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処罰を下す
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「……それは、僕を殺してくれるということでいいのかな」
「死ねない体ではなくしてやる。上手くいくかはやってみないとわからないがな。ただし、条件がある。その条件を飲むのであれば、不死の呪縛から解放する。今回上手くいかなくても、俺に協力し続けるうちは手を貸してやる」
「その条件というのを聞いてもいい?僕にやれることならなんでも協力するつもりではいるよ。無差別に人を殺してこいとか、そんなことじゃなければね」
リュートに俺のやろうとしていることを教え、条件を提示する。
「わかった。その条件を飲むよ。やろうとしていることに手放しで賛成することは出来ないけど、協力する。もちろん、邪魔はしないと約束するよ」
「なら、準備を始める。まずは、お前の持っているスキルを全て王都にいるルフに渡せ。あれがこいつの本体だ。離れていても移せるのだろ?」
「少し時間をもらうよ」
「ふぅ。終わったよ。不死以外のスキルは全てルフさんに移した。スキルを移すスキルも移してしまったから、今後新しくスキルを獲得しても、もう同じことは出来ないよ」
「その時は、一度お前にスキルを戻すから心配ない。さて、この女の出番だな」
「本当にやるのかい?それは君の考えている以上に苦しく辛いことだよ」
「これはお前の為でもある。嫌ならこの女には他の方法で苦しんでもらうだけだ。確かにどれほどの苦痛か俺には想像するしか出来ないが、こいつはこの世界に住む者全員を殺すようなことをしでかした。その代償としてはちょうどいいだろう。どうするんだ?そもそも、お前に他人を心配する余裕があるのか?」
俺はこいつに死ねる可能性を提示してやった。
俺にとって利がある条件を付けたが、拒むならそれまでだ。
「……生意気なことを言いました。助けてください」
「この女を起こしたら、もう後戻りはしない。俺と一緒にあの神を殺しに行く。それでいいんだな?」
この世界の連中はこいつの事を悪の根源のように言っているが、俺からするとこいつもあの神の被害者だ。
確かに早とちりな部分もあったのだろうが、俺の時と同様、いきなり神のもとに連れてこられ、説明をちゃんとされないままこの世界に放り出された。
自身に余る力だけを与えられて。
しかも、語り継がれている話は実際に起きたことと大きく異なる。
あの神がこいつや俺に何をさせたかったのかは未だに確かではないが、元を辿ればあいつが原因だ。
「僕に責任があるとわかっているけど、僕が被害者だと言ってくれただけで、僕の気持ちは少し楽になったよ。あなた程神に恨みはないけど、協力させてもらう」
「決まりだな。起きろ!」
女に掛けていた睡眠魔法を解き、水をぶっ掛けて目を覚まさせる。
「お目覚めだな」
「誰!?」
「お前が知る必要はない。地下牢から出してやったんだ。感謝しろ」
「た、確かに地下牢ではないわね。ここはどこかしら。あなたは私を助けてくれたってことよね?」
「ここはとあるダンジョンの一室だ。お前には一つ仕事を頼みたくてな。その仕事をこなしてくれれば、お前を自由の身にしてやる。断るならまた地下牢に戻り、ただただ死ぬのを待つだけだ」
「私に何をやらせたいかしら?何を期待しているのか知らないけど、今の私に出来ることなんてないわよ。権力なんて残っていないわ」
「権力なんて必要ない。誰でも出来る簡単な仕事だ。しかし、お前がやることに意味がある。やるのかやらないのかどっちだ?」
「本当に自由にしてくれるのよね?」
「仕事が終われば俺達はすぐに姿を消す。お前を牢に俺達が戻す事はないと約束しよう。王子に復讐するのも、身分を捨てて細々と生きるのもお前の自由だ。復讐を俺達が手伝うわけではないから勘違いするなよ。俺達とお前との関係はこの一回だけだ」
「いいわ。なにをすればいいのか言って」
「これからお前にスキルを与える。そのスキルをこの男に使ってもらうだけだ。何も難しいことじゃない。この男に発動すると念じれば、それだけで発動するスキルだ」
「あなた達がスキル屋と言われている人達ということなのね」
「詮索はするな。お前に与えたスキルは強奪だ。一度だけだが、他者からスキルを奪うことが出来る。既にスキルは与えてある。使え」
「この方はお仲間でしょう?目的がわかりませんが、使ってよいのか?」
「お前は言われたまま使えばいい。いいから早く使え」
「わ、わかりましたわ」
「……成功だな。今お前にスキルは何も残っていない。よかったな」
リュートの鑑定結果から、不死のスキルが消えていた。
代わりに、女からは強奪のスキルが消えて不死のスキルが追加されている。
やはり、不死を移したところですぐさま死ぬということはなかったな。
自身で移すことが出来なかったのは生存本能か何かわからないが、さすが元は神のスキルの強奪だ。
上手くいって良かった。
「ありがとうございます」
リュートが頭を下げる。
「何かはわからないけど成功したってことは、私は自由になれるということよね?」
「ああ。これ以上お前に関わることはない。お前が俺達の邪魔をしない限りな。これは選別だ。奪ったスキルを確認するといい。リュート、行くぞ」
女に鑑定の水晶を投げて渡してから、ダンジョンの出口に向かって歩き出す。
「ごめんなさい」
リュートが頭を下げてから、後ろを付いてくる。
「なんで付いてくるんだ。俺達とお前はもう何も関係はない」
「私をこんなどこだかわからないダンジョンに置いていくつもり!」
腕を掴まれる。
「ここはお前が死ぬくらいに危険なダンジョンじゃない。わかったらその汚い手を離せ」
掴まれた手を振り払い突き飛ばす。
「げふぅ」
「見てないで行くぞ。今のお前はスキルが何もないことを忘れるな」
強奪のスキルがどう影響するか不明だから、リュートとの契約も切ってある。
一度契約した者との再契約は不可能だとルフが言っていた。
リュートと今後契約して魂を繋げることはないから関係ないが、むやみやたらと契約を切ると俺の魔力の上昇が遅くなるから面倒だ。
だからこそ、帝国に対しては警告で済ませて、見せしめとなった商人達以外との契約は切っていない。
「う、うん」
「身を守るものから順番にスキルを返していくが、あまり離れるな。こいつの魔力ではお前を蘇生出来ない。お前は死にたいだろうが、それは俺の役にたってからにしろ。スキルがなくても、ここの魔物にお前が殺されはしないだろうがな」
「ちゃんと恩は返すよ。それに、長い間手伝わせてしまったルーカスさんの願いを叶えずに僕だけ死ぬことは出来ないからね」
「わかっているならいい」
転移のスキルをこいつが使えれば楽なんだがな。
魔力は十分すぎる程あるから、スキルを与えれば発動自体は出来るだろう。
ただ、急に使えるほどあのスキルは簡単ではない。
ルフは何度も次元の狭間に落ちて死にそうになっていた。
リュートも死にはしないだろうが、狙いの場所に転移しない可能性を考えれば、歩いて出た方が早いだろう。
「あの人が何をしたのかは知らないけど、かわいそうではあるね。早く意識を失うのを願うしかないよ」
リュートが生ぬるいことを言う。
「何言ってるんだ?スキルをどうにかしない限り、あいつは死ぬことはおろか、気絶することさえも出来ない。そうしてきたからな。お前とは違い体も腐らないようにしておいた。強奪の他にも色々とスキルを与えておいたからな。本当にお前から学んだ『移植』のスキルは便利だった。今頃自分のスキルを確認して喜んでいるだろうよ」
あいつには強奪の他に、『不老』『不眠』『気絶耐性』『自然回復』の4つのスキルも植え付けておいた。
全て自分ではオフに出来ない制御不能のスキルだ。
何があっても気絶することは出来ず、寝て気を紛らわすことも出来ない。
歳をとることも出来ず、魔物に食われたとしても、徐々に体は回復し元に戻っていく。
しかし苦痛はある。喰われでもしたら、その傷が完全に癒えるまでは常に耐え難い痛みを感じ続けるだろう。
自然回復で精神までもが回復するから、気が狂い我を忘れることも出来ない。
いつまでも続く地獄が待っている。
「死ねない体ではなくしてやる。上手くいくかはやってみないとわからないがな。ただし、条件がある。その条件を飲むのであれば、不死の呪縛から解放する。今回上手くいかなくても、俺に協力し続けるうちは手を貸してやる」
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リュートに俺のやろうとしていることを教え、条件を提示する。
「わかった。その条件を飲むよ。やろうとしていることに手放しで賛成することは出来ないけど、協力する。もちろん、邪魔はしないと約束するよ」
「なら、準備を始める。まずは、お前の持っているスキルを全て王都にいるルフに渡せ。あれがこいつの本体だ。離れていても移せるのだろ?」
「少し時間をもらうよ」
「ふぅ。終わったよ。不死以外のスキルは全てルフさんに移した。スキルを移すスキルも移してしまったから、今後新しくスキルを獲得しても、もう同じことは出来ないよ」
「その時は、一度お前にスキルを戻すから心配ない。さて、この女の出番だな」
「本当にやるのかい?それは君の考えている以上に苦しく辛いことだよ」
「これはお前の為でもある。嫌ならこの女には他の方法で苦しんでもらうだけだ。確かにどれほどの苦痛か俺には想像するしか出来ないが、こいつはこの世界に住む者全員を殺すようなことをしでかした。その代償としてはちょうどいいだろう。どうするんだ?そもそも、お前に他人を心配する余裕があるのか?」
俺はこいつに死ねる可能性を提示してやった。
俺にとって利がある条件を付けたが、拒むならそれまでだ。
「……生意気なことを言いました。助けてください」
「この女を起こしたら、もう後戻りはしない。俺と一緒にあの神を殺しに行く。それでいいんだな?」
この世界の連中はこいつの事を悪の根源のように言っているが、俺からするとこいつもあの神の被害者だ。
確かに早とちりな部分もあったのだろうが、俺の時と同様、いきなり神のもとに連れてこられ、説明をちゃんとされないままこの世界に放り出された。
自身に余る力だけを与えられて。
しかも、語り継がれている話は実際に起きたことと大きく異なる。
あの神がこいつや俺に何をさせたかったのかは未だに確かではないが、元を辿ればあいつが原因だ。
「僕に責任があるとわかっているけど、僕が被害者だと言ってくれただけで、僕の気持ちは少し楽になったよ。あなた程神に恨みはないけど、協力させてもらう」
「決まりだな。起きろ!」
女に掛けていた睡眠魔法を解き、水をぶっ掛けて目を覚まさせる。
「お目覚めだな」
「誰!?」
「お前が知る必要はない。地下牢から出してやったんだ。感謝しろ」
「た、確かに地下牢ではないわね。ここはどこかしら。あなたは私を助けてくれたってことよね?」
「ここはとあるダンジョンの一室だ。お前には一つ仕事を頼みたくてな。その仕事をこなしてくれれば、お前を自由の身にしてやる。断るならまた地下牢に戻り、ただただ死ぬのを待つだけだ」
「私に何をやらせたいかしら?何を期待しているのか知らないけど、今の私に出来ることなんてないわよ。権力なんて残っていないわ」
「権力なんて必要ない。誰でも出来る簡単な仕事だ。しかし、お前がやることに意味がある。やるのかやらないのかどっちだ?」
「本当に自由にしてくれるのよね?」
「仕事が終われば俺達はすぐに姿を消す。お前を牢に俺達が戻す事はないと約束しよう。王子に復讐するのも、身分を捨てて細々と生きるのもお前の自由だ。復讐を俺達が手伝うわけではないから勘違いするなよ。俺達とお前との関係はこの一回だけだ」
「いいわ。なにをすればいいのか言って」
「これからお前にスキルを与える。そのスキルをこの男に使ってもらうだけだ。何も難しいことじゃない。この男に発動すると念じれば、それだけで発動するスキルだ」
「あなた達がスキル屋と言われている人達ということなのね」
「詮索はするな。お前に与えたスキルは強奪だ。一度だけだが、他者からスキルを奪うことが出来る。既にスキルは与えてある。使え」
「この方はお仲間でしょう?目的がわかりませんが、使ってよいのか?」
「お前は言われたまま使えばいい。いいから早く使え」
「わ、わかりましたわ」
「……成功だな。今お前にスキルは何も残っていない。よかったな」
リュートの鑑定結果から、不死のスキルが消えていた。
代わりに、女からは強奪のスキルが消えて不死のスキルが追加されている。
やはり、不死を移したところですぐさま死ぬということはなかったな。
自身で移すことが出来なかったのは生存本能か何かわからないが、さすが元は神のスキルの強奪だ。
上手くいって良かった。
「ありがとうございます」
リュートが頭を下げる。
「何かはわからないけど成功したってことは、私は自由になれるということよね?」
「ああ。これ以上お前に関わることはない。お前が俺達の邪魔をしない限りな。これは選別だ。奪ったスキルを確認するといい。リュート、行くぞ」
女に鑑定の水晶を投げて渡してから、ダンジョンの出口に向かって歩き出す。
「ごめんなさい」
リュートが頭を下げてから、後ろを付いてくる。
「なんで付いてくるんだ。俺達とお前はもう何も関係はない」
「私をこんなどこだかわからないダンジョンに置いていくつもり!」
腕を掴まれる。
「ここはお前が死ぬくらいに危険なダンジョンじゃない。わかったらその汚い手を離せ」
掴まれた手を振り払い突き飛ばす。
「げふぅ」
「見てないで行くぞ。今のお前はスキルが何もないことを忘れるな」
強奪のスキルがどう影響するか不明だから、リュートとの契約も切ってある。
一度契約した者との再契約は不可能だとルフが言っていた。
リュートと今後契約して魂を繋げることはないから関係ないが、むやみやたらと契約を切ると俺の魔力の上昇が遅くなるから面倒だ。
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「わかっているならいい」
転移のスキルをこいつが使えれば楽なんだがな。
魔力は十分すぎる程あるから、スキルを与えれば発動自体は出来るだろう。
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リュートも死にはしないだろうが、狙いの場所に転移しない可能性を考えれば、歩いて出た方が早いだろう。
「あの人が何をしたのかは知らないけど、かわいそうではあるね。早く意識を失うのを願うしかないよ」
リュートが生ぬるいことを言う。
「何言ってるんだ?スキルをどうにかしない限り、あいつは死ぬことはおろか、気絶することさえも出来ない。そうしてきたからな。お前とは違い体も腐らないようにしておいた。強奪の他にも色々とスキルを与えておいたからな。本当にお前から学んだ『移植』のスキルは便利だった。今頃自分のスキルを確認して喜んでいるだろうよ」
あいつには強奪の他に、『不老』『不眠』『気絶耐性』『自然回復』の4つのスキルも植え付けておいた。
全て自分ではオフに出来ない制御不能のスキルだ。
何があっても気絶することは出来ず、寝て気を紛らわすことも出来ない。
歳をとることも出来ず、魔物に食われたとしても、徐々に体は回復し元に戻っていく。
しかし苦痛はある。喰われでもしたら、その傷が完全に癒えるまでは常に耐え難い痛みを感じ続けるだろう。
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