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ユウシン&トモキVS変態ミカミ
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「チビガキがぁぁぁ!」
ミカミはユウシンの顔面にパンチを入れた。
「ユウシン君!」
ユウシンは殴られた衝撃で背中から崩れ落ちたが、壁際にいた為、背中と肩を壁に強打したものの後頭部を地面にぶつけることは免れた。
「しまった!」
トモキはユウシンを保護するかミカミの後を追うか迷ったがミカミを追うことにした。
「チクショー!もう我慢できないよ!姉貴もヒロコさんもあたしを止めないで!」
ソラとヒロコは一瞬の出来事だったのでトモキとセラを止める余裕さえなかった。
セラは玄関を飛び出してトモキの後ろを走る。
残されたソラとヒロコも玄関を出てユウシンを抱き起こし声をかけている。
「お姉ちゃん、1、2の3で持ち上げるよ。いくよ、いい?」
「はい!」
一方、ミカミは後ろを振り返るとトモキが追いかけてきているのに気付いた。
「あのガタイの良い方のガキはギター野郎と同じで喧嘩が強いからなぁ。一か八か頭を使った戦いをするか。」
ミカミは階段を降りずに各部屋がある通路側に向かった。
「ネズミの足音がしない。たぶん走るのに疲れてやり過ごすつもりだな。
突然、足音がしなくなったんだ。普通は不審に思うだろ?
バカなおっさんだな。」
トモキは通路側に出た時、少し窪みのある所で隠れていたミカミは不意打ちでトモキの右目付近を殴った。
「ぐわっ!」
痛みでよろけた時、ミカミは両手で突き飛ばした。
「ナハハハ!バカめ!俺の勝ちだ!」
「逃すかー!」
後ろから血相を変えて猛追してくるセラが倒れているトモキとミカミの付近まできた。
「マズイ!階段からはもう逃げられない。ここは2階だけど腹を決めて飛ぶしかない!」
捕まったら人生が終了する。社会的な信用は失墜だ。
そんな人生は真っ平御免。
ミカミは手摺に足をかけて飛び降りた。
「うわぁぁ!」
ドシン
「はぁはぁ、痛かったなぁ。で、でも折れたりヒビが入ったような痛みはない…。」
運の良い事にミカミが飛び降りた場所は綺麗に手入れをされていた芝生だった。
「アイツ~!」
セラは鬼の形相でマンションの2階から下を見ている。
「セラちゃ~ん!また来るよ!今度は君のでっかいお乳や可愛いお尻を見せてね!」
「あたしから逃げられると思うんじゃねぇ!」
セラはミカミを追うために2階から飛び降りた。
ダダッ
着地する際、少し態勢が崩れたが体操の選手のような見事な着地であった。
ミカミは目玉が飛び出すくらい恐怖に震えあがっている。
「くくく、逃げ切れたと思ったろ?でもあたしはおまえだけは絶対に逃さないよ。」
ヘソ丸出しのチューブトップ姿のセラは飛び降りてズレた胸元の位置を手で直しながらミカミに言った。
「ぶちのめしてやる!」
身体中に鳥肌を立てたミカミは全力でセラから逃げ出した。
「うわぁ!!来るな!来るな!」
ミカミはユウシンの顔面にパンチを入れた。
「ユウシン君!」
ユウシンは殴られた衝撃で背中から崩れ落ちたが、壁際にいた為、背中と肩を壁に強打したものの後頭部を地面にぶつけることは免れた。
「しまった!」
トモキはユウシンを保護するかミカミの後を追うか迷ったがミカミを追うことにした。
「チクショー!もう我慢できないよ!姉貴もヒロコさんもあたしを止めないで!」
ソラとヒロコは一瞬の出来事だったのでトモキとセラを止める余裕さえなかった。
セラは玄関を飛び出してトモキの後ろを走る。
残されたソラとヒロコも玄関を出てユウシンを抱き起こし声をかけている。
「お姉ちゃん、1、2の3で持ち上げるよ。いくよ、いい?」
「はい!」
一方、ミカミは後ろを振り返るとトモキが追いかけてきているのに気付いた。
「あのガタイの良い方のガキはギター野郎と同じで喧嘩が強いからなぁ。一か八か頭を使った戦いをするか。」
ミカミは階段を降りずに各部屋がある通路側に向かった。
「ネズミの足音がしない。たぶん走るのに疲れてやり過ごすつもりだな。
突然、足音がしなくなったんだ。普通は不審に思うだろ?
バカなおっさんだな。」
トモキは通路側に出た時、少し窪みのある所で隠れていたミカミは不意打ちでトモキの右目付近を殴った。
「ぐわっ!」
痛みでよろけた時、ミカミは両手で突き飛ばした。
「ナハハハ!バカめ!俺の勝ちだ!」
「逃すかー!」
後ろから血相を変えて猛追してくるセラが倒れているトモキとミカミの付近まできた。
「マズイ!階段からはもう逃げられない。ここは2階だけど腹を決めて飛ぶしかない!」
捕まったら人生が終了する。社会的な信用は失墜だ。
そんな人生は真っ平御免。
ミカミは手摺に足をかけて飛び降りた。
「うわぁぁ!」
ドシン
「はぁはぁ、痛かったなぁ。で、でも折れたりヒビが入ったような痛みはない…。」
運の良い事にミカミが飛び降りた場所は綺麗に手入れをされていた芝生だった。
「アイツ~!」
セラは鬼の形相でマンションの2階から下を見ている。
「セラちゃ~ん!また来るよ!今度は君のでっかいお乳や可愛いお尻を見せてね!」
「あたしから逃げられると思うんじゃねぇ!」
セラはミカミを追うために2階から飛び降りた。
ダダッ
着地する際、少し態勢が崩れたが体操の選手のような見事な着地であった。
ミカミは目玉が飛び出すくらい恐怖に震えあがっている。
「くくく、逃げ切れたと思ったろ?でもあたしはおまえだけは絶対に逃さないよ。」
ヘソ丸出しのチューブトップ姿のセラは飛び降りてズレた胸元の位置を手で直しながらミカミに言った。
「ぶちのめしてやる!」
身体中に鳥肌を立てたミカミは全力でセラから逃げ出した。
「うわぁ!!来るな!来るな!」
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