79 / 815
第一部 宰相家の居候
【ハルヴァラSide】ミカと家令の攻防(後)
しおりを挟む
※1日複数話更新です。お気を付け下さい。
「イリナ様。それとご不在の間に、王都王宮から、隣国ギーレンの第二王子であるエドベリ殿下が、当国の〝扉の守護者〟が交代した事で、国家間を繋ぐ〝転移扉〟の再視察をされる為にお越しになるにあたっての、歓迎式典と夜会が開かれるそうで、伯爵家以上の五公17侯47伯、計69家に対しては出席義務を課すと言う――半ば強制と言って良い招待状が当家宛届いております」
チャペックはそう言うと、執務机の引き出しから、丸めて紐で結ばれた羊皮紙を取り出して、母上に手渡した。
「とは言え、服喪中の場合など、どうしても出席困難な場合がある事も、王宮側とて承知しております。今回はハルヴァラ領も、言わば『王都を騒がせてしまった』側。無理に出席せずとも、咎められる事はないかと」
わざわざもの凄く面倒くさい言い回しをする事で、むしろ行くなと、チャペックは言ってる気がする。
せっかくハルヴァラ領に帰って来たのに、またすぐ王都に行くって言うのが、母上の身体に負担かも知れないって言うのもあるだろうけど、きっと母上が、事件の当事者として好奇の目に晒される事を、チャペックは一番心配してる。
「そうね……でも、王宮からのこんな公式な書面に従わないって言うのは……」
そうだ、いいこと思い付いた!
「ハイハイっ!じゃあ今回は、僕一人で行ってくるよ!」
「「は⁉」」
勢いよく片手を上げた僕に、母上とチャペックの声が、キレイに重なっていた。
「何を言っているの、ミカ⁉」
「そうです、ミカ様!いくら何でも!」
「伯爵家以上の家には出席義務があるって、チャペック、今言ったよね?そうしたら、階下にいるベルセリウス侯爵様も出席するよね?連れて行って貰えば良いんだよ!」
「資格があれば良いと言うものではありません、ミカ様!式典にしろ夜会にしろ、出席をされる場合には、各家には社交の義務と言うものが生じます。ベルセリウス侯爵様は侯爵様で、お家の為に動かねばならない事があるかも知れないのですよ?ずっとミカ様に付いていて下さるよう、お願いするなどと、もっての他です!」
ダメな事はダメと、ちゃんと理由を言って叱ってくれるチャペックは凄く有難いんだけど、この時ばかりは、うーん?と、僕は小首を傾げた。
僕はチャペックよりも長くベルセリウス将軍やウルリック副長と一緒にいるから…何となく、あっさりOKって言ってくれるような気がするんだけど。
「じゃあ、ちょうど良いから今から聞いてみようよ!」
そう言って僕は、引きとめようとする母上とチャペックを振り切って、応接間に戻ったんだ。
僕が、エドベリ殿下の歓迎式典と夜会があるって言ったら、将軍と副長は最初、怪訝そうに顔を見合わせていた。
「……恐らく、本部に戻ったところで、書類に招待状が埋もれているのではないかと」
「……だろうな」
そっか、僕たちを送ってくれたりしてたから、まだ見てないんだ。
「ベルセリウス将軍は、参加するんでしょう?その時に、また僕も一緒に連れて行って欲しいんだけど、ダメ?」
「おお、別に構わんが、こんなすぐのとんぼ返りで、夫人の体調は大丈夫なのか?ハルヴァラ領に関しては、欠席でも今回は誰もケチはつけんと思うがな」
将軍も、チャペックと同じようなコトを後半言いかけてたけど、僕は都合よく前半を拾い上げることにした。
「ううん、母上には領地で休んでて貰うよ?王都に行くのは、僕だけ!」
「「は?」」
今度は将軍と副長が、仲良く声を揃わせていた。
「伯爵家以上が一堂に会するんでしょう?僕が次期ハルヴァラ領の後継者だって言う事を皆に覚えて貰う良い機会だと思うんだ!母上が一緒だと、母上の父上のことで面白おかしく言う人がいるかも知れないけど、僕一人だと、そんなに酷い言葉をぶつける人もいないと思うんだ。きっと、ぶつける側が『幼い子供相手に…』って言われちゃうからね!」
僕がそう言ったら、応接間の皆がそれぞれ驚いたような表情で、黙りこんじゃった。
あれ、僕別におかしなこと言ってないよね?
まあいいや。
このまま将軍にたたみかけちゃえ!
「領地は母上とチャペックがいれば大丈夫だし、僕が一人で王都で立派に『社交』出来れば、後継者として認められたってことにもなるだろうから、母上も周りの皆も安心だよね?もちろん、僕はまだ踊れないけど、将軍が誰かエスコートして踊るときには、会場の隅でおとなしく食事してるよ?」
そりゃあレイナ様と踊りたいけど、僕の今の身長では、どうやったって無理だもの。残念だけど。
「踊る……」
「ミカ様、何てことを……」
ウルリック副長が頭を抱えたのと、ベルセリウス将軍がすごくイイ笑顔になったのとが、ほぼ同時だった。
「うむ、良いぞ!其方の事は、私が式典でも夜会でも、責任をもって面倒をみよう!」
「「ベルセリウス侯爵様⁉」」
悲鳴交じりの声をあげたのはチャペックと母上で、ウルリック副長は「ああ…コレまた、ルーカス様に怒られるパターンだ……」と、ブツブツ何か愚痴っていた。
後で副長に聞いたら、ルーカス様って言うのは、本部に残って留守を任されている、ベルセリウス将軍の弟さんらしくて、カノジョさえ作らない将軍に、いつも雷を落としてるって話だった。
ちなみにその弟さんは、もう結婚して、生まれたばかりの子供もいるとかで、それもあって余計に将軍が「仕事が恋人」状態で、自由奔放に過ごしているんだとも教えてくれたけど。
そっか、王都滞在中は僕の面倒を見るって言うコトを楯に、面倒くさい「カノジョ作り」からは逃れようってコトなんだね!
なんだ、じゃあ僕と将軍はお互いにイイコトがあるってコトだよね!
僕はもちろんレイナ様にまた会いたいのが一番なんだけど、その次くらいには、母上とチャペックに、僕抜きで過ごす時間をあげたいとは思っているからね!
僕は父上の息子だし、もう会えない父上の事が大好きだけど、母上とチャペックを見ていたら、きっと父上も、僕が背中を押すだろうなって、分かってくれると思うんだ。
この先きっと母上には、チャペックがいた方がいいと思うから。
「うむ。将来のために他領の領主と顔合わせをと言う心意気も素晴らしい!任せておけ、少なくともイデオン公爵領内の領主たちとは夜会中にキチンと引き合わせてやろう!」
「ハイ、宜しくお願いします!」
もちろん、ベルセリウス将軍にはそれは秘密。
すっごい、疑り深い表情で僕を見ているウルリック副長にだけは、何か色々と僕の感情が漏れちゃってる気はするんだけど。
敵に回しちゃいけない人って言うのを、これから見極めていかないとダメだよね。
…でも今回は、チャペックより先回りが出来たかな?
すぐに行くから待っててね、レイナ様!
「イリナ様。それとご不在の間に、王都王宮から、隣国ギーレンの第二王子であるエドベリ殿下が、当国の〝扉の守護者〟が交代した事で、国家間を繋ぐ〝転移扉〟の再視察をされる為にお越しになるにあたっての、歓迎式典と夜会が開かれるそうで、伯爵家以上の五公17侯47伯、計69家に対しては出席義務を課すと言う――半ば強制と言って良い招待状が当家宛届いております」
チャペックはそう言うと、執務机の引き出しから、丸めて紐で結ばれた羊皮紙を取り出して、母上に手渡した。
「とは言え、服喪中の場合など、どうしても出席困難な場合がある事も、王宮側とて承知しております。今回はハルヴァラ領も、言わば『王都を騒がせてしまった』側。無理に出席せずとも、咎められる事はないかと」
わざわざもの凄く面倒くさい言い回しをする事で、むしろ行くなと、チャペックは言ってる気がする。
せっかくハルヴァラ領に帰って来たのに、またすぐ王都に行くって言うのが、母上の身体に負担かも知れないって言うのもあるだろうけど、きっと母上が、事件の当事者として好奇の目に晒される事を、チャペックは一番心配してる。
「そうね……でも、王宮からのこんな公式な書面に従わないって言うのは……」
そうだ、いいこと思い付いた!
「ハイハイっ!じゃあ今回は、僕一人で行ってくるよ!」
「「は⁉」」
勢いよく片手を上げた僕に、母上とチャペックの声が、キレイに重なっていた。
「何を言っているの、ミカ⁉」
「そうです、ミカ様!いくら何でも!」
「伯爵家以上の家には出席義務があるって、チャペック、今言ったよね?そうしたら、階下にいるベルセリウス侯爵様も出席するよね?連れて行って貰えば良いんだよ!」
「資格があれば良いと言うものではありません、ミカ様!式典にしろ夜会にしろ、出席をされる場合には、各家には社交の義務と言うものが生じます。ベルセリウス侯爵様は侯爵様で、お家の為に動かねばならない事があるかも知れないのですよ?ずっとミカ様に付いていて下さるよう、お願いするなどと、もっての他です!」
ダメな事はダメと、ちゃんと理由を言って叱ってくれるチャペックは凄く有難いんだけど、この時ばかりは、うーん?と、僕は小首を傾げた。
僕はチャペックよりも長くベルセリウス将軍やウルリック副長と一緒にいるから…何となく、あっさりOKって言ってくれるような気がするんだけど。
「じゃあ、ちょうど良いから今から聞いてみようよ!」
そう言って僕は、引きとめようとする母上とチャペックを振り切って、応接間に戻ったんだ。
僕が、エドベリ殿下の歓迎式典と夜会があるって言ったら、将軍と副長は最初、怪訝そうに顔を見合わせていた。
「……恐らく、本部に戻ったところで、書類に招待状が埋もれているのではないかと」
「……だろうな」
そっか、僕たちを送ってくれたりしてたから、まだ見てないんだ。
「ベルセリウス将軍は、参加するんでしょう?その時に、また僕も一緒に連れて行って欲しいんだけど、ダメ?」
「おお、別に構わんが、こんなすぐのとんぼ返りで、夫人の体調は大丈夫なのか?ハルヴァラ領に関しては、欠席でも今回は誰もケチはつけんと思うがな」
将軍も、チャペックと同じようなコトを後半言いかけてたけど、僕は都合よく前半を拾い上げることにした。
「ううん、母上には領地で休んでて貰うよ?王都に行くのは、僕だけ!」
「「は?」」
今度は将軍と副長が、仲良く声を揃わせていた。
「伯爵家以上が一堂に会するんでしょう?僕が次期ハルヴァラ領の後継者だって言う事を皆に覚えて貰う良い機会だと思うんだ!母上が一緒だと、母上の父上のことで面白おかしく言う人がいるかも知れないけど、僕一人だと、そんなに酷い言葉をぶつける人もいないと思うんだ。きっと、ぶつける側が『幼い子供相手に…』って言われちゃうからね!」
僕がそう言ったら、応接間の皆がそれぞれ驚いたような表情で、黙りこんじゃった。
あれ、僕別におかしなこと言ってないよね?
まあいいや。
このまま将軍にたたみかけちゃえ!
「領地は母上とチャペックがいれば大丈夫だし、僕が一人で王都で立派に『社交』出来れば、後継者として認められたってことにもなるだろうから、母上も周りの皆も安心だよね?もちろん、僕はまだ踊れないけど、将軍が誰かエスコートして踊るときには、会場の隅でおとなしく食事してるよ?」
そりゃあレイナ様と踊りたいけど、僕の今の身長では、どうやったって無理だもの。残念だけど。
「踊る……」
「ミカ様、何てことを……」
ウルリック副長が頭を抱えたのと、ベルセリウス将軍がすごくイイ笑顔になったのとが、ほぼ同時だった。
「うむ、良いぞ!其方の事は、私が式典でも夜会でも、責任をもって面倒をみよう!」
「「ベルセリウス侯爵様⁉」」
悲鳴交じりの声をあげたのはチャペックと母上で、ウルリック副長は「ああ…コレまた、ルーカス様に怒られるパターンだ……」と、ブツブツ何か愚痴っていた。
後で副長に聞いたら、ルーカス様って言うのは、本部に残って留守を任されている、ベルセリウス将軍の弟さんらしくて、カノジョさえ作らない将軍に、いつも雷を落としてるって話だった。
ちなみにその弟さんは、もう結婚して、生まれたばかりの子供もいるとかで、それもあって余計に将軍が「仕事が恋人」状態で、自由奔放に過ごしているんだとも教えてくれたけど。
そっか、王都滞在中は僕の面倒を見るって言うコトを楯に、面倒くさい「カノジョ作り」からは逃れようってコトなんだね!
なんだ、じゃあ僕と将軍はお互いにイイコトがあるってコトだよね!
僕はもちろんレイナ様にまた会いたいのが一番なんだけど、その次くらいには、母上とチャペックに、僕抜きで過ごす時間をあげたいとは思っているからね!
僕は父上の息子だし、もう会えない父上の事が大好きだけど、母上とチャペックを見ていたら、きっと父上も、僕が背中を押すだろうなって、分かってくれると思うんだ。
この先きっと母上には、チャペックがいた方がいいと思うから。
「うむ。将来のために他領の領主と顔合わせをと言う心意気も素晴らしい!任せておけ、少なくともイデオン公爵領内の領主たちとは夜会中にキチンと引き合わせてやろう!」
「ハイ、宜しくお願いします!」
もちろん、ベルセリウス将軍にはそれは秘密。
すっごい、疑り深い表情で僕を見ているウルリック副長にだけは、何か色々と僕の感情が漏れちゃってる気はするんだけど。
敵に回しちゃいけない人って言うのを、これから見極めていかないとダメだよね。
…でも今回は、チャペックより先回りが出来たかな?
すぐに行くから待っててね、レイナ様!
1,344
あなたにおすすめの小説
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】悪役令嬢は3歳?〜断罪されていたのは、幼女でした〜
白崎りか
恋愛
魔法学園の卒業式に招かれた保護者達は、突然、王太子の始めた蛮行に驚愕した。
舞台上で、大柄な男子生徒が幼い子供を押さえつけているのだ。
王太子は、それを見下ろし、子供に向って婚約破棄を告げた。
「ヒナコのノートを汚したな!」
「ちがうもん。ミア、お絵かきしてただけだもん!」
小説家になろう様でも投稿しています。
何もできない王妃と言うのなら、出て行くことにします
天宮有
恋愛
国王ドスラは、王妃の私エルノアの魔法により国が守られていると信じていなかった。
側妃の発言を聞き「何もできない王妃」と言い出すようになり、私は城の人達から蔑まれてしまう。
それなら国から出て行くことにして――その後ドスラは、後悔するようになっていた。
平民の娘だから婚約者を譲れって? 別にいいですけど本当によろしいのですか?
和泉 凪紗
恋愛
「お父様。私、アルフレッド様と結婚したいです。お姉様より私の方がお似合いだと思いませんか?」
腹違いの妹のマリアは私の婚約者と結婚したいそうだ。私は平民の娘だから譲るのが当然らしい。
マリアと義母は私のことを『平民の娘』だといつも見下し、嫌がらせばかり。
婚約者には何の思い入れもないので別にいいですけど、本当によろしいのですか?
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧井 汐桜香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
皆さん勘違いなさっているようですが、この家の当主はわたしです。
和泉 凪紗
恋愛
侯爵家の後継者であるリアーネは父親に呼びされる。
「次期当主はエリザベスにしようと思う」
父親は腹違いの姉であるエリザベスを次期当主に指名してきた。理由はリアーネの婚約者であるリンハルトがエリザベスと結婚するから。
リンハルトは侯爵家に婿に入ることになっていた。
「エリザベスとリンハルト殿が一緒になりたいそうだ。エリザベスはちょうど適齢期だし、二人が思い合っているなら結婚させたい。急に婚約者がいなくなってリアーネも不安だろうが、適齢期までまだ時間はある。お前にふさわしい結婚相手を見つけるから安心しなさい。エリザベスの結婚が決まったのだ。こんなにめでたいことはないだろう?」
破談になってめでたいことなんてないと思いますけど?
婚約破棄になるのは構いませんが、この家を渡すつもりはありません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。