私、家出するけどちゃんと探してよね！

ソラが女子高校生だった頃。宗成の凶行

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「大変だわ！大嵐さんはどちらにいるの？」

かつらは狼狽している。

「宗成さんがご友人と部屋へ行きました。」

それを聞いたかつらは階段を登り、宗成の元へ向かった。

「兄さん！」

血相を変えたかつらは宗成の部屋のドアを開けた。

「なんだ？かつらか。ノックくらいしろよ。おまえだっていつも人に言っているだろう。」

かつらは宗成が寝ているキングサイズのベッドを見ると、ソラが横たわっていた。

「兄さん！大嵐さんに手錠をかけてどうするつもり？今すぐ解放しなさいよ！」

「大嵐ソラは暴れ回って手に終えなかったから、睡眠薬を飲ませて寝かせた。
彼女が起きるまでまだ手は出しちゃいない。
起きたらどうしようかね～？
計画通りに物事が進まなかったから、何をするかまだ考え中なのさ。
とりあえずは、1年4組で俺が味わった侮辱を晴らす事にしようかな？」

スースー寝息を立てているソラの無防備な乳房やスカートから見える太ももを、宗成は見ていた。

宗成の友人がかつらを見て驚いている。

「そっかあ。妹のかつらが自宅では全裸で過ごしているのを知らないんじゃ驚くのも無理ない。
友人が来ているんだ。服を着ろよ。」

「大嵐さん！起きるのよ！大嵐さん！」

かつらはソラの身体を揺さぶった。

「妹とはいえ、俺の所有物となる大嵐ソラに勝手なまねは許さんぞ。」

宗成はかつらのポニーテールを強い力で引っ張りフローリングに両膝をつけさせた。

「あぁ、痛い…。」

「邪魔をするからこうなるんだ。」

「兄さんは…大嵐さんが好きなのに、なぜ、大嵐さんを苦しめるのよ…。」

「好き？それは違うぞ、かつら。
大嵐ソラは何がなんでも手に入れたい最上級のメスではあるが俺を超える存在ではない。
俺が好きなのは俺自身。俺は俺自身を1番愛している。
大嵐ソラに恋愛感情はこれっぽっちもない。皆がひれ伏す美しいメスであってもだ。」


「おい、宗ちゃんもうやめろよ…。」

「ムライ？おまえも逆らうつもりかい？」

恐怖で支配している宗成はムライを黙らせた。

「今度は…ワタクシが、大嵐さんを助けるの。」

「助ける？おまえが劣勢でいながら大嵐ソラを助けると！？片腹痛い。」

膝をつくかつらは下から宗成に唾を吐きかけた。

「おまえ、俺の顔に唾をかけたな…この貧乳め！」

宗成はビンタをしようと手を振り上げた。

バチン！
バチン！
バチン！

「どうだ？諦める気になったか？」

「大嵐さんは…ワタクシが守ると言ったでしょ。」

かつらは睡眠薬で眠っているソラに覆い被さっている。

「くどい奴だな、それならこれでどうだ。」

宗成はかつらの乳房を力任せに抓った。

「ペタンコだから掴めねえかと思ったが、なんだかんだおまえの乳にも柔らかい膨らみがあるんだな。」

あまりの痛みでかつらは声を出し噴水の如く涙が溢れた。

ムライはかつらが絶叫している場面でも助ける事ができず、顔を伏せて権力者の下では自身があまりに無力である事を恨んでいる。

「なんだぁ？屋敷の中が騒がしいなぁ。」

宗成はかつらの乳房から手を離した。

「大嵐さん、起きて…。」

かつらの白かった顔も乳房も、赤く変色していた。

「うぅ…うう。」

ソラは微かに声を出した。

「大嵐さん！」