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第一部 宰相家の居候
【宰相Side】エドヴァルドの帰還(前)
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※1日複数話更新です。お気を付け下さい。
アンジェスに帰ると決めて、ただしレイナと二人『北の館』にその日は入ると告げた時、ファルコは盛大に顔を顰めていた。
公爵邸の諜報組織を束ねるだけあって、思考は柔より剛に傾きがちにせよ、基本的に鈍い男ではない。
その日は公爵邸にも『南の館』にも、どこにも連絡をするなと言った時点で、私が何を思っているか察したのだろう。
「まぁ……お嬢さんもお館様を憎からず思っているだろうとは思いますが……」
無理強いは感心しない。
言葉の裏から、そんな心配が感じ取れる。
彼ら〝鷹の眼〟の間でも、すっかりレイナは身内扱いだ。
私やセルヴァンを通さずに動いてしまう事が、近頃では増えている気がする。
「ギーレンに来て更に、私にはレイナしかいないと思い知らされた。そもそも身分で動く彼女じゃないし、そんな事で動かしたいとも思わない。一晩かけてでも、一人の男として、彼女の隣に立つ権利を請うつもりだ。そのために『北の館』は朝まで放っておくよう命じているつもりだが」
近未来の公爵夫人は彼女ただ一人だと、フィト達に告げた事はファルコも聞いている筈だ。
短い睨み合いの後、ファルコは「折れた」と言わんばかりに肩をすくめた。
「まあ、仮にお館様が身分を楯に無理強いした日には「懲りる」の単語どころか、今度こそ本人が家出しそうですしね。せいぜいそうならない事を祈ってますよ」
「……っ」
あまりに有り得る未来予測で、私はとっさに否定が出来なかった。
セルヴァンやヨンナもそうだが、公爵邸にはいつの間にやらレイナの保護者的立場に収まっている者が増えつつある。
しょっちゅうレイナと、まるで兄妹喧嘩のような言い争いをしているあたり、ファルコもその内の一人と言って良いだろう。
戻ってからの事はお任せ下さい、との言葉を残してファルコが姿を消す。
ギーレン王宮へは、私の『替え玉』となる少年が乗って来た馬車を使って向かう予定だった。
17歳と聞けば、まさしく「少年」で良い筈だ。
背恰好は似ているのかも知れないが、身分や条件を釣り合わせるにあたって、エヴェリーナ妃もなかなかに離れ業な事をしたと思う。
「ただ長男だと言うだけで、望みもしない辺境伯位を継がされるのは、兄も気の毒ですからね。そもそも、母が勝手に騒いでいるだけですし、まして僕と言う『予備』もいますから。イルヴァスティ子爵令嬢には個人的に何の関心もありませんが、家同士の繋がりなど、そのようなものでしょう。イデオン公もどうかお気遣いなく」
ある意味いかにもギーレンに暮らす貴族らしい物言いに苦笑はしたが、今回の案を、特に脅迫されて了承した事でもないと言うのであれば、こちらも割り切るだけの話だ。
彼がナリスヴァーラ城を出る瞬間は、この城に、私の滞在中使用許可が出ていたと言う王宮の馬車を使って、使用人達にわざと目撃させた。
代わりにこちらも「ユングベリ商会の馬車が帰って行った」態を装って城を出て、シーカサーリへ向かうと思わせて、王宮へと入る事になった。
表向きの「エドヴァルド・イデオン」はバシュラールに向かっている事になっているので、西の正門では「クリストフェル家の血縁者」がコニー第二夫人を訪ねて来たと言う形で、コニー夫人が書いた「エディ・クリストフェル」と言う偽名宛の招待状を持って通り、後宮前で改めて自分の名を名乗って、中に案内される手筈になっていた。
正門でバレるのは困るが、後宮内では既に、私がコニー第二夫人の手引きでギーレンを出る事が周知されているため、その方が良いだろうとの配慮らしい。
「エヴェリーナ様とコニー様はダイニングで殿下との晩餐中ですが、サロンの方でユングベリ商会のお嬢様がお待ちでいらっしゃいます。エヴェリーナ様が、どうぞご一緒に夕食を取りながらお待ち下さいと」
後宮仕えと思しき侍女にそう言われて、私はレイナが無事に王宮入りしていた事を知り、少し安堵した。
案内されてサロンに入ると、中では侍女がお茶を淹れようとするところだった。
果物の様な、仄かに甘い香りを少し感じる。
何故かこちらに背を向けて、頭を抱えているレイナが見えたので、私は侍女から紅茶のカップとソーサーを受け取って、それをレイナの前に置いてみる事にした。
「あ、ごめんなさい。ありが――」
言いかけて頭を上げたレイナが、完全に予想外とでも言う様に、固まっている。
「……エドヴァルド様……」
私の名前を口にした瞬間、眦に涙が浮かんだのは、気の所為ではない筈だ。
「……レイナ?」
片膝をついて、更に片手をレイナの頭に乗せる様にしながら顔を覗き込めば「全部受け止めてくれるのか」「軽蔑はしないか」と言った、不安に揺れる声が彼女の口からはこぼれる。
思わず座っていたソファから、片膝をつく自分の方へと抱き寄せれば、堰を切った様に涙を流しながら、自分が聖女のティーカップに睡眠薬を注いだ事をその場で話し始めた。
(エヴェリーナ妃か……っ)
確かに事前に、キスト室長謹製の睡眠薬を聖女マナとエドベリ王子に盛る手筈にはなっていた。
だがそれはギーレン側の主導で、侍女なり厨房の誰かなりがやるだろうと勝手に思っていたのだ。
まさかそれをレイナにさせるなどとは、思ってもみなかった。
この分だと、エドベリ王子の食事にそれを盛るのは、コニー夫人である可能性が高い。
それぞれにけじめをつけさせる行為であるのと同時に、共犯であり、口止め。
エヴェリーナ妃の冷酷さと、自分の甘さを、思わぬところで突き付けられた形になった。
「胸を張れ。貴女は手持ちの札で、貴女に出来る最善の行動をとった。ただ、それだけだ」
――それ以外に言う事が出来ない自分が歯がゆい。
召喚をした事だけでも罪深かったのに、そんな彼女を更に傷つけた。
彼女を泣かせたいのではなく、守っていきたいのに、実際には逆の事ばかりを強いてる。
給仕が困っているから食事にしようと言えば、自分よりも他人を思いやる方が先であるレイナは、案の定泣く事をやめて身体を起こした。
本当はそんな風に泣き止ませたい訳ではないのだが。
「あの、エヴェリーナ妃はこれを、エドヴァルド様が長年、喉から手が出る程に欲していた物だと。読めば分かると、そう……」
――オーグレーン家の継承権放棄の正式宣誓受理書面。
まるで私が、レイナにこんな真似をさせたエヴェリーナ妃に対して、憤りを覚えると予め察していたかの様に、対価にも等しい形で書面を手渡してくるのも、あざとい以外の何物でもない。
アロルド・オーグレーンが遺した〝転移扉〟に関しての機密情報類は、最後の個人的な恨み言じみた頁を除いては、最終的にエヴェリーナ妃の手に渡ったらしい。
メッツァ辺境伯家に隠されて、パトリック元第一王子が更なる粛清の憂き目に遭わない為の抑止力になる予定だと。
最後の頁だけは、アンジェスに戻ってから一緒に燃やそうと言ってくれるレイナに、小さく礼を告げながらも、己の中での執着が更に強くなるのを止められない。
試合に勝って勝負に負けた。
レイナが居た国には、実に言い得て妙な言葉が多い。
エヴェリーナ妃との一連の交渉を鑑みるに、これ以上の表現は、確かにないとも言えた。
「私は、あの城に残されていたとされる『書物』を引き取る事と引き換えに、宣誓書面に署名をし、宰相様とレイナ嬢の『駆け落ちの手引き』をコニー様に依頼しますの。それが全てでしてよ」
何もかもを手に入れられる訳じゃないと、エヴェリーナ妃が何度も口にしているのも、事実その通りではある。
エヴェリーナ妃はエヴェリーナ妃なりに、折れたと言う事なのだ。
伯母上――コニー第二夫人の表情からするに、やはり夕食の席で彼女こそが、エドベリ王子に睡眠薬を盛って来たのだろう。
私の事で困った事態が起きたら連絡を…などと、レイナに余計な事は吹き込まないで欲しい。
と言うかレイナ、私とアンジェスに戻るのだろう⁉
何故、言い返さない⁉
程々になさいな、とコニー第二夫人が囁く裏には「その独占欲」が隠されている事くらいは私にも分かっている。
「お迎えに上がりました、宰相閣下」
そんな私の葛藤にはまるで気が付かず、レイナは件の「駆け落ち物語」に添って、おどけた風でこちらに手を差し出してくる。
「私と駆け落ちしましょう」
だから彼女の手をとって、その甲に唇を落とした。
ある意味「物語」通りであり、ある意味少しの本気をこめて。
「どこへなりとでも――我が姫」
一気に頬を朱く染めている彼女に満足したのは、ここだけの秘密だ。
アンジェスに帰ると決めて、ただしレイナと二人『北の館』にその日は入ると告げた時、ファルコは盛大に顔を顰めていた。
公爵邸の諜報組織を束ねるだけあって、思考は柔より剛に傾きがちにせよ、基本的に鈍い男ではない。
その日は公爵邸にも『南の館』にも、どこにも連絡をするなと言った時点で、私が何を思っているか察したのだろう。
「まぁ……お嬢さんもお館様を憎からず思っているだろうとは思いますが……」
無理強いは感心しない。
言葉の裏から、そんな心配が感じ取れる。
彼ら〝鷹の眼〟の間でも、すっかりレイナは身内扱いだ。
私やセルヴァンを通さずに動いてしまう事が、近頃では増えている気がする。
「ギーレンに来て更に、私にはレイナしかいないと思い知らされた。そもそも身分で動く彼女じゃないし、そんな事で動かしたいとも思わない。一晩かけてでも、一人の男として、彼女の隣に立つ権利を請うつもりだ。そのために『北の館』は朝まで放っておくよう命じているつもりだが」
近未来の公爵夫人は彼女ただ一人だと、フィト達に告げた事はファルコも聞いている筈だ。
短い睨み合いの後、ファルコは「折れた」と言わんばかりに肩をすくめた。
「まあ、仮にお館様が身分を楯に無理強いした日には「懲りる」の単語どころか、今度こそ本人が家出しそうですしね。せいぜいそうならない事を祈ってますよ」
「……っ」
あまりに有り得る未来予測で、私はとっさに否定が出来なかった。
セルヴァンやヨンナもそうだが、公爵邸にはいつの間にやらレイナの保護者的立場に収まっている者が増えつつある。
しょっちゅうレイナと、まるで兄妹喧嘩のような言い争いをしているあたり、ファルコもその内の一人と言って良いだろう。
戻ってからの事はお任せ下さい、との言葉を残してファルコが姿を消す。
ギーレン王宮へは、私の『替え玉』となる少年が乗って来た馬車を使って向かう予定だった。
17歳と聞けば、まさしく「少年」で良い筈だ。
背恰好は似ているのかも知れないが、身分や条件を釣り合わせるにあたって、エヴェリーナ妃もなかなかに離れ業な事をしたと思う。
「ただ長男だと言うだけで、望みもしない辺境伯位を継がされるのは、兄も気の毒ですからね。そもそも、母が勝手に騒いでいるだけですし、まして僕と言う『予備』もいますから。イルヴァスティ子爵令嬢には個人的に何の関心もありませんが、家同士の繋がりなど、そのようなものでしょう。イデオン公もどうかお気遣いなく」
ある意味いかにもギーレンに暮らす貴族らしい物言いに苦笑はしたが、今回の案を、特に脅迫されて了承した事でもないと言うのであれば、こちらも割り切るだけの話だ。
彼がナリスヴァーラ城を出る瞬間は、この城に、私の滞在中使用許可が出ていたと言う王宮の馬車を使って、使用人達にわざと目撃させた。
代わりにこちらも「ユングベリ商会の馬車が帰って行った」態を装って城を出て、シーカサーリへ向かうと思わせて、王宮へと入る事になった。
表向きの「エドヴァルド・イデオン」はバシュラールに向かっている事になっているので、西の正門では「クリストフェル家の血縁者」がコニー第二夫人を訪ねて来たと言う形で、コニー夫人が書いた「エディ・クリストフェル」と言う偽名宛の招待状を持って通り、後宮前で改めて自分の名を名乗って、中に案内される手筈になっていた。
正門でバレるのは困るが、後宮内では既に、私がコニー第二夫人の手引きでギーレンを出る事が周知されているため、その方が良いだろうとの配慮らしい。
「エヴェリーナ様とコニー様はダイニングで殿下との晩餐中ですが、サロンの方でユングベリ商会のお嬢様がお待ちでいらっしゃいます。エヴェリーナ様が、どうぞご一緒に夕食を取りながらお待ち下さいと」
後宮仕えと思しき侍女にそう言われて、私はレイナが無事に王宮入りしていた事を知り、少し安堵した。
案内されてサロンに入ると、中では侍女がお茶を淹れようとするところだった。
果物の様な、仄かに甘い香りを少し感じる。
何故かこちらに背を向けて、頭を抱えているレイナが見えたので、私は侍女から紅茶のカップとソーサーを受け取って、それをレイナの前に置いてみる事にした。
「あ、ごめんなさい。ありが――」
言いかけて頭を上げたレイナが、完全に予想外とでも言う様に、固まっている。
「……エドヴァルド様……」
私の名前を口にした瞬間、眦に涙が浮かんだのは、気の所為ではない筈だ。
「……レイナ?」
片膝をついて、更に片手をレイナの頭に乗せる様にしながら顔を覗き込めば「全部受け止めてくれるのか」「軽蔑はしないか」と言った、不安に揺れる声が彼女の口からはこぼれる。
思わず座っていたソファから、片膝をつく自分の方へと抱き寄せれば、堰を切った様に涙を流しながら、自分が聖女のティーカップに睡眠薬を注いだ事をその場で話し始めた。
(エヴェリーナ妃か……っ)
確かに事前に、キスト室長謹製の睡眠薬を聖女マナとエドベリ王子に盛る手筈にはなっていた。
だがそれはギーレン側の主導で、侍女なり厨房の誰かなりがやるだろうと勝手に思っていたのだ。
まさかそれをレイナにさせるなどとは、思ってもみなかった。
この分だと、エドベリ王子の食事にそれを盛るのは、コニー夫人である可能性が高い。
それぞれにけじめをつけさせる行為であるのと同時に、共犯であり、口止め。
エヴェリーナ妃の冷酷さと、自分の甘さを、思わぬところで突き付けられた形になった。
「胸を張れ。貴女は手持ちの札で、貴女に出来る最善の行動をとった。ただ、それだけだ」
――それ以外に言う事が出来ない自分が歯がゆい。
召喚をした事だけでも罪深かったのに、そんな彼女を更に傷つけた。
彼女を泣かせたいのではなく、守っていきたいのに、実際には逆の事ばかりを強いてる。
給仕が困っているから食事にしようと言えば、自分よりも他人を思いやる方が先であるレイナは、案の定泣く事をやめて身体を起こした。
本当はそんな風に泣き止ませたい訳ではないのだが。
「あの、エヴェリーナ妃はこれを、エドヴァルド様が長年、喉から手が出る程に欲していた物だと。読めば分かると、そう……」
――オーグレーン家の継承権放棄の正式宣誓受理書面。
まるで私が、レイナにこんな真似をさせたエヴェリーナ妃に対して、憤りを覚えると予め察していたかの様に、対価にも等しい形で書面を手渡してくるのも、あざとい以外の何物でもない。
アロルド・オーグレーンが遺した〝転移扉〟に関しての機密情報類は、最後の個人的な恨み言じみた頁を除いては、最終的にエヴェリーナ妃の手に渡ったらしい。
メッツァ辺境伯家に隠されて、パトリック元第一王子が更なる粛清の憂き目に遭わない為の抑止力になる予定だと。
最後の頁だけは、アンジェスに戻ってから一緒に燃やそうと言ってくれるレイナに、小さく礼を告げながらも、己の中での執着が更に強くなるのを止められない。
試合に勝って勝負に負けた。
レイナが居た国には、実に言い得て妙な言葉が多い。
エヴェリーナ妃との一連の交渉を鑑みるに、これ以上の表現は、確かにないとも言えた。
「私は、あの城に残されていたとされる『書物』を引き取る事と引き換えに、宣誓書面に署名をし、宰相様とレイナ嬢の『駆け落ちの手引き』をコニー様に依頼しますの。それが全てでしてよ」
何もかもを手に入れられる訳じゃないと、エヴェリーナ妃が何度も口にしているのも、事実その通りではある。
エヴェリーナ妃はエヴェリーナ妃なりに、折れたと言う事なのだ。
伯母上――コニー第二夫人の表情からするに、やはり夕食の席で彼女こそが、エドベリ王子に睡眠薬を盛って来たのだろう。
私の事で困った事態が起きたら連絡を…などと、レイナに余計な事は吹き込まないで欲しい。
と言うかレイナ、私とアンジェスに戻るのだろう⁉
何故、言い返さない⁉
程々になさいな、とコニー第二夫人が囁く裏には「その独占欲」が隠されている事くらいは私にも分かっている。
「お迎えに上がりました、宰相閣下」
そんな私の葛藤にはまるで気が付かず、レイナは件の「駆け落ち物語」に添って、おどけた風でこちらに手を差し出してくる。
「私と駆け落ちしましょう」
だから彼女の手をとって、その甲に唇を落とした。
ある意味「物語」通りであり、ある意味少しの本気をこめて。
「どこへなりとでも――我が姫」
一気に頬を朱く染めている彼女に満足したのは、ここだけの秘密だ。
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685 忘れじの膝枕 とも連動!
書籍刊行記念 書き下ろし番外編小説「森のピクニック」は下記ページ バックナンバー2022年6月欄に掲載中!
2巻刊行記念「オムレツ狂騒曲」は2023年4月のバックナンバーに、3巻刊行記念「星の影響-コクリュシュ-」は2024年3月のバックナンバーに掲載中です!
そして4巻刊行記念「月と白い鳥」はコミックス第1巻と連動!
https://www.regina-books.com/extra
今回から見方が変わりました。何か一話、アルファポリス作品をレンタル頂くことで全てご覧いただけますので宜しくお願いしますm(_ _)m
書籍刊行記念 書き下ろし番外編小説「森のピクニック」は下記ページ バックナンバー2022年6月欄に掲載中!
2巻刊行記念「オムレツ狂騒曲」は2023年4月のバックナンバーに、3巻刊行記念「星の影響-コクリュシュ-」は2024年3月のバックナンバーに掲載中です!
そして4巻刊行記念「月と白い鳥」はコミックス第1巻と連動!
https://www.regina-books.com/extra
今回から見方が変わりました。何か一話、アルファポリス作品をレンタル頂くことで全てご覧いただけますので宜しくお願いしますm(_ _)m
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