94 / 803
第一部 宰相家の居候
188 フリーペーパー
しおりを挟む
※1日複数話更新です。お気を付け下さい。
シーカサーリ王立植物園にも、園内植物のメンテナンス作業のための定休日と言うものがある。
なので私はその日を利用して、チェルハ出版で、タブロイド判の印刷をさせて貰う事にした。
出版社を訪ねると、ヒディンクさんが出て来て、活字箱に入った活字を箱ごと見せてくれた。
本来であれば、植字担当者が活字を並べた「組版」と呼ばれる枠に数行分を並べていき、1ページ分がまとまると、今度はゲラと呼ばれる箱に移して、その後で印刷中に緩まないように、組付けなる作業を行っていくらしい。
基本的には、その後の最終的な印刷も含め、組付け以降の作業はお任せをした方が良さそうだった。
職人さんたちには、正規の印刷費用以外にも、特急費と銘打った臨時費用も支払うと話をしてある。
いったんはセルヴァンから預かっているお金の中から出させて貰うにしろ、今回ギーレンでかかった費用に関しては、全額どこかのサイコパス陛下に請求してやるつもりだ。
もう少し時間があれば、何店舗か交渉をして、広告を載せる形で初期費用を抑えても良かったんだけど、今回はある意味王家にケンカを売るような記事でもあるし、下手な事はせず、純粋に「身分差のある恋愛物語」を一般市民に楽しんで貰うと言う方向で固定した。
「本当に…この完成品を無料で……?」
フリーペーパーの様な概念がまだこの世界には馴染んでいないのか、ヒディンクさんは意外さを隠しきれない様子だ。
「今回は、急ぎ多くの人の目に触れる事が最優先なので、結果的に今の様になってますけど、本来の形式としては、地域に密接した情報や、生活に絡んだ情報を掲載して、広告収入だけを元手に無料で配布する仕組みなんです。私の住んでいる地域なんかでは、そう珍しいやり方じゃないんですよ?例えば、シーカサーリの街のレストランや仕立て屋さんの宣伝を載せつつ、王立植物園の開花情報なんかを定期的に載せて街に配る…的な?」
「なるほど……と言うか今の話、この紙面の完成品を持って、キスト室長にご提案されたらいかがですか?今までに見た事がない仕組みですし、街にとっても園にとっても、悪い話じゃないと思いますよ」
「そうなんですか?あ、じゃあこれ、植物園の中でも置かせて貰うとして、一緒にお願いすれば良いか……」
出版の専門家が言うなら、今回の中身が大衆恋愛小説みたいな話であっても、今後の話としては受け入れて貰いやすそうだ。
もしキスト室長が首を縦に振ってくれれば、その話を持って行けば、より今回の紙面を置いて貰いやすくなるかも知れない。
「有難うございます!出来次第早速街のお店を回ろうかと思ってましたけど、先にキスト室長と話をしてみます。お店の宣伝が載せられると確約されれば、今回の紙面をテスト版として置いて頂くのにお願いがしやすくなります」
「いえいえ。こちらも、先々の仕事に繋がりそうな話だと思って、ご提案させて頂いたまでですので。出来ましたら、今おっしゃられた内容の見本紙も、並行して作成させて頂きたいですね。それがあれば、今回の仕事があくまで次回のための試用運転だと、周囲を納得させる事が出来ますから」
確かに、専門誌しか手掛けた事のない出版社が突然、大衆恋愛小説の様なネタを取り扱うなど、何事かと周囲には思われるのかも知れない。
それを「ユングベリ商会新規事業となる〝フリーペーパー〟の試作品として、街の人たちの反応を見てみたかった」とでも私が言えば、あくまで専門誌の出版社だと言う彼らの矜持にも、傷はつかないと言う訳だ。
「ああ、もちろんその、追加の見本紙に関しては、手書きの記事さえ頂ければ、私共で一から手掛けさせて頂きますよ。本業と街への貢献、言わば両方を満たしているようなものですからね」
――なかなかに強かな編集者サンかも知れない。
「分かりました。キスト室長を説得してきますね」
それしか言いようがないよね、うん。
「宜しくお願いします。では早速、作業を始めていきましょうか」
とりあえず、1ページ目にあたる部分は、どう言う紙面かを分かって貰わないといけないので、スポーツ紙の一面をもうちょっと上品にしたような、たまに結婚式で配られるような紙面のイメージで、そこはサイズの違う活字を出してきて貰って、専門の植字工の人と私とで、あーでもないこーでもないとデザインの打ち合わせをした。
その間に、私の原案からラウラが書き起こした小説の編集版を机に置いて、ページごとに〝鷹の眼〟とトーカレヴァ、シーグと担当者を決めて、1ページずつ文字を並べさせた。
貴族教育を受けたトーカレヴァはもちろん、シーグも〝鷹の眼〟も、読み書きが出来ないと仕事にならないとの事で、それぞれが組織の先達からちゃんと教わっていたらしいのだ。
各貴族家や王宮に雇われているような裏稼業の面々になると、礼儀作法はともかく、知識としてはちょっとした貴族の子弟並みのスペックを皆持っているのかも知れない。
とは言え流石に、活字(文字)が左右反転している事に最初は苦戦したみたいだった(私も慣れるまで少しかかった)けど、やっている内に勝手が分かってきたのか、自分の担当ページ分を並べきるまでに、さしたる時間はかからなかった。
「ユングベリ商会の方は皆さん優秀ですね!書籍とは文章量がまるで違うにしても、これほどの短時間で組版まで出来上がる事はまずありませんよ」
架空の商会が、屈指のやり手商会的に一人歩きしはじめているっぽい。
流石にぐったりしているファルコのジト目を受けながら、私は思わず乾いた笑い声をあげてしまった。
「商業ギルドに見せる見本紙と、キスト室長や植物園の園長あたりですかね?先行した見本用に、先に何部か刷っていただけませんか?いったんそれを持って出版社はお暇させていただくので、その間、配布用に印刷を進めて頂けたらと思うんですが」
「そうですね、それが効率的で良いかも知れませんね。ではお茶を運ばせますので、それを飲みながら少しだけお待ちいただけますか」
鳥革で包まれたスタンプにインクをつけて、そのスタンプを使って組版にインクをのせていく。そして、紙を印刷機に固定し、プレスする。
…聞いているだけだと分かりづらいが、実際に眺めていると、これがまたけっこうな労力を伴う作業だ。
4枚(8ページ)×5部が出来上がったところで、私はいったん見切りをつけた。
商業ギルド、キスト室長、植物園の園長、ラハデ公爵、ベクレル伯爵――あたりが初回としては限界だろう。
店舗へは、キスト室長の許可が必要だろうから、後から刷り上がった分でいける筈だ。
私はヒディンクさんから、シーカサーリの街にある商業ギルドの場所を聞いて、そちらへと足を運ぶつもりが――出版社を出てしばらくしたところで、思わぬ人物と遭遇する羽目になった。
「………キスト室長?」
シーカサーリ王立植物園にも、園内植物のメンテナンス作業のための定休日と言うものがある。
なので私はその日を利用して、チェルハ出版で、タブロイド判の印刷をさせて貰う事にした。
出版社を訪ねると、ヒディンクさんが出て来て、活字箱に入った活字を箱ごと見せてくれた。
本来であれば、植字担当者が活字を並べた「組版」と呼ばれる枠に数行分を並べていき、1ページ分がまとまると、今度はゲラと呼ばれる箱に移して、その後で印刷中に緩まないように、組付けなる作業を行っていくらしい。
基本的には、その後の最終的な印刷も含め、組付け以降の作業はお任せをした方が良さそうだった。
職人さんたちには、正規の印刷費用以外にも、特急費と銘打った臨時費用も支払うと話をしてある。
いったんはセルヴァンから預かっているお金の中から出させて貰うにしろ、今回ギーレンでかかった費用に関しては、全額どこかのサイコパス陛下に請求してやるつもりだ。
もう少し時間があれば、何店舗か交渉をして、広告を載せる形で初期費用を抑えても良かったんだけど、今回はある意味王家にケンカを売るような記事でもあるし、下手な事はせず、純粋に「身分差のある恋愛物語」を一般市民に楽しんで貰うと言う方向で固定した。
「本当に…この完成品を無料で……?」
フリーペーパーの様な概念がまだこの世界には馴染んでいないのか、ヒディンクさんは意外さを隠しきれない様子だ。
「今回は、急ぎ多くの人の目に触れる事が最優先なので、結果的に今の様になってますけど、本来の形式としては、地域に密接した情報や、生活に絡んだ情報を掲載して、広告収入だけを元手に無料で配布する仕組みなんです。私の住んでいる地域なんかでは、そう珍しいやり方じゃないんですよ?例えば、シーカサーリの街のレストランや仕立て屋さんの宣伝を載せつつ、王立植物園の開花情報なんかを定期的に載せて街に配る…的な?」
「なるほど……と言うか今の話、この紙面の完成品を持って、キスト室長にご提案されたらいかがですか?今までに見た事がない仕組みですし、街にとっても園にとっても、悪い話じゃないと思いますよ」
「そうなんですか?あ、じゃあこれ、植物園の中でも置かせて貰うとして、一緒にお願いすれば良いか……」
出版の専門家が言うなら、今回の中身が大衆恋愛小説みたいな話であっても、今後の話としては受け入れて貰いやすそうだ。
もしキスト室長が首を縦に振ってくれれば、その話を持って行けば、より今回の紙面を置いて貰いやすくなるかも知れない。
「有難うございます!出来次第早速街のお店を回ろうかと思ってましたけど、先にキスト室長と話をしてみます。お店の宣伝が載せられると確約されれば、今回の紙面をテスト版として置いて頂くのにお願いがしやすくなります」
「いえいえ。こちらも、先々の仕事に繋がりそうな話だと思って、ご提案させて頂いたまでですので。出来ましたら、今おっしゃられた内容の見本紙も、並行して作成させて頂きたいですね。それがあれば、今回の仕事があくまで次回のための試用運転だと、周囲を納得させる事が出来ますから」
確かに、専門誌しか手掛けた事のない出版社が突然、大衆恋愛小説の様なネタを取り扱うなど、何事かと周囲には思われるのかも知れない。
それを「ユングベリ商会新規事業となる〝フリーペーパー〟の試作品として、街の人たちの反応を見てみたかった」とでも私が言えば、あくまで専門誌の出版社だと言う彼らの矜持にも、傷はつかないと言う訳だ。
「ああ、もちろんその、追加の見本紙に関しては、手書きの記事さえ頂ければ、私共で一から手掛けさせて頂きますよ。本業と街への貢献、言わば両方を満たしているようなものですからね」
――なかなかに強かな編集者サンかも知れない。
「分かりました。キスト室長を説得してきますね」
それしか言いようがないよね、うん。
「宜しくお願いします。では早速、作業を始めていきましょうか」
とりあえず、1ページ目にあたる部分は、どう言う紙面かを分かって貰わないといけないので、スポーツ紙の一面をもうちょっと上品にしたような、たまに結婚式で配られるような紙面のイメージで、そこはサイズの違う活字を出してきて貰って、専門の植字工の人と私とで、あーでもないこーでもないとデザインの打ち合わせをした。
その間に、私の原案からラウラが書き起こした小説の編集版を机に置いて、ページごとに〝鷹の眼〟とトーカレヴァ、シーグと担当者を決めて、1ページずつ文字を並べさせた。
貴族教育を受けたトーカレヴァはもちろん、シーグも〝鷹の眼〟も、読み書きが出来ないと仕事にならないとの事で、それぞれが組織の先達からちゃんと教わっていたらしいのだ。
各貴族家や王宮に雇われているような裏稼業の面々になると、礼儀作法はともかく、知識としてはちょっとした貴族の子弟並みのスペックを皆持っているのかも知れない。
とは言え流石に、活字(文字)が左右反転している事に最初は苦戦したみたいだった(私も慣れるまで少しかかった)けど、やっている内に勝手が分かってきたのか、自分の担当ページ分を並べきるまでに、さしたる時間はかからなかった。
「ユングベリ商会の方は皆さん優秀ですね!書籍とは文章量がまるで違うにしても、これほどの短時間で組版まで出来上がる事はまずありませんよ」
架空の商会が、屈指のやり手商会的に一人歩きしはじめているっぽい。
流石にぐったりしているファルコのジト目を受けながら、私は思わず乾いた笑い声をあげてしまった。
「商業ギルドに見せる見本紙と、キスト室長や植物園の園長あたりですかね?先行した見本用に、先に何部か刷っていただけませんか?いったんそれを持って出版社はお暇させていただくので、その間、配布用に印刷を進めて頂けたらと思うんですが」
「そうですね、それが効率的で良いかも知れませんね。ではお茶を運ばせますので、それを飲みながら少しだけお待ちいただけますか」
鳥革で包まれたスタンプにインクをつけて、そのスタンプを使って組版にインクをのせていく。そして、紙を印刷機に固定し、プレスする。
…聞いているだけだと分かりづらいが、実際に眺めていると、これがまたけっこうな労力を伴う作業だ。
4枚(8ページ)×5部が出来上がったところで、私はいったん見切りをつけた。
商業ギルド、キスト室長、植物園の園長、ラハデ公爵、ベクレル伯爵――あたりが初回としては限界だろう。
店舗へは、キスト室長の許可が必要だろうから、後から刷り上がった分でいける筈だ。
私はヒディンクさんから、シーカサーリの街にある商業ギルドの場所を聞いて、そちらへと足を運ぶつもりが――出版社を出てしばらくしたところで、思わぬ人物と遭遇する羽目になった。
「………キスト室長?」
926
685 忘れじの膝枕 とも連動!
書籍刊行記念 書き下ろし番外編小説「森のピクニック」は下記ページ バックナンバー2022年6月欄に掲載中!
2巻刊行記念「オムレツ狂騒曲」は2023年4月のバックナンバーに、3巻刊行記念「星の影響-コクリュシュ-」は2024年3月のバックナンバーに掲載中です!
そして4巻刊行記念「月と白い鳥」はコミックス第1巻と連動!
https://www.regina-books.com/extra
今回から見方が変わりました。何か一話、アルファポリス作品をレンタル頂くことで全てご覧いただけますので宜しくお願いしますm(_ _)m
書籍刊行記念 書き下ろし番外編小説「森のピクニック」は下記ページ バックナンバー2022年6月欄に掲載中!
2巻刊行記念「オムレツ狂騒曲」は2023年4月のバックナンバーに、3巻刊行記念「星の影響-コクリュシュ-」は2024年3月のバックナンバーに掲載中です!
そして4巻刊行記念「月と白い鳥」はコミックス第1巻と連動!
https://www.regina-books.com/extra
今回から見方が変わりました。何か一話、アルファポリス作品をレンタル頂くことで全てご覧いただけますので宜しくお願いしますm(_ _)m
お気に入りに追加
12,979
あなたにおすすめの小説

誰にも信じてもらえなかった公爵令嬢は、もう誰も信じません。
salt
恋愛
王都で罪を犯した悪役令嬢との婚姻を結んだ、東の辺境伯地ディオグーン領を治める、フェイドリンド辺境伯子息、アルバスの懺悔と後悔の記録。
6000文字くらいで摂取するお手軽絶望バッドエンドです。
*なろう・pixivにも掲載しています。

今日結婚した夫から2年経ったら出ていけと言われました
四折 柊
恋愛
子爵令嬢であるコーデリアは高位貴族である公爵家から是非にと望まれ結婚した。美しくもなく身分の低い自分が何故? 理由は分からないが自分にひどい扱いをする実家を出て幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱く。ところがそこには思惑があり……。公爵は本当に愛する女性を妻にするためにコーデリアを利用したのだ。夫となった男は言った。「お前と本当の夫婦になるつもりはない。2年後には公爵邸から国外へ出ていってもらう。そして二度と戻ってくるな」と。(いいんですか? それは私にとって……ご褒美です!)

完結 穀潰しと言われたので家を出ます
音爽(ネソウ)
恋愛
ファーレン子爵家は姉が必死で守って来た。だが父親が他界すると家から追い出された。
「お姉様は出て行って!この穀潰し!私にはわかっているのよ遺産をいいように使おうだなんて」
遺産などほとんど残っていないのにそのような事を言う。
こうして腹黒な妹は母を騙して家を乗っ取ったのだ。
その後、収入のない妹夫婦は母の財を喰い物にするばかりで……

【完結】王女と駆け落ちした元旦那が二年後に帰ってきた〜謝罪すると思いきや、聖女になったお前と僕らの赤ん坊を育てたい?こんなに馬鹿だったかしら
冬月光輝
恋愛
侯爵家の令嬢、エリスの夫であるロバートは伯爵家の長男にして、デルバニア王国の第二王女アイリーンの幼馴染だった。
アイリーンは隣国の王子であるアルフォンスと婚約しているが、婚姻の儀式の当日にロバートと共に行方を眩ませてしまう。
国際規模の婚約破棄事件の裏で失意に沈むエリスだったが、同じ境遇のアルフォンスとお互いに励まし合い、元々魔法の素養があったので環境を変えようと修行をして聖女となり、王国でも重宝される存在となった。
ロバートたちが蒸発して二年後のある日、突然エリスの前に元夫が現れる。
エリスは激怒して謝罪を求めたが、彼は「アイリーンと自分の赤子を三人で育てよう」と斜め上のことを言い出した。

お前のせいで不幸になったと姉が乗り込んできました、ご自分から彼を奪っておいて何なの?
coco
恋愛
お前のせいで不幸になった、責任取りなさいと、姉が押しかけてきました。
ご自分から彼を奪っておいて、一体何なの─?

山に捨てられた令嬢! 私のスキルは結界なのに、王都がどうなっても、もう知りません!
甘い秋空
恋愛
婚約を破棄されて、山に捨てられました! 私のスキルは結界なので、私を王都の外に出せば、王都は結界が無くなりますよ? もう、どうなっても知りませんから! え? 助けに来たのは・・・

【完】お義母様そんなに嫁がお嫌いですか?でも安心してください、もう会う事はありませんから
咲貴
恋愛
見初められ伯爵夫人となった元子爵令嬢のアニカは、夫のフィリベルトの義母に嫌われており、嫌がらせを受ける日々。
そんな中、義父の誕生日を祝うため、とびきりのプレゼントを用意する。
しかし、義母と二人きりになった時、事件は起こった……。

【完結】略奪されるような王子なんていりません! こんな国から出ていきます!
かとるり
恋愛
王子であるグレアムは聖女であるマーガレットと婚約関係にあったが、彼が選んだのはマーガレットの妹のミランダだった。
婚約者に裏切られ、家族からも裏切られたマーガレットは国を見限った。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。