理由は簡単、皆の授かった固有スキルには強スキルがあるのに対して、俺が授かったのはバットスキルにも程がある、状態異常倍加だったからだ。
※不定期更新です。ゆっくりと投稿していこうと思いますので、どうかよろしくお願いします。
カクヨム、小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる