485 / 815
第二部 宰相閣下の謹慎事情
530 ちょっぴり王宮料理体験
しおりを挟む
今回は、国王、王太子、王女の王族三人のみが揃った小規模な昼食会と言う事で、部屋の中のテーブル配置も端から端まで何メートルかと聞きたくなるようなテーブル配置ではなかった。
本来であれば、私は書記官枠でマトヴェイ外交部長の近くにいるべきところが、エドヴァルドの存在によって、かなり王族よりの場所に腰を下ろす羽目になっていた。
バリエンダールは海洋国家であり、魚を使った料理の種類が多いのはもちろんだけれど、北部に行けば山野も広がるとあって、鹿やウサギ、雉肉を使った料理も貴族の間ではよく食べられるのだそうだ。
塩漬けが多いのは一般市民の食卓に見られる傾向らしく、新鮮な魚や肉が手に入りやすい貴族の食卓となると、丸焼き、塩がけ、茹で上げ……といった調理法も多く見られるらしい。
味付けに香辛料がほぼ100%の割合で使用されているのも、バリエンダールならではかも知れない。
・魚や動物肉を使ったパテと白パン
・豆のポタージュ
・ウサギ肉のシチュー
・淡水魚、海水魚複数種の焼き魚
・植物の実を使ったサラダ
・果物のコンポート
そして一皿ずつサーブすると言う習慣が根付いていないのは、バリエンダールでも同じらしく、テーブルの上に六種類の料理が一気に置かれて、給仕人が少しずつ取り分けて、目の前に置くと言う形をとっていた。
飲料としては、エールはどちらかと言うと街で好まれる飲み物と言う事で、こう言った場ではワインが主流みたいだった。
ただ、薬草、胡椒などの香料を入れて飲むと言うのは、これもバリエンダールの習慣らしい。
葡萄の出来によって、入れる割合が変わると言う話は、もしかしたらヨンナの故郷で飲まれていたサングリアもどきと、同じ考えから派生したのかも知れない。
私やミルテ王女は葡萄ジュースしかサーブして貰えなかったものの(飲めると言ったのに、横から却下された)、エドヴァルド自身がそれを口にして微かに顔を顰めていたので、香辛料入りのワインと言うのは、かなり特徴のある味なんだろうな、と想像は出来た。
そんな食事がひと段落ついて、後は飲み物だけとなった頃。
メダルド国王付のリベラトーレ侍従長が、トレイの上に筒状にして綴じられた紙を持って現れると、テオドル大公の所までそれを持って行き、綺麗に片づけられたテーブルの上に、静かに置いた。
「この様な場ですまぬな、テオ殿。貴族たちの余計な口出しが入ると、ますます帰国が遅れてしまうやも知れぬから、敢えてこの場で渡させては貰えまいか」
最上位者の為の席についたまま、メダルド国王が座したまま頭だけを下げていた。
貴族たち、と言うよりは「ベッカリーア公爵家」と言いたいに違いないと思いつつ、この場では誰もそれを声に出さない。
政治案件、と言う事だ。
私なんかだと、国王陛下が頭を下げているその時点で慌ててしまいそうだけど、さすがテオドル大公は「ふむ」と呟いただけで、まるで動じていなかった。
「これは我が国の陛下への返書と言う解釈で合っておりますかな」
「そう言う事で構わんよ。我がバリエンダールは、アンジェスからの提案を受け入れる。サレステーデの自治領化と、その長としてアンジェスから人を遣る。最終的な税の申告はバリエンダール。その形でな」
要は実際に統治する権利はアンジェスが握るが、金銭面に関してはバリエンダールが財布のひもを握ると言う事だ。
バリエンダールとしては、自治領化はともかく、アンジェスの介入はあまり好ましくはなかっただろうけど、一連の騒動で折れざるを得なくなったんだろう。
「条約の締結としては、国王が動かねば顔も立つまい。日時の指定は任せる故、決まり次第早急に連絡をして貰えまいか」
「……王自らが動かれる、と?」
「うむ。此度の事を思えば、我が国へのフィルバート陛下の行幸など、とても頼めぬよ」
いやいや、それが最善です。
でないと、この王宮が血塗れになる可能性が大です。
サレステーデの王子王女もそうだけど、一度も会ってないベッカリーア公爵家の方々とて、フォサーティ宰相の側室夫人みたいな人の集まりかと想像すれば、フィルバートがにっこり笑って短剣を振り上げたとておかしくない。
多分今は、バリエンダール側の結論が出ていなかったからこそ、サレステーデの王子王女が自国の貴族牢にいるのを黙認しているだけだ。
むやみやたらに凶行に及ばない理性と常識はあれど、理由さえあれば率先して自分の手を血塗れにする事が出来る。
要りませんので好きにして下さいと言われたが最後、嬉々として短剣をふるうか、王宮管理部の魔道具や薬の実験台に加えるかしかしない気がしている。
何せ倫理が行方不明な国王だ。
以前アンジェス国内で捕まった、シーグ以外のギーレン国からの間者とて、既に実験台にされているらしく、それ以上の情報も消息も、こちらには知らされていないのだ。
もはや詳細を聞くのも怖いくらいだった。
フィルバートのネジの外れ具合は、今となっては諸国の王も多少なりと把握はしている。
なまじ頭自体の出来は悪くないだけに、各国とも対応に苦慮しているっぽい。
決して今回、バリエンダール側の方が非が大きいからと言う理由だけで、メダルド国王も自分がアンジェスに行く事を決断した訳じゃないように思えた。
血塗れ回避。
何なら氷漬けの回避もそこに含まれているかも知れない。
「王宮には、国王代理として私が残ります。何、数日の事ですから、何とか陛下の代理はこなしてみせますよ」
そしてミラン王太子はと言えば、そんな国王を横目に「自分が残る」と言う事をその場で強調していた。
実際には、口調とは裏腹にミラン王太子の目は全く笑っていない。
多分、国王の不在中に粛清の大鉈を振るうのではないかと思われているのが、正解であるかの様に感じられるほどだ。
「ふむ……では戻り次第、この返書は陛下へと手渡し申し上げよう。恐らくは会談の日時の指定と合わせて、サレステーデのバレス宰相への召喚状と、そこに我が国の陛下との連名での、メダルド国王の署名もお願いする事になるだろうが、構いませんかな」
「……っ」
メダルド国王は一瞬身体を強張らせていたけれど、アンジェスへサレステーデの宰相を呼ぶからには、自治領化の話は必須であり、同時にメダルド国王との連名で、バリエンダールもその話に賛成である事を知らしめる必要がある事は確かだ。
「是非もない……な」
最終的には、メダルド国王はそう言ってため息をこぼさざるを得なかったのだ。
本来であれば、私は書記官枠でマトヴェイ外交部長の近くにいるべきところが、エドヴァルドの存在によって、かなり王族よりの場所に腰を下ろす羽目になっていた。
バリエンダールは海洋国家であり、魚を使った料理の種類が多いのはもちろんだけれど、北部に行けば山野も広がるとあって、鹿やウサギ、雉肉を使った料理も貴族の間ではよく食べられるのだそうだ。
塩漬けが多いのは一般市民の食卓に見られる傾向らしく、新鮮な魚や肉が手に入りやすい貴族の食卓となると、丸焼き、塩がけ、茹で上げ……といった調理法も多く見られるらしい。
味付けに香辛料がほぼ100%の割合で使用されているのも、バリエンダールならではかも知れない。
・魚や動物肉を使ったパテと白パン
・豆のポタージュ
・ウサギ肉のシチュー
・淡水魚、海水魚複数種の焼き魚
・植物の実を使ったサラダ
・果物のコンポート
そして一皿ずつサーブすると言う習慣が根付いていないのは、バリエンダールでも同じらしく、テーブルの上に六種類の料理が一気に置かれて、給仕人が少しずつ取り分けて、目の前に置くと言う形をとっていた。
飲料としては、エールはどちらかと言うと街で好まれる飲み物と言う事で、こう言った場ではワインが主流みたいだった。
ただ、薬草、胡椒などの香料を入れて飲むと言うのは、これもバリエンダールの習慣らしい。
葡萄の出来によって、入れる割合が変わると言う話は、もしかしたらヨンナの故郷で飲まれていたサングリアもどきと、同じ考えから派生したのかも知れない。
私やミルテ王女は葡萄ジュースしかサーブして貰えなかったものの(飲めると言ったのに、横から却下された)、エドヴァルド自身がそれを口にして微かに顔を顰めていたので、香辛料入りのワインと言うのは、かなり特徴のある味なんだろうな、と想像は出来た。
そんな食事がひと段落ついて、後は飲み物だけとなった頃。
メダルド国王付のリベラトーレ侍従長が、トレイの上に筒状にして綴じられた紙を持って現れると、テオドル大公の所までそれを持って行き、綺麗に片づけられたテーブルの上に、静かに置いた。
「この様な場ですまぬな、テオ殿。貴族たちの余計な口出しが入ると、ますます帰国が遅れてしまうやも知れぬから、敢えてこの場で渡させては貰えまいか」
最上位者の為の席についたまま、メダルド国王が座したまま頭だけを下げていた。
貴族たち、と言うよりは「ベッカリーア公爵家」と言いたいに違いないと思いつつ、この場では誰もそれを声に出さない。
政治案件、と言う事だ。
私なんかだと、国王陛下が頭を下げているその時点で慌ててしまいそうだけど、さすがテオドル大公は「ふむ」と呟いただけで、まるで動じていなかった。
「これは我が国の陛下への返書と言う解釈で合っておりますかな」
「そう言う事で構わんよ。我がバリエンダールは、アンジェスからの提案を受け入れる。サレステーデの自治領化と、その長としてアンジェスから人を遣る。最終的な税の申告はバリエンダール。その形でな」
要は実際に統治する権利はアンジェスが握るが、金銭面に関してはバリエンダールが財布のひもを握ると言う事だ。
バリエンダールとしては、自治領化はともかく、アンジェスの介入はあまり好ましくはなかっただろうけど、一連の騒動で折れざるを得なくなったんだろう。
「条約の締結としては、国王が動かねば顔も立つまい。日時の指定は任せる故、決まり次第早急に連絡をして貰えまいか」
「……王自らが動かれる、と?」
「うむ。此度の事を思えば、我が国へのフィルバート陛下の行幸など、とても頼めぬよ」
いやいや、それが最善です。
でないと、この王宮が血塗れになる可能性が大です。
サレステーデの王子王女もそうだけど、一度も会ってないベッカリーア公爵家の方々とて、フォサーティ宰相の側室夫人みたいな人の集まりかと想像すれば、フィルバートがにっこり笑って短剣を振り上げたとておかしくない。
多分今は、バリエンダール側の結論が出ていなかったからこそ、サレステーデの王子王女が自国の貴族牢にいるのを黙認しているだけだ。
むやみやたらに凶行に及ばない理性と常識はあれど、理由さえあれば率先して自分の手を血塗れにする事が出来る。
要りませんので好きにして下さいと言われたが最後、嬉々として短剣をふるうか、王宮管理部の魔道具や薬の実験台に加えるかしかしない気がしている。
何せ倫理が行方不明な国王だ。
以前アンジェス国内で捕まった、シーグ以外のギーレン国からの間者とて、既に実験台にされているらしく、それ以上の情報も消息も、こちらには知らされていないのだ。
もはや詳細を聞くのも怖いくらいだった。
フィルバートのネジの外れ具合は、今となっては諸国の王も多少なりと把握はしている。
なまじ頭自体の出来は悪くないだけに、各国とも対応に苦慮しているっぽい。
決して今回、バリエンダール側の方が非が大きいからと言う理由だけで、メダルド国王も自分がアンジェスに行く事を決断した訳じゃないように思えた。
血塗れ回避。
何なら氷漬けの回避もそこに含まれているかも知れない。
「王宮には、国王代理として私が残ります。何、数日の事ですから、何とか陛下の代理はこなしてみせますよ」
そしてミラン王太子はと言えば、そんな国王を横目に「自分が残る」と言う事をその場で強調していた。
実際には、口調とは裏腹にミラン王太子の目は全く笑っていない。
多分、国王の不在中に粛清の大鉈を振るうのではないかと思われているのが、正解であるかの様に感じられるほどだ。
「ふむ……では戻り次第、この返書は陛下へと手渡し申し上げよう。恐らくは会談の日時の指定と合わせて、サレステーデのバレス宰相への召喚状と、そこに我が国の陛下との連名での、メダルド国王の署名もお願いする事になるだろうが、構いませんかな」
「……っ」
メダルド国王は一瞬身体を強張らせていたけれど、アンジェスへサレステーデの宰相を呼ぶからには、自治領化の話は必須であり、同時にメダルド国王との連名で、バリエンダールもその話に賛成である事を知らしめる必要がある事は確かだ。
「是非もない……な」
最終的には、メダルド国王はそう言ってため息をこぼさざるを得なかったのだ。
1,012
あなたにおすすめの小説
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】悪役令嬢は3歳?〜断罪されていたのは、幼女でした〜
白崎りか
恋愛
魔法学園の卒業式に招かれた保護者達は、突然、王太子の始めた蛮行に驚愕した。
舞台上で、大柄な男子生徒が幼い子供を押さえつけているのだ。
王太子は、それを見下ろし、子供に向って婚約破棄を告げた。
「ヒナコのノートを汚したな!」
「ちがうもん。ミア、お絵かきしてただけだもん!」
小説家になろう様でも投稿しています。
何もできない王妃と言うのなら、出て行くことにします
天宮有
恋愛
国王ドスラは、王妃の私エルノアの魔法により国が守られていると信じていなかった。
側妃の発言を聞き「何もできない王妃」と言い出すようになり、私は城の人達から蔑まれてしまう。
それなら国から出て行くことにして――その後ドスラは、後悔するようになっていた。
平民の娘だから婚約者を譲れって? 別にいいですけど本当によろしいのですか?
和泉 凪紗
恋愛
「お父様。私、アルフレッド様と結婚したいです。お姉様より私の方がお似合いだと思いませんか?」
腹違いの妹のマリアは私の婚約者と結婚したいそうだ。私は平民の娘だから譲るのが当然らしい。
マリアと義母は私のことを『平民の娘』だといつも見下し、嫌がらせばかり。
婚約者には何の思い入れもないので別にいいですけど、本当によろしいのですか?
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧井 汐桜香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
皆さん勘違いなさっているようですが、この家の当主はわたしです。
和泉 凪紗
恋愛
侯爵家の後継者であるリアーネは父親に呼びされる。
「次期当主はエリザベスにしようと思う」
父親は腹違いの姉であるエリザベスを次期当主に指名してきた。理由はリアーネの婚約者であるリンハルトがエリザベスと結婚するから。
リンハルトは侯爵家に婿に入ることになっていた。
「エリザベスとリンハルト殿が一緒になりたいそうだ。エリザベスはちょうど適齢期だし、二人が思い合っているなら結婚させたい。急に婚約者がいなくなってリアーネも不安だろうが、適齢期までまだ時間はある。お前にふさわしい結婚相手を見つけるから安心しなさい。エリザベスの結婚が決まったのだ。こんなにめでたいことはないだろう?」
破談になってめでたいことなんてないと思いますけど?
婚約破棄になるのは構いませんが、この家を渡すつもりはありません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。