32 / 90
一章 長男、冬児を守れ!
31
しおりを挟む
「近いんだな。」
「同じ学区内だから。」
親子は静まりかえった夜の住宅街を歩いている。
閑静な住宅街。
歩いている者は僅かにしかおらず、部屋の窓から電気の明かりが漏れているだけだ。
幅のある歩道を歩いていた冬児はピタッと立ち止まった。
「どうした?」
「ここが潮田の家。」
腰に両手を当てた春彦は潮田の自宅を正面から見た。
瓦屋根の大きな屋敷で、庭は広く手入れが行き届いており、立派な松が一際目立っている。
近隣の住宅と比べ、趣きがあり、この界隈の地主である事が春彦にはわかる。
「地域を見回る時よく歩いたよ。まさかこの屋敷の子だったとは。」
冬児は何も言わずに門を見上げている。
「あまり遅くなるとご迷惑をかけてしまうからな。
さっそく呼び出すとしよう。」
厳格な雰囲気が漂う門の前に立ち、春彦はブザーを鳴らした。
「はい?」
30代くらいの女性の声だ。
「夜分、遅くに失礼します。
私、5年2組の季節原冬児の父です。」
少し間を置いて女性が返事をした。
「あっ!季節原さんですね…わかりました。
少々お待ちください。」
何やら女性以外の声が聞こえてきたが、春彦には聞き取れなかった。
門が開き、奥から潮田の父親と母親、そして潮田が出て来た。
「こんばんわ。改めまして季節原冬児の父でございます。
こんな時間に大変申し訳ありません。」
「ちょうど良かった。こちらとしても手間が省けたよ。
私もお宅に行って話がしたくてね。
もちろんうちの息子の件ですがね。」
眼鏡をかけて顎髭を蓄えた芸術家のような風貌の男が潮田の父親だった。
「季節原さん?
今回こちらにいらしたのはウチの息子に対しての謝罪という事ですよね?
そのわりには礼儀というものを持ち合わせてないのかしら?」
先ほどインターホンで対応してくれた女性の声が潮田の母親だ。
インターホンを通じて声を聞いた時は背の低い、丸みのある人物を想像した春彦だったが、想像した人物とは正反対だった。
「ははは、菓子折りは持ってきておりません。
謝罪に訪れたわけではありませんからね。」
「はぁ!?ではどういうおつもりで?」
顔をこわばらせた潮田の母が春彦の発言に怒り心頭だ。
「2組の担任から話は聞いていますよね?担任からの話を基に私がこちらへ伺った理由をお伝えします。」
「あの担任のデタラメ話を信じると思うの?
ウチの子にしっかり事情を聞いたのよ!
そんな事をするわけないがないと、私達の前でハッキリ否定したの!
それどころか、あなたの子がウチの子を一方的に殴ったのよ!
おとなしいウチの子に暴力を振るうなんて許せないわ!」
潮田は本人はバツが悪そうに目線をキョロキョロ泳がせている。
「しかし目撃者も多数いるんですよ。」
「あなたの子、冬児君は要領がいいのよ。
みんなを上手く味方につけて、ミツオを加害者にしてでっちあげているんじゃないかしら!?」
潮田の母は感情的に声を荒げた。
「息子さんを信じる気持ちは大切です。
しかしながら事実から目を背けるのはーーーー」
潮田の母は春彦を遮って怒鳴った。
「黙りなさいよ!アンタ、子供のような顔をして生意気だわ!!」
「まあまあ、少しは落ちつきなさい。」
潮田の父が苦笑いを浮かべ宥めている。
「季節原さんが先ほど、"私がこちらへ伺った理由をお伝えします"と言っていたがアレはどういう意味かね?
理由が知りたいのだよ。」
「ええ、それについて説明させて頂きましょう。
ほら、冬児。
お父さんではなく自分の言葉で伝えるんだ。」
「うん。」と頷いた冬児は両親の側に居る潮田に目線を合わせて堂々とした声で告げた。
「僕は君をまだ許しちゃいない。
君からまだ謝罪の言葉を聞いていないからだ。
僕の姉に対して性的な要求をした事、クラスの女子を蹴っ飛ばして転ばせた事。
そしてーーーー」
怒りと悲しみで声が詰まったが、冬児は気持ちを集中させて言った。
「スイニャンカード盗難事件の時、僕は…僕はずっと君を信じて庇ったんだ。
それなのに、まさか君が泥棒していたなんて…。
本気で友達だと思っていたんだぞ。」
「う、うるせえ!知ったことか!
おまえが勝手に俺を庇ったんだろ。」
威勢はいいが声が詰まったり裏返っている。
まさか自宅まで来られて、両親の前で嘘をつら抜きとおさなければならない状況は、小学生にとって至難の技だ。
「君の事はずっと信じていたよ。
スイニャンのカードの件で、君が僕に泣きながら"俺は盗んでいない、信じてほしい"と言った言葉を僕は友達として絶対に信じようと心に固く誓っていたんだよ…。」
「冬児くん!友達と言っておきながら、ミツオを殴ったでしょ!?」
「ママ、違うんだ…。」
「どうしたのよ、ミツオちゃん?」
威勢が良かった潮田だったが、途中から泣き始め、事の全てを認め始めた。
「パパ、ママ!?ほんとは全部、先生が言っていた事が正しいんだ!
俺が悪いんだよ!
だって悔しかったんだぁ!
冬児ばかり、チヤホヤされてさ。
男女関係なく人気者なんだから!あーうぐぇうぐぅあぁー!!」
潮田は大声でごめんなさいと冬児に謝罪の言葉を口にした。
「謝罪をしたな。これからどうするつもりだ?ん、冬児。」
「…本当に反省しているみたいだから、僕は許そうと思う。」
「本当だな?男に二言はないか?」
「ないよ。」
「私の目から見ても、お宅の息子さんは猛省しているのがわかります。
お寛ぎの所、お時間をいただきまして大変申し訳ございませんでした。」
頭を下げて冬児を連れて潮田家に背を向けた。
「ちょ、ちょっと!私は納得していません。
突然やってきて息子を恫喝するなんて許せません!」
潮田の母が呼び止めると、春彦はくるりと身体を回転させて強い口調で言った。
「あなたは初め息子さんの発言を信じていましたよね?
ではなぜ、犯行を認めた息子さんの発言は信じないのですか?
まだ小学生とはいえ、それでも男です。
男が過去の過ちを認めて心から謝罪をしたのですよ。
どうしてそれを認め、過ちを今後の人生に活かす教育をしないのです?」
「そうなんだ!ママ、パパ!俺、たくさん酷いことをしたんだ!
だから本当にごめんなさい!」
「もう大丈夫。君はまだまだこれからだ。
反省できるという事は、自分を見つめる力がある証拠。
君には新たな未来がたったいま産声をあげたんだ。
まだ道は出来たばかりだが、改心し立ち直った君の明日は明るい。」
泣きじゃくる潮田の頭を撫でた後、再び3人に背を向けて冬児とともに歩き出した。
(この出来事があった週の日曜日)
「冬ー!電話ー!」
「誰?」
「中牧だって。」
「えっ!」
秋奈が固定電話の送話器を押さえて冬児に渡した。
「中牧くん!?どうしたの!?」
まさかの相手からの電話に動揺している冬児は、声が大きくなった。
「今、母さんが近くのコンビニへ酒を買いに行ってるんだ。
ウチからコンビニまでマジで近いからすぐ帰ってくる。
電話をしているのが母さんに見つかったら怒鳴られるちまうんだ。
だから帰宅したと同時に、この通話を切らなきゃならない。
前もって言わせてもらうよ。
あの時、おまえに喧嘩をふっかけたり、鬼頭との事件に巻き込んで本当に悪かったよ…マジでごめんな。」
「僕なら大丈夫だよ。
中牧くんは大丈夫なの?
隣町の小学校へ突然転向しちゃうからさ。」
「あぁ、母さんの都合で引っ越ししただけだよ。
ただ、潮田のバカに階段から突き落とされて怪我をした腕は、まだリハビリ中だけどな。
アイツ、普段はナヨナヨしてっけど、実際は腹黒なんだぜ?」
潮田の人間性を熟知している冬児は苦笑いをした。
「俺、腕にヒビが入っていても潮田をブチのめすのは余裕だったよ。
でもさ、変な言い方するけど…これは過去にやらかしたバチを受けていると思う事にしたんだ。
散々大人達、そしておまえに迷惑かけたからな。
だから潮田をブン殴ってやり返す事はしなかった…あっ!」
「中牧君?あれ?中牧君!?」
ツー
ツー
ツー
母が帰宅したようで、中牧は別れの言葉も言わず受話器を切った。
「同じ学区内だから。」
親子は静まりかえった夜の住宅街を歩いている。
閑静な住宅街。
歩いている者は僅かにしかおらず、部屋の窓から電気の明かりが漏れているだけだ。
幅のある歩道を歩いていた冬児はピタッと立ち止まった。
「どうした?」
「ここが潮田の家。」
腰に両手を当てた春彦は潮田の自宅を正面から見た。
瓦屋根の大きな屋敷で、庭は広く手入れが行き届いており、立派な松が一際目立っている。
近隣の住宅と比べ、趣きがあり、この界隈の地主である事が春彦にはわかる。
「地域を見回る時よく歩いたよ。まさかこの屋敷の子だったとは。」
冬児は何も言わずに門を見上げている。
「あまり遅くなるとご迷惑をかけてしまうからな。
さっそく呼び出すとしよう。」
厳格な雰囲気が漂う門の前に立ち、春彦はブザーを鳴らした。
「はい?」
30代くらいの女性の声だ。
「夜分、遅くに失礼します。
私、5年2組の季節原冬児の父です。」
少し間を置いて女性が返事をした。
「あっ!季節原さんですね…わかりました。
少々お待ちください。」
何やら女性以外の声が聞こえてきたが、春彦には聞き取れなかった。
門が開き、奥から潮田の父親と母親、そして潮田が出て来た。
「こんばんわ。改めまして季節原冬児の父でございます。
こんな時間に大変申し訳ありません。」
「ちょうど良かった。こちらとしても手間が省けたよ。
私もお宅に行って話がしたくてね。
もちろんうちの息子の件ですがね。」
眼鏡をかけて顎髭を蓄えた芸術家のような風貌の男が潮田の父親だった。
「季節原さん?
今回こちらにいらしたのはウチの息子に対しての謝罪という事ですよね?
そのわりには礼儀というものを持ち合わせてないのかしら?」
先ほどインターホンで対応してくれた女性の声が潮田の母親だ。
インターホンを通じて声を聞いた時は背の低い、丸みのある人物を想像した春彦だったが、想像した人物とは正反対だった。
「ははは、菓子折りは持ってきておりません。
謝罪に訪れたわけではありませんからね。」
「はぁ!?ではどういうおつもりで?」
顔をこわばらせた潮田の母が春彦の発言に怒り心頭だ。
「2組の担任から話は聞いていますよね?担任からの話を基に私がこちらへ伺った理由をお伝えします。」
「あの担任のデタラメ話を信じると思うの?
ウチの子にしっかり事情を聞いたのよ!
そんな事をするわけないがないと、私達の前でハッキリ否定したの!
それどころか、あなたの子がウチの子を一方的に殴ったのよ!
おとなしいウチの子に暴力を振るうなんて許せないわ!」
潮田は本人はバツが悪そうに目線をキョロキョロ泳がせている。
「しかし目撃者も多数いるんですよ。」
「あなたの子、冬児君は要領がいいのよ。
みんなを上手く味方につけて、ミツオを加害者にしてでっちあげているんじゃないかしら!?」
潮田の母は感情的に声を荒げた。
「息子さんを信じる気持ちは大切です。
しかしながら事実から目を背けるのはーーーー」
潮田の母は春彦を遮って怒鳴った。
「黙りなさいよ!アンタ、子供のような顔をして生意気だわ!!」
「まあまあ、少しは落ちつきなさい。」
潮田の父が苦笑いを浮かべ宥めている。
「季節原さんが先ほど、"私がこちらへ伺った理由をお伝えします"と言っていたがアレはどういう意味かね?
理由が知りたいのだよ。」
「ええ、それについて説明させて頂きましょう。
ほら、冬児。
お父さんではなく自分の言葉で伝えるんだ。」
「うん。」と頷いた冬児は両親の側に居る潮田に目線を合わせて堂々とした声で告げた。
「僕は君をまだ許しちゃいない。
君からまだ謝罪の言葉を聞いていないからだ。
僕の姉に対して性的な要求をした事、クラスの女子を蹴っ飛ばして転ばせた事。
そしてーーーー」
怒りと悲しみで声が詰まったが、冬児は気持ちを集中させて言った。
「スイニャンカード盗難事件の時、僕は…僕はずっと君を信じて庇ったんだ。
それなのに、まさか君が泥棒していたなんて…。
本気で友達だと思っていたんだぞ。」
「う、うるせえ!知ったことか!
おまえが勝手に俺を庇ったんだろ。」
威勢はいいが声が詰まったり裏返っている。
まさか自宅まで来られて、両親の前で嘘をつら抜きとおさなければならない状況は、小学生にとって至難の技だ。
「君の事はずっと信じていたよ。
スイニャンのカードの件で、君が僕に泣きながら"俺は盗んでいない、信じてほしい"と言った言葉を僕は友達として絶対に信じようと心に固く誓っていたんだよ…。」
「冬児くん!友達と言っておきながら、ミツオを殴ったでしょ!?」
「ママ、違うんだ…。」
「どうしたのよ、ミツオちゃん?」
威勢が良かった潮田だったが、途中から泣き始め、事の全てを認め始めた。
「パパ、ママ!?ほんとは全部、先生が言っていた事が正しいんだ!
俺が悪いんだよ!
だって悔しかったんだぁ!
冬児ばかり、チヤホヤされてさ。
男女関係なく人気者なんだから!あーうぐぇうぐぅあぁー!!」
潮田は大声でごめんなさいと冬児に謝罪の言葉を口にした。
「謝罪をしたな。これからどうするつもりだ?ん、冬児。」
「…本当に反省しているみたいだから、僕は許そうと思う。」
「本当だな?男に二言はないか?」
「ないよ。」
「私の目から見ても、お宅の息子さんは猛省しているのがわかります。
お寛ぎの所、お時間をいただきまして大変申し訳ございませんでした。」
頭を下げて冬児を連れて潮田家に背を向けた。
「ちょ、ちょっと!私は納得していません。
突然やってきて息子を恫喝するなんて許せません!」
潮田の母が呼び止めると、春彦はくるりと身体を回転させて強い口調で言った。
「あなたは初め息子さんの発言を信じていましたよね?
ではなぜ、犯行を認めた息子さんの発言は信じないのですか?
まだ小学生とはいえ、それでも男です。
男が過去の過ちを認めて心から謝罪をしたのですよ。
どうしてそれを認め、過ちを今後の人生に活かす教育をしないのです?」
「そうなんだ!ママ、パパ!俺、たくさん酷いことをしたんだ!
だから本当にごめんなさい!」
「もう大丈夫。君はまだまだこれからだ。
反省できるという事は、自分を見つめる力がある証拠。
君には新たな未来がたったいま産声をあげたんだ。
まだ道は出来たばかりだが、改心し立ち直った君の明日は明るい。」
泣きじゃくる潮田の頭を撫でた後、再び3人に背を向けて冬児とともに歩き出した。
(この出来事があった週の日曜日)
「冬ー!電話ー!」
「誰?」
「中牧だって。」
「えっ!」
秋奈が固定電話の送話器を押さえて冬児に渡した。
「中牧くん!?どうしたの!?」
まさかの相手からの電話に動揺している冬児は、声が大きくなった。
「今、母さんが近くのコンビニへ酒を買いに行ってるんだ。
ウチからコンビニまでマジで近いからすぐ帰ってくる。
電話をしているのが母さんに見つかったら怒鳴られるちまうんだ。
だから帰宅したと同時に、この通話を切らなきゃならない。
前もって言わせてもらうよ。
あの時、おまえに喧嘩をふっかけたり、鬼頭との事件に巻き込んで本当に悪かったよ…マジでごめんな。」
「僕なら大丈夫だよ。
中牧くんは大丈夫なの?
隣町の小学校へ突然転向しちゃうからさ。」
「あぁ、母さんの都合で引っ越ししただけだよ。
ただ、潮田のバカに階段から突き落とされて怪我をした腕は、まだリハビリ中だけどな。
アイツ、普段はナヨナヨしてっけど、実際は腹黒なんだぜ?」
潮田の人間性を熟知している冬児は苦笑いをした。
「俺、腕にヒビが入っていても潮田をブチのめすのは余裕だったよ。
でもさ、変な言い方するけど…これは過去にやらかしたバチを受けていると思う事にしたんだ。
散々大人達、そしておまえに迷惑かけたからな。
だから潮田をブン殴ってやり返す事はしなかった…あっ!」
「中牧君?あれ?中牧君!?」
ツー
ツー
ツー
母が帰宅したようで、中牧は別れの言葉も言わず受話器を切った。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる