68 / 201
街ブラ散策
しおりを挟む
翌日、僕達は街中を見て回っていた。
僕達といってもフレイとローザはいない。
街中で襲われる可能性は低いとは思われるが、狙われているのがローザな以上、気軽に出歩く事は出来ない
フレイは忙しいと言っていたけど、ローザだけを置いていくことにならないように残ったのかもしれない
僕達の側には、使用人の男性とメイドさん、それから護衛がついている
僕はみんなが行きたいところに付いていく
最初は服飾屋に入った。
王都でラクネと行った店とは違い、貴族など富裕層のみをターゲットにした店だ。
僕は目についた服の価格をチラッと見る……この服は金貨1枚のようだ。
汚してもいけないので、近づかないようにしよう
ラクネとエミリーも楽しそうに見てはいるけど、買うつもりはなさそうだ
しばらく選んで、アメリとセイラはなにか買ったようだ。
「エルク様は買われないのですか?」
僕がぼーとみんなを眺めていると使用人の男性に聞かれる
「こんなに高いもの買えませんよ」
僕は答える。そんなにお金を持ってないのもあるけど、僕には高い服と安い服の差があまりわからないので、高い服を欲しいとは思わない。
「お支払いは当家でしますので大丈夫ですよ」
ハーベスト家の奢りらしい
「とりあえずは大丈夫です」
僕は断る。実際に欲しいと思っているものがあるわけでもないし
「気になるものがあれは、遠慮せずに仰ってくたさい」
そう言って使用人の男性は一歩下がった
向こうではラクネがメイドさんから同じことを言われている。
断りきれずにいるようだ
僕はアメリにコソッと聞く
「もしかしてアメリ達も買ってもらったの?」
「ああ。金は渡されているから自分でも買えるが、これはハーベスト家としてのもてなしと、賊の件の詫びの意味も兼ねているからな。遠慮するのは逆に失礼だ」
なるほど。この店では遠慮したけど、他の店では出してもらおうかな……
「そうなんだね。ありがとう」
みんなが満足したようなので、店を出る。
結局、ラクネは断りきれずにハンカチを買ったようだ。
僕はラクネとエミリーにさっきアメリから聞いた話をする
「それでも高いものは遠慮しちゃうよ。このハンカチも勿体なくて使えないし……」
ラクネの気持ちはよくわかる。
結局身の丈に合わないものは使わないのだ
「そうよね、私はなんとか断ったけどなんだか疲れたわ。どこかのタイミングで自分でも買えそうなものがあったらお願いすることにするわ」
エミリーはなんとか断り切ったようだ。
僕も何かあったら買うことにしよう
次は宝石店に入った。
ここでも買ってくれたようだけど、断る。
ラクネはまたしても断りきれずにあたふたしている。
断れないけど、流石に高すぎるから困っている。
かわいそうなので、声を掛ける
「あっちにラクネに似合いそうな髪飾りがあったよ」
僕はラクネを連れて行く
「これなんて似合うと思うよ」
僕が手に取って見せたのは宝石の付いていない髪飾りだ。
安くはないけど、自分で買えないような価格ではない。
それにラクネに似合いそうなのは本当だ
「そ、そうかな?ありがとう」
ラクネは髪飾りを頭に当ててみる
ラクネは髪飾りを買うことにしたようだ。
宝石屋を出た後は雑貨屋に入った。
価格もいい感じだし、ここで何か買ってもらうことにしようかな。
横を見るとエミリーもそのつもりのようで、真剣に欲しいものを探している
僕は店内を見て回る
色々と商品が並んでいるけど、王都の店と違って人形は置いてないようだ。残念である
あったとしても、作ってる人が違うので買ったかはわからないけど……
うーん、特に惹かれるものがないなぁ
「欲しいものがあれば遠慮なくおっしゃってくださいね」
使用人の男性に言われたので、ちょうどいいし聞くことにする
「なにかこの街ならではってものはないですか?」
「そうですね、食べ物でしたら海があるので魚料理をおすすめするのですが……。ああ、これなんていかがでしょうか?」
「これはなんですか?」
「置物になりますが、ビンの中で魚が泳いでいるようで、綺麗ですよ」
男性に勧められたのは丸い瓶の中に作り物の魚や海藻、貝殻などをいれて入れて海を模した置物だった。
ちょっと違うけど、スノードームみたいな感じかな……
言う通り綺麗だし、これを買ってもらおう。
僕は価格を見る…………銀貨20枚!結構高いけどこれにしようかな
「これをお願いしていいですか?」
僕は使用人の男性にお願いする
「かしこまりました。他にはよろしいてすか?」
「あればお願いすることにします」
エミリーはどうしたかなと見てみると、学院で使う文房具などを買っていた。ラクネも一緒に選んでいる。
絶対に使うものだし賢いな。僕もそうすれば良かったかな
まあ、あの置物は綺麗だったし、ショーケースの中が寂しかったからいいか。
雑貨屋を出た後は昼食を食べる。
高いであろうレストランに入る
案内されたのは個室であった。
昨日の屋敷での夕食の時も思ったけど、食事のマナーなんてわからないから周りに知らない人がいないのは助かる。
コース料理を頂く。
当然だが、美味しかった
メインで出てきた魚が特に美味しかった。
なんの魚かは知らないけど……
今日買ったら怪しまれるから、1人で買い物出来るタイミングがあったら魚を買っていこう。
アイテムボックスに入れとけば腐らないし
「エルクはどこか行きたいところはないのか?」
昼食を食べた後も買い物を続けるのだと思っていたんだけど……
「もう買い物はいいの?」
「ああ、大丈夫だ」
アメリはラクネを見ながら言った。
ラクネの顔には疲労が見える。
「そうだね。慣れてないと疲れるよね。えーと、じゃあ温泉に入りたいかな」
移動中にフレイから別荘には温泉があると言っていた。
来る予定ではなかったけど、この街にも温泉があるのは聞いていた
「温泉かそれはいいな」
僕達は温泉に向かう
向かっている途中で石鹸のことを思い出した。
どうしようかな……。どうせなら温泉に入る前にみんなに渡してあげたいけど、温泉に入る予定もなかったのに持ってたらおかしいかな?
「みんなに石鹸渡せてなかったよね?忘れないようにバックに入れてたから、温泉に行く前に渡すね」
これなら自然だ。
僕はバックから取り出すフリをしてみんなに渡す。
今は持ってないだろうからラクネにも渡した。
「ありがとう」
みんなに喜ばれたので、迷ったけど渡して良かったと思う
温泉にやってきた。
やってきた温泉は高級宿になっていて、宿泊しないと利用が出来ないようだ。
温泉を利用するために一部屋借りたらしい。
しかも利用中は温泉を貸し切ったようだ。
さすが貴族である。
僕はちゃんと男湯に入る。
使用人の男性は脱衣所で待機しており、護衛の男性2人は服を着たまま、帯剣もした状態で浴室にいる。
仕方ないのかもしれないけれど、風情が台無しである。
温泉に来ているのだから、サボって一緒に浸かればいいのに……
僕はまず身体を洗う
タオルを取り出して、石鹸を擦って泡立てる
「坊主」
護衛の男性の1人が声をかけてきた。
もしかしてこの男性も身体を流すとか言ってくるのでは……
僕は覚悟を決めてから答える
「な、なんですか?」
「今、そのタオルどこから出したんだ?」
「…………どこからって、ずっと手に持ってましたよ」
「そうか、見間違いか。手ぶらに見えたんだが気のせいだったようだ。邪魔して悪かったな」
危なかった。身体を洗ういつものモーションで無意識にタオルをアイテムボックスから取り出していた
僕は気をつけながら身体を洗う。シャンプーとリンスもアイテムボックスの中なので、一度脱衣所に忘れたことにして取りに戻ったフリをした。
使用人の男性が代わりに取ってこようとして大変だった。
バックの中を見られるのは恥ずかしいと言って誤魔化したけど、実際は恥ずかしいものどころか何も入っていない。
いや、何もではなかった。物が入っているように見せるために軽く膨らませた風船が入っている
演技をして手に入れたシャンプーとリンスで髪を洗う
全身洗い終わった僕は温泉に浸かる。
「ふぅ~」
やっぱり温泉はいいな
「おじ…お兄さん達も入りませんか?剣を側に置いておけば裸でも戦えますよね?」
僕は護衛の男性を誘う
「お、いいのか?」
「いいわけないだろう!」
若めの男性が誘いに乗ってこようとしたけど、もう1人の若くはない男性に止められた
誘いに乗って入ってくれれば風情が返ってくるというのに……残念だ!
さすがに仕事中だし無理だよな
僕は十分温泉を堪能したので上がることにする。
僕と護衛の男性2人は出てきた女性陣を見て驚く。
メイドさんと護衛の女性の身体が火照っており、どう考えても温泉に浸かっていたからである
僕達といってもフレイとローザはいない。
街中で襲われる可能性は低いとは思われるが、狙われているのがローザな以上、気軽に出歩く事は出来ない
フレイは忙しいと言っていたけど、ローザだけを置いていくことにならないように残ったのかもしれない
僕達の側には、使用人の男性とメイドさん、それから護衛がついている
僕はみんなが行きたいところに付いていく
最初は服飾屋に入った。
王都でラクネと行った店とは違い、貴族など富裕層のみをターゲットにした店だ。
僕は目についた服の価格をチラッと見る……この服は金貨1枚のようだ。
汚してもいけないので、近づかないようにしよう
ラクネとエミリーも楽しそうに見てはいるけど、買うつもりはなさそうだ
しばらく選んで、アメリとセイラはなにか買ったようだ。
「エルク様は買われないのですか?」
僕がぼーとみんなを眺めていると使用人の男性に聞かれる
「こんなに高いもの買えませんよ」
僕は答える。そんなにお金を持ってないのもあるけど、僕には高い服と安い服の差があまりわからないので、高い服を欲しいとは思わない。
「お支払いは当家でしますので大丈夫ですよ」
ハーベスト家の奢りらしい
「とりあえずは大丈夫です」
僕は断る。実際に欲しいと思っているものがあるわけでもないし
「気になるものがあれは、遠慮せずに仰ってくたさい」
そう言って使用人の男性は一歩下がった
向こうではラクネがメイドさんから同じことを言われている。
断りきれずにいるようだ
僕はアメリにコソッと聞く
「もしかしてアメリ達も買ってもらったの?」
「ああ。金は渡されているから自分でも買えるが、これはハーベスト家としてのもてなしと、賊の件の詫びの意味も兼ねているからな。遠慮するのは逆に失礼だ」
なるほど。この店では遠慮したけど、他の店では出してもらおうかな……
「そうなんだね。ありがとう」
みんなが満足したようなので、店を出る。
結局、ラクネは断りきれずにハンカチを買ったようだ。
僕はラクネとエミリーにさっきアメリから聞いた話をする
「それでも高いものは遠慮しちゃうよ。このハンカチも勿体なくて使えないし……」
ラクネの気持ちはよくわかる。
結局身の丈に合わないものは使わないのだ
「そうよね、私はなんとか断ったけどなんだか疲れたわ。どこかのタイミングで自分でも買えそうなものがあったらお願いすることにするわ」
エミリーはなんとか断り切ったようだ。
僕も何かあったら買うことにしよう
次は宝石店に入った。
ここでも買ってくれたようだけど、断る。
ラクネはまたしても断りきれずにあたふたしている。
断れないけど、流石に高すぎるから困っている。
かわいそうなので、声を掛ける
「あっちにラクネに似合いそうな髪飾りがあったよ」
僕はラクネを連れて行く
「これなんて似合うと思うよ」
僕が手に取って見せたのは宝石の付いていない髪飾りだ。
安くはないけど、自分で買えないような価格ではない。
それにラクネに似合いそうなのは本当だ
「そ、そうかな?ありがとう」
ラクネは髪飾りを頭に当ててみる
ラクネは髪飾りを買うことにしたようだ。
宝石屋を出た後は雑貨屋に入った。
価格もいい感じだし、ここで何か買ってもらうことにしようかな。
横を見るとエミリーもそのつもりのようで、真剣に欲しいものを探している
僕は店内を見て回る
色々と商品が並んでいるけど、王都の店と違って人形は置いてないようだ。残念である
あったとしても、作ってる人が違うので買ったかはわからないけど……
うーん、特に惹かれるものがないなぁ
「欲しいものがあれば遠慮なくおっしゃってくださいね」
使用人の男性に言われたので、ちょうどいいし聞くことにする
「なにかこの街ならではってものはないですか?」
「そうですね、食べ物でしたら海があるので魚料理をおすすめするのですが……。ああ、これなんていかがでしょうか?」
「これはなんですか?」
「置物になりますが、ビンの中で魚が泳いでいるようで、綺麗ですよ」
男性に勧められたのは丸い瓶の中に作り物の魚や海藻、貝殻などをいれて入れて海を模した置物だった。
ちょっと違うけど、スノードームみたいな感じかな……
言う通り綺麗だし、これを買ってもらおう。
僕は価格を見る…………銀貨20枚!結構高いけどこれにしようかな
「これをお願いしていいですか?」
僕は使用人の男性にお願いする
「かしこまりました。他にはよろしいてすか?」
「あればお願いすることにします」
エミリーはどうしたかなと見てみると、学院で使う文房具などを買っていた。ラクネも一緒に選んでいる。
絶対に使うものだし賢いな。僕もそうすれば良かったかな
まあ、あの置物は綺麗だったし、ショーケースの中が寂しかったからいいか。
雑貨屋を出た後は昼食を食べる。
高いであろうレストランに入る
案内されたのは個室であった。
昨日の屋敷での夕食の時も思ったけど、食事のマナーなんてわからないから周りに知らない人がいないのは助かる。
コース料理を頂く。
当然だが、美味しかった
メインで出てきた魚が特に美味しかった。
なんの魚かは知らないけど……
今日買ったら怪しまれるから、1人で買い物出来るタイミングがあったら魚を買っていこう。
アイテムボックスに入れとけば腐らないし
「エルクはどこか行きたいところはないのか?」
昼食を食べた後も買い物を続けるのだと思っていたんだけど……
「もう買い物はいいの?」
「ああ、大丈夫だ」
アメリはラクネを見ながら言った。
ラクネの顔には疲労が見える。
「そうだね。慣れてないと疲れるよね。えーと、じゃあ温泉に入りたいかな」
移動中にフレイから別荘には温泉があると言っていた。
来る予定ではなかったけど、この街にも温泉があるのは聞いていた
「温泉かそれはいいな」
僕達は温泉に向かう
向かっている途中で石鹸のことを思い出した。
どうしようかな……。どうせなら温泉に入る前にみんなに渡してあげたいけど、温泉に入る予定もなかったのに持ってたらおかしいかな?
「みんなに石鹸渡せてなかったよね?忘れないようにバックに入れてたから、温泉に行く前に渡すね」
これなら自然だ。
僕はバックから取り出すフリをしてみんなに渡す。
今は持ってないだろうからラクネにも渡した。
「ありがとう」
みんなに喜ばれたので、迷ったけど渡して良かったと思う
温泉にやってきた。
やってきた温泉は高級宿になっていて、宿泊しないと利用が出来ないようだ。
温泉を利用するために一部屋借りたらしい。
しかも利用中は温泉を貸し切ったようだ。
さすが貴族である。
僕はちゃんと男湯に入る。
使用人の男性は脱衣所で待機しており、護衛の男性2人は服を着たまま、帯剣もした状態で浴室にいる。
仕方ないのかもしれないけれど、風情が台無しである。
温泉に来ているのだから、サボって一緒に浸かればいいのに……
僕はまず身体を洗う
タオルを取り出して、石鹸を擦って泡立てる
「坊主」
護衛の男性の1人が声をかけてきた。
もしかしてこの男性も身体を流すとか言ってくるのでは……
僕は覚悟を決めてから答える
「な、なんですか?」
「今、そのタオルどこから出したんだ?」
「…………どこからって、ずっと手に持ってましたよ」
「そうか、見間違いか。手ぶらに見えたんだが気のせいだったようだ。邪魔して悪かったな」
危なかった。身体を洗ういつものモーションで無意識にタオルをアイテムボックスから取り出していた
僕は気をつけながら身体を洗う。シャンプーとリンスもアイテムボックスの中なので、一度脱衣所に忘れたことにして取りに戻ったフリをした。
使用人の男性が代わりに取ってこようとして大変だった。
バックの中を見られるのは恥ずかしいと言って誤魔化したけど、実際は恥ずかしいものどころか何も入っていない。
いや、何もではなかった。物が入っているように見せるために軽く膨らませた風船が入っている
演技をして手に入れたシャンプーとリンスで髪を洗う
全身洗い終わった僕は温泉に浸かる。
「ふぅ~」
やっぱり温泉はいいな
「おじ…お兄さん達も入りませんか?剣を側に置いておけば裸でも戦えますよね?」
僕は護衛の男性を誘う
「お、いいのか?」
「いいわけないだろう!」
若めの男性が誘いに乗ってこようとしたけど、もう1人の若くはない男性に止められた
誘いに乗って入ってくれれば風情が返ってくるというのに……残念だ!
さすがに仕事中だし無理だよな
僕は十分温泉を堪能したので上がることにする。
僕と護衛の男性2人は出てきた女性陣を見て驚く。
メイドさんと護衛の女性の身体が火照っており、どう考えても温泉に浸かっていたからである
81
お気に入りに追加
756
あなたにおすすめの小説

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる