265 / 803
第二部 宰相閣下の謹慎事情
326 公安と警察は協力しあえるのか
しおりを挟む
※1日複数話更新です。お気を付け下さい。
「――なぜ、私がこの席なのかと思っていましたが」
「⁉」
踵を返した〝鷹の眼〟ハジェスの姿が見えなくなった辺りで、シャルリーヌの隣から、ため息交じりの声が聞こえてきた。
「とても貴族のご令嬢方の会話とは思えない発言の数々、時折混じる聞いた事のない言語……お二方とも、明日から直ぐに我が公安部門でも働けそうですよ」
「ヘルマン長官……」
シャルリーヌも、席につく前に型通りの挨拶をしただけだし、私も謁見の間で少し話をしただけだったけど、ベルセリウス将軍はなるべくエドヴァルド寄りの席の方が良いだろうし、アンディション侯爵も陛下寄りの席でなくてはならない。
じゃあ、私達の近くの席は――となった際に、他に見知った顔がなかったからかと、勝手に思っていた。
多少声が洩れても、スルーしてくれるんじゃないかと。
そう思って視線を向けたのが分かったのか、フェリクス・ヘルマンの実兄でもある、ロイヴァス・ヘルマン公安長官も僅かに口の端を上げていた。
「お察しの通り、多少会話が物騒でも聞かなかった事にしようとは思っていましたよ。だが流石に今のは聞き捨てならない。そして道理で、シクステン軍務・刑務長官が私の隣に配されたのだと、それも納得をしました」
確かフォルシアン公爵直属の部下、実務の長だと、どこかでサラッと耳にした気はするけれど、顔を見るのは初めてだったかも知れない。
「軍務・刑務……」
「多分だけど、ヘルマン長官が公安調査庁のトップ、シクステン長官が警察庁のトップって感じなんじゃないのかな……」
職務にピンとこなかったらしいシャルリーヌに、小声で日本に置き換えた言い方をしてみる。
「あー…どっちもキャリア組、そして仲悪い――みたいな?」
それはドラマの見過ぎでしょ、と思わず場を忘れてシャルリーヌにツッコんでしまった。
「仰っている内容が一部よく分かりませんが、別に仲は悪くありませんよ。まあ、良いとも言いませんが……互いの職務を忠実に遂行しているとでも」
クスクスと笑っているロイヴァス・ヘルマン公安長官に、隣の青年が微かに眉を顰めていた。
そして、何となく分かった。
ヘルマン兄、少々、いや、結構性格がよろしくない気がする。
「ヘルマン長官……」
「ベルセリウスは比較にならないとしても、このシクステン長官も、中央の軍務・刑務を預かる長官職にいますからね。護衛としての腕は、この『月神の間』においては、上から数えた方が早いですよ」
「……公安長官とは思えぬ饒舌ぶりだ」
そうとも言わないけど、違うとも言わないあたり、腕っ節にはそれなりに自信はあると言う事なんだろう。
さしずめ現場に出ちゃう警察庁長官。
……警察小説としてはかなり斬新かも知れない。
「おや。私は特に機密に触れる様な話はしていないつもりですが」
「令嬢相手にする話とも思えないが」
「誰かがレイナ嬢の食事にだけ、余計な何かを混ぜたようですよ?貴方の管轄でもあると思いますが」
「⁉」
そこで初めて、シクステン軍務・刑務長官の視線がこちらへと向けられた。
身分差も考えて、私は目礼に留めておいたけど、公安長官の方が、そのまま話を続けていた。
「まあ、それについてはもうご自身で処理されてしまった上に、イデオン公爵閣下にも裏で報告をされたようなので、我々はもう出遅れてはいるのですがね」
「……は?」
「何とも判断の早いことで、真面目に公安に来て貰いたいと思った程ですよ」
「―――」
いや、シクステン軍務・刑務長官…でしたか?
そうこちらをガン見されましても。
「そして、誰からも何も言われていないのに、この部屋の違和感に気が付いてしまった」
「「⁉」」
私とシクステン長官の驚きは、それぞれに異なる驚きだと思われた。
長官二人は、違和感の正体を知っているのだ。
知っていて、シクステン長官は、私がそれに気付いた事の方に驚いている。
「余計な事は知らせずに守る、と言うのは恐らくもう無理ですよ。今頃、宰相閣下とフォルシアン公爵閣下は、陛下の傍で頭を抱えておいでかも知れない」
「いや、しかしヘルマン長官……」
そして二人のやりとりを聞きながら、私も察してしまった。
――この部屋で、突如増えた「誰か」の事を、エドヴァルドは最初から知っていたと。
あるいは、増やしたのは彼かも知れないと。
「もしかして、私、さっき余計な指示を出しました?」
私の問いかけに、公安長官は緩々と首を横に振った。
「貴女の出した指示は正しい。恐らく、牢の二人は狙われる。それ自体はこちらも考えていた事です。ですが、貴女に盛られた薬もそうですが、王女だけ牢の外に手引きされるのでは、と言う可能性についても思い至れていなかった。仮にそうなってしまったら、この部屋まで誘導をしてしまうと言うのは、警護の面から言っても最も妥当でしょう。そして貴女の言う通りに、様子を見に行こうと動く者が出たなら、この部屋の中でねじ伏せてしまった方が話が早い」
「ご令嬢が……そんな指示を?」
「ええ、まあ、こちらの次期聖女様と話をしながらね。宰相閣下がどこぞの王子には渡すまいと躍起になられる理由も、陛下が聖女様の交代をお認めになられた理由も、貴方とてよく分かったのではないですか」
話を振られたシクステン長官は、何とも言えない…といった表情で口元を歪めていた。
「おや、貴方は反対派ですか、もしや?」
「誰もそんな事は言っていない。自分がこの部屋にいるのに、堂々と中に引き入れようとする発想がどうなんだと思っただけだ」
見た目にはシクステン長官の方が年上に見えなくもない。ただ、公安長官は誰に対しても口調がこの口調だと思われるので、会話だけでは何とも判断が出来なかった。
「――今更ですね」
シクステン長官の呟きをばっさり切り捨てたところにだって、悪意はないんだろうけど、そのままザックリとこちらの精神も削られた気がした。
「それに、指示自体に妥当性がある。むしろ今からの撤回は悪手ですよ。時間の浪費です。恐らくは宰相閣下もフォルシアン公爵閣下も、同じ判断をされたでしょう。我々に出来るのは、いざとなったらこちらのご令嬢二人を避難させる事だと思いますよ」
むぅ…と小さな唸り声を発しているシクステン長官に、思わず私も「なんか申し訳ないです……」と首を竦めてしまった。
「いや……まあ……私とヘルマン長官とで何とか急場を凌げと言われるなら、それはそれで構わないのだが――」
言いかけたシクステン長官が、そこで突然、弾かれた様に立ち上がった。
「ったく!こう言う話は今度からもっと早く言ってくれるか!」
「……今度があったら困るでしょう、シクステン長官」
「貴殿には言ってないぞ、ヘルマン長官‼」
叫んだシクステン長官が、国王陛下と似たスタイルで腰に下げていた剣に手をかけたのと同時に――「月神の間」の扉が、音を立てて開け放たれた。
「――なぜ、私がこの席なのかと思っていましたが」
「⁉」
踵を返した〝鷹の眼〟ハジェスの姿が見えなくなった辺りで、シャルリーヌの隣から、ため息交じりの声が聞こえてきた。
「とても貴族のご令嬢方の会話とは思えない発言の数々、時折混じる聞いた事のない言語……お二方とも、明日から直ぐに我が公安部門でも働けそうですよ」
「ヘルマン長官……」
シャルリーヌも、席につく前に型通りの挨拶をしただけだし、私も謁見の間で少し話をしただけだったけど、ベルセリウス将軍はなるべくエドヴァルド寄りの席の方が良いだろうし、アンディション侯爵も陛下寄りの席でなくてはならない。
じゃあ、私達の近くの席は――となった際に、他に見知った顔がなかったからかと、勝手に思っていた。
多少声が洩れても、スルーしてくれるんじゃないかと。
そう思って視線を向けたのが分かったのか、フェリクス・ヘルマンの実兄でもある、ロイヴァス・ヘルマン公安長官も僅かに口の端を上げていた。
「お察しの通り、多少会話が物騒でも聞かなかった事にしようとは思っていましたよ。だが流石に今のは聞き捨てならない。そして道理で、シクステン軍務・刑務長官が私の隣に配されたのだと、それも納得をしました」
確かフォルシアン公爵直属の部下、実務の長だと、どこかでサラッと耳にした気はするけれど、顔を見るのは初めてだったかも知れない。
「軍務・刑務……」
「多分だけど、ヘルマン長官が公安調査庁のトップ、シクステン長官が警察庁のトップって感じなんじゃないのかな……」
職務にピンとこなかったらしいシャルリーヌに、小声で日本に置き換えた言い方をしてみる。
「あー…どっちもキャリア組、そして仲悪い――みたいな?」
それはドラマの見過ぎでしょ、と思わず場を忘れてシャルリーヌにツッコんでしまった。
「仰っている内容が一部よく分かりませんが、別に仲は悪くありませんよ。まあ、良いとも言いませんが……互いの職務を忠実に遂行しているとでも」
クスクスと笑っているロイヴァス・ヘルマン公安長官に、隣の青年が微かに眉を顰めていた。
そして、何となく分かった。
ヘルマン兄、少々、いや、結構性格がよろしくない気がする。
「ヘルマン長官……」
「ベルセリウスは比較にならないとしても、このシクステン長官も、中央の軍務・刑務を預かる長官職にいますからね。護衛としての腕は、この『月神の間』においては、上から数えた方が早いですよ」
「……公安長官とは思えぬ饒舌ぶりだ」
そうとも言わないけど、違うとも言わないあたり、腕っ節にはそれなりに自信はあると言う事なんだろう。
さしずめ現場に出ちゃう警察庁長官。
……警察小説としてはかなり斬新かも知れない。
「おや。私は特に機密に触れる様な話はしていないつもりですが」
「令嬢相手にする話とも思えないが」
「誰かがレイナ嬢の食事にだけ、余計な何かを混ぜたようですよ?貴方の管轄でもあると思いますが」
「⁉」
そこで初めて、シクステン軍務・刑務長官の視線がこちらへと向けられた。
身分差も考えて、私は目礼に留めておいたけど、公安長官の方が、そのまま話を続けていた。
「まあ、それについてはもうご自身で処理されてしまった上に、イデオン公爵閣下にも裏で報告をされたようなので、我々はもう出遅れてはいるのですがね」
「……は?」
「何とも判断の早いことで、真面目に公安に来て貰いたいと思った程ですよ」
「―――」
いや、シクステン軍務・刑務長官…でしたか?
そうこちらをガン見されましても。
「そして、誰からも何も言われていないのに、この部屋の違和感に気が付いてしまった」
「「⁉」」
私とシクステン長官の驚きは、それぞれに異なる驚きだと思われた。
長官二人は、違和感の正体を知っているのだ。
知っていて、シクステン長官は、私がそれに気付いた事の方に驚いている。
「余計な事は知らせずに守る、と言うのは恐らくもう無理ですよ。今頃、宰相閣下とフォルシアン公爵閣下は、陛下の傍で頭を抱えておいでかも知れない」
「いや、しかしヘルマン長官……」
そして二人のやりとりを聞きながら、私も察してしまった。
――この部屋で、突如増えた「誰か」の事を、エドヴァルドは最初から知っていたと。
あるいは、増やしたのは彼かも知れないと。
「もしかして、私、さっき余計な指示を出しました?」
私の問いかけに、公安長官は緩々と首を横に振った。
「貴女の出した指示は正しい。恐らく、牢の二人は狙われる。それ自体はこちらも考えていた事です。ですが、貴女に盛られた薬もそうですが、王女だけ牢の外に手引きされるのでは、と言う可能性についても思い至れていなかった。仮にそうなってしまったら、この部屋まで誘導をしてしまうと言うのは、警護の面から言っても最も妥当でしょう。そして貴女の言う通りに、様子を見に行こうと動く者が出たなら、この部屋の中でねじ伏せてしまった方が話が早い」
「ご令嬢が……そんな指示を?」
「ええ、まあ、こちらの次期聖女様と話をしながらね。宰相閣下がどこぞの王子には渡すまいと躍起になられる理由も、陛下が聖女様の交代をお認めになられた理由も、貴方とてよく分かったのではないですか」
話を振られたシクステン長官は、何とも言えない…といった表情で口元を歪めていた。
「おや、貴方は反対派ですか、もしや?」
「誰もそんな事は言っていない。自分がこの部屋にいるのに、堂々と中に引き入れようとする発想がどうなんだと思っただけだ」
見た目にはシクステン長官の方が年上に見えなくもない。ただ、公安長官は誰に対しても口調がこの口調だと思われるので、会話だけでは何とも判断が出来なかった。
「――今更ですね」
シクステン長官の呟きをばっさり切り捨てたところにだって、悪意はないんだろうけど、そのままザックリとこちらの精神も削られた気がした。
「それに、指示自体に妥当性がある。むしろ今からの撤回は悪手ですよ。時間の浪費です。恐らくは宰相閣下もフォルシアン公爵閣下も、同じ判断をされたでしょう。我々に出来るのは、いざとなったらこちらのご令嬢二人を避難させる事だと思いますよ」
むぅ…と小さな唸り声を発しているシクステン長官に、思わず私も「なんか申し訳ないです……」と首を竦めてしまった。
「いや……まあ……私とヘルマン長官とで何とか急場を凌げと言われるなら、それはそれで構わないのだが――」
言いかけたシクステン長官が、そこで突然、弾かれた様に立ち上がった。
「ったく!こう言う話は今度からもっと早く言ってくれるか!」
「……今度があったら困るでしょう、シクステン長官」
「貴殿には言ってないぞ、ヘルマン長官‼」
叫んだシクステン長官が、国王陛下と似たスタイルで腰に下げていた剣に手をかけたのと同時に――「月神の間」の扉が、音を立てて開け放たれた。
929
685 忘れじの膝枕 とも連動!
書籍刊行記念 書き下ろし番外編小説「森のピクニック」は下記ページ バックナンバー2022年6月欄に掲載中!
2巻刊行記念「オムレツ狂騒曲」は2023年4月のバックナンバーに、3巻刊行記念「星の影響-コクリュシュ-」は2024年3月のバックナンバーに掲載中です!
そして4巻刊行記念「月と白い鳥」はコミックス第1巻と連動!
https://www.regina-books.com/extra
今回から見方が変わりました。何か一話、アルファポリス作品をレンタル頂くことで全てご覧いただけますので宜しくお願いしますm(_ _)m
書籍刊行記念 書き下ろし番外編小説「森のピクニック」は下記ページ バックナンバー2022年6月欄に掲載中!
2巻刊行記念「オムレツ狂騒曲」は2023年4月のバックナンバーに、3巻刊行記念「星の影響-コクリュシュ-」は2024年3月のバックナンバーに掲載中です!
そして4巻刊行記念「月と白い鳥」はコミックス第1巻と連動!
https://www.regina-books.com/extra
今回から見方が変わりました。何か一話、アルファポリス作品をレンタル頂くことで全てご覧いただけますので宜しくお願いしますm(_ _)m
お気に入りに追加
12,980
あなたにおすすめの小説

【完】お義母様そんなに嫁がお嫌いですか?でも安心してください、もう会う事はありませんから
咲貴
恋愛
見初められ伯爵夫人となった元子爵令嬢のアニカは、夫のフィリベルトの義母に嫌われており、嫌がらせを受ける日々。
そんな中、義父の誕生日を祝うため、とびきりのプレゼントを用意する。
しかし、義母と二人きりになった時、事件は起こった……。

山に捨てられた令嬢! 私のスキルは結界なのに、王都がどうなっても、もう知りません!
甘い秋空
恋愛
婚約を破棄されて、山に捨てられました! 私のスキルは結界なので、私を王都の外に出せば、王都は結界が無くなりますよ? もう、どうなっても知りませんから! え? 助けに来たのは・・・
白い結婚三年目。つまり離縁できるまで、あと七日ですわ旦那様。
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
異世界に転生したフランカは公爵夫人として暮らしてきたが、前世から叶えたい夢があった。パティシエールになる。その夢を叶えようと夫である王国財務総括大臣ドミニクに相談するも答えはノー。夫婦らしい交流も、信頼もない中、三年の月日が近づき──フランカは賭に出る。白い結婚三年目で離縁できる条件を満たしていると迫り、夢を叶えられないのなら離縁すると宣言。そこから公爵家一同でフランカに考え直すように動き、ドミニクと話し合いの機会を得るのだがこの夫、山のように隠し事はあった。
無言で睨む夫だが、心の中は──。
【詰んだああああああああああ! もうチェックメイトじゃないか!? 情状酌量の余地はないと!? ああ、どうにかして侍女の準備を阻まなければ! いやそれでは根本的な解決にならない! だいたいなぜ後妻? そんな者はいないのに……。ど、どどどどどうしよう。いなくなるって聞いただけで悲しい。死にたい……うう】
4万文字ぐらいの中編になります。
※小説なろう、エブリスタに記載してます

婚約破棄 ~家名を名乗らなかっただけ
青の雀
恋愛
シルヴィアは、隣国での留学を終え5年ぶりに生まれ故郷の祖国へ帰ってきた。
今夜、王宮で開かれる自身の婚約披露パーティに出席するためである。
婚約者とは、一度も会っていない親同士が決めた婚約である。
その婚約者と会うなり「家名を名乗らない平民女とは、婚約破棄だ。」と言い渡されてしまう。
実は、シルヴィアは王女殿下であったのだ。

国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
うたた寝している間に運命が変わりました。
gacchi
恋愛
優柔不断な第三王子フレディ様の婚約者として、幼いころから色々と苦労してきたけど、最近はもう呆れてしまって放置気味。そんな中、お義姉様がフレディ様の子を身ごもった?私との婚約は解消?私は学園を卒業したら修道院へ入れられることに。…だったはずなのに、カフェテリアでうたた寝していたら、私の運命は変わってしまったようです。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。

初耳なのですが…、本当ですか?
あおくん
恋愛
侯爵令嬢の次女として、父親の仕事を手伝ったり、邸の管理をしたりと忙しくしているアニーに公爵家から婚約の申し込みが来た!
でも実際に公爵家に訪れると、異世界から来たという少女が婚約者の隣に立っていて…。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。