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第二部 宰相閣下の謹慎事情
366 セラシフェラの咲く庭で(2)
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※1日複数話更新です。お気を付け下さい。
「どうやら先代公爵は、爵位を継ぐ前から植物研究に興味があったらしい」
馬車の中でエドヴァルドは、そんな風に口を開いた。
「先々代は、あまり良い顔をしていなかったらしいんだがな。だからかも知れんが、自分が爵位を継いだ後で、問答無用で敷地内に研究用の別邸を建てた」
なるほどそこまでのめり込んでいたのなら、ギーレンにだって留学はしただろうと、思わず納得をしてしまった。
キスト室長がいた時代の話ではもちろんないだろうから、単に知らなかったのか、伝手がなく研究施設には入れずに、単に「見学者」として通い詰めていたかは分からないけど、そんな人ならシーカサーリ王立植物園にだって興味を持たない筈がない。
帰国後も、純粋に趣味に没頭できる場所が欲しかったのなら、公爵家の財政に響かない限り、あまり責められる事ではないかも知れない。
そんな風に思った私の内心を察したのか、エドヴァルドが緩々と首を横に振った。
「日に日に別邸にいる時間が長くなって、私が物心ついた頃には、先代家令が目を通した書類を別邸に持って行き、処理署名をこなすと言う日々が常態化していた。私は本邸宅の方で家庭教師や先代家令から当主教育を受ける日々で、いっそ一日の中で顔を合わせない日とてあった程だった」
書庫にあった植物図鑑は、庭師たちと先代公爵ドリスとの知恵と知識の結晶であると同時に、先代が社交も家庭も顧みなかった証でもあり、エドヴァルドとしてはやや複雑に思うところもあったらしかった。
「ああ、貴女は気にしなくて良い。むしろこの前の〝てんぷらパーティー〟で貴女が内容を精査一新してくれた事で、私だけでなく、古くから公爵邸にいる使用人達も、かえって気持ちが軽くなっていた筈だ」
「―――」
黙り込んだ私に気を遣った訳じゃなく、それが本音だとでも言う様に、エドヴァルドは微笑って私の頭の上に軽く手を乗せた。
「ただ、しばらく放置されていた図鑑ではあっても〝セラシフェラ〟だけは、早々に破棄されていた筈だ。貴女は目にしていないだろう?」
「……はい」
「元は別邸の側で毎年決まった時期に花を咲かせる樹木だったようだが、私はあまり関心がなくて、わざわざ見に行く事もなかった。花を愛でるよりは書庫にこもっていた方が有意義だとさえ思っていたしな」
エドヴァルドらしいと言えばらしい言いように、思わず苦笑いをしてしまったけど、それも一瞬で引っ込むような話を、彼は続けた。
「別邸に引きこもったままの先代公爵が、身の回りの世話をしていた侍女とどういった関係になろうと、それもどうでも良かった。正直、家庭教師や先代家令から領政のあれこれを教わるうちに、先代を頼らないやり方を模索し始めた方が良いと思っていたからだ」
…その時点で、エドヴァルドはまだ10歳にもなっていなかった筈だ。
いかに公爵邸の内部が荒んでいたかが垣間見えてしまう。
「だが、先代公爵との再婚と言う形でイデオン公爵家に入って来た女性は、側室の子だったにせよ、バーレント伯爵家の血を引く矜持が、どうしても先代公爵と侍女との関係を受け入れられなかったようだ。自分が男子を生んでいない以上、私の事はせいぜい敬遠していれば良かったが、侍女だけはどうしても許せなかった。実際に何が起こったかは、私も目にしていない。ただ当時、私が最初に知らされたのは、別邸の中で先代公爵と侍女が刺殺されて、その女性――義母がセラシフェラの樹の下で、自ら短刀で喉を掻き斬って自害したと言う、事態の『結末』だった」
「……っ」
桜の樹の下には死体が埋まっている――。
中学の頃に見た、そんな小説の一文が、思いがけずまざまざと脳裡に呼び起された。
もちろん、あれは小説の一文であり、実際に埋まっていたなどと言う話はどこにもない。
ただあまりにもインパクトのある一文が、色々なところでオマージュの様に使われているだけだ。
――それでも。
やっぱり私も、そんなイメージを持ってしまった。
セラシフェラが、何の花なのかは分からなくとも。
「先代公爵が亡くなったと聞かされた瞬間には、もう、イデオン公爵家の当主は私となっていた。年齢の問題じゃない。私しかいなかったんだ。先代家令に実務能力はあれど、領内や社交界の貴族が彼の決めた事に従うかと言えば、それは全く別の話になる。だから私は王都警備隊による現場検証にも立ち会ったし、事情聴取にも応じた。彼らとて、私の年齢を分かってはいても、私が次の当主になると言う事実はどうあっても変えられないから、大人と同じ要領で聴取するしかなかったんだ」
私の表情を見たエドヴァルドが、さすがに空気が深刻になってきていると思ったらしい。
「後見を頼めたとすればオルセン侯爵家だろうが、いくらブレンダ夫人が優秀でも、夫のアレに口を出されては、こちらも混乱するだけだからな。だったら一人で苦労する方がマシだと開き直った」
なんて、苦笑交じりに言ってはくれたけど。
「王都警備隊の現場検証で、別邸もその周辺の庭も随分と踏み荒らされたからな。当時の庭師長や先代家令が、この際全て更地にして、別の花や樹を植えてしまってはどうかと言ってきて、私もそれを許可した。邸宅にしろ樹木にしろ、血の痕などと言うのはそう容易く消せるものでもないし、残しておいたとて使用人達の精神衛生上、良いとは思えない…なんて彼らは口を揃えていたが、今にして思えば私の為に、そんな風に言ってくれていたんだろうな」
だから別邸周辺にあったセラシフェラは全て切り倒され、新しく植え替えられた中に、セラシフェラはなかった。
公爵邸の使用人達が一丸となって、まだ幼かったエドヴァルドの精神を安定させる事を優先させたのだ。
「エドヴァルド様は……その〝セラシフェラ〟は、お嫌いですか?」
私の問いかけに、エドヴァルドは思わぬ事を聞かれた、と言った表情を垣間見せた。
「とりたてて意識をした事はなかったな。いくら公爵邸で目にしないからと言っても、王宮に向かう途中やら王都中心街に向かう途中やらで、目にした事はあった筈だ。だが特に気にした事がなかった。……ああ、だから私の事は気にしないで良い。もしもスヴェンテ公爵邸で貴女がその花を気に入れば、苗を取り寄せる事はやぶさかではないから」
…そうは言ってくれたけど、さすがに私も「そうですか」とは頷けなかった。
「……もし、その花を素敵だと思ったら、取り寄せまではして貰わなくとも良いんで、毎年その花が咲く頃に、庭園に連れて行って下さい。全てが公爵邸の中で完結してしまうより、こうやって出かける口実になる方が楽しいと思います」
だからそう言ってニッコリと微笑えば、今度はエドヴァルドの方が反論に窮していたっぽかった。
「……全てを邸宅内で完結させられない事を嘆くべきか、一緒に出掛けようと言われる事を喜ぶべきなのか……」
「え」
何か前半、物凄く物騒な響きがしたかも……?
「まあ、実際に見てからの話にはなるな」
「あ、そ、そうですね!他にもどんな花があるのか楽しみです」
そうして馬車は、スヴェンテ公爵家の正門をくぐった。
「どうやら先代公爵は、爵位を継ぐ前から植物研究に興味があったらしい」
馬車の中でエドヴァルドは、そんな風に口を開いた。
「先々代は、あまり良い顔をしていなかったらしいんだがな。だからかも知れんが、自分が爵位を継いだ後で、問答無用で敷地内に研究用の別邸を建てた」
なるほどそこまでのめり込んでいたのなら、ギーレンにだって留学はしただろうと、思わず納得をしてしまった。
キスト室長がいた時代の話ではもちろんないだろうから、単に知らなかったのか、伝手がなく研究施設には入れずに、単に「見学者」として通い詰めていたかは分からないけど、そんな人ならシーカサーリ王立植物園にだって興味を持たない筈がない。
帰国後も、純粋に趣味に没頭できる場所が欲しかったのなら、公爵家の財政に響かない限り、あまり責められる事ではないかも知れない。
そんな風に思った私の内心を察したのか、エドヴァルドが緩々と首を横に振った。
「日に日に別邸にいる時間が長くなって、私が物心ついた頃には、先代家令が目を通した書類を別邸に持って行き、処理署名をこなすと言う日々が常態化していた。私は本邸宅の方で家庭教師や先代家令から当主教育を受ける日々で、いっそ一日の中で顔を合わせない日とてあった程だった」
書庫にあった植物図鑑は、庭師たちと先代公爵ドリスとの知恵と知識の結晶であると同時に、先代が社交も家庭も顧みなかった証でもあり、エドヴァルドとしてはやや複雑に思うところもあったらしかった。
「ああ、貴女は気にしなくて良い。むしろこの前の〝てんぷらパーティー〟で貴女が内容を精査一新してくれた事で、私だけでなく、古くから公爵邸にいる使用人達も、かえって気持ちが軽くなっていた筈だ」
「―――」
黙り込んだ私に気を遣った訳じゃなく、それが本音だとでも言う様に、エドヴァルドは微笑って私の頭の上に軽く手を乗せた。
「ただ、しばらく放置されていた図鑑ではあっても〝セラシフェラ〟だけは、早々に破棄されていた筈だ。貴女は目にしていないだろう?」
「……はい」
「元は別邸の側で毎年決まった時期に花を咲かせる樹木だったようだが、私はあまり関心がなくて、わざわざ見に行く事もなかった。花を愛でるよりは書庫にこもっていた方が有意義だとさえ思っていたしな」
エドヴァルドらしいと言えばらしい言いように、思わず苦笑いをしてしまったけど、それも一瞬で引っ込むような話を、彼は続けた。
「別邸に引きこもったままの先代公爵が、身の回りの世話をしていた侍女とどういった関係になろうと、それもどうでも良かった。正直、家庭教師や先代家令から領政のあれこれを教わるうちに、先代を頼らないやり方を模索し始めた方が良いと思っていたからだ」
…その時点で、エドヴァルドはまだ10歳にもなっていなかった筈だ。
いかに公爵邸の内部が荒んでいたかが垣間見えてしまう。
「だが、先代公爵との再婚と言う形でイデオン公爵家に入って来た女性は、側室の子だったにせよ、バーレント伯爵家の血を引く矜持が、どうしても先代公爵と侍女との関係を受け入れられなかったようだ。自分が男子を生んでいない以上、私の事はせいぜい敬遠していれば良かったが、侍女だけはどうしても許せなかった。実際に何が起こったかは、私も目にしていない。ただ当時、私が最初に知らされたのは、別邸の中で先代公爵と侍女が刺殺されて、その女性――義母がセラシフェラの樹の下で、自ら短刀で喉を掻き斬って自害したと言う、事態の『結末』だった」
「……っ」
桜の樹の下には死体が埋まっている――。
中学の頃に見た、そんな小説の一文が、思いがけずまざまざと脳裡に呼び起された。
もちろん、あれは小説の一文であり、実際に埋まっていたなどと言う話はどこにもない。
ただあまりにもインパクトのある一文が、色々なところでオマージュの様に使われているだけだ。
――それでも。
やっぱり私も、そんなイメージを持ってしまった。
セラシフェラが、何の花なのかは分からなくとも。
「先代公爵が亡くなったと聞かされた瞬間には、もう、イデオン公爵家の当主は私となっていた。年齢の問題じゃない。私しかいなかったんだ。先代家令に実務能力はあれど、領内や社交界の貴族が彼の決めた事に従うかと言えば、それは全く別の話になる。だから私は王都警備隊による現場検証にも立ち会ったし、事情聴取にも応じた。彼らとて、私の年齢を分かってはいても、私が次の当主になると言う事実はどうあっても変えられないから、大人と同じ要領で聴取するしかなかったんだ」
私の表情を見たエドヴァルドが、さすがに空気が深刻になってきていると思ったらしい。
「後見を頼めたとすればオルセン侯爵家だろうが、いくらブレンダ夫人が優秀でも、夫のアレに口を出されては、こちらも混乱するだけだからな。だったら一人で苦労する方がマシだと開き直った」
なんて、苦笑交じりに言ってはくれたけど。
「王都警備隊の現場検証で、別邸もその周辺の庭も随分と踏み荒らされたからな。当時の庭師長や先代家令が、この際全て更地にして、別の花や樹を植えてしまってはどうかと言ってきて、私もそれを許可した。邸宅にしろ樹木にしろ、血の痕などと言うのはそう容易く消せるものでもないし、残しておいたとて使用人達の精神衛生上、良いとは思えない…なんて彼らは口を揃えていたが、今にして思えば私の為に、そんな風に言ってくれていたんだろうな」
だから別邸周辺にあったセラシフェラは全て切り倒され、新しく植え替えられた中に、セラシフェラはなかった。
公爵邸の使用人達が一丸となって、まだ幼かったエドヴァルドの精神を安定させる事を優先させたのだ。
「エドヴァルド様は……その〝セラシフェラ〟は、お嫌いですか?」
私の問いかけに、エドヴァルドは思わぬ事を聞かれた、と言った表情を垣間見せた。
「とりたてて意識をした事はなかったな。いくら公爵邸で目にしないからと言っても、王宮に向かう途中やら王都中心街に向かう途中やらで、目にした事はあった筈だ。だが特に気にした事がなかった。……ああ、だから私の事は気にしないで良い。もしもスヴェンテ公爵邸で貴女がその花を気に入れば、苗を取り寄せる事はやぶさかではないから」
…そうは言ってくれたけど、さすがに私も「そうですか」とは頷けなかった。
「……もし、その花を素敵だと思ったら、取り寄せまではして貰わなくとも良いんで、毎年その花が咲く頃に、庭園に連れて行って下さい。全てが公爵邸の中で完結してしまうより、こうやって出かける口実になる方が楽しいと思います」
だからそう言ってニッコリと微笑えば、今度はエドヴァルドの方が反論に窮していたっぽかった。
「……全てを邸宅内で完結させられない事を嘆くべきか、一緒に出掛けようと言われる事を喜ぶべきなのか……」
「え」
何か前半、物凄く物騒な響きがしたかも……?
「まあ、実際に見てからの話にはなるな」
「あ、そ、そうですね!他にもどんな花があるのか楽しみです」
そうして馬車は、スヴェンテ公爵家の正門をくぐった。
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