60 / 201
旅支度
しおりを挟む
長いようで短く感じた1学期が終わった。
3日後にフレイの別荘へ出発する。
転生してから初めての旅行である。楽しみだ。
今日は旅行で必要な物の準備をする
手ぶらでいいとは言われたけど、自分の物の準備はしないといけないし、手土産のクッキーや干し肉、石鹸をそのまま渡すわけにはいけないので、ラッピングする必要もある。
食料はフレイが準備してくれるので、準備は必要ない。
何かあったとしても、創造で創ればいいから大丈夫だ。
準備しないといけないのは着替えだな。
服は創れない。糸は創れるんだけどな……
学校では基本制服なので、あまり私服を使う事がない。
その為、私服は数着しかないので旅の間の着替えと考えると足りない。
お貴族様の所にお邪魔するのだから、ある程度綺麗な服を用意した方がいいよね
間に合うかわからないけど仕立ててもらうのがいいのかな?高そうだけど、とりあえず聞いてみようかな。
糸持ち込みなら安くやってくれたりしないかなぁ
後必要な物は……タオルとか洗面用具はアイテムボックスに入ってるし、必需品で足りない物は服だけだな。
やる事が決まったので、僕はすぐに行動に移す。
ラッピングは後でも出来るので、仕立てるのに間に合うかわからない服から買いに行くことにした。
どんな服を買えばいいかわからないので、ラッピングの事もあるしラクネとエミリーに声を掛けに女子寮に向かう。
寮監のおばちゃんにラクネとエミリーを呼んでもらう。
当然だけど、女子寮は男子禁制だった。
おばちゃんに確認してもらったら、2人とも寮にはいなかった。
僕みたいに王都に家がない人は寮に残っているようだけど、王都に家がある人は家に帰っているようだ。
ラクネの家は知っているけど、エミリーの家はどこにあるか知らない。
しょうがないので、ラクネだけ誘うことにした。
「こんにちはー。ラクネさんはいますか?」
僕は玄関に出てきたラクネの母親にラクネを呼んでもらう
「あら、エルクくん。よく来てくれたわね、さあ、上がっていって」
ラクネの許可を取らずに勝手に部屋に案内された
「ラクネ!エルクくんが遊びに来てくれたわよ」
母親はノックもせずにドアを開けて、ラクネに言った
「え、ちょっ、エルクくん、ちょっと待っててね」
ラクネはドアを閉める。中からバタバタと走る音が聞こえる。
音が止んでから少ししてドアが開いた。
「エルクくん、おまたせ。入って」
何もなかったかのように部屋に案内された。
さっきチラッと見えた時とラクネの服装が変わっている。
ラクネに用があったけど、ラクネの部屋に入る用はなかったのでちょっと困る
「それで、今日はどうしたの?」
「旅行の準備で服を買いに行こうかと思って、手土産のこともあるし一緒に買いに行かないかと誘いに来たんだ。部屋に来たのはラクネのお母さんに連れられてきただけだよ」
「そうだったんだ。なんかごめんね。暇してたから一緒に行けるよ」
「ありがとう、聞きたいこともあったから助かるよ」
ラクネはちょうど暇していたとのことで、買い物に付き合ってくれる。
「エミリーも誘おうかと思ったんだけど、寮にはいなかったんだ。家どこか知らない?」
「私も知らないよ」
ララクネも知らないようだ。
ラクネは服をどうするか聞いたら、普段使っている服を持っていくそうだ。
今日の服もオシャレだし、着れればいいと思って買った僕の普段着とラクネの普段着ではそもそもが違うようだ。
ラクネにおすすめの服飾屋を教えてもらったので、お菓子を食べてから行くことにする。
ラクネに教えてもらった服飾屋に入ると、既製品の服と古着が並んでいた。張り紙には仕立てもすると書いてある。
どんな客層にも対応してくれるようだ
とりあえず店主に仕立てた時の価格といつまでに出来るかを聞くことにする。
「すみません、貴族の人と家に行っても失礼のないくらいの普段着が欲しいんですけど、仕立ててもらったらどのくらい掛かりますか?」
「どの程度の物を作るかによるけど、銀貨10から金貨1枚までかな。物によってはもっともらうけどね」
片道3日だから少なくても4着は欲しい。いや、5着かな。安く見積もっても銀貨50枚か……やめとこう
「わかりました、ありがとうございます」
僕は既製品と古着を見る。既製品は銀貨3枚くらいで、古着は高くても銀貨1枚だけど一見綺麗に見えてよく見るとほつれがあったりしている。
既製品で揃えるか……
僕はセンスに自信がないので、ラクネにコーディネイトしてもらって服を5着とズボンを3着買った。
店主が少し値引きしてくれたので、全部で銀貨20枚だった。財布の中身がかなり寂しくなってしまった
服も買ったので、店を出ようと思ったけど大事なことを思い出した。
「海に行くって言ってたから水着買わないといけないね」
村では使わなかったし、王都でも使う事がなかったので持ってない
「水着?」
もしかしてこの世界には水着がないのだろうか?
「海とか川に入る時ってどうしてるの?」
「汚れてもいい服で入るよ」
そうゆう物のようだ。なら水着は買わなくていいな。そもそも売ってなさそうだし。
「そうなんだね。ラクネのおかげでいい服が買えたよ、ありがとう」
僕はラクネにお礼を言って店を出ようとする
「ちょっと待って、お母さんに糸買ってきて欲しいって言われたから買ってくるよ。服を作ってくれるって言ってた」
「ラクネのお母さんは自分で服を縫えるの?」
そういえば、村での僕の服もお母さんの手縫いだった
「うん、この服もお母さんが縫ってくれたの」
「すごいね、お店で買ったと思ってたよ」
本当にそう思ってた。ここに並んでる服と見比べても遜色がない
「えへへ、選んでくるからちょっと待っててね」
ラクネは照れながら糸を探しに行こうとするので、僕は止める
「服選びに付き合ってくれたお礼に糸あげるよ。白色の糸しかないけど、染めれば他の色にも出来るし」
僕は糸を取り出す
「キレイな糸だね、本当にもらっていいの?」
「僕が糸持ってても使わないからね。縫ったり出来ないし」
「そうなの?ならもらっちゃうね。ありがとう」
僕はラクネに糸を渡した。
糸を買う必要が無くなったので、店から出ようとしたら店主に慌てて止められた。
「ぼ、ぼっちゃん。ちょ、ちょっと待ってくれ」
なんだろうか?もしかして店内で糸を取り出して渡したから万引きしたとでも勘違いされたのだろうか?
「何ですか?この糸なら僕が持ってた物で売り物ではないですよ」
一応、万引きではないと言いつつ、止められた理由を聞く
「盗みを疑った訳じゃないよ。その糸、私に売ってはくれないだろうか?そんなキレイな白色の糸は見た事がない。今、貴族様に頼まれているドレスに使わせて欲しい」
僕は糸の見分けなんてつかないけど、ドレスに使うような糸なんだろうか?
僕は商品の糸を見る。
白色の糸は置いていなかった。灰色やクリーム色はあったけど、白色はないようだ。
品切れかな?それで困っていると……
「えっと、どのくらい必要ですか?」
「初等部の女の子用だ」
そんなこと言われてもわからない
「えっと、このくらいですか?」
僕は適当に糸を取り出す
「もう少しあると助かる」
僕は追加で取り出す
「ありがとう、このくらいあれば大丈夫だ。それでいくらで売ってくれる?」
相場がわからない。
置いてある糸の価格からすると……
「じゃあ、大銀貨1枚でお願いします」
大体このくらいだろう。
「いや、それはちょっと……」
多すぎたようだ。まあ、白色だし染色済みの糸と比べたらダメか……
「いくらならいいですか?相場が分からないので……」
僕は店主に聞くことにする。始めからそうすればよかった
「金貨5ま……「金貨1枚にしましょう。それ以上は受け取りません」」
まさかの金貨発言に僕は驚く。さらに5枚って言おうとしたよ。どれだけ品切れで困ってたかわからないけど、そんなにぼったくるつもりは元々ない。
お礼として倍にしてくれたならそれで十分だ。
それに創造でいくらでも創れる糸でそんなにもらうわけにはいかない気がする。
「いや、そうは言ってもこの糸「金貨1枚以外では売りませんよ」」
店主から払うと言ってはいるけど、明らかに相場よりも高い金額で売るのは足元を見ているようで気持ちがいいものではない。
「……ああ、わかった。ありがとう、助かったよ」
なんとか店主は折れてくれた。
この慌てようからすると、よっぽど貴族から完成を急かされていたのだろう。この糸でいいのかはわからないけど、いいドレスを作ってくれることを願う。
その後、ラクネの部屋に戻った僕達は完成していた干し肉とクッキー、石鹸をラッピングした。
よし、これで準備完了だ!
3日後にフレイの別荘へ出発する。
転生してから初めての旅行である。楽しみだ。
今日は旅行で必要な物の準備をする
手ぶらでいいとは言われたけど、自分の物の準備はしないといけないし、手土産のクッキーや干し肉、石鹸をそのまま渡すわけにはいけないので、ラッピングする必要もある。
食料はフレイが準備してくれるので、準備は必要ない。
何かあったとしても、創造で創ればいいから大丈夫だ。
準備しないといけないのは着替えだな。
服は創れない。糸は創れるんだけどな……
学校では基本制服なので、あまり私服を使う事がない。
その為、私服は数着しかないので旅の間の着替えと考えると足りない。
お貴族様の所にお邪魔するのだから、ある程度綺麗な服を用意した方がいいよね
間に合うかわからないけど仕立ててもらうのがいいのかな?高そうだけど、とりあえず聞いてみようかな。
糸持ち込みなら安くやってくれたりしないかなぁ
後必要な物は……タオルとか洗面用具はアイテムボックスに入ってるし、必需品で足りない物は服だけだな。
やる事が決まったので、僕はすぐに行動に移す。
ラッピングは後でも出来るので、仕立てるのに間に合うかわからない服から買いに行くことにした。
どんな服を買えばいいかわからないので、ラッピングの事もあるしラクネとエミリーに声を掛けに女子寮に向かう。
寮監のおばちゃんにラクネとエミリーを呼んでもらう。
当然だけど、女子寮は男子禁制だった。
おばちゃんに確認してもらったら、2人とも寮にはいなかった。
僕みたいに王都に家がない人は寮に残っているようだけど、王都に家がある人は家に帰っているようだ。
ラクネの家は知っているけど、エミリーの家はどこにあるか知らない。
しょうがないので、ラクネだけ誘うことにした。
「こんにちはー。ラクネさんはいますか?」
僕は玄関に出てきたラクネの母親にラクネを呼んでもらう
「あら、エルクくん。よく来てくれたわね、さあ、上がっていって」
ラクネの許可を取らずに勝手に部屋に案内された
「ラクネ!エルクくんが遊びに来てくれたわよ」
母親はノックもせずにドアを開けて、ラクネに言った
「え、ちょっ、エルクくん、ちょっと待っててね」
ラクネはドアを閉める。中からバタバタと走る音が聞こえる。
音が止んでから少ししてドアが開いた。
「エルクくん、おまたせ。入って」
何もなかったかのように部屋に案内された。
さっきチラッと見えた時とラクネの服装が変わっている。
ラクネに用があったけど、ラクネの部屋に入る用はなかったのでちょっと困る
「それで、今日はどうしたの?」
「旅行の準備で服を買いに行こうかと思って、手土産のこともあるし一緒に買いに行かないかと誘いに来たんだ。部屋に来たのはラクネのお母さんに連れられてきただけだよ」
「そうだったんだ。なんかごめんね。暇してたから一緒に行けるよ」
「ありがとう、聞きたいこともあったから助かるよ」
ラクネはちょうど暇していたとのことで、買い物に付き合ってくれる。
「エミリーも誘おうかと思ったんだけど、寮にはいなかったんだ。家どこか知らない?」
「私も知らないよ」
ララクネも知らないようだ。
ラクネは服をどうするか聞いたら、普段使っている服を持っていくそうだ。
今日の服もオシャレだし、着れればいいと思って買った僕の普段着とラクネの普段着ではそもそもが違うようだ。
ラクネにおすすめの服飾屋を教えてもらったので、お菓子を食べてから行くことにする。
ラクネに教えてもらった服飾屋に入ると、既製品の服と古着が並んでいた。張り紙には仕立てもすると書いてある。
どんな客層にも対応してくれるようだ
とりあえず店主に仕立てた時の価格といつまでに出来るかを聞くことにする。
「すみません、貴族の人と家に行っても失礼のないくらいの普段着が欲しいんですけど、仕立ててもらったらどのくらい掛かりますか?」
「どの程度の物を作るかによるけど、銀貨10から金貨1枚までかな。物によってはもっともらうけどね」
片道3日だから少なくても4着は欲しい。いや、5着かな。安く見積もっても銀貨50枚か……やめとこう
「わかりました、ありがとうございます」
僕は既製品と古着を見る。既製品は銀貨3枚くらいで、古着は高くても銀貨1枚だけど一見綺麗に見えてよく見るとほつれがあったりしている。
既製品で揃えるか……
僕はセンスに自信がないので、ラクネにコーディネイトしてもらって服を5着とズボンを3着買った。
店主が少し値引きしてくれたので、全部で銀貨20枚だった。財布の中身がかなり寂しくなってしまった
服も買ったので、店を出ようと思ったけど大事なことを思い出した。
「海に行くって言ってたから水着買わないといけないね」
村では使わなかったし、王都でも使う事がなかったので持ってない
「水着?」
もしかしてこの世界には水着がないのだろうか?
「海とか川に入る時ってどうしてるの?」
「汚れてもいい服で入るよ」
そうゆう物のようだ。なら水着は買わなくていいな。そもそも売ってなさそうだし。
「そうなんだね。ラクネのおかげでいい服が買えたよ、ありがとう」
僕はラクネにお礼を言って店を出ようとする
「ちょっと待って、お母さんに糸買ってきて欲しいって言われたから買ってくるよ。服を作ってくれるって言ってた」
「ラクネのお母さんは自分で服を縫えるの?」
そういえば、村での僕の服もお母さんの手縫いだった
「うん、この服もお母さんが縫ってくれたの」
「すごいね、お店で買ったと思ってたよ」
本当にそう思ってた。ここに並んでる服と見比べても遜色がない
「えへへ、選んでくるからちょっと待っててね」
ラクネは照れながら糸を探しに行こうとするので、僕は止める
「服選びに付き合ってくれたお礼に糸あげるよ。白色の糸しかないけど、染めれば他の色にも出来るし」
僕は糸を取り出す
「キレイな糸だね、本当にもらっていいの?」
「僕が糸持ってても使わないからね。縫ったり出来ないし」
「そうなの?ならもらっちゃうね。ありがとう」
僕はラクネに糸を渡した。
糸を買う必要が無くなったので、店から出ようとしたら店主に慌てて止められた。
「ぼ、ぼっちゃん。ちょ、ちょっと待ってくれ」
なんだろうか?もしかして店内で糸を取り出して渡したから万引きしたとでも勘違いされたのだろうか?
「何ですか?この糸なら僕が持ってた物で売り物ではないですよ」
一応、万引きではないと言いつつ、止められた理由を聞く
「盗みを疑った訳じゃないよ。その糸、私に売ってはくれないだろうか?そんなキレイな白色の糸は見た事がない。今、貴族様に頼まれているドレスに使わせて欲しい」
僕は糸の見分けなんてつかないけど、ドレスに使うような糸なんだろうか?
僕は商品の糸を見る。
白色の糸は置いていなかった。灰色やクリーム色はあったけど、白色はないようだ。
品切れかな?それで困っていると……
「えっと、どのくらい必要ですか?」
「初等部の女の子用だ」
そんなこと言われてもわからない
「えっと、このくらいですか?」
僕は適当に糸を取り出す
「もう少しあると助かる」
僕は追加で取り出す
「ありがとう、このくらいあれば大丈夫だ。それでいくらで売ってくれる?」
相場がわからない。
置いてある糸の価格からすると……
「じゃあ、大銀貨1枚でお願いします」
大体このくらいだろう。
「いや、それはちょっと……」
多すぎたようだ。まあ、白色だし染色済みの糸と比べたらダメか……
「いくらならいいですか?相場が分からないので……」
僕は店主に聞くことにする。始めからそうすればよかった
「金貨5ま……「金貨1枚にしましょう。それ以上は受け取りません」」
まさかの金貨発言に僕は驚く。さらに5枚って言おうとしたよ。どれだけ品切れで困ってたかわからないけど、そんなにぼったくるつもりは元々ない。
お礼として倍にしてくれたならそれで十分だ。
それに創造でいくらでも創れる糸でそんなにもらうわけにはいかない気がする。
「いや、そうは言ってもこの糸「金貨1枚以外では売りませんよ」」
店主から払うと言ってはいるけど、明らかに相場よりも高い金額で売るのは足元を見ているようで気持ちがいいものではない。
「……ああ、わかった。ありがとう、助かったよ」
なんとか店主は折れてくれた。
この慌てようからすると、よっぽど貴族から完成を急かされていたのだろう。この糸でいいのかはわからないけど、いいドレスを作ってくれることを願う。
その後、ラクネの部屋に戻った僕達は完成していた干し肉とクッキー、石鹸をラッピングした。
よし、これで準備完了だ!
3
お気に入りに追加
549
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
異世界でスキルを奪います ~技能奪取は最強のチート~
星天
ファンタジー
幼馴染を庇って死んでしまった翔。でも、それは神様のミスだった!
創造神という女の子から交渉を受ける。そして、二つの【特殊技能】を貰って、異世界に飛び立つ。
『創り出す力』と『奪う力』を持って、異世界で技能を奪って、どんどん強くなっていく
はたして、翔は異世界でうまくやっていけるのだろうか!!!
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる