パパの見た目は15歳〜童顔の大黒柱〜

スーパー・ストロング・マカロン

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二章 長女、秋奈を守れ!

44 絡み合う2人を目撃

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翌朝も学校に宗太郎の姿はなかった。

こっそり授業中や、学食で昼食を食べている時に秋奈はスマホから宗太郎へメッセージを送っていたが既読さえつかない。

秋奈は不安に駆られた。
愛情からくる不安というより、セックスを断ってしまったことで傷ついた宗太郎が衝動的に、よからぬ事をしているのではないかという不安であった。

放課後、意を決して宗太郎の自宅へ行ってみようと秋奈は決心した。

以前、宗太郎から母親は彼氏の自宅にいる為、自宅にはいないと聞いており、天敵が不在なのを知っていた。
テレワークをしている彼氏の自宅で彼氏と過ごしているらしい。


近所である宗太郎の自宅へは歩いて20分ほど。
女子の体力でも遠くはない。

宗太郎の母が不在なのはわかっていたが、玄関で激しく怒鳴られた事が頭を過ぎる。

秋奈は今にも倒壊してしまいそうな小屋のようなアパートに到着して、宗太郎が住む玄関に付いているチャイムを鳴らした。

しばらく待つがドアは開かない。

中学時代、宗太郎は自宅に友人を招く事を母に反対されていた。
宗太郎自身も貧しい家庭環境を知られたくない為、友人を連れてこれない寂しさはあれど特に反発する事はなかった。

ある時、宗太郎は母との約束を破り母が不在の日を狙って、こっそり秋奈を自宅に招いた事があった。

宗太郎は秋奈を自宅に招くのを理由をつけて断っていたが、秋奈の押しの強さに根負けして自宅に渋々招き入れる事にした。

家具もテレビもない。
故障した小さな冷蔵庫が2人きりの空間にグォングォンと耳障りな音を立てている。
そんな空間ではあったが、秋奈は大好きな宗太郎の自宅に招かれて有頂天だったのだ。

一方的に捲し立てて話す秋奈に、会話が成り立たず宗太郎は笑っていた。

その後も度々、秋奈は放課後に宗太郎の自宅で遊ぶようになった。
秋奈の成長していく身体に(特に乳房)宗太郎はかなり意識はしていたものの、性的な関係になる事は一切なかった。

しかし秋奈と宗太郎の自宅デートは突如終わりを告げた。

宗太郎の母が床に長い黒髪が落ちているのを発見したのだ。
宗太郎の母は根本が黒いが金髪にブリーチしている。

宗太郎は殴られる事はなかったが、発狂するほど怒る母を得体のしれないバケモノに思えてならなかった。


2度チャイムを鳴らしたが反応がない為、秋奈は踵をきびすを返そうとした時だった。

部屋の中から宗太郎の呻き声が聞こえてくる。
同時に若い女の声が宗太郎の声に重なる。

直感的に秋奈は勘づいた。

オンボロアパートの玄関から、裏に周りベランダ側に行く。

玄関側に居た時より、安物の薄い窓から2人の声がよく聞こえる。

秋奈はいけない事だと理解していたが、耳をそばだてて聞いていた。

「ソウ、とても良かったよ。初めてだったなんて思えない。
本当はあのブスとヤッていたんじゃない?」

「…アキとはしていない。
アキとセックスしたかったけど、俺の本気は受け入れてもらえなかったんだ。」

「はぁ~可哀想。
でもなんであんなに嫌がっていたのに私とする気になったの?」

「エリカを受け入れたわけではないよ。
ババアだけでなく、おまえの前で言いづらいがおまえのオヤジも好きじゃないし…。」

「まさか私とは身体だけの関係って事?」

「そうだな。
俺が好きなのはアキだけさ。
ただアキと比べてお前の方がセックスに積極的だし、俺もセックスがしてみたかったからね。」

「…そっか。」

エリカは布団から立ち上がって、全裸で寝ている宗太郎をスマホで撮影し始めた。

「何してるんだ?」

エリカは答えず再び布団に寝転がり、宗太郎とキスをする写真や、宗太郎の腕を掴んで自分の張りのある膨らんだ乳房に手を添える写真を撮っている。

「エリカ、そんなもん撮ってどうするんだ?」

「あぁこれ?これは後でに見せてやろうと思って。」



























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