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再会②
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ダイスくんの部屋から出た僕は、アイテムバッグを自分の部屋に取りに戻ってから教会に向かう
教会に入ると見覚えのある神父さんがいた
村で水晶を貸してくれた神父さんである
「神父さん、お久しぶりです。お姉ちゃんに会いに来たんですがいますか?」
僕は挨拶して、要件を伝える
「えっと、どこの子かな?」
神父さんは僕のことを忘れているようだ
「数年前に村で水晶を貸してもらったエルクです」
「ああ、あの時の子か。ということはエレナちゃんの弟だね。ちょうど来てるから呼んできてあげるよ。奥の部屋で待ってて」
良かった。たまたま教会に来てたようだ
言われた部屋に入って少し椅子に座って待ってると、お姉ちゃんが入ってきた。
お姉ちゃんは僕を見て驚いている
僕はお姉ちゃんを見て無意識に走り出していた。
そして転んだ……
今は走れるような身体ではなかった
「エルク大丈夫?ヒザ擦りむいてるじゃない」
お姉ちゃんは駆け寄ってきて、僕のヒザから血が出ているのを見て回復魔法を掛けてくれる
「ありがとう。お姉ちゃん会いたかった」
僕は言いながらお姉ちゃんに抱きつく
「私も会いたかったわ。でもなんでエルクはここにいるの?私が教会にいるって誰かに聞いたの?」
「それよりも、身体は大丈夫?」
僕はお姉ちゃんの顔をペタペタ触る
「大丈夫よ。何をそんなに心配しているの?」
「だって、お姉ちゃん死にかけてたよね?死にかけてたっていうより死んじゃったと思った」
「何言ってるの?普通に生きてるわよ」
元気なのは嬉しいけど、流石におかしい
「お姉ちゃん、訓練の途中で化け物に襲われて息してなかったよね?」
「化け物ってなんのこと?」
「真っ黒の虎みたいな大きい魔物」
「??エルクが何言ってるかわからないわ。いつの話?」
お姉ちゃんは頭を傾げる。本当にわかってないようだ
「えっと、大体1週間前かな」
「…………。」
お姉ちゃんの顔が急に暗くなった
「どうしたの?」
「ごめんね、ちょうどその辺りの記憶がないのよ。1週間くらい前からの数日間」
「え、大丈夫なの?」
僕は心配になる。後遺症だろうか……
よく覚えてないけど、心臓が止まると時間が経つにつれて後遺症のリスクが増すって聞いたことがある気がする
「記憶がないこと以外には何も問題はないよ。寝てたかのようにそこの間だけすっぽりと記憶がないの」
「本当に大丈夫なの?」
「大丈夫よ。それよりエルクこそ大丈夫なの?なんだかフラフラしてるけど」
「魔力を暴走させちゃったんだよ。今は体の中の魔力が乱れてるみたい。数日でよくなるみたいだから大丈夫だよ」
「そう、良かったわ。なんで暴走なんてしたのよ?」
「息の止まったお姉ちゃんに回復魔法を掛けようとして魔力を溜めすぎたからだよ」
「…………。ごめんなさい。それともありがとうって言えばいいのかな?覚えてないからなんとも言えないわ」
「それなら仕方ないよ。お姉ちゃんどこまで覚えてるの?」
「えっと、冒険者の手伝いで中等部の訓練に参加して欲しいって頼まれたところまでよ。その後は気づいたら教会のベッドで寝てたわ」
訓練の時のことは覚えてないようだ
お姉ちゃんに聞きたいことがあったけど、これなら聞いてもわからないか
「お姉ちゃん、今どこに住んでるの?」
「えっと……学院の寮よ」
お姉ちゃんが困惑しながら答えた
「そうだったの?初等部にはいられなくなったって聞いたから学院にはいないと思ってたのに」
思ったより近くにいたようだ
「初等部にいられなくなったって誰に聞いたの?」
「お姉ちゃんにだよ。覚えてないみたいだけど……」
「ここで働いているってのも?」
「うん、お姉ちゃんが自分で教会でお手伝いしてるって言ってたよ」
「そ、そう」
お姉ちゃんは混乱している。覚えていないことだから仕方ないね
「エルクは自分の力のことどう思ってるの?」
お姉ちゃんに険しい顔で聞かれる
「創造のスキルでなんでもではないけど、スキルをたくさん使えるようになったから、普通の人より大分器用だとは思ってるよ。でもそれだけだよ。まだお姉ちゃんに全然勝てないと思うし。あ、お姉ちゃん記憶ないみたいだから言っておくね。僕初等部じゃなくて中等部に飛び級になったんだよ。スキルを複数使えるから、スキル獲得する為の初等部は行かなくてもいいみたい」
「そうなのね。じゃあエルクに会いたい時は中等部の寮に行くことにするわ。私は初等部にいられなくなったから高等部の寮を貸してもらってるの」
「そうなんだね。じゃああんまり僕が行って騒ぎにしないほうがいいね。なにか用がある時はどうしたらいい?」
「急用なら学院長先生に言ってくれればいいと思う。学院長先生は私のこと知ってるから。急用じゃなければ今日みたいに教会に来てくれればいいわ。神父様に会いにきたって言ってくれれば私の方から会いに行くわ」
「うん、わかった。お姉ちゃん、村には帰ってないの?」
「遠いからね。時間が取れなくて帰れてないわ。エルクは?少し前に長期休暇あったでしょ?」
「クラスの友達に誘われて遊びに行ってたよ。だから帰れてない……。次の長期休暇の時に一緒に帰らない?冬になる前だし、お母さんが心配だから。食べ物とか……」
「そうね。考えておくわ。また近くなってから決めましょう。食べ物で思い出したけどエルクからもらった食べ物がもうないのよ。王都のご飯も美味しいけど、やっぱりエルクがつくったご飯が食べたい」
「今、魔力暴走した影響で創れないし、アイテムボックスから出すことも出来ないんだ」
「そっか。残念」
お姉ちゃんはションボリする
「来週は教会にいるの?」
「多分いるわよ」
「じゃあ、来週渡すよ。また詰め込むからアイテムバッグ持ってきておいて」
「ありがとう。楽しみ!」
「エレナちゃん、急患なんだ。来てくれるかい」
お姉ちゃんが神父さんに呼ばれる
「ごめんね、行かないと。それじゃあ来週教会で待ってるわ」
お姉ちゃんは部屋から出て行った
ここにいても邪魔になりそうなので、僕は買い物に行くことにした
教会に入ると見覚えのある神父さんがいた
村で水晶を貸してくれた神父さんである
「神父さん、お久しぶりです。お姉ちゃんに会いに来たんですがいますか?」
僕は挨拶して、要件を伝える
「えっと、どこの子かな?」
神父さんは僕のことを忘れているようだ
「数年前に村で水晶を貸してもらったエルクです」
「ああ、あの時の子か。ということはエレナちゃんの弟だね。ちょうど来てるから呼んできてあげるよ。奥の部屋で待ってて」
良かった。たまたま教会に来てたようだ
言われた部屋に入って少し椅子に座って待ってると、お姉ちゃんが入ってきた。
お姉ちゃんは僕を見て驚いている
僕はお姉ちゃんを見て無意識に走り出していた。
そして転んだ……
今は走れるような身体ではなかった
「エルク大丈夫?ヒザ擦りむいてるじゃない」
お姉ちゃんは駆け寄ってきて、僕のヒザから血が出ているのを見て回復魔法を掛けてくれる
「ありがとう。お姉ちゃん会いたかった」
僕は言いながらお姉ちゃんに抱きつく
「私も会いたかったわ。でもなんでエルクはここにいるの?私が教会にいるって誰かに聞いたの?」
「それよりも、身体は大丈夫?」
僕はお姉ちゃんの顔をペタペタ触る
「大丈夫よ。何をそんなに心配しているの?」
「だって、お姉ちゃん死にかけてたよね?死にかけてたっていうより死んじゃったと思った」
「何言ってるの?普通に生きてるわよ」
元気なのは嬉しいけど、流石におかしい
「お姉ちゃん、訓練の途中で化け物に襲われて息してなかったよね?」
「化け物ってなんのこと?」
「真っ黒の虎みたいな大きい魔物」
「??エルクが何言ってるかわからないわ。いつの話?」
お姉ちゃんは頭を傾げる。本当にわかってないようだ
「えっと、大体1週間前かな」
「…………。」
お姉ちゃんの顔が急に暗くなった
「どうしたの?」
「ごめんね、ちょうどその辺りの記憶がないのよ。1週間くらい前からの数日間」
「え、大丈夫なの?」
僕は心配になる。後遺症だろうか……
よく覚えてないけど、心臓が止まると時間が経つにつれて後遺症のリスクが増すって聞いたことがある気がする
「記憶がないこと以外には何も問題はないよ。寝てたかのようにそこの間だけすっぽりと記憶がないの」
「本当に大丈夫なの?」
「大丈夫よ。それよりエルクこそ大丈夫なの?なんだかフラフラしてるけど」
「魔力を暴走させちゃったんだよ。今は体の中の魔力が乱れてるみたい。数日でよくなるみたいだから大丈夫だよ」
「そう、良かったわ。なんで暴走なんてしたのよ?」
「息の止まったお姉ちゃんに回復魔法を掛けようとして魔力を溜めすぎたからだよ」
「…………。ごめんなさい。それともありがとうって言えばいいのかな?覚えてないからなんとも言えないわ」
「それなら仕方ないよ。お姉ちゃんどこまで覚えてるの?」
「えっと、冒険者の手伝いで中等部の訓練に参加して欲しいって頼まれたところまでよ。その後は気づいたら教会のベッドで寝てたわ」
訓練の時のことは覚えてないようだ
お姉ちゃんに聞きたいことがあったけど、これなら聞いてもわからないか
「お姉ちゃん、今どこに住んでるの?」
「えっと……学院の寮よ」
お姉ちゃんが困惑しながら答えた
「そうだったの?初等部にはいられなくなったって聞いたから学院にはいないと思ってたのに」
思ったより近くにいたようだ
「初等部にいられなくなったって誰に聞いたの?」
「お姉ちゃんにだよ。覚えてないみたいだけど……」
「ここで働いているってのも?」
「うん、お姉ちゃんが自分で教会でお手伝いしてるって言ってたよ」
「そ、そう」
お姉ちゃんは混乱している。覚えていないことだから仕方ないね
「エルクは自分の力のことどう思ってるの?」
お姉ちゃんに険しい顔で聞かれる
「創造のスキルでなんでもではないけど、スキルをたくさん使えるようになったから、普通の人より大分器用だとは思ってるよ。でもそれだけだよ。まだお姉ちゃんに全然勝てないと思うし。あ、お姉ちゃん記憶ないみたいだから言っておくね。僕初等部じゃなくて中等部に飛び級になったんだよ。スキルを複数使えるから、スキル獲得する為の初等部は行かなくてもいいみたい」
「そうなのね。じゃあエルクに会いたい時は中等部の寮に行くことにするわ。私は初等部にいられなくなったから高等部の寮を貸してもらってるの」
「そうなんだね。じゃああんまり僕が行って騒ぎにしないほうがいいね。なにか用がある時はどうしたらいい?」
「急用なら学院長先生に言ってくれればいいと思う。学院長先生は私のこと知ってるから。急用じゃなければ今日みたいに教会に来てくれればいいわ。神父様に会いにきたって言ってくれれば私の方から会いに行くわ」
「うん、わかった。お姉ちゃん、村には帰ってないの?」
「遠いからね。時間が取れなくて帰れてないわ。エルクは?少し前に長期休暇あったでしょ?」
「クラスの友達に誘われて遊びに行ってたよ。だから帰れてない……。次の長期休暇の時に一緒に帰らない?冬になる前だし、お母さんが心配だから。食べ物とか……」
「そうね。考えておくわ。また近くなってから決めましょう。食べ物で思い出したけどエルクからもらった食べ物がもうないのよ。王都のご飯も美味しいけど、やっぱりエルクがつくったご飯が食べたい」
「今、魔力暴走した影響で創れないし、アイテムボックスから出すことも出来ないんだ」
「そっか。残念」
お姉ちゃんはションボリする
「来週は教会にいるの?」
「多分いるわよ」
「じゃあ、来週渡すよ。また詰め込むからアイテムバッグ持ってきておいて」
「ありがとう。楽しみ!」
「エレナちゃん、急患なんだ。来てくれるかい」
お姉ちゃんが神父さんに呼ばれる
「ごめんね、行かないと。それじゃあ来週教会で待ってるわ」
お姉ちゃんは部屋から出て行った
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