113 / 201
恩賞授与
しおりを挟む
週末、僕とラクネはダイスくんに言われた服飾屋に来ていた。
どんな高級店だろうかと心配していたけど、前にラクネとフレイの別荘に行く前に来た店だった。
「ダイスくんなりに気を使ったのかな?この店だったらあんなにしないよね?」
僕は前に来た時の価格を思い出して言う。仕立ててもらっても高くて金貨1枚くらいだった筈だ。
安くはないけど、ダイスくんはこの何倍もの金額を言っていた。
「謁見用だし高いのかもしれないよ」
ラクネはそう言うけど、僕は中途半端に払える金額だと僕達が払うと言うと思って、ダイスくんがわざと高く言ったと思っている。
「話はしてくれてるって話だし入れば分かるよ」
「そうだね」
僕達は店の中へと入る、
「いらっしゃいませ。あれ、あの時のぼっちゃんじゃないですか。あの時は助かりました。お陰様でお客様に喜んでいただけました。本日は何をご入用でしたか?」
「あの、国王様に謁見する用の服をつくってもらいにきました。先に話はしておくと聞いてはいますけど……」
僕は店主に用件を伝える
「ぼっちゃん達がそうでしたか。偶然もあるものですね。デザインなどはこちらに任せていただけると伺っておりますが、よろしかったでしょうか?」
「はい。お願いします」
何がいいとかわからないので任せないと困ってしまう。
「お嬢様の分の仕立て代は頂いていますが、ぼっちゃんの分はご自身で払われると聞いていますがよろしかったですか?サービスをさせては頂きましたが、金貨4枚になります」
「え、あ、はい。大丈夫です」
ダイスくんから聞いていた金額よりは安いけど、普通に高かった。
ダイスくんからは金貨5枚くらい掛かると言われていたから、大分サービスしてくれたのだと思う。
ローザ経由で売った石鹸のお金とか、前にこの店で売った糸のお金があるので問題はない。
元々創造で創った物で得たお金は使うつもりはなかったのだから、眠っていたお金が使われるだけだ。
「それでは採寸しますので、こちらにお願いします」
僕達は採寸される。
「それでは仮縫いまで終わりましたらご連絡致しますので、もう一度サイズの確認をさせて頂きます。その後本縫いして引き渡しとなります」
「わかりました。お願いします」
数週間経ち、服は完成した。
僕の服はもっと早く出来ていたようだけど、ラクネの服に時間が掛かったようだ。
やっぱり女物の服は高いだけあって、作りが細かかった。
勝手に派手なドレスを想像していたけど、完成したのはドレスではあるけど、装飾の少ないシンプルな物だった。
舞踏会に参加するわけでもないし、考えてみれば当然か。
褒美の準備も終わったようで、遂に恩賞が授与される日になってしまった。
これで今日から準男爵か……。気が重い。
でも褒美のことを考えると待ちに待ったとも言える。
まあ、僕がお願いした褒美には準備の時間が掛かりすぎるので、もらったところで完成するまでは意味をなさないのだけれど……。
寮の前で待っていると、豪華な馬車が迎えに来た。
ラクネが既に乗っている。
ダイスくんは別で既に城に行っているらしい。
「その服、やっぱり似合ってるね」
「ありがとう。エルクくんも似合ってるよ。でも高い服だから汚さないか心配で……早く着替えたい」
「ははは、そうだね。僕もこの服は窮屈だから早く脱ぎたいよ」
ラクネと話しながら城へ向かう。
僕もだけど、ラクネもかなり緊張しているようだ。
城に到着して、待合室みたいなところに通される。
しばらく待っているとダイスくんが入ってきた。
「準備は万端って感じだな」
ダイスくんが言うけど、全然万端ではない。万端なのは見た目だけである。
内心ガクガクしている。
「そろそろなの?」
僕はダイスくんに予定を聞く
「今は定例の会議をしているはずだ。それが終わったら親父が王座に移動して準備が出来次第始まる」
「失礼のないように教わった通りにやればいいんだよね?」
「親父の前で片膝をついてジッとしていれば勝手に進行していく。爵位をもらう時だけ教えた通りにすればいい」
「間違えたらどうなるの……?」
難しいことではないけど、緊張で頭が真っ白になるかもしれない。
「どうもならない。貴族が陞爵するなら完璧にこなさないと周りの目があるから、その家としてマズいことになるが、2人の場合は間違えてもそれはよくある光景だ。周りも緊張しているのを理解しているから何も問題ない。ただ、発言には気をつけろよ。わからなくなったらしゃべるな。返す言葉を忘れたなら無言で頷いておけばいい」
それを聞いて少し安心した。
「うん、わかったよ」
それからしばらくして、王の間に入るように言われた。
僕達は緊張しながら王の前まで行き、片膝をつく。
とりあえず、ダイスくんと同じことをしていれば大丈夫だ。
恩賞をもらう理由に関しては勇者の件が極秘になっていることから、詳しくは話されなかった。
国として長年探し求めていた装備を見つけて献上したことになっている。
勇者という部分を隠しているだけで、間違ったことは言っていない。
僕達は黙って話を聞く。
その後も聞いていた進行通りに進んでいき、爵位をもらった。
緊張していたけど、なんとかやり遂げた。
体がカチカチでうまく動いていなかったような気がするけど、大きなミスはなかったと思う。
最後に褒美の話になる。
褒美が爵位や領地など、他の貴族にも関係する事であれば、ここで内容まで言われるようだけど、僕とラクネはそんなものを望んではいないので、別室に用意してあると言われた。
だけどダイスくんの褒美は別だ。
今まで軟禁されていたお母さんの罪を無かったことにする。もちろんダイスくんのお母さんは王妃なのでこれは大きな意味を持つようだ。
参列している貴族の多数は話を聞かされていなかったようで、部屋の中がざわついた。
貴族の中にはフレイのお父さんもいた。驚いていないところを見ると、前もって聞かされていたようだ。
他の貴族の人は見たことがないので知らない。ローザやアメリの親もいると思うけど、会ったことがないので分からない。わざわざフレイのお父さんが城まで来ていることを考えると、今回の為に遠方の貴族も呼びつけたと思われる。
理由は恩賞の件ではなく、王妃の罪が許された件を伝える為だろう。
多分、落ち着いている人はダイスくんの派閥で、ざわついている人が第二王子の派閥なんだろう。僕は勝手に予想する。
その予想通りだとすれば、ダイスくんの派閥は少ないようだ。
ダイスくんがわざとらしく周りの貴族をぐるっと見た後、僕達は王の間から退出した。
どんな高級店だろうかと心配していたけど、前にラクネとフレイの別荘に行く前に来た店だった。
「ダイスくんなりに気を使ったのかな?この店だったらあんなにしないよね?」
僕は前に来た時の価格を思い出して言う。仕立ててもらっても高くて金貨1枚くらいだった筈だ。
安くはないけど、ダイスくんはこの何倍もの金額を言っていた。
「謁見用だし高いのかもしれないよ」
ラクネはそう言うけど、僕は中途半端に払える金額だと僕達が払うと言うと思って、ダイスくんがわざと高く言ったと思っている。
「話はしてくれてるって話だし入れば分かるよ」
「そうだね」
僕達は店の中へと入る、
「いらっしゃいませ。あれ、あの時のぼっちゃんじゃないですか。あの時は助かりました。お陰様でお客様に喜んでいただけました。本日は何をご入用でしたか?」
「あの、国王様に謁見する用の服をつくってもらいにきました。先に話はしておくと聞いてはいますけど……」
僕は店主に用件を伝える
「ぼっちゃん達がそうでしたか。偶然もあるものですね。デザインなどはこちらに任せていただけると伺っておりますが、よろしかったでしょうか?」
「はい。お願いします」
何がいいとかわからないので任せないと困ってしまう。
「お嬢様の分の仕立て代は頂いていますが、ぼっちゃんの分はご自身で払われると聞いていますがよろしかったですか?サービスをさせては頂きましたが、金貨4枚になります」
「え、あ、はい。大丈夫です」
ダイスくんから聞いていた金額よりは安いけど、普通に高かった。
ダイスくんからは金貨5枚くらい掛かると言われていたから、大分サービスしてくれたのだと思う。
ローザ経由で売った石鹸のお金とか、前にこの店で売った糸のお金があるので問題はない。
元々創造で創った物で得たお金は使うつもりはなかったのだから、眠っていたお金が使われるだけだ。
「それでは採寸しますので、こちらにお願いします」
僕達は採寸される。
「それでは仮縫いまで終わりましたらご連絡致しますので、もう一度サイズの確認をさせて頂きます。その後本縫いして引き渡しとなります」
「わかりました。お願いします」
数週間経ち、服は完成した。
僕の服はもっと早く出来ていたようだけど、ラクネの服に時間が掛かったようだ。
やっぱり女物の服は高いだけあって、作りが細かかった。
勝手に派手なドレスを想像していたけど、完成したのはドレスではあるけど、装飾の少ないシンプルな物だった。
舞踏会に参加するわけでもないし、考えてみれば当然か。
褒美の準備も終わったようで、遂に恩賞が授与される日になってしまった。
これで今日から準男爵か……。気が重い。
でも褒美のことを考えると待ちに待ったとも言える。
まあ、僕がお願いした褒美には準備の時間が掛かりすぎるので、もらったところで完成するまでは意味をなさないのだけれど……。
寮の前で待っていると、豪華な馬車が迎えに来た。
ラクネが既に乗っている。
ダイスくんは別で既に城に行っているらしい。
「その服、やっぱり似合ってるね」
「ありがとう。エルクくんも似合ってるよ。でも高い服だから汚さないか心配で……早く着替えたい」
「ははは、そうだね。僕もこの服は窮屈だから早く脱ぎたいよ」
ラクネと話しながら城へ向かう。
僕もだけど、ラクネもかなり緊張しているようだ。
城に到着して、待合室みたいなところに通される。
しばらく待っているとダイスくんが入ってきた。
「準備は万端って感じだな」
ダイスくんが言うけど、全然万端ではない。万端なのは見た目だけである。
内心ガクガクしている。
「そろそろなの?」
僕はダイスくんに予定を聞く
「今は定例の会議をしているはずだ。それが終わったら親父が王座に移動して準備が出来次第始まる」
「失礼のないように教わった通りにやればいいんだよね?」
「親父の前で片膝をついてジッとしていれば勝手に進行していく。爵位をもらう時だけ教えた通りにすればいい」
「間違えたらどうなるの……?」
難しいことではないけど、緊張で頭が真っ白になるかもしれない。
「どうもならない。貴族が陞爵するなら完璧にこなさないと周りの目があるから、その家としてマズいことになるが、2人の場合は間違えてもそれはよくある光景だ。周りも緊張しているのを理解しているから何も問題ない。ただ、発言には気をつけろよ。わからなくなったらしゃべるな。返す言葉を忘れたなら無言で頷いておけばいい」
それを聞いて少し安心した。
「うん、わかったよ」
それからしばらくして、王の間に入るように言われた。
僕達は緊張しながら王の前まで行き、片膝をつく。
とりあえず、ダイスくんと同じことをしていれば大丈夫だ。
恩賞をもらう理由に関しては勇者の件が極秘になっていることから、詳しくは話されなかった。
国として長年探し求めていた装備を見つけて献上したことになっている。
勇者という部分を隠しているだけで、間違ったことは言っていない。
僕達は黙って話を聞く。
その後も聞いていた進行通りに進んでいき、爵位をもらった。
緊張していたけど、なんとかやり遂げた。
体がカチカチでうまく動いていなかったような気がするけど、大きなミスはなかったと思う。
最後に褒美の話になる。
褒美が爵位や領地など、他の貴族にも関係する事であれば、ここで内容まで言われるようだけど、僕とラクネはそんなものを望んではいないので、別室に用意してあると言われた。
だけどダイスくんの褒美は別だ。
今まで軟禁されていたお母さんの罪を無かったことにする。もちろんダイスくんのお母さんは王妃なのでこれは大きな意味を持つようだ。
参列している貴族の多数は話を聞かされていなかったようで、部屋の中がざわついた。
貴族の中にはフレイのお父さんもいた。驚いていないところを見ると、前もって聞かされていたようだ。
他の貴族の人は見たことがないので知らない。ローザやアメリの親もいると思うけど、会ったことがないので分からない。わざわざフレイのお父さんが城まで来ていることを考えると、今回の為に遠方の貴族も呼びつけたと思われる。
理由は恩賞の件ではなく、王妃の罪が許された件を伝える為だろう。
多分、落ち着いている人はダイスくんの派閥で、ざわついている人が第二王子の派閥なんだろう。僕は勝手に予想する。
その予想通りだとすれば、ダイスくんの派閥は少ないようだ。
ダイスくんがわざとらしく周りの貴族をぐるっと見た後、僕達は王の間から退出した。
2
お気に入りに追加
545
あなたにおすすめの小説
自分から売り込みに行ってやる〜娼館エンドなんてまっぴらゴメン〜
かぜかおる
ファンタジー
殴られ、倒れた拍子に頭を打って自分が悪役令嬢に転生したことに気付いたロザリー
ヒロインを虐め倒すはずが、乙女ゲームの設定とは違い虐められている!?
このままいくとロザリーは娼館エンドまっしぐらだが・・・
娼館に売られるくらいなら、自分から売り込みに行ってやる!
プロローグ的なロザリーのモノローグ
R15は保険です。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる