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姉の行方
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しばらくして先生が入ってきた。
「席は決まってないから好きな所に座れ」
僕は近くの椅子に座る。
ダイス君は僕の隣に座った。
「初日だからって自己紹介とかはしないから、仲良くなりたい奴がいれば自分から話しかけるように。明日は現状の力を知る為に体力テストと魔力テストを行う。全員朝からトレーニングルームに集まるように。解散!」
先生が明日の予定を淡々と述べる
「エルク、一緒に帰ろうぜ。寮の場所わからないだろ?」
ダイス君に誘われる。正直助かる
「ありがとう。わからなかったから助かるよ」
ダイスと話しながら寮に向かう
「エルクは体力と魔力どっちが自信あるんだ?」
「魔力かな。体力は…6歳だからね」
魔力無しならただの子供と変わらない。
まあ、身体強化のスキル使っていいなら十分ついていけると思うけど
「6歳なのか?小さいとは思ってたけどまさか初等部入りたてと同じとは思わなかった」
ダイス君は驚く
「でも、飛び級は珍しくないって聞いたよ」
「誰にだよ…自分で言うのもなんだけど、俺も優秀な方だが飛び級なんて出来ない」
「え?でも去年も初等部に入学してすぐに中等部に飛び級した子がいるって聞いたよ」
「去年は大騒ぎだったな。何年か振りの飛び級が初等部から出たからな。それまでは良くて2つ飛ぶくらいだ。初等部から中等部に飛び級なんて稀だよ。お前もな。ちなみに去年は入学じゃなくて2年に編入後だな。正確には」
「へー、そうなんだ。その子のこと知ってるの?」
「いや、噂は聞いたことあるけど会ったことはないな。俺は去年まで初等部にいたし、会う機会がなかったよ。これで会えると思ったけど、今年も飛び級したみたいで高等部に入ったみたいだ。」
スゴイ人がいるんだな
「ちなみに噂って?」
「どれも本当かわからないけど、模擬戦で教師を瞬殺したとか、校庭を水没させたとか、死人を生き返らせたとかだな」
相当ヤバそうだな、死者蘇生が出来るのか?創造スキルで作ることも不可能に近いぞ。人生全てをそれに注げば創れるかもだけど……
「ヤバそうだね」
「尾ひれがついてると思うけどな」
ダイス君は笑いながら言った
「話変わるけどもう一つ聞いてもいいかな?」
「なんだ?」
「初等部に行きたいんだけど、どこにあるの?」
初等部には姉が通ってるはずだ。王都に来たのだから会いに行きたい
「初等部は敷地の外だよ。ここの敷地は全部中等部だからな。なんで行きたいんだ?」
「お姉ちゃんが通ってるんだ。いま3年生になったところだよ。村から出ていっちゃってから会えてないから会いたいなと…」
「それならこれから案内してやるよ。3年なら始業式の後も授業あるはずだから、初等部の先生に言えば入れてくれると思うぜ」
「ほんと?ありがとう。助かるよ」
「いいってことよ」
僕みたいな平民にも優しくしてくれてダイス君はいい奴だな
僕達は初等部にやってきた。
そこまでは離れてはなかったので歩いて来ることが出来た。
「許可もらってくるからちょっと待ってろよ」
ダイス君が校舎の中に入っていきしばらくして戻ってきた
「許可もらったから中に入ろうぜ」
3年生は今A組がトレーニングルームにいて、B組は講堂にいるらしい。
「トレーニングルームの方が近いからまずはそっちに行くか」
ダイス君に連れられてトレーニングルームの中を覗く。
「うーん。見当たらないな。1年会ってないだけだからそこまでは変わってないと思うんだけど……」
「邪魔にならないように静かに入って聞いてみようぜ」
僕達は中に入って近くの生徒に聞く
「邪魔してごめんね。エレナって子はクラスにいるかな?」
「いないよ」
いないようだ
「ありがとう」
僕達はトレーニングルームを出て講堂に向かう。
「B組にいるみたいだね」
「そうだな、もうすぐ会えるな」
「うん」
講堂の中を覗くけど、窓の位置が悪い為後ろ姿しか見えない。しょうがないからまた中に入って聞くか
最後列に座ってた生徒に聞く事にする
「邪魔してごめんね。このクラスにエレナって子いるよね?会いたいんだけど、どの子かわかる?」
「…いないよ」
いないみたいだ。おかしいな
「3年生だよね?みんな8歳だよね?」
「そうだよ」
姉は2個上だから8歳で間違いない。なんでいないんだ?
「教えてくれてありがとう」
僕は講堂を出る
「いなかったよ」
「先生なら何か知ってるかも知らないから聞いてみるか?」
「そうだね、そうするしかないかな」
僕達は廊下を歩いていた先生に聞く事にする
「すいません、お聞きしたいことがあります」
「構わないが、それよりも授業はどうしたんだい?」
初等部の生徒に間違われた。
「僕、中等部の生徒です」
「そんなわけないだろう。サボりはいかんよ」
「こいつの言ってることは本当ですよ。飛び級した子です」
「……ああ、君が噂の」
「ちなみに噂って?」
「魔物を切り刻むのが趣味の子供が飛び級で中等部に入るって…………噂だよ」
噂が一人歩きしまくってるよ
「違いますからね」
「そのようだね。そうは見えないよ。それで聞きたいことってなんだい?」
「僕のお姉ちゃんなんですが、エレナって名前で去年この学校に7歳で入ったはずなんですが3年生の教室にいないんです。何か知りませんか?」
エレナって名前を出した瞬間、先生の顔が一瞬苦虫を噛み潰したような顔をした。
なにをしたんだ?
「そうか、あの子の弟か…。悪いけど、生徒の個人情報を、私の判断で漏らすわけにはいかないよ。今はここの生徒では無いしね」
「わかりました。…死んだとかではないですよね?」
「そうではないから安心してくれていいよ」
よくわからないけど、多分この先生に姉がなにかやらかして、退学か停学になってしまったのだろう。
もしかしたら入れ違いで村に帰ったのかもしれないな。
結局、姉に会えないまま初等部を出る事になった。
まあ、村に帰ったならいいし、王都にいるならどこかで会うかもしれないな。
元々こんなに早く会う予定ではなかったし、気長に待つことにする
「席は決まってないから好きな所に座れ」
僕は近くの椅子に座る。
ダイス君は僕の隣に座った。
「初日だからって自己紹介とかはしないから、仲良くなりたい奴がいれば自分から話しかけるように。明日は現状の力を知る為に体力テストと魔力テストを行う。全員朝からトレーニングルームに集まるように。解散!」
先生が明日の予定を淡々と述べる
「エルク、一緒に帰ろうぜ。寮の場所わからないだろ?」
ダイス君に誘われる。正直助かる
「ありがとう。わからなかったから助かるよ」
ダイスと話しながら寮に向かう
「エルクは体力と魔力どっちが自信あるんだ?」
「魔力かな。体力は…6歳だからね」
魔力無しならただの子供と変わらない。
まあ、身体強化のスキル使っていいなら十分ついていけると思うけど
「6歳なのか?小さいとは思ってたけどまさか初等部入りたてと同じとは思わなかった」
ダイス君は驚く
「でも、飛び級は珍しくないって聞いたよ」
「誰にだよ…自分で言うのもなんだけど、俺も優秀な方だが飛び級なんて出来ない」
「え?でも去年も初等部に入学してすぐに中等部に飛び級した子がいるって聞いたよ」
「去年は大騒ぎだったな。何年か振りの飛び級が初等部から出たからな。それまでは良くて2つ飛ぶくらいだ。初等部から中等部に飛び級なんて稀だよ。お前もな。ちなみに去年は入学じゃなくて2年に編入後だな。正確には」
「へー、そうなんだ。その子のこと知ってるの?」
「いや、噂は聞いたことあるけど会ったことはないな。俺は去年まで初等部にいたし、会う機会がなかったよ。これで会えると思ったけど、今年も飛び級したみたいで高等部に入ったみたいだ。」
スゴイ人がいるんだな
「ちなみに噂って?」
「どれも本当かわからないけど、模擬戦で教師を瞬殺したとか、校庭を水没させたとか、死人を生き返らせたとかだな」
相当ヤバそうだな、死者蘇生が出来るのか?創造スキルで作ることも不可能に近いぞ。人生全てをそれに注げば創れるかもだけど……
「ヤバそうだね」
「尾ひれがついてると思うけどな」
ダイス君は笑いながら言った
「話変わるけどもう一つ聞いてもいいかな?」
「なんだ?」
「初等部に行きたいんだけど、どこにあるの?」
初等部には姉が通ってるはずだ。王都に来たのだから会いに行きたい
「初等部は敷地の外だよ。ここの敷地は全部中等部だからな。なんで行きたいんだ?」
「お姉ちゃんが通ってるんだ。いま3年生になったところだよ。村から出ていっちゃってから会えてないから会いたいなと…」
「それならこれから案内してやるよ。3年なら始業式の後も授業あるはずだから、初等部の先生に言えば入れてくれると思うぜ」
「ほんと?ありがとう。助かるよ」
「いいってことよ」
僕みたいな平民にも優しくしてくれてダイス君はいい奴だな
僕達は初等部にやってきた。
そこまでは離れてはなかったので歩いて来ることが出来た。
「許可もらってくるからちょっと待ってろよ」
ダイス君が校舎の中に入っていきしばらくして戻ってきた
「許可もらったから中に入ろうぜ」
3年生は今A組がトレーニングルームにいて、B組は講堂にいるらしい。
「トレーニングルームの方が近いからまずはそっちに行くか」
ダイス君に連れられてトレーニングルームの中を覗く。
「うーん。見当たらないな。1年会ってないだけだからそこまでは変わってないと思うんだけど……」
「邪魔にならないように静かに入って聞いてみようぜ」
僕達は中に入って近くの生徒に聞く
「邪魔してごめんね。エレナって子はクラスにいるかな?」
「いないよ」
いないようだ
「ありがとう」
僕達はトレーニングルームを出て講堂に向かう。
「B組にいるみたいだね」
「そうだな、もうすぐ会えるな」
「うん」
講堂の中を覗くけど、窓の位置が悪い為後ろ姿しか見えない。しょうがないからまた中に入って聞くか
最後列に座ってた生徒に聞く事にする
「邪魔してごめんね。このクラスにエレナって子いるよね?会いたいんだけど、どの子かわかる?」
「…いないよ」
いないみたいだ。おかしいな
「3年生だよね?みんな8歳だよね?」
「そうだよ」
姉は2個上だから8歳で間違いない。なんでいないんだ?
「教えてくれてありがとう」
僕は講堂を出る
「いなかったよ」
「先生なら何か知ってるかも知らないから聞いてみるか?」
「そうだね、そうするしかないかな」
僕達は廊下を歩いていた先生に聞く事にする
「すいません、お聞きしたいことがあります」
「構わないが、それよりも授業はどうしたんだい?」
初等部の生徒に間違われた。
「僕、中等部の生徒です」
「そんなわけないだろう。サボりはいかんよ」
「こいつの言ってることは本当ですよ。飛び級した子です」
「……ああ、君が噂の」
「ちなみに噂って?」
「魔物を切り刻むのが趣味の子供が飛び級で中等部に入るって…………噂だよ」
噂が一人歩きしまくってるよ
「違いますからね」
「そのようだね。そうは見えないよ。それで聞きたいことってなんだい?」
「僕のお姉ちゃんなんですが、エレナって名前で去年この学校に7歳で入ったはずなんですが3年生の教室にいないんです。何か知りませんか?」
エレナって名前を出した瞬間、先生の顔が一瞬苦虫を噛み潰したような顔をした。
なにをしたんだ?
「そうか、あの子の弟か…。悪いけど、生徒の個人情報を、私の判断で漏らすわけにはいかないよ。今はここの生徒では無いしね」
「わかりました。…死んだとかではないですよね?」
「そうではないから安心してくれていいよ」
よくわからないけど、多分この先生に姉がなにかやらかして、退学か停学になってしまったのだろう。
もしかしたら入れ違いで村に帰ったのかもしれないな。
結局、姉に会えないまま初等部を出る事になった。
まあ、村に帰ったならいいし、王都にいるならどこかで会うかもしれないな。
元々こんなに早く会う予定ではなかったし、気長に待つことにする
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