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獣人編
逃亡者、スライムに挑む
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「それじゃあ、ぱっぱと攻略してくるから何かあったら領主様を頼るようにね」
「うん、気をつけてね」
僕はダンジョンに潜る前にミハイル様に挨拶にいく
領主の館に向かい、門兵に話をして中に入れてもらう
「やあ、今日はどうしたんだい?」
「領主様はクルトをご存知ですか?」
「ああ、冒険者のクルトなら知ってるよ」
「クルトの計画については?」
「いや、知らないな。何か悪巧みでもしてるのかい?」
クルトは領主には話していないのか…普通に考えたら話せないか
「知らないなら忘れて。本題は違うから」
「……気になるけど、本題を聞こうか」
「これからダンジョンを攻略してくるから、終わるまで居なくなるから、何かあったら3人を匿って欲しい」
「……出来るのかい?」
「やってみないとわからないかな」
「それはそうだけど……」
「用事はそれだけだよ。念話でもよかったけど一応顔を出しただけだから」
「なんで攻略するのかは聞いてもいいのかな?」
「大まかに言えば獣人の為かな」
「そうか。なら3人の事は任せてくれていいよ」
「お願いします」
領主の館を出てそのままダンジョンに潜る
飛ばしていきますか
僕は出会った魔物を無視して下へ下へ向かう
とりあえず、ステータスゴリ押しの村正装備で一撃で倒せない敵が出てくるまでは無心で進む事にする
100階層にて豪華な扉を見つける。
多分ボス部屋だ
「ここが最下層かな?」
道中の魔物では全然苦戦しなかったし行ってみるか
僕は扉を開ける
中にはスライムが一体だけいた
「は?」
「よくきたな人間よ、さあ私を倒してみるがいい」
スライムがしゃべった
僕は鑑定をする
スライム
僕はただのスライムだよー
見れたのはこれだけだった。今までこんなことはなかった。それに明らかに結果がおかしい
普通のスライムはボス部屋にいないし、喋らない
「なあ、戦う前に話をしないか?」
「私は話すことは無いが?」
「ただのスライムさんお願いします」
表情が変わった気がする。スライムだからわからんけど
「…ほう、そこまではわかるのか。いいだろう、話くらいは聞いてやる」
聞いてくれるようだ
「スライムさんはこのダンジョンのラスボスなんですか?」
「違うな」
違うんだ
「100階層を守るボスってことですよね?」
「違うぞ」
え?これは驚きだ
「え?違うの?」
「ああ、違うな。あっちを見てみろ。下の階への階段があるだろう。私がここのボスなら階段は現れてないはずだ」
確かにそうだ
「じゃあなんでここにいるんですか?」
「ただの暇つぶしだ、ここまで来れたやつと戯れようかと思ってな」
なんてはた迷惑な
「僕はこの先に用があるんですが、行ってもいいですか?」
「良いわけなかろう。さあそろそろやるとしようか。早くしないと休憩時間も終わってしまうからな」
休憩時間ってなんだよ。
ていうか、勝てる気しないんだよな
「心配するな。遊びで殺しはしない」
「遊びなのか?」
「私は殺しは好まぬ。戦いは自衛か遊びだ」
「わかりました。殺さないでくださいね」
「私は殺さないように手加減するがお主は全力で殺しにきていいからな。……そうだな私を倒すことが出来たら褒美をやろう」
倒された後にどうやって褒美をくれるんだ?
「では本気でいきます」
僕は本気でスライムに斬りかかる
スライムが触手のように体を伸ばして受け止めようとして、スパッと切れた。体の端も一緒に
当然のように受け止められると思ったら案外斬ることができたな
しかし、スライムの動揺はすごかった
「なぜ、この体が斬れる?これでは一方的に遊ぶことが出来ないじゃないか」
言ってることが怖い。
「えっと、続けていいんですよね?」
「あ、ああ。防御もしないといけないのは面倒いなぁ」
やっぱり余裕ではあるようだ
とりあえず、また斬りかかる。
スライムは今度は避ける
何度やっても当たる気がしない。最初の一撃でスパッと真ん中斬っとけばよかった
なんとか相手の隙を突かないと無理だな
スライムは小躍りを踊っている
……くそ、バカにしてやがる
僕は土魔法(微)を使って等身大の土人形をいっぱい作ってその中に隠れる
「そんなもので隠れても私は騙されんぞ」
僕は土人形全てに偽装を掛ける
チャンスは一度だ。
「なっ!」
今だ!僕は偽装を掛けた瞬間に斬りかかる
ここで運も僕の味方をした
それでも避けられると思った瞬間、一瞬だがスライムが止まったのだ。「まて、いまいいとこ……」
その瞬間、なんか素の声が聞こえたが反応する余裕はないのでそのまま真っ二つに斬った
あっ…本当に殺っちゃった。テヘっ!
「テヘっ!じゃないわ。今のは無しだ。本当ならギリギリ避けれた」
二つに分かれたはずなのに普通に話してくるんだが……
「それでも倒しはしましたし、生きてるなら褒美を下さい」
真っ二つになったはずのスライムがグニョグニョと動いて元に戻る
「残念だったな。これで始めからだ。さっきのはノーカンだ。ノーカン。私は負けてないんだ。そうだろ?な?」
ただの駄々っ子だ。
「勝敗は引き分けでいいです。でも頑張ったので褒美は下さい」
「しようがないなぁ、かなり楽しめたのは確かだし褒美としてこの体をあげるよ」
え?なにいってるんだ?
「転送」
「え、スライムさん?」
ゴトっ!
僕の目の前にはなにも反応しなくなったスライムと急に落ちてきたコントローラーがある。
嫌な予感を覚えつつも鑑定する
ラジコン
スライム型のラジコン。
オリハルコン製
形状記憶機能付き
僕はラジコンと戦ってたのか。
しかもオリハルコンって伝説の素材じゃないの?
形状記憶してても普通くっつきはしないでしょ?
ツッコミどころが満載だ
僕はコントローラーを握って動かしてみる
思ったより操作が難しい。
このボタンは何だろう。目のマークがついてるボタンを押してみる。
すると視界がいきなり2つの景色を同時に見ているような感じにボヤける。
なんと右目で見えるものがスライムの視点に変わってた
これはなかなか面白いな
僕はダンジョンの攻略を忘れてラジコン遊びに夢中になるのだった
「うん、気をつけてね」
僕はダンジョンに潜る前にミハイル様に挨拶にいく
領主の館に向かい、門兵に話をして中に入れてもらう
「やあ、今日はどうしたんだい?」
「領主様はクルトをご存知ですか?」
「ああ、冒険者のクルトなら知ってるよ」
「クルトの計画については?」
「いや、知らないな。何か悪巧みでもしてるのかい?」
クルトは領主には話していないのか…普通に考えたら話せないか
「知らないなら忘れて。本題は違うから」
「……気になるけど、本題を聞こうか」
「これからダンジョンを攻略してくるから、終わるまで居なくなるから、何かあったら3人を匿って欲しい」
「……出来るのかい?」
「やってみないとわからないかな」
「それはそうだけど……」
「用事はそれだけだよ。念話でもよかったけど一応顔を出しただけだから」
「なんで攻略するのかは聞いてもいいのかな?」
「大まかに言えば獣人の為かな」
「そうか。なら3人の事は任せてくれていいよ」
「お願いします」
領主の館を出てそのままダンジョンに潜る
飛ばしていきますか
僕は出会った魔物を無視して下へ下へ向かう
とりあえず、ステータスゴリ押しの村正装備で一撃で倒せない敵が出てくるまでは無心で進む事にする
100階層にて豪華な扉を見つける。
多分ボス部屋だ
「ここが最下層かな?」
道中の魔物では全然苦戦しなかったし行ってみるか
僕は扉を開ける
中にはスライムが一体だけいた
「は?」
「よくきたな人間よ、さあ私を倒してみるがいい」
スライムがしゃべった
僕は鑑定をする
スライム
僕はただのスライムだよー
見れたのはこれだけだった。今までこんなことはなかった。それに明らかに結果がおかしい
普通のスライムはボス部屋にいないし、喋らない
「なあ、戦う前に話をしないか?」
「私は話すことは無いが?」
「ただのスライムさんお願いします」
表情が変わった気がする。スライムだからわからんけど
「…ほう、そこまではわかるのか。いいだろう、話くらいは聞いてやる」
聞いてくれるようだ
「スライムさんはこのダンジョンのラスボスなんですか?」
「違うな」
違うんだ
「100階層を守るボスってことですよね?」
「違うぞ」
え?これは驚きだ
「え?違うの?」
「ああ、違うな。あっちを見てみろ。下の階への階段があるだろう。私がここのボスなら階段は現れてないはずだ」
確かにそうだ
「じゃあなんでここにいるんですか?」
「ただの暇つぶしだ、ここまで来れたやつと戯れようかと思ってな」
なんてはた迷惑な
「僕はこの先に用があるんですが、行ってもいいですか?」
「良いわけなかろう。さあそろそろやるとしようか。早くしないと休憩時間も終わってしまうからな」
休憩時間ってなんだよ。
ていうか、勝てる気しないんだよな
「心配するな。遊びで殺しはしない」
「遊びなのか?」
「私は殺しは好まぬ。戦いは自衛か遊びだ」
「わかりました。殺さないでくださいね」
「私は殺さないように手加減するがお主は全力で殺しにきていいからな。……そうだな私を倒すことが出来たら褒美をやろう」
倒された後にどうやって褒美をくれるんだ?
「では本気でいきます」
僕は本気でスライムに斬りかかる
スライムが触手のように体を伸ばして受け止めようとして、スパッと切れた。体の端も一緒に
当然のように受け止められると思ったら案外斬ることができたな
しかし、スライムの動揺はすごかった
「なぜ、この体が斬れる?これでは一方的に遊ぶことが出来ないじゃないか」
言ってることが怖い。
「えっと、続けていいんですよね?」
「あ、ああ。防御もしないといけないのは面倒いなぁ」
やっぱり余裕ではあるようだ
とりあえず、また斬りかかる。
スライムは今度は避ける
何度やっても当たる気がしない。最初の一撃でスパッと真ん中斬っとけばよかった
なんとか相手の隙を突かないと無理だな
スライムは小躍りを踊っている
……くそ、バカにしてやがる
僕は土魔法(微)を使って等身大の土人形をいっぱい作ってその中に隠れる
「そんなもので隠れても私は騙されんぞ」
僕は土人形全てに偽装を掛ける
チャンスは一度だ。
「なっ!」
今だ!僕は偽装を掛けた瞬間に斬りかかる
ここで運も僕の味方をした
それでも避けられると思った瞬間、一瞬だがスライムが止まったのだ。「まて、いまいいとこ……」
その瞬間、なんか素の声が聞こえたが反応する余裕はないのでそのまま真っ二つに斬った
あっ…本当に殺っちゃった。テヘっ!
「テヘっ!じゃないわ。今のは無しだ。本当ならギリギリ避けれた」
二つに分かれたはずなのに普通に話してくるんだが……
「それでも倒しはしましたし、生きてるなら褒美を下さい」
真っ二つになったはずのスライムがグニョグニョと動いて元に戻る
「残念だったな。これで始めからだ。さっきのはノーカンだ。ノーカン。私は負けてないんだ。そうだろ?な?」
ただの駄々っ子だ。
「勝敗は引き分けでいいです。でも頑張ったので褒美は下さい」
「しようがないなぁ、かなり楽しめたのは確かだし褒美としてこの体をあげるよ」
え?なにいってるんだ?
「転送」
「え、スライムさん?」
ゴトっ!
僕の目の前にはなにも反応しなくなったスライムと急に落ちてきたコントローラーがある。
嫌な予感を覚えつつも鑑定する
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スライム型のラジコン。
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僕はラジコンと戦ってたのか。
しかもオリハルコンって伝説の素材じゃないの?
形状記憶してても普通くっつきはしないでしょ?
ツッコミどころが満載だ
僕はコントローラーを握って動かしてみる
思ったより操作が難しい。
このボタンは何だろう。目のマークがついてるボタンを押してみる。
すると視界がいきなり2つの景色を同時に見ているような感じにボヤける。
なんと右目で見えるものがスライムの視点に変わってた
これはなかなか面白いな
僕はダンジョンの攻略を忘れてラジコン遊びに夢中になるのだった
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