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ソラが女子高校生だった頃。宗成の凶行
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ツインテールは教室のドアから顔を出して顔を左右に動かして確認している。
「宗成さんは3年の教室に帰ったみたい。」
「あの人、サイテーだったわね!あたし、ガッカリしちゃったわ。」
「ウチらの教室にいきなりやってきてさ、神園君に対する暴言を聞いて私も気分が悪くなった。」
「所詮、典型的な苦労知らずのお坊ちゃんよ。ルックスの良さと家柄に恵まれてワガママに育った人って感じ。」
「相当の女たらしで、散々泣かせてきたらしいよ?被害者は女子高生から人妻までいっぱいいるみたい。」
先ほどのやり取りを目撃した元取り巻き達は宗成に対する評価が以前と比べてガタ落ちした。
「シュゴ、シュゴ、シュゴ、シュゴ。」
興奮したソラは心臓の鼓動がみんなに聞こえているのではないかと思うくらい、ドキンドキンと激しく心音がした。
「ソラ、悪かったな。つまんねぇ喧嘩に巻き込んじまってよ。」
「シュゴー、元々は、ウミより先にあの人が私に絡んできていたのよ。だからウミが私に謝ることなんかないの。
交際を断っているのにしつこくナンパしてきて、迷惑だったもん。」
「ソラァ、アンタ宗成にあそこまでよく言ったわね!偉いわ!」
「高校を卒業したらウミと結婚して、ウミの子どもを産んで幸せな家庭を築きます!だもんねぇ~。神園君はめっちゃ愛されてるぅ!」
「神園君を愛しているのはいいんだけどさ、あんたは子どもを産むってどういう事かわかっているのかなぁ?」
ツインテールやカチューシャに続きおかっぱが話しかけてきた。
「夫婦が愛情を注いで大切に育てることよ。」
ソラはそんな事くらい小学生の頃から知ってるわと呆れた。
「微妙に話が噛み合っていないわ。私の質問は育て方ではなく授かり方を聞いたのよ。
赤ちゃんは結婚したら自然とお腹の中に宿ると思ってるわけないよね?」
席に座っているウミはソラ達を見て、また女達が戯れ合うくだりかよと辟易している。
「はぁ?赤ちゃんは愛し合っている夫婦に天国に居る神様が授けてくれるの。
中世ドイツではコウノトリが運んできてくれるともいわれてるんだよ。」
質問内容にソラは少し戸惑っていた。
「本当に知らないのかしら?それともカマトトかしら?
口で言ってわからないなら赤ちゃんの授かり方を身体で教えてあげるっ!」
おかっぱは背後に回り、ブレザーのボタンを瞬時に外し、スクールシャツからソラの乳房を揉みしだいた。
「やだー!ちょっともぉ、またこれぇ?」
「どう巨乳ちゃん、これで意味がわかった?」
おかっぱは、ピンと張っていながらもとろけるような柔らかいソラの乳房を下から上に揉んで言う。
「わかんない。私にはちっともわかんないよぉ。シュゴー。」
元取り巻き達が"赤ちゃんの授かり方のレクチャー"をするおかっぱを見て苦笑いしている。
「そんなら、わかるまで教えてあげる。」
「いやぁぁぁ!」
ソラのバックに回っているおかっぱは、ソラの両手を机の上に置いて無理やり突き出させた尻を一発叩き、腰に手を添えた。
「これでどう?
赤ちゃんを作る事がわからないわけないよね?答えないとわかるまで、もっとするわよ!」
「シュゴー、わかった!本当は神様でもコウノトリでもない事は知ってるぅ!だからもうやめてよ!」
ソラは声を荒げた。
「おい、おまえやり過ぎだぞ。ソラの事をそれ以上揶揄かわないでくれないか?」
ウミは静かな口調で話した。
「そうよね。オッパイを揉むだけでなく、ワンワンの姿勢はやり過ぎよね…。」
他の取り巻き達はウミに同調した。
「だってソラは知ってるくせにぶりっ子するんだもん。」
おかっぱが言った。
ウミが庇ってくれて感動したソラは今までおかっぱにやられた事のすべてが帳消しになった。
「シュゴー、あん、ありがとう!私の事を心配したんだねぇ!ウミ、大好き!」
捲れて白いショーツが見えていたスカートを素早く整えて、着席しているウミを正面から抱きしめた。
「宗成さんは3年の教室に帰ったみたい。」
「あの人、サイテーだったわね!あたし、ガッカリしちゃったわ。」
「ウチらの教室にいきなりやってきてさ、神園君に対する暴言を聞いて私も気分が悪くなった。」
「所詮、典型的な苦労知らずのお坊ちゃんよ。ルックスの良さと家柄に恵まれてワガママに育った人って感じ。」
「相当の女たらしで、散々泣かせてきたらしいよ?被害者は女子高生から人妻までいっぱいいるみたい。」
先ほどのやり取りを目撃した元取り巻き達は宗成に対する評価が以前と比べてガタ落ちした。
「シュゴ、シュゴ、シュゴ、シュゴ。」
興奮したソラは心臓の鼓動がみんなに聞こえているのではないかと思うくらい、ドキンドキンと激しく心音がした。
「ソラ、悪かったな。つまんねぇ喧嘩に巻き込んじまってよ。」
「シュゴー、元々は、ウミより先にあの人が私に絡んできていたのよ。だからウミが私に謝ることなんかないの。
交際を断っているのにしつこくナンパしてきて、迷惑だったもん。」
「ソラァ、アンタ宗成にあそこまでよく言ったわね!偉いわ!」
「高校を卒業したらウミと結婚して、ウミの子どもを産んで幸せな家庭を築きます!だもんねぇ~。神園君はめっちゃ愛されてるぅ!」
「神園君を愛しているのはいいんだけどさ、あんたは子どもを産むってどういう事かわかっているのかなぁ?」
ツインテールやカチューシャに続きおかっぱが話しかけてきた。
「夫婦が愛情を注いで大切に育てることよ。」
ソラはそんな事くらい小学生の頃から知ってるわと呆れた。
「微妙に話が噛み合っていないわ。私の質問は育て方ではなく授かり方を聞いたのよ。
赤ちゃんは結婚したら自然とお腹の中に宿ると思ってるわけないよね?」
席に座っているウミはソラ達を見て、また女達が戯れ合うくだりかよと辟易している。
「はぁ?赤ちゃんは愛し合っている夫婦に天国に居る神様が授けてくれるの。
中世ドイツではコウノトリが運んできてくれるともいわれてるんだよ。」
質問内容にソラは少し戸惑っていた。
「本当に知らないのかしら?それともカマトトかしら?
口で言ってわからないなら赤ちゃんの授かり方を身体で教えてあげるっ!」
おかっぱは背後に回り、ブレザーのボタンを瞬時に外し、スクールシャツからソラの乳房を揉みしだいた。
「やだー!ちょっともぉ、またこれぇ?」
「どう巨乳ちゃん、これで意味がわかった?」
おかっぱは、ピンと張っていながらもとろけるような柔らかいソラの乳房を下から上に揉んで言う。
「わかんない。私にはちっともわかんないよぉ。シュゴー。」
元取り巻き達が"赤ちゃんの授かり方のレクチャー"をするおかっぱを見て苦笑いしている。
「そんなら、わかるまで教えてあげる。」
「いやぁぁぁ!」
ソラのバックに回っているおかっぱは、ソラの両手を机の上に置いて無理やり突き出させた尻を一発叩き、腰に手を添えた。
「これでどう?
赤ちゃんを作る事がわからないわけないよね?答えないとわかるまで、もっとするわよ!」
「シュゴー、わかった!本当は神様でもコウノトリでもない事は知ってるぅ!だからもうやめてよ!」
ソラは声を荒げた。
「おい、おまえやり過ぎだぞ。ソラの事をそれ以上揶揄かわないでくれないか?」
ウミは静かな口調で話した。
「そうよね。オッパイを揉むだけでなく、ワンワンの姿勢はやり過ぎよね…。」
他の取り巻き達はウミに同調した。
「だってソラは知ってるくせにぶりっ子するんだもん。」
おかっぱが言った。
ウミが庇ってくれて感動したソラは今までおかっぱにやられた事のすべてが帳消しになった。
「シュゴー、あん、ありがとう!私の事を心配したんだねぇ!ウミ、大好き!」
捲れて白いショーツが見えていたスカートを素早く整えて、着席しているウミを正面から抱きしめた。
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