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悪行止まらず

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「あぁん、もぉやだぁ。サッチーさん、よっぴいと準備体操始めちゃってる。」

チグサは下着姿で絡みつくように横になって抱き合う2人を見て笑った。

「たぶんお姉さん達はウミメインと楽しむ前に身体を暖めてるのかな?笑っちゃうわね。」

よっぴいに被さるようにキスをしているサッチーの下向きで前後に揺れる乳房を、モモは手のひらで転がすように揉みながら言った。

「モモもね、準備体操しようと思うの。」

「げっ!私はちょっと困っちゃうなぁ~。」

チグサは垂れ気味の乳房を手で隠しながらモモを少し牽制した。

「違うよ。そんなんじゃない。彼ってね既婚者なの。
モモ達がもっと興奮できる遊びを思いついたんだ。聞きたい?」

「教えて。」

「えっとね、シンプルに言うとね、今からウミの嫁であるソラに10分おきに連絡を入れるの。
みんなで旦那とヤッている動画を撮影して徐々に公開していくわけ。」

「はぁ~ヤッてる動画を?」

チグサの問いに頷くモモはウミの頭を撫でながら説明を続ける。

「最初は挑発的な挨拶から始める。
次の動画では服を脱がす。
そのまた次は彼に触ったり舐めたり乗ったり。
嫁は次々とモモ達のオモチャになる旦那との過激な動画を見せつけられて最後まで発狂せずにいられるかどうか…。
面白いと思うけど?」

「モモ!アンタはぶっ飛び過ぎよ!性悪だってよ!あんた達も聞いた?」

チグサは興奮してサッチーの尻を叩いた。
サッチーはよっぴいと夢中で反応はなかった。

「でもさ、ヤリ部屋が特定されない?」

「大丈夫だよ。バレないでしょ。
どうするチグサ姐?やってみる?」

恥も外聞なく大胆に片膝を立てて股を広げるチグサは煙草に火をつけて肺をニコチンで満たした。

「そうね。やってみっか!あはは。」

モモはそうと決まれば即実行だと言い、ウミのスリムジーンズのポケットからスマホを取り出した。

「あっ、でもロックの解除はどうするん?」

「チグサ姐、顔認証!」

「なるほどねぇ。」

チグサは笑うと垂れ気味の乳房が波打つ。

細身のモモはウミに近づきスマホで顔認証を試みた。

「やったぁ!ビンゴ!」

モモが喜びを露わにすると、チグサはで盛り上がる2人に向けて"お姉さん達ビンゴだわよ"と言いい、よっぴいのタトゥーが刻まれた太ももに人差し指をドリルにみたてグリグリ押し付けた。

手際よくウミのスマホを操作してホームの画面からビデオをタップした。

「もうヤるの?」

「チグサ姐、いまでしょ?」

今まで味わった事のない高揚感でチグサは、サッチーとよっぴぃを呼んだ。

「いつまでも女だけでちちくりあっていないで、アンタ達も参加しなさいよ。
こっちがメインよ。こっちが。」

チグサは太い腕で2人を引き離してウミの付近に引っ張り寄せた。

まとまりなく騒がしかった4人はウミの周りに集まった。

「みなさん、準備はいいですか?これより撮影会を始めたいと思いまーす。」

モモの進行で色とりどりの派手な下着を身に付けた女達は、はーいと手を上げて言った。












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