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第一章 勇神祭
第七話 下民の男と貴族の男
しおりを挟む予選二組目。
案の定、ケインは予選での勝利を収め、決勝トーナメントへの進出を果たした。しかも、残り三人になった時点で他の二人を蹴散らし、一人だけで勝ち上がることとなったのだ。
(ケインの次の試合は準決勝か……)
シュヴァルツ・カッターへの対抗策をミヤコと練っている間、ケインの姿を流し見していたが、さすがと言うべきか、見事な戦いぶりだった。
勝ち進めば、必ずケインと戦う時が来る。
普段ならまた嫌な想像力を働かせてしまうところだが、ミヤコという心の後ろ盾がそばにいる間は、負の連鎖に陥らずに戦意を保っていられた。
リヒトに灯った火は、より苛烈になる。
◆◆◆
予選三組と四組の混沌としたバトルロワイヤルが幕を閉じ、いよいよ決勝トーナメントの一回戦が始まろうとしていた。
決勝トーナメント一回戦は、予選で残った同じ組の二人で行われる。結局、一回戦をパスできたのはケインだけだ。改めて彼の強さが浮き彫りとなった。
リヒトの一回戦の相手は、もちろん、第一街のシュヴァルツ・カッター。
予選一組目で予想外の大規模攻撃を放った、金髪の男だ。幸い死者は出なかったようだが、その規格外の力は周囲を戦慄させた。次はどのような手を打つのかと、多くの注目を浴びている。
リヒトは重い足を動かし、一歩一歩コロシアム中央に歩みを進める。
両者が対峙した時、会場は気味の悪い緊張感に支配された。ひりついた空気の中、先に口を開いたのはシュヴァルツの方だった。
「武器は……木剣か? ハッ……」
存分に侮辱の念を含んだ表情で、シュヴァルツはさらに続けた。
「やる意味あるのか? この試合」
目の前の男からは絶対の自信を感じる。自分が勝利すると確信している。
この試合を見届ける誰もが、シュヴァルツが勝つと思っている。普段のリヒトを知る者であれば尚更そう踏んでいるだろう。嘲笑の声、憐れみの視線、様々を聞き、感じた。
リヒトはミヤコの言葉を反芻した。
『会場の雰囲気に呑まれないで。皆君のことを、運良く残ってしまった悲劇の少年だと思い込んでる。でも、実際はそうじゃない。とっさの状況判断で、君は通力に対抗するための防御を固めた。だから残った。運じゃない。わからずや達の視線なんて、気にしない!』
目を閉じ、ひとつ深呼吸。そうして改めて目の前の男を見ると、今まで気づかなかったこともわかってくる。
「意外と、身長低いんだな……」
つい思考が声に出てしまった。慌てて口をふさぐが間に合うわけもない。
「貴様……下民の分際で俺を愚弄するか……!」
シュヴァルツは整った顔を崩し、静かに怒気を放った。
(気にしてたのかな……)
不思議と圧はあまり感じなかった。落ち着いて向き合ってみれば意外にも小さい。これなら勝てるかもしれない、とのんきなことまで考えた。
「いいだろう……分をわきまえない下民には、歴然とした実力の差を思い知ってもらおう」
シュヴァルツは前方に手を掲げた。何か大きな気が動き出すような気配があった。また、あの攻撃が来る。
――このリヒトの意図せぬ挑発は、結果として良い戦局を生み出した。
「決勝トーナメント一回戦、開幕である!」
ゴオーーーーーーン
見届け人が開戦の合図をすると共に、シュヴァルツの手から光がほとばしった。
『リヒト君、通力の源は気なんだ。使用者によって様々な形に変容しながら通力が発現するわけだけど、形が変わっても元は気。気は気で相殺できる。だから、通力による攻撃を防ぐには身体に気を循環させれば良い』
通力に対抗する手段の基本。昨日の教えに再びならい、下腹部に力を入れる。
シュヴァルツのあの攻撃は一度受けた。もう少し気を多めに纏えば、完全に無効化できる!
ズバアアアアアババババババババ
耳を劈く破裂音。目を焼く白い閃光。会場全体を覆うほどの広範囲攻撃。リヒトには避けられない。
いや、避ける必要などない。
身体の表皮を小突くような感触が幾度もあったが、すぐに何もなくなった。再び正面を見れば、手を突き出したまま硬直するシュヴァルツの姿があった。
「なっ……んだと……」
シュヴァルツは狼狽えた。リヒトの服には所々穴が空いているが、傷らしい傷はどこにもない。
『シュヴァルツが予選で使った大技は、そう易易と連打できるものじゃないと思う。外見は繕っていたけど、相応に消耗してるはず。あれを次の対戦でもう一回か二回くらい使わせられればいいんだけど……武器らしい武器も持ってなかったし、気を切らして通力が使えない状態まで追い込めばこっちのものだよ』
リヒトは確信した。ミヤコの言葉は正しい。
シュヴァルツは確かに消耗している。
「おかしい……貴様のような下民に耐えられるはずが……」
「なら、もう一回試してみますか?」
リヒトは、ミヤコの教えの通り、シュヴァルツの気の枯渇を狙った。ただ教えの通りにしようとばかり考えていたのでそのつもりなどなかったが、端からみれば立派な挑発行為だった。
「この、マグレ野郎ッ!!」
再び閃光の暴威が会場を支配する。だが、結果は変わらなかった。
変わったことといえば、よりリヒトの身体がはだけたという程度だ。無傷である。
「ハァ……ハァ……」
シュヴァルツは肩を大きく上下させている。
『今だ』
好機に乗じ、一太刀浴びせんと眼前の男に飛び掛かった。シュヴァルツの顔が驚愕の色に染まった。
とった。一時はそう確信した。
ゴンッ
想像よりも鈍い手応え。剣は奴に届く寸前で、白色に輝く刃に止められている。
通力によって作り出された武器だ。いつの間にか、奴はそれを握ってリヒトの攻撃を受け切ってみせたのだ。
「遺憾であるが……どうやら認めざるを得ないようだ」
つばぜり合いの状態から強い力で押し出される。慌ててバックステップを取って体勢を整えた。
「どのような術を使ったのかは知らんが、その身体……運だけで残ったという訳ではなさそうだな」
シュヴァルツの攻撃をものともしない様子に、流石に周りも異変を感じ始めたのか、にわかにざわついている。
「俺の攻撃をしのいだところでいい気になるなよ。本当の勝負はここからなんだからよぉ……!」
シュヴァルツは一際鋭い怒気を放った。大分消耗も激しいはずだが、まだ底は見えない。
(簡単にはいかないか……!)
シュヴァルツの手には、通力により気が集まって出現した白い刃がある。煌々と光を放つそれは、刃渡りがリヒトの木剣よりも幾分か長い。
剣の打ち合いの中で通力の防御をするのはリヒトの練度では難しい。あれを振り回される方が厄介だ。
だが、自分も剣には自信がある。
◆◆◆
アイナは、リヒトと会場内で鉢合わせないように細心の注意を払いながら勇神祭の観覧席についていた。
決勝トーナメント一回戦、リヒトとシュヴァルツ・カッターの試合。誰もが息を呑む大規模攻撃を正面から喰らい、リヒトは平然とそこに立っている。アイナにとっては信じられない光景だった。
「通力が使えない」と、あんなに悩んでいたのに。何度も「勝てない」と嘆いていたのに。
たった一日で、リヒトは実力者に勝てるほどの力を得たのだろうか。
アイナの心中は複雑だった。素直にリヒトを応援すべきか。しかし、自分などにリヒトを応援する資格などあるのか。でも、やっぱり心配だ。
アイナは、ただリヒトの無事を祈った。
「アイナちゃん、やっほ」
気さくな雰囲気の女の子が横から声を掛けてきた。昨日リヒトと共に過ごしていた旅人、ミアだ。
「あ……ミアさん」
「やっぱり、リヒト君のことが気になって来ちゃったんだ」
「はい……」
彼があそこまで戦う術を身につけられたのは、ミアのおかげなのだろう。なんだか複雑な思いだ。
「どう、彼の戦いっぷりは。すごいでしょ」
「すごい……ですけど、リヒトは、勝てるんでしょうか……」
「うん、勝てるよ」
ミアはコロシアム中央に真剣な眼差しを送った。
「皆、見た目に騙されてる。シュヴァルツの通力は強そうに見えるし、実際に予選を一瞬で終わらせるくらいの力がある。でも、対多数ならまだしも、一人に対してあの大技を使うのは悪手以外の何物でもない」
彼女の語り口は、戦いを熟知している人のそれだった。
「広範囲に通力を使えばそれだけ気の消耗も大きいし、単体相手に使うには無駄が多くなる。当然、気が分散して通力の威力も落ちるから防御も容易になる。少し考えればわかることのはずなのに、頭悪いよね~通力を使う人たちって」
アイナには戦いの理論がわからない。それでも、ミアの言葉には不思議と説得力があると感じた。
ズバアアアアアババババババババ
二度目のシュヴァルツの攻撃。あまりの眩さにアイナは目を瞑るしかない。一瞬嫌な想像をしたが、目を開くとリヒトはしっかりとそこに立っている。
「まーただ。シュヴァルツ、あれやっておけば何とかなると思ってるんだな~。失敗したことないんだろうね」
呆れた口ぶりだった。
そこから戦局は少し動いた。息をつくシュヴァルツにリヒトが飛びかかり、もう決着がつくかと思われた。が、シュヴァルツは手に持つ白色の武器で応戦し、そのままリヒトは押し返された。
「……へぇ」
何か感心するような呟きが聞こえた。横目でミアを見る。
「まだ余力がありそう……戦い方を変えてきた。タダじゃ転ばないってことね。面白いじゃん」
彼女は薄ら笑いを浮かべている。
何が面白いんだろう、とアイナは思った。今こうしている間に、もしかしたらリヒトは命を失ってしまうかもしれないのに。
アイナの中で、リヒトはまだか弱いリヒトなのだ。
「アイナちゃん、よく見ておいて。ここからがリヒト君のかっこいいところだよ」
アイナは、ただただリヒトの無事を祈った。
◆◆◆
激しい剣戟が始まった。
シュヴァルツの武器は、打ち合う度にバリッといった気味の悪い破裂音を立てる。
愛用の木剣を見れば、打ち合った部分が少し黒くなっていた。
リヒトは内心冷や汗をかいていた。
(木剣に取り替えておいて良かった……)
『相手は雷使いだから、鉄は身に着けずに戦った方がいいよ。金属は雷を引きつける。鉄の剣なんて使ったら、武器を通してリヒト君までビリビリされちゃうからさ』
ミヤコの忠告もあって、この対戦においては愛用の木剣を使うことにした。威力は物足りないかもしれないが、すぐに黒焦げになるよりはマシだ。
「ハァ……ハァ……何故俺の剣に触れても動じないのだ!」
シュヴァルツは息が途切れ途切れになっても、鋭い怒気を絶やさない。凄まじい執念だった。
一般的な剣よりも幾分か長い得物を握られている以上、接近戦においては向こうの方が有利だ。一流の教育を受けているだけあって、シュヴァルツは白い刃をよく使いこなしている。リヒトは慎重に立ち回った。
間合いに踏み込みすぎないように、そして端に追い詰められないように、円形のコロシアムを回るようにして後退しながら、シュヴァルツの剣を捌く。気の消費を最小限に抑えた戦い方にして、相手の攻撃を誘う。
シュヴァルツの方は、通力による剣を使用しているため、常に気を消耗している。
リヒトの狙いに気づいたのか、シュヴァルツも早く決着させるために攻撃の手を強めた。
(くっ……!)
奴の一撃一撃が試合を終わらせるほどの威力を秘めている。気の防御なしに白い刃と接触するわけにはいかない。
凄まじい緊張感。しかしリヒトは屈しない!
激しい打ち合いの末、ついに気を使い果たしたのか、シュヴァルツの白い得物は霧散し、消滅した。
「貴様……何者だ!」
シュヴァルツは必死の表情で叫んだ。意味がわかりかねて、リヒトの方も手が止まった。
「俺の力が通じない者など今まで一人たりともいなかった。高位の騎士を何人も打ち倒してきたのだ。下民如きに、貴族の俺が押されるはずなどないッ!」
「……強さに、貴族とか下民とか、関係あるんですか」
「あぁ、あるとも!」シュヴァルツはせせら笑った。「名のある師、名のある家、一級の食事、きらびやかな服に恵まれ、全てが手に入る環境にあること! つまり強さとは、金なのだよ」
リヒトは金を持たざる者だ。たしかに、恵まれた環境にあれば少しは人生が変わっていたかもしれないとも思う。
しかし、金が全てという信条はリヒトの考えには反した。
「貴様……下民に扮しているが、違うな。俺の優勝を阻むために差し向けられた刺客か? 誰に雇われた!」
「知りませんよ、そんなの。僕はただのリヒトです」
「とぼけるな! カッター家に恨みをもつ者だろう。雇い主の家名を言え! でないと貴様を破滅させてやるぞ!」
的外れな問答を仕掛けてくるシュヴァルツに、リヒトは少しうんざりした。
「……あなたの考えは間違っています」
昨日のミヤコの言葉をまた反芻する。
『強くなるために、一番大切なことを教えてあげようか』
剣を中段に、腰を低くして構えの姿勢をとる。
シュヴァルツに、もはや余力はない。
すぐに片がつく。
「ま……待てッ」
足に気を込め、地を蹴る。間合いは一瞬にして縮まる。
気で強化された剣の一振りは、通常の何倍、何十倍もの破壊力をもつ。
リヒトはわずか一日で、ミヤコから教わった技を実戦レベルにまで引き上げたのだ。
『リヒト君、それはね』
気の循環、それを切らさぬよう集中、一閃。
シュヴァルツの身体はしばし宙を舞った。
衝撃で身体をくの字に曲げ、後ろに吹っ飛んでいく。やがて土埃を盛大に立てて地に落ちる。
「な……ぜだ……」
貴族の男は、白目をむいて意識を失った。
『心だよ』
勝ったのは下民だった。一撃だ。
「シュヴァルツ・カッター、戦闘不能! 勝者、リヒトォーーー!」
見届け人の宣言を皮切りに、会場で喝采が巻き起こった。
あまりにも番狂わせだった。だが、家名を持たない一般人が貴族を破るという痛快な結果を受け、多くの人がリヒトの勝利を賛えた。
『他人に寄り添う心、誰かを助けたいと思う心を持ちなさい。人は一人じゃ強くなれない。自分のためだけじゃなく、他人のために強くなれる生き物なの。誰かの思いを背負って戦いなさい』
リヒトは、亡き父母と、もう一人誰かの顔を思い浮かべながら、夢見心地で勝利の余韻に浸った。
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