6 / 6
ジャレッド
しおりを挟む
ジャレッド視点
※18禁
**************
僕がその気持ちに気がついた時には、モニカは別の男の腕の中で、真っ赤な顔をしてその男に微笑んでいた。
小さな頃から僕のあとをついてきた少女は、領地復興のために、売られるように嫁いでいきました、なんて御伽話のような話。
それが事実だとしても、モニカは望んで、望まれて嫁いで行ったことは間違いない。
ーーー認めないけどね。
「本当に大丈夫だったのかい?」
「あっ……何?……」
散々焦らしたモニカのナカは、奥へ奥へと僕のモノに吸いこむように締め付ける。思い切り動きたいのを我慢して、ゆるゆると入り口辺りを軽く刺激するように動かす。
「キャンベル伯に、何もされなかったかい?」
「…っふ、あっ……あんっ何も、されてないっ……」
キャンベル伯の名前を出しただけで、モニカのナカがキュウっと締まる。
「ごめんね、モニカ。僕がもっと早く戻れば良かったね。」
「やあ…ジャレッ……ド……動い…てぇ……」
優しく髪を梳くように頭を撫でると、いやいやする様にモニカが僕にしがみついてくる。入れたまま動かない僕の腰を、柔らかな太ももがねだるように挟んでくる。
「番がいるのにモニカに近づいてくるなんて、ね!」
「あーっ!あんっ!」
首筋から胸に舌を這わせながら、またゆるゆると腰を動かすとモニカは気持ちよさそうに息を吐いた。
「だからっ…はあっんっ…あんなこと、した……の?」
「あんなこと?」
「………キス」
「そうだよ。モニカはもう僕のものだって、見せつけたんだ。」
ニヤリと笑って、あのバルコニーでのキスのように、口の中を蹂躙するように舌を絡める。思い出したのか、少し潤んだ目のモニカがすごく可愛い顔で僕を睨んでいる。
あの時、どんな表情であの男と話していたのか。ちょっと…いや、ものすごく妬けるね。
「今度近づいてきたら、どうしようかな。」
「ん?……あっあっ!」
焦らすような動きから、モニカの奥へと根本まで差し込む。抽送を繰り返すと、僕を見上げるモニカがおねだりするように腰を動かす。
蕩けた顔に肉棒が大きくなって、モニカの口からは嬌声が絶え間なく漏れる。
「こうやって、キャンベル伯の目の前でセックスしようか?」
「なっ!!変なこと、言わないでっっ!!…きゃうんっ!」
繋がったままモニカを起き上がらせると、モニカのいい所にあたったのか、悲鳴のような嬌声があがる。
足を大きく開かせて、下から突き上げるとモニカが背中を大きくのけぞらせ、耐えられないように腰をくねらせる。
「ほら、こうやって、モニカと繋がったところを見せてあげたらどうかな。」
「あー!あー!!あ!…っやあっ!!」
グチュグチュと水音をたて責め立てる。
モニカは嬌声を上げながら、まるで誰かがいるかのように空を見つめるので、つい僕もあの未練タラタラな男が、目の前にいる事を想像してしまって余計に興奮する。
手のひらに収まる胸を捏ねながら、突き上げるスピードを上げる。
「あんっ!あんっ!あーぁっ!!」
「ほら、この可愛らしいおっぱいも、」
「あんっ!あーっ!!!っんうっ……」
開きっぱなしの口に左手の指を入れれば、条件反射のように、咥えて柔らかな舌を指に絡めてくる。
身体の感度に比べて、巧みな舌使いはあの男に仕込まれたのだろう。
「…んうっ!んふっうっ…」
「この口も、全部、僕のものっ!だっ!って!」
限界が近くなって、両手でモニカの腰を掴んで容赦なく突き立て責め立てる。
「あー!イクっ!!イク…!からぁっ……あ…」
ぶるりと震えて達したモニカを抱き込み、うつ伏せにさせると、一層激しくモニカのナカを穿つように律動し、奥に欲望を叩きつけた。
僕とモニカは小さな頃から婚約していたけど、ずっと兄妹のように思っていた。
でも、モニカが別の男の腕に抱かれているのを見た時、初めてモニカを「女」だと意識した。自分でも間抜けだと思う。大事なものだと、奪われた後に気がついたんだから。
モニカが嫁いで行ってから、領地経営に力を入れてやっと支援がなくてもやっていけるところまできた所にモニカが戻ってきた。
番が見つかったから離縁すると。
その時の僕の喜びは筆舌にし難いほどの喜びだった。
番だなんて、キャンベル伯が間違いに気付く前に、モニカを手に入れる。
そう思って帰ってきたその日のうちに、モニカをベッドに引き込み、既成事実を作り上げた。もちろん後日やってきた両親にこっ酷く叱られたが、後悔はしていない!
成人過ぎて親に怒られるような羽目になったとしても、譲れないものがそこにはあるのだ。
おわり
※18禁
**************
僕がその気持ちに気がついた時には、モニカは別の男の腕の中で、真っ赤な顔をしてその男に微笑んでいた。
小さな頃から僕のあとをついてきた少女は、領地復興のために、売られるように嫁いでいきました、なんて御伽話のような話。
それが事実だとしても、モニカは望んで、望まれて嫁いで行ったことは間違いない。
ーーー認めないけどね。
「本当に大丈夫だったのかい?」
「あっ……何?……」
散々焦らしたモニカのナカは、奥へ奥へと僕のモノに吸いこむように締め付ける。思い切り動きたいのを我慢して、ゆるゆると入り口辺りを軽く刺激するように動かす。
「キャンベル伯に、何もされなかったかい?」
「…っふ、あっ……あんっ何も、されてないっ……」
キャンベル伯の名前を出しただけで、モニカのナカがキュウっと締まる。
「ごめんね、モニカ。僕がもっと早く戻れば良かったね。」
「やあ…ジャレッ……ド……動い…てぇ……」
優しく髪を梳くように頭を撫でると、いやいやする様にモニカが僕にしがみついてくる。入れたまま動かない僕の腰を、柔らかな太ももがねだるように挟んでくる。
「番がいるのにモニカに近づいてくるなんて、ね!」
「あーっ!あんっ!」
首筋から胸に舌を這わせながら、またゆるゆると腰を動かすとモニカは気持ちよさそうに息を吐いた。
「だからっ…はあっんっ…あんなこと、した……の?」
「あんなこと?」
「………キス」
「そうだよ。モニカはもう僕のものだって、見せつけたんだ。」
ニヤリと笑って、あのバルコニーでのキスのように、口の中を蹂躙するように舌を絡める。思い出したのか、少し潤んだ目のモニカがすごく可愛い顔で僕を睨んでいる。
あの時、どんな表情であの男と話していたのか。ちょっと…いや、ものすごく妬けるね。
「今度近づいてきたら、どうしようかな。」
「ん?……あっあっ!」
焦らすような動きから、モニカの奥へと根本まで差し込む。抽送を繰り返すと、僕を見上げるモニカがおねだりするように腰を動かす。
蕩けた顔に肉棒が大きくなって、モニカの口からは嬌声が絶え間なく漏れる。
「こうやって、キャンベル伯の目の前でセックスしようか?」
「なっ!!変なこと、言わないでっっ!!…きゃうんっ!」
繋がったままモニカを起き上がらせると、モニカのいい所にあたったのか、悲鳴のような嬌声があがる。
足を大きく開かせて、下から突き上げるとモニカが背中を大きくのけぞらせ、耐えられないように腰をくねらせる。
「ほら、こうやって、モニカと繋がったところを見せてあげたらどうかな。」
「あー!あー!!あ!…っやあっ!!」
グチュグチュと水音をたて責め立てる。
モニカは嬌声を上げながら、まるで誰かがいるかのように空を見つめるので、つい僕もあの未練タラタラな男が、目の前にいる事を想像してしまって余計に興奮する。
手のひらに収まる胸を捏ねながら、突き上げるスピードを上げる。
「あんっ!あんっ!あーぁっ!!」
「ほら、この可愛らしいおっぱいも、」
「あんっ!あーっ!!!っんうっ……」
開きっぱなしの口に左手の指を入れれば、条件反射のように、咥えて柔らかな舌を指に絡めてくる。
身体の感度に比べて、巧みな舌使いはあの男に仕込まれたのだろう。
「…んうっ!んふっうっ…」
「この口も、全部、僕のものっ!だっ!って!」
限界が近くなって、両手でモニカの腰を掴んで容赦なく突き立て責め立てる。
「あー!イクっ!!イク…!からぁっ……あ…」
ぶるりと震えて達したモニカを抱き込み、うつ伏せにさせると、一層激しくモニカのナカを穿つように律動し、奥に欲望を叩きつけた。
僕とモニカは小さな頃から婚約していたけど、ずっと兄妹のように思っていた。
でも、モニカが別の男の腕に抱かれているのを見た時、初めてモニカを「女」だと意識した。自分でも間抜けだと思う。大事なものだと、奪われた後に気がついたんだから。
モニカが嫁いで行ってから、領地経営に力を入れてやっと支援がなくてもやっていけるところまできた所にモニカが戻ってきた。
番が見つかったから離縁すると。
その時の僕の喜びは筆舌にし難いほどの喜びだった。
番だなんて、キャンベル伯が間違いに気付く前に、モニカを手に入れる。
そう思って帰ってきたその日のうちに、モニカをベッドに引き込み、既成事実を作り上げた。もちろん後日やってきた両親にこっ酷く叱られたが、後悔はしていない!
成人過ぎて親に怒られるような羽目になったとしても、譲れないものがそこにはあるのだ。
おわり
15
お気に入りに追加
74
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。

悪役令嬢の涙
拓海のり
恋愛
公爵令嬢グレイスは婚約者である王太子エドマンドに卒業パーティで婚約破棄される。王子の側には、癒しの魔法を使え聖女ではないかと噂される子爵家に引き取られたメアリ―がいた。13000字の短編です。他サイトにも投稿します。

人生を共にしてほしい、そう言った最愛の人は不倫をしました。
松茸
恋愛
どうか僕と人生を共にしてほしい。
そう言われてのぼせ上った私は、侯爵令息の彼との結婚に踏み切る。
しかし結婚して一年、彼は私を愛さず、別の女性と不倫をした。



愛のゆくえ【完結】
春の小径
恋愛
私、あなたが好きでした
ですが、告白した私にあなたは言いました
「妹にしか思えない」
私は幼馴染みと婚約しました
それなのに、あなたはなぜ今になって私にプロポーズするのですか?
☆12時30分より1時間更新
(6月1日0時30分 完結)
こう言う話はサクッと完結してから読みたいですよね?
……違う?
とりあえず13日後ではなく13時間で完結させてみました。
他社でも公開
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
この話大好き!スッキリ〜です✨
せち様
ありがとうございます😊
「大好き」って!すごく嬉しいです(*≧∀≦*)